白山 加賀禅定道 楽々新道

2018年11月21日(水) [日帰り]

• GPS: 11:22
• 距離: 30.0km
• 登り: 2,565m
• 下り: 2,559m

コースタイム

日帰り

• 山行: 10:27
• 休憩: 0:47
• 合計: 11:14

4:14 ハライ谷登山口
5:51 5:53 檜新宮
6:03 6:04 しかり場分岐
6:35 6:35 口長倉山
7:08 7:16 奥長倉避難小屋
7:20 7:20 奥長倉山
7:55 7:55 美女坂の頭
8:17 8:19 百四丈滝展望台
8:46 8:46 天池
9:20 9:20 油池
10:37 10:38 四塚山
10:52 10:54 七倉の辻
11:00 11:00 七倉山
12:23 12:23 楽々・岩間分岐
12:35 12:57 小桜平避難小屋
14:52 15:00 楽々新道登山口
15:14 15:15 新岩間温泉
15:28 ハライ谷登山口

最後の林道区間はログが乱れています。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

ハライ谷登山口　駐車スペース

コース状況／危険箇所等

加賀禅定道　
1300mあたりで倒木のため登山道ロスト。暗闇だと迷いやすい。
美女坂から雪が多くなるが降りたてで柔らかい。
楽々新道
七倉山からの下りではアイゼンをつけたが、それ以外はなくてもいいくらい雪は柔らかい。
落ち葉トレイルは滑りやすい。

