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Yamareco

記録ID: 1668551
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県矢掛町&真備町境 吉備真備公園〜鷲峰山 史跡&動植物

2018年12月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:18
距離
10.9km
登り
512m
下り
522m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:06
休憩
1:09
合計
5:15
8:13
0
吉備真備公園駐車場
8:13
8:23
11
吉備真備公園
8:34
8:37
48
堀大師(88番石仏など)
9:25
9:25
2
矢掛&真備境界方向分岐
9:27
9:27
0
仁王門南の分岐
9:27
9:28
6
仁王門
9:34
9:34
2
棒澤寺石門
9:36
9:50
13
棒澤寺本堂周辺散策
10:03
10:14
11
毘沙門天磨崖仏
10:36
10:40
4
鷲峰山北峰三角点
10:44
10:44
10
鷲峰山頂上(2回目)
10:54
11:06
13
鷲峰山南東尾根大岩
11:19
11:19
0
矢掛&真備境界方向分岐(2回目)
11:19
11:19
17
仁王門南の分岐(2回目)
11:36
11:42
18
塵無池西畔
12:00
12:02
21
牛神様
12:23
12:28
33
圀勝寺裏古墳&謎の祠
13:01
13:02
19
下道氏公園(真吉備公之墓)
13:21
13:21
3
筆塚
13:24
13:24
4
一里塚跡
13:28
吉備真備公園駐車場
吉備真備居宅跡、寺跡、観音石仏などの史跡や展望、紅葉などを楽しむコース
歩行距離11km、歩行時間4時間、歩行数18,100歩、消費カロリー2,360Kcal
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
 国道486号線の小田川沿い区間も問題なく通行できます。吉備真備公園の駐車場<写真01>に自動車を停めました。100台ちかく停められます。
 電車を利用する場合は、井原鉄道井原線で三谷駅か備中呉妹(びっちゅうくれせ)駅で下車すれば、アプローチが可能です。 
コース状況/
危険箇所等
 吉備真備公園<写真01〜04>から棒澤寺仁王門<写真16>までの登山道は、この日ちょうど整備中でした。標高250m辺りに崩壊地がありますが、ロープ設置作業の真っ最中で助かりました。ステップはできたばかりでまだ少し崩れやすいですが、上りは問題ありません。ササ刈りも作業中のところを通行させていただきました。
 毘沙門天磨崖仏<写真31>から鷲峰山(地元では「じゅぶうざん」)方面に北東に道があったようですが、見落として木の間を適当に北上し、鷲峰山の2m程北で道に合流しました。下山で利用した矢掛(やかげ)&真備町境沿いの道の標高385m辺りに分岐があり、磨崖仏方向にピンク色のビニール紐がたくさん見えました。
 塵無池西畔<写真41>から牛神様<写真44>まではコンクリート道です。路面凍結の恐れがあるときは控えたほうがいいかもしれません。

 その他、分岐や道の有無などコース状況の詳細は、周辺情報下欄の添付ファイルで確認できます。
その他周辺情報  矢掛(やかげ)町は江戸時代に旧山陽道の宿場町として栄えていた歴史を持ち、現在でも町並みには当時の建物が多く残っています。全国の宿場町の中でも唯一、本陣と脇本陣が江戸時代からそのままの姿で現存しており、国の重要文化財に指定されています。
ファイル
(更新時刻:2018/12/05 16:21)
01吉備真備公園駐車場より
     イチョウ&猿掛山
吉備真備公園駐車場に黄葉が見頃のイチョウが1本あり、南方面に猿掛城跡がある猿掛山が見えました。2017年2月19日には、この駐車場をスタート地点とし、猿掛山に登りました。
01吉備真備公園駐車場より
     イチョウ&猿掛山
吉備真備公園駐車場に黄葉が見頃のイチョウが1本あり、南方面に猿掛城跡がある猿掛山が見えました。2017年2月19日には、この駐車場をスタート地点とし、猿掛山に登りました。
02吉備大臣宮越しに堂ヶ丸
吉備真備公園は、吉備真備の居館跡とされる一帯を整備し公園としたもので、真備公をご祭神とする吉備大臣宮があります。北北西には堂ヶ丸(232m峰)が見えました。
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02吉備大臣宮越しに堂ヶ丸
