雪の赤城山(黒檜山から駒ケ岳、覚満淵周回)

2012年01月31日(火) [日帰り]

• GPS: 04:22
• 距離: 7.0km
• 登り: 570m
• 下り: 560m

コースタイム

9:41ビジターセンター-9:56駒ケ岳登山口-10:09黒檜山登山口-
10:24猫岩-11:27尾根分岐-11:30黒檜山山頂-11:41展望台-11:54山頂-
11:56分岐-11:56黒檜山大神-12:10大タルミ-12:38駒ケ岳12:45-
12:57下山開始-13:21駒ケ岳登山口-
13:25覚満淵入口-13:47覚満淵東端-14:05ビジターセンター

総山行時間:4時間24分(休憩込み)

駒ケ岳下山途中から覚満淵途中以外はGPSデータを使用。
途中はヤマレコクリックで補完。

天候

晴れのち曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ひめゆり駐車場から上で路面が白くなりますが凍結はしていませんでした。
スタッドレスでゆっくり走れば問題なく登って来れます。
ビジターセンターに駐車した登山者は僕一人でした。

コース状況／危険箇所等

軽い雪のため、登りではアイゼンが効かないところが多く、
ストックを差して体を引き上げるようにして登りました。
(僕を含め)駒ケ岳からは靴を滑らせるように下る人が多く「靴底の踏み跡」はありません。
立って下るのが怖かった2箇所ほどでは「おしり滑り」をしました。

全体として、
・アイゼンはあったほうがいい(4本でも10本でも登りでは違いはあまりないようです)
・ステッキかストックは必携
・黒檜山登山口からのほうが雪が踏み固められているところが多く登りやすい
(駒ケ岳登山口からの登りはあまりお薦めしません)
・覚満淵周回ではラッセル遊びができます

写真

国道50号近辺から撮影、天気がいいので早く行きたい

ビジターセンターでトイレを済ませ、さあ出発

おのこ駐車場もがらんがらんです

黒檜山への登山道の稜線がきれいです

黒檜山登山口には踏み跡がたくさんありました

最初の展望台から地蔵岳を撮影。今年は例のアレで大沼はひっそりしています

猫岩から

まっすぐ行けば五輪峠に行くはずです

軽い雪のためアイゼンが効かず、ストックを差してよじ登ります

最後の展望台

尾根

傾斜の雰囲気からしてもうすぐのはず

おひさしぶりやっと会えました、って感じでした

展望台は暖かく10人ほど集まってました。浅間山・谷川岳・ほたか

黒檜山山頂、三角点は埋もれてました

黒檜山大神に踏み跡を残してきました

さあ下山というころから風が吹き出しました

木道は雪で見えません。このあと「おしり滑り」をしました

花見が原へ続く踏み跡はさすがにありません

ここからの登り返しで泣きそうになりました

駒が岳への最後の登りは、風で踏み跡が消されています

駒ケ岳でおにぎり休憩

ここから右が鉄階段になります

最初の鉄階段は雪がいっぱい

2つ目の鉄階段は横にしか行けません。ここで2回目のおしりすべり、垂直に落ちる感じです

3つ目の鉄階段は少し雪が少なくなっており、手すりを持って下ります

ところどころ直進する人もいるようですが、九十九折れの道を気持ちよく下りました

駒ケ岳登山口に戻りました

覚満淵に行きます

踏み跡の無い道を進みます

このあたりは普通に膝上、ところどころ太ももまで埋まります

やっとのことでビジターセンターに戻りました

感想

tancro

朝から天気が良く赤城山の上には真っ青な空が広がります。
ビジターセンターはストーブがあたたかく、トイレもきれいでした。
黒檜山へは急登で苦労しましたが、日向は暖かく気持ちよく登れました。
駒ケ岳に下る途中から風が出てきて寒くなってきます。
オオダルミ直前の登り返しは粉雪の笹やぶの登りのすぐ横は崖、苦労しました。
駒ケ岳からはところどころでおしり滑りで遊びました。

覚満淵北側は踏み跡がない道ばかり。
太ももまで埋もれると一旦横転しないと脱出できません。
なんとか木道までたどり着きましたが、曇り空のため景色は残念でした。

ビジターセンターでは駒ケ岳で会った青年がストーブの前に座ってました。
聞くと次のバスまで1時間待っているとのこと。
富士見温泉に車を置いているとのことでしたが場所がわからない。
ナビで探したら、なんだ、旧宮城村の「やすらぎの湯」じゃないか。
帰り道から100mほどの寄り道なので送ってあげました。
富士見温泉(やすらぎの湯)までは雪がなくノーマルタイヤで来れます。
http://www.kan-etsu.net/r-bus/timetable/mae-akagi-wd-1.htm

今日は平日だというのに山頂では10人以上の人に会いました。
このあいだの武甲山とは違い、黒檜山には杉の葉が落ちることが無いので、
登山道はずっと真っ白のまま、というのが気持ちよかったです。
覚満淵では子供の歓声が地蔵岳から聞こえてきました。
そんなところも赤城山のいいところです。


黒檜山からの下りで「おしり滑り」




覚満淵で埋もれながら歩いてます