魚止橋から↑大滝新道>蛭ヶ岳>↓市原新道
- GPS
- 08:50
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,403m
- 下り
- 1,441m
コースタイム
- 山行
- 8:17
- 休憩
- 0:57
- 合計
- 9:14
今回から新機能「時間と標高を15分毎に音声でお知らせ」「ルートを外れた場合に音声で警告」を実装、どちらもきちんと機能していました。ますます便利になり感謝。
ただ前者は30分ごとにもできるようにして欲しいです。
天候 | 快晴、稜線と蛭ヶ岳はやや風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6時過ぎに到着時、他に車2台、バイク一台 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・不動ノ峰〜蛭ヶ岳以外はバリエーションルートです ・崖下から雷滝までに林業の方が設置していた木橋はすべてなくなり、「第一の橋」があった場所には丸太一本だけ、雷平手前の「第三の橋」跡に丸太3本、雷平に丸太一本が残っていました。これら丸太も今後増水したら流される可能性が高いです。なお、雷滝に行く場合は丸太3本の橋を渡る必要はありません。白馬尾根と大滝新道に行く場合に渡ります。 ・大滝新道は急斜面が続くので、下山にはお勧めしません。 ・大滝新道の標高差50mのロープ付きの崖で岩を落としてしまい、後続の方に激突するところでした。前日に雨または雪が降って土が柔らかくなっていたようですが、十分ご注意ください |
写真
装備
個人装備 |
■登山道具: 25Lザック(モンベル)
トレッキングシューズ(モンベル)
ヘッデン
熊避け鈴
コンパス
東丹沢登山詳細図
簡易マーカーセット
■衣類:頭巾
ニットキャップ
長袖シャツ
長ズボン
フィンガーレスグローブ
レインウェア上
冬用グローブ
替え用靴下
■食料:おにぎり
粉末ポタージュ
アミノバイタル
■飲料系:水200ml(残150ml)
お湯400ml
ポーションコーヒー
粉末コーヒー
粉末緑茶■衛生関係:目薬
鎮痛剤
ビオフェルミン止瀉薬
ポケットティッシュ
■その他:スマートフォン
スマートフォンの予備バッテリー
サングラス
サングラスのポーチ
デジタルカメラ
デジカメの予備バッテリー
デジカメのポーチ
財布
老眼鏡
ミニカッター
爪切り
ライター
鍵
使い捨てカイロ
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感想
日が短くなってきたので、1時間強で登山口に着く地元の丹沢を歩きたい。
しかし、自分にとって定番の「塩水橋から丹沢山と塔ノ岳周回」は、県道70号の宮ケ瀬ダム〜塩水橋が通行止めなのでオミット。
(秦野市側からは行けるが、自宅から大幅に遠回りなので面倒くさい)
久々に丹沢山〜蛭ヶ岳間の稜線を歩きたくなったが、普通のコースを歩けば丹沢山、蛭ヶ岳どちらへのアプローチも遠く、しかも階段地獄。
それとピストンは好きではないので周回がいい…ということで「魚止橋から大滝新道で主脈に登って蛭ヶ岳まで歩き、市原新道で降りる」ルートにしました。
レコは作成していませんが、2015年5月に同じルートを歩いたので2回目になります。
■魚止橋>早戸川出合
造林小屋の先にある高い場所から下に降りる木橋が、あと一年程度で腐り落ちても不思議がない状態でした。
■早戸川出合〜早戸大滝(大滝新道)
「コース状況」にも書きましたが、2018年5月(下記)に利用した、出合から雷滝手前までに設置されていた5つの木橋はすべてなくなっていました。
↑市原新道>蛭ヶ岳>↓白馬尾根 階段無しで蛭へ。シロヤシオ満開
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1462159.html
おそらく市原新道近くの植林地帯で伐採作業をしていた方々が通勤のために設置していたと思われますが、作業は10/1で終了したので、その後増水で流されたか、撤去したと思われます。
「第一の橋」があった場所には丸太一本だけ、雷平手前の「第三の橋」跡には丸太3本がありました。
したがって、橋が無い場所は渡渉する必要があります。
私は早戸大滝まで計7,8回渡渉しました。
■大滝新道〜不動ノ峰
「コース状況」にも書きましたが、早戸大滝の落ち口から始まる標高差50mのロープ付きの崖を登攀中に大きな岩を落としてしまい、後続の方に激突するところでした。
3年前に登った時はそんなことはなかったので油断していました。雨で土が柔らかくなっていたようです。
後続の方(後でヤマレコユーザーの方と判明)が素早い横っ飛びで避けてくれたので当たらずに済みましたが、そのとき足をすりむいてしまったそうで、申し訳ありませんでした。