吉備真備公園は、吉備真備の居館跡とされる一帯を整備し公園としたもので、真備公をご祭神とする吉備大臣宮があります。北北西には堂ヶ丸(232m峰)が見えました。
03日時計越しに吉備真備公像
手前の日時計はちゃんと8時台を示しています。写ってはいませんが、東隣には大きな碁盤があります。遣唐使として長安に渡った真備公は、在唐中、唐の囲碁名人に勝ったという説話があり、日本における囲碁の開祖とされています。
03日時計越しに吉備真備公像
手前の日時計はちゃんと8時台を示しています。写ってはいませんが、東隣には大きな碁盤があります。遣唐使として長安に渡った真備公は、在唐中、唐の囲碁名人に勝ったという説話があり、日本における囲碁の開祖とされています。
04吉備大臣産湯の井戸
前回(2017年2月19日)には、説明板しかわかりませんでしたが、その下をのぞくと井戸が見えました。ちょっと失礼してふたを開けて中をのぞくと、ちゃんと水がたまっていました。流れ星がこの井戸に落ちた翌日、真備公が誕生しこの井戸の水で産湯を使わせたといわれています。
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04吉備大臣産湯の井戸
前回(2017年2月19日)には、説明板しかわかりませんでしたが、その下をのぞくと井戸が見えました。ちょっと失礼してふたを開けて中をのぞくと、ちゃんと水がたまっていました。流れ星がこの井戸に落ちた翌日、真備公が誕生しこの井戸の水で産湯を使わせたといわれています。
05鷲峰山登山道道標&ベンチ
公園の外に出てアスファルト道を歩いていると、鷲峰山(地元では「じゅぶうざん」)の道標がありました。左奥の樽でできたベンチには「堂ヶ丸」と書かれています。ここからコンクリート道になりました。
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05鷲峰山登山道道標&ベンチ
公園の外に出てアスファルト道を歩いていると、鷲峰山(地元では「じゅぶうざん」)の道標がありました。左奥の樽でできたベンチには「堂ヶ丸」と書かれています。ここからコンクリート道になりました。
06モミジの小径
再び出てきた鷲峰山(地元では「じゅぶうざん」)の道標を無視して左側の土道に入ると、紅葉したモミジが数本ありました。右折、北上し堀大師<写真07,08>へと進みました。
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06モミジの小径
再び出てきた鷲峰山(地元では「じゅぶうざん」)の道標を無視して左側の土道に入ると、紅葉したモミジが数本ありました。右折、北上し堀大師<写真07,08>へと進みました。
07モミジ紅葉
石仏群がある一角にやはり見頃のモミジがありました。ここを堀大師と呼ぶようです。阿弥陀如来像などの石仏があります。
07モミジ紅葉
石仏群がある一角にやはり見頃のモミジがありました。ここを堀大師と呼ぶようです。阿弥陀如来像などの石仏があります。
08三成八十八ヶ所霊場88番
コンクリート製の祠が2つあり、向かって右側が三成八十八ヶ所霊場88番です。ちなみに、左隣になぜか14番がありました。沢を渡らず北上し、空き地の端を東に進んで土の登山道に合流しました。ちょうど整備直後で刈られたササが散乱しいい香りがしていました。
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08三成八十八ヶ所霊場88番
コンクリート製の祠が2つあり、向かって右側が三成八十八ヶ所霊場88番です。ちなみに、左隣になぜか14番がありました。沢を渡らず北上し、空き地の端を東に進んで土の登山道に合流しました。ちょうど整備直後で刈られたササが散乱しいい香りがしていました。
09オオカマキリ卵嚢
道のど真ん中に転がっていました。まさかササが刈られるとは思っていなかったのでしょう。4cm四方程の大きめの卵嚢でした。野鳥に食べられないように目立たない場所に移動させておきました。来年5月には体長1cmの赤ちゃんが見られるはずです(^^♪メスの成虫<写真61>はみんな産卵済みで、のんびり余生を過ごしていることでしょう。
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09オオカマキリ卵嚢
道のど真ん中に転がっていました。まさかササが刈られるとは思っていなかったのでしょう。4cm四方程の大きめの卵嚢でした。野鳥に食べられないように目立たない場所に移動させておきました。来年5月には体長1cmの赤ちゃんが見られるはずです(^^♪メスの成虫<写真61>はみんな産卵済みで、のんびり余生を過ごしていることでしょう。
10ヤブムラサキ
ムラサキシキブやコムラサキに似ていますが、萼に毛が多いので見分けられます。この1本だけで実はまばらでした。