その他周辺情報

新中宮温泉

写真

11/21 6:22

朝焼けが綺麗だ。

11/21 6:22

紫に染まる空。

11/21 6:49

四塚山。

前日も少し降ったのかな。

11/21 7:01

奥長倉避難小屋と美女坂

明らかに美女坂あたりから雪が増えている。

11/21 7:07

奥長倉避難小屋でパンとホットレモンティータイム。

雨戸が開いていたので閉めてきた。

11/21 7:07

来た道と笈ヶ岳。

ここまでも長いが先も長い…

11/21 7:19

美女坂と対峙。

この雪の量なら登れる。

11/21 7:33

キラキラ霧氷。

11/21 7:54

思いのほか雪は少なかった。

11/21 8:03

登山道わきの木に雪が積もり垂れ下がっている。今日はこんなんばっかだった。

11/21 8:10

ちびモンスターになりかけ。

11/21 8:16

百四丈滝。

今日はこれが最大の目的。

11/21 8:15

滝つぼが出来始めを見てみたかったのだ。

11/21 8:16

立山も結構白くなったな。せっかく望遠で撮ったのに霞んでよくわからない…

11/21 8:17

降雪直後は美しい。

11/21 8:24

木道にも雪が積もっている。

凍っていると滑って危ないのでよかった。

11/21 8:42

こんな小さな枯枝にも霧氷が。

11/21 8:44

天池。今日は自撮りする余裕なし。

11/21 8:46

霧氷天国。

11/21 8:47

風紋も微妙だがある。

11/21 9:20

油池。佇まいがいい。

11/21 9:20

シゲジ。

11/21 9:20

最後の斜面を一登りして開ける。

まだまだだ。

11/21 9:52

長坂の手前で。

もう少し。最後の急坂に備え、アイゼンを付けた。

11/21 10:24

登りきって振り返る。長い道のりだ。

11/21 10:30

塚が見えてきたぞ。

11/21 10:31

振り返って小松ドーム。

11/21 10:36

四塚山。

風もおだやかで太陽も出ているので寒くない。

11/21 10:38

清浄ヶ原の登山道もそれほど雪はなさそうだ。

11/21 10:38

周回かピストンか迷ったけど、装備も万端だし、時間もあるし、雪もそれほどでもなさそうなので行ってみよう。

11/21 10:38

北アルプスもきれいに見える。

11/21 10:38

雪も増えてきた。そろそろ山スキーだ。

11/21 10:40

四塚だ。

11/21 10:51

七倉の辻から大汝峰。今日はここまでで精一杯です。

11/21 10:51

釈迦新道方面。動物のトレースは無数にあった。

11/21 10:51

四塚山を振り返る。マイトレースもある。

11/21 10:57

ここなんかいい感じに滑れそうだけど地雷が多そう。

11/21 10:57

こんなにサラサラの雪だからシールハイクしたくなる。

11/21 11:01

冠雪した火の御子峰。

11/21 11:01

中宮道方面。今年は下りで歩けたので来年は登ってみよう。

11/21 11:07

マイシュプール。

11/21 11:15

立山も近くに見える。望遠レンズに変えればよかった。

11/21 11:18

今日は動物の足跡に先導されてます。みんな庭みたいなもんだろうな。

11/21 11:24

ここから見る四塚山は平べったいピークだ。

11/21 11:24

七倉山。

11/21 11:27

楽々新道は長いけど、楽々だ。

11/21 11:43

火の御子峰ドーン。

11/21 11:43

ズームで。切れ落ち方がスゴイ。尾根から外れたら終わりだ。

11/21 11:44

小桜平避難小屋が見える。近そうで遠い。

11/21 11:55

大汝峰。ちょこんとみえるのは剣ヶ峰かな。

地獄谷へと滑る降りるルートがみえるはず。

11/21 12:12

樹林帯でも雪がある。気持ちのいい雪山ハイクだ。

11/21 12:22

岩間道は通行止め。

11/21 12:26

避難小屋が近づいてきた。

11/21 12:53

ここでやっと一息つける。

11/21 12:53

入り口のドアが開きっぱなしだったのでキチンと閉めてきた。この先雪なので危なかった…

11/21 13:00

池塘。ここも凍っていた。

11/21 13:02

雪がいいクッションになり歩きやすい。

11/21 13:05

立山も見納め。そのうち行きます。

11/21 13:22

倒木も多数あったがまたいだり、くぐったり。枝打ちや、切ってあるものもあるので問題なかった。

11/21 14:42

どんどん雪は減り、やがて落ち葉ロードに。

11/21 14:52

最後は猿がたくさんいたが何事もなく無事登山道は終わり。

11/21 15:10

作業道でも猿がたくさんいたが絡まれることもなく無事下山。

11/21 15:27

林道はMTBでウインドブレーカーを羽織り快適ダウンヒル。無事帰還出来た。

撮影機器：

EOS Kiss X8i ボディ CANON

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ヘルメット

感想

route581

2年前も雪はなかなか積もらず、加賀禅定道から四塚山を目指したが、時間切れで敗退。昨年もリベンジと思い計画は立てたが林道が封鎖されていたので断念。計画はずっと日程未定になっていたが、先日Sanchanのレコで百四丈滝の滝つぼが形成されてき始めているとあったので見てみたいと思った。ちょうど今年も雪がなかなか降らないのでいい機会だと思い、周回の計画をたててみた。

朝自転車を積み込み、一里野方面へ向かうと、道の駅瀬女あたりから先導者2台とクレーン車を積んだトレーラー、重機を積んだトレーラーが時速20kmくらいで前を走っていた。追い越したくてもセンターラインをはみ出しているので抜けない…MTBをデポしたいので早く向かいたいとヤキモキしながらいると、一里野スキー場付近の現場に着いたらしい。急いでMTBをデポし、ハライ谷登山口に戻る。冬の高速で除雪車の作業で低速運転は経験したが、無雪期でもこんなことがあるのだと勉強になった。平日の夜中に走っているほうがおかしいのだけど…

無事準備が終わり、暗闇の中黙々と登る。事前情報として倒木で登山道がふさがれ迂回と知っていたが、いざその現場に着くと一瞬にして迷子になった。GPSと紙地図で登山道に向かい進んだが、やぶこぎや急斜面で一瞬あせった。なんとか登山道に復帰できたときに登山道のありがたみを思い知った。気持ちを落ち着かせて再出発。

だんだんと雪が増え始め、美女坂を登っている時に、今日はスキーだったかなーと後悔してテンションは下がったが、山や登山道は一つしか選べない、今日はこれでいいと言い聞かせまた持ち直した。滝を見て天池を過ぎ、四塚山と対峙すると今日はこれでよかったと思えた。雪はサラサラで固い雪の上に薄く積もっているだけなのでアイゼンは付けずにいたが、最後の急斜面では滑ると思いアイゼンを付けた。四塚山から七倉ノ辻まではアイゼンは必要なかったが、この時点で周回すると決めていたので七倉山からの下山に備えて装着したまま歩いた。ゲイターを忘れてきたので、ズボンに引っかけないよう足を広げ気味に歩いた。

予想通り最初の斜面ではアイゼンでよかった。清浄ヶ原からはツボ足で歩いても問題なく、風もない、景色は最高、極上の雪山ハイキングを楽しんだ。無雪期と違い不測の事態が起きやすい雪山なのでこれまでゆっくり休憩することはなかったが、積雪の状況もわかり、天気も安定しているので小桜平避難小屋ではゆっくり休憩した。

下山では、だんだんなくなる雪に寂しさを感じ、落ち葉に隠れた枝や岩で滑るのと格闘し、晩秋の景色と、傾きかけた日の光に日照時間の短さを感じた。無事作業道まで出ると安堵したが猿がたくさんいたので警戒しながら登山口まで歩いた。あとはMTBであっという間に車に戻り温泉で汗を流した。2年越しの計画を達成出来てよかった。

コメント

chikau_s

Good job!
こうえいさん、うらやましい~！
最高の日に最高の周回ができて良かったですね。
この周回はボクも行きたいので来年の秋に行ってみたいと思います。
北部白山、実に奥が深い！

route581

Re: Good job!
チカさん　こんばんは

状況次第ではピストンも考えていましたが、無事周回出来てホッとしました。今年は中宮道、加賀禅定道、楽々新道と北部のメインルートを歩けたのでよかったです。

歩きやすいのは秋なので大汝峰も絡めて周回するのもいいですね！是非お供させてください！

きや

絶妙なコンディション！
koueiさんこんにちは、一応はじめましてかな？

前回もそうでしたが今回も降雪直後で素晴らしい景色ですね！お休みと天気がバッチリあっているようで羨ましい。
しかもコレ以上雪積もるとツボ足では周回自体厳しそうなギリギリの量って感じに見えます。

北部周回自体今年最後のレコかもしれませんね、お疲れ様でした。

route581

Re: 絶妙なコンディション！
kiya99さん　ヤマレココメントでは初めましてですね。

前回も今回もうまく降雪直後に巡り合っていて、運を使い果たしたかもしれません…
おっしゃる通り、これ以上積もるとラッセルで時間がかかったり、先が読めなくて周回出来ないと思います。今回は雪が軽くて登山道もほぼわかるので歩きやすかったです。

これからは限られた方しか北部白山には登ることは出来ませんね。