崖の後は尾根をひたすら登りますが直登に近く、キツめです。
要所要所にテープがあるので迷うことはありません。3年前にはなかった新しいテープが増えていました。
左側に丹沢山が見えてくると23-Aから始まる鹿柵に出会いますが、ここから主脈までが長く、またうっすら積雪があったため所々滑りやすく、この日一番キツく感じました。
鹿柵TH52で丹沢山〜不動ノ峰間の主脈に合流します。
■不動ノ峰〜蛭ヶ岳
一般コース。やや斜めになった木道というか階段というかが歩きにくかった。
積雪していたら細心の注意が必要になると思います。
天気は素晴らしかったですが風がやや強かったので寒く、蛭ヶ岳では食事して風景眺めて写真撮って、20分で出発しました。
一般コース利用の方々も大蔵方面からピストンする場合が多いからか、滞在時間は短いようでした。
■蛭ヶ岳〜雷滝(市原新道)
蛭ヶ岳で雷平〜大滝新道で離合していた単独女性の方(PoPoさん)と再会。
落石のことを謝った後、市原新道(大滝新道も)が初めてというPoPoさんと一緒に下山。
一緒にマーカーを探したり読図したりGPSを確認しながらだったので、間違いやすい「鹿柵終端から雷滝方向に右折する箇所」「雷滝下への下降」ポイントもスムーズに進むことができました。
■雷滝〜魚止橋
雷滝から雷平の間に掛かっていた木橋も無くなっていたので渡渉が必要でしたが、水量が少なかったので飛び石で渡渉できました。
「第三の橋」と「以前第二の橋があった渡渉ポイント」の間に岩場を歩くポイントがあるのですが、下降するのにストックが邪魔だったので先に岩場を降りたPoPoさんの近くを狙ってストックを落とした…つもりでしたが沢に落ちてゆらゆら…あぁっやってしまった…しかしPoPoさんが自分のストックで引っ張り上げてくれ、無事回収。
その後も片方のグローブを落としてしまったりで、この日は「落とす」ことが多かった。気を付けなくては。
他は往路と同じなので省略。
■全体
下山中はPoPoさんとずっと話しながらだったので、退屈せず楽しく歩けました。
PoPoさんは沢をやっている方なので渡渉について色々教えてもらい、勉強になりました。
PoPoさんのブログ「みどりの微睡」http://poposhan619.blog.fc2.com/
すぐ忘れるので覚書として残しておきます。
・川幅が狭い場所は水の勢いが強いので、川幅が広い方が渡りやすい
・膝を超える水量があると体勢が崩れやすくなり危険
・川の流れに垂直に横切ろうとすると水の力を直接受けるので、下流にやや向かって斜めに進むと進みやすい。
・沢の中にストックを入れるときは、先端のキャップは外す方が良い。キャップのゴムだと藻が付いた岩で滑る。
・岩に着く茶色のヌルヌルは藻ではなく菌。夏は水量が多く岩に着きにくいので、冬が多い。
・ぬるぬるした丸太一本だけの橋でも、ストック2本(または枝)を一本ずつ沢に刺して歩けば、落ちずに進める。その際、足はキックしては滑るので「乗っける」ようにして進む。
・あと、〇〇ノ〇にヤマシャクヤクの群生地あり。行ってみます。
近場であってもVRなので、帰宅時の安心感が大。
「冒険した」「無事帰れた」という気分になれました。
特に早戸川は行くたびに河原の様相が変わっており、情報も少ないので緊張します。
間違えて自分で自分に拍手してしまいました↓
出来るんですねそんなこと。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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横っ飛びしたpopoです。(笑)
落石のラインに入ってしまって申し訳ありませんでした。
donsokuさんが登っている時、私は、待っているよりも右側の尾根に早く入るべきでした。
市原新道の下りをご一緒していただき、次回の参考になりました。
これからも、記録を楽しみにしています。
ありがとうございました。
PoPoさん、ご訪問ありがとうございます。
いえ,私の方こそ…崖を登る前に撮った写真を見たら、例の岩が写っていました。
登る前に気付くべきでした。
VRのことを聞かれましたが、今年行ったところを忘れていました。
道の駅から↑VR>破風山>熊と遭遇>雁坂嶺>雁坂峠↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1502233.html
丹沢じゃなくて奥秩父ですが。
半分くらいは廃道になりかかった林道でその他の部分も明瞭なのでVRっぽさは薄いですが、人とは全く会いませんでした。
ちなみに熊と遭ったのはVRではなく正規の登山道です。
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