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10ヤブムラサキ
ムラサキシキブやコムラサキに似ていますが、萼に毛が多いので見分けられます。この1本だけで実はまばらでした。
11リュウノウギク
他の白い野菊よりも遅く咲き始めます。葉の形を見れば区別は容易です。ここにだけ数株ありました。展望は効きませんが、ここで休憩しました。
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11リュウノウギク
他の白い野菊よりも遅く咲き始めます。葉の形を見れば区別は容易です。ここにだけ数株ありました。展望は効きませんが、ここで休憩しました。
12鷲峰山登山道より
     中山&竹林寺山
木が茂り展望が効かない登山道を歩いていると、不意に南西方面が見えました。中央最奥が竹林寺山、すぐ手前左が中山です。
12鷲峰山登山道より
     中山&竹林寺山
木が茂り展望が効かない登山道を歩いていると、不意に南西方面が見えました。中央最奥が竹林寺山、すぐ手前左が中山です。
13竹林寺山頂上ズーム
竹林寺山頂上には岡山天体物理観測所があります。向かって右が太陽クーデ望遠鏡、中央の小さいのが91cm反射望遠鏡、左が188cm反射望遠鏡です。これらは国立天文台が管理しています。
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13竹林寺山頂上ズーム
竹林寺山頂上には岡山天体物理観測所があります。向かって右が太陽クーデ望遠鏡、中央の小さいのが91cm反射望遠鏡、左が188cm反射望遠鏡です。これらは国立天文台が管理しています。
14ブナ科色づきはじめ
コナラでしょうか。黄色く色づき始めており、きれいだったので動画も撮りました。しばらくすると、登山道が崩壊しており迂回路にロープを設置中でした。周辺のササも刈られており、崩れやすい斜面でしたが、すんなり通行できました。みなさん、連れが登れるか心配なさっていたようで、安堵の笑い声が聞こえました。ありがとうございました。
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14ブナ科色づきはじめ
コナラでしょうか。黄色く色づき始めており、きれいだったので動画も撮りました。しばらくすると、登山道が崩壊しており迂回路にロープを設置中でした。周辺のササも刈られており、崩れやすい斜面でしたが、すんなり通行できました。みなさん、連れが登れるか心配なさっていたようで、安堵の笑い声が聞こえました。ありがとうございました。
15三成八十八ヶ所霊場85番
矢掛&真備町境へと向かう道との分岐を少し過ぎた辺りです。東には小さな池がありました。
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15三成八十八ヶ所霊場85番
矢掛&真備町境へと向かう道との分岐を少し過ぎた辺りです。東には小さな池がありました。
16棒澤寺仁王門
西に延びる土道との分岐辺りから仁王門を撮影しました。矢掛町指定重要文化財の仁王像は鎌倉後期の作で、現在は県立博物館で展示されているそうです。中はほとんど枯れたササが生えているだけでした。ここをくぐると広い道になりました。途中、右側に分岐があり、阿育王塔があるはずでしたが、スルーしてしまいました。
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16棒澤寺仁王門
西に延びる土道との分岐辺りから仁王門を撮影しました。矢掛町指定重要文化財の仁王像は鎌倉後期の作で、現在は県立博物館で展示されているそうです。中はほとんど枯れたササが生えているだけでした。ここをくぐると広い道になりました。途中、右側に分岐があり、阿育王塔があるはずでしたが、スルーしてしまいました。
17棒澤寺石垣&石門
道の右側(東側)にあります。高さ約2mの石垣の右奥に見えている石門へと石段を上りました。
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17棒澤寺石垣&石門
道の右側(東側)にあります。高さ約2mの石垣の右奥に見えている石門へと石段を上りました。
18棒澤寺石門
矢掛町の重要文化財で高さ、幅はともに約2mです。弘法大師の著書にある一節が彫られています。これをくぐると、棒澤寺(ぼうたくじ)境内です。
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18棒澤寺石門
矢掛町の重要文化財で高さ、幅はともに約2mです。弘法大師の著書にある一節が彫られています。これをくぐると、棒澤寺(ぼうたくじ)境内です。
19サザンカ&
   ホソヒラタアブ♂
淡いピンク色のサザンカは見頃で、つぼみもまだたくさんありました。ホソヒラタアブのオスが花粉をなめているところを動画にも撮りました。
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19サザンカ&
   ホソヒラタアブ♂
淡いピンク色のサザンカは見頃で、つぼみもまだたくさんありました。ホソヒラタアブのオスが花粉をなめているところを動画にも撮りました。
20法界像&サザンカ
迷える人々を導く法界地蔵尊を包み込むように淡いピンク色のサザンカ<写真19>が咲いています。この側に仁王像の説明板があります。
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20法界像&サザンカ
迷える人々を導く法界地蔵尊を包み込むように淡いピンク色のサザンカ<写真19>が咲いています。この側に仁王像の説明板があります。
21棒澤寺太子堂
棒澤寺(ぼうたくじ)は、鎌倉時代に開かれた高野山真言宗別格本山で檀家のない修行の寺です。1957年の山火事が原因で廃寺になりました。確認してはいませんが、太子堂の中には解体された護摩壇があるそうです。
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21棒澤寺太子堂
棒澤寺(ぼうたくじ)は、鎌倉時代に開かれた高野山真言宗別格本山で檀家のない修行の寺です。1957年の山火事が原因で廃寺になりました。確認してはいませんが、太子堂の中には解体された護摩壇があるそうです。
22棒澤寺本堂
草が茂ってここからは近づけそうにありませんでした。とりあえず、ズームしていったん引き返し、往路で見つけていた細道に入ってみることにしました。
22棒澤寺本堂
草が茂ってここからは近づけそうにありませんでした。とりあえず、ズームしていったん引き返し、往路で見つけていた細道に入ってみることにしました。
23石垣越しに棒澤寺本堂
   &イチョウじゅうたん
法界像<写真20>をスルーして石段を下り、東に延びる細道に入ると、石垣越しに本堂<写真22>の屋根が見えました。側にはほとんど落葉したイチョウの大木や竹が茂り、足元の黄色い落ち葉がきれいだったので動画も撮りました。道と呼べそうなのはここまででしたが、竹の間を歩いて本堂の方へ向かいました。
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23石垣越しに棒澤寺本堂
   &イチョウじゅうたん
法界像<写真20>をスルーして石段を下り、東に延びる細道に入ると、石垣越しに本堂<写真22>の屋根が見えました。側にはほとんど落葉したイチョウの大木や竹が茂り、足元の黄色い落ち葉がきれいだったので動画も撮りました。道と呼べそうなのはここまででしたが、竹の間を歩いて本堂の方へ向かいました。
24白いサザンカ
竹の間を抜けると、白いサザンカがきれいに咲いていました。寺は廃れても花は昔と変わらず凛としています。
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24白いサザンカ
竹の間を抜けると、白いサザンカがきれいに咲いていました。寺は廃れても花は昔と変わらず凛としています。
25棒澤寺本堂内部
本堂は思ったよりもしっかりしていました。足元には倒れた建具もありましたが、内部は焼けてはいないようです。いったん通り抜けて裏へまわり、引き返しました。土塀から竹が生えているのを見て無常を感じました。
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25棒澤寺本堂内部
本堂は思ったよりもしっかりしていました。足元には倒れた建具もありましたが、内部は焼けてはいないようです。いったん通り抜けて裏へまわり、引き返しました。土塀から竹が生えているのを見て無常を感じました。
26棒澤寺宝篋印塔
道標に従い、右折して石段を上るとありました。宝篋印塔(ほうきょういんとう)は供養塔の一種です。これも矢掛町の重要文化財で、鎌倉時代のものだろうと考えられています。
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26棒澤寺宝篋印塔
道標に従い、右折して石段を上るとありました。宝篋印塔(ほうきょういんとう)は供養塔の一種です。これも矢掛町の重要文化財で、鎌倉時代のものだろうと考えられています。
27三成八十八ヶ所霊場83番
周辺は少し溝状に掘れていますが、すぐに階段が現われました。おそらく、この辺りも参道だったのでしょう。
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27三成八十八ヶ所霊場83番
周辺は少し溝状に掘れていますが、すぐに階段が現われました。おそらく、この辺りも参道だったのでしょう。
28棒澤寺石段&石垣
ここにも立派な石垣だけが残っていました。諸行無常とつぶやいてしまいました。
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28棒澤寺石段&石垣
ここにも立派な石垣だけが残っていました。諸行無常とつぶやいてしまいました。
29三成八十八ヶ所霊場82番
ここから細道が続きます。ササが茂っていたのは3m程でした。
29三成八十八ヶ所霊場82番
ここから細道が続きます。ササが茂っていたのは3m程でした。
30三成八十八ヶ所霊場81番
不意に岩群が現われ、足元に石仏が見えました。磨崖仏<写真31>が近いとわかります。
30三成八十八ヶ所霊場81番
不意に岩群が現われ、足元に石仏が見えました。磨崖仏<写真31>が近いとわかります。
31鷲峰山毘沙門天磨崖仏
約4m四方の岩に彫られた毘沙門天は1777年(安永6年)に奉納され、矢掛町の重要文化財に指定されています。手前の岩伝いに下りて足元の石像を見に行きました。弘法大師像だそうです。動画も撮りました。
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31鷲峰山毘沙門天磨崖仏
約4m四方の岩に彫られた毘沙門天は1777年(安永6年)に奉納され、矢掛町の重要文化財に指定されています。手前の岩伝いに下りて足元の石像を見に行きました。弘法大師像だそうです。動画も撮りました。
32磨崖仏南の岩より南方面
毘沙門天磨崖仏<写真31>の説明板がある岩の上から南方面がよく見えました。中央最奥が竹林寺山、そのすぐ手前が中山です。動画も撮りました。
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32磨崖仏南の岩より南方面
毘沙門天磨崖仏<写真31>の説明板がある岩の上から南方面がよく見えました。中央最奥が竹林寺山、そのすぐ手前が中山です。動画も撮りました。
33磨崖仏南の岩より遥照山
竹林寺山<写真32>の左(東)に電波塔などが林立している遥照山(ようしょうざん)が見えています。登山道に戻り、鷲峰山(じゅぶうざん)を目指しましたが、途中でコースアウトして木の間を北上し、頂上のすぐ北で合流しました。山頂プレートなどはなく、展望も効かず通過点のようにしか思えないロケーションでした。
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33磨崖仏南の岩より遥照山
竹林寺山<写真32>の左(東)に電波塔などが林立している遥照山(ようしょうざん)が見えています。登山道に戻り、鷲峰山(じゅぶうざん)を目指しましたが、途中でコースアウトして木の間を北上し、頂上のすぐ北で合流しました。山頂プレートなどはなく、展望も効かず通過点のようにしか思えないロケーションでした。
34鷲峰山北峰頂上三角点
    「夜出(やで)」
木の間道を歩き、鉄塔を囲むように生えているススキの外側を周って林の入口からのぞくと、見えました。標高398.1mの鷲峰山北峰頂上三角点(点名:夜出)です。
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34鷲峰山北峰頂上三角点
    「夜出(やで)」
木の間道を歩き、鉄塔を囲むように生えているススキの外側を周って林の入口からのぞくと、見えました。標高398.1mの鷲峰山北峰頂上三角点(点名:夜出)です。
35鷲峰山北峰より北方面
鉄塔の少し北からは多少展望が効きます。北北西の390m峰の斜面が色づいているのが見えました。引き返し、わかりやすい木の間道を下りて毘沙門天磨崖仏<写真31>方向に道があるのを確認し、さらに南下しました。
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35鷲峰山北峰より北方面
鉄塔の少し北からは多少展望が効きます。北北西の390m峰の斜面が色づいているのが見えました。引き返し、わかりやすい木の間道を下りて毘沙門天磨崖仏<写真31>方向に道があるのを確認し、さらに南下しました。
36鷲峰山南東尾根大岩
標高370m辺りで道の東側の木立の中に大岩が見えました。向かって右側にだけ、のみで削ったような波型模様があるのが気になります。
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36鷲峰山南東尾根大岩
標高370m辺りで道の東側の木立の中に大岩が見えました。向かって右側にだけ、のみで削ったような波型模様があるのが気になります。
37鷲峰山南東尾根大岩
        てっぺん
東側にまわりこむと、楽に大岩のてっぺんに立てました。平らな十畳以上ある岩の西端に、南北対称に2つの岩が載っている不思議な構造でした。連れが南側の岩の上(<写真36>の右上)に立っています。
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37鷲峰山南東尾根大岩
        てっぺん
東側にまわりこむと、楽に大岩のてっぺんに立てました。平らな十畳以上ある岩の西端に、南北対称に2つの岩が載っている不思議な構造でした。連れが南側の岩の上(<写真36>の右上)に立っています。
38三成八十八ヶ所霊場78番
仁王門<写真16>のすぐ南まで戻り、西に延びている木の間の広い道に入りました。地形図ではこの周辺に南北に破線の道がありますが、どちらもわかりませんでした。おそらく、昔はここが分岐の道標にもなっていたのでしょう。
38三成八十八ヶ所霊場78番
仁王門<写真16>のすぐ南まで戻り、西に延びている木の間の広い道に入りました。地形図ではこの周辺に南北に破線の道がありますが、どちらもわかりませんでした。おそらく、昔はここが分岐の道標にもなっていたのでしょう。
39棒澤寺参道十七丁
低いササの間の踏み跡を歩きはじめるとすぐに石仏がありました。棒澤寺(ぼうたくじ)<写真25>参道十七丁を示す丁石地蔵です。ここからこのような丁石地蔵がいくつか見られました。
39棒澤寺参道十七丁
低いササの間の踏み跡を歩きはじめるとすぐに石仏がありました。棒澤寺(ぼうたくじ)<写真25>参道十七丁を示す丁石地蔵です。ここからこのような丁石地蔵がいくつか見られました。
40塵無池より北西方面
水がちょうちょろ流れる道の端をぬかるみに気を付けて歩いていると、ハート形の塵無池のほとりに出ました。北西方面の斜面がうっすら色づいています。
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40塵無池より北西方面
水がちょうちょろ流れる道の端をぬかるみに気を付けて歩いていると、ハート形の塵無池のほとりに出ました。北西方面の斜面がうっすら色づいています。
41塵無池西畔
   キンクロハジロ♂
1羽だけいました。横から見るとアニメに出てきそうな愛嬌のある顔なのですが、正面から見るとなぜかツッパリ兄ちゃんにしか見えません。オスは後頭部に寝ぐせのような冠羽があり、腹部が白いのが特徴です。メスには冠羽がなく、腹部は薄い茶色です。泳ぐ様子や周辺の景色なども動画に撮りました。ここからコンクリート道になりました。
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41塵無池西畔
   キンクロハジロ♂
1羽だけいました。横から見るとアニメに出てきそうな愛嬌のある顔なのですが、正面から見るとなぜかツッパリ兄ちゃんにしか見えません。オスは後頭部に寝ぐせのような冠羽があり、腹部が白いのが特徴です。メスには冠羽がなく、腹部は薄い茶色です。泳ぐ様子や周辺の景色なども動画に撮りました。ここからコンクリート道になりました。
42棒澤寺参道十二丁
割れてしまったのか、上半分しかなく、石の上に置いてありました。このすぐ北に地形図上では東西に道がありますが、わかりませんでした。
42棒澤寺参道十二丁
割れてしまったのか、上半分しかなく、石の上に置いてありました。このすぐ北に地形図上では東西に道がありますが、わかりませんでした。
43テングチョウ
翅の裏側は枯れ葉のように見えて、翅を閉じているとどこにいるのかわかりません。やっと翅を広げてくれたので動画を撮りました。背中の毛が風になびいているのがよく見えました。これだけフサフサなら、成虫で越冬できますね(^^♪
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43テングチョウ
翅の裏側は枯れ葉のように見えて、翅を閉じているとどこにいるのかわかりません。やっと翅を広げてくれたので動画を撮りました。背中の毛が風になびいているのがよく見えました。これだけフサフサなら、成虫で越冬できますね(^^♪
44牛神様
立て札だけで祠などは見当たりませんでした。周辺に溝があったので足元に気を付けて探してみると、奥にある石群が崩れた石積みのようにも思えました。岡山県には、農耕用の家畜として重要だった牛を祀った牛神社がたくさんあります。これもその1つかもしれません。ここからは土道で、一部、落ち葉が大量に積もっていました。
44牛神様
立て札だけで祠などは見当たりませんでした。周辺に溝があったので足元に気を付けて探してみると、奥にある石群が崩れた石積みのようにも思えました。岡山県には、農耕用の家畜として重要だった牛を祀った牛神社がたくさんあります。これもその1つかもしれません。ここからは土道で、一部、落ち葉が大量に積もっていました。
45棒澤寺参道七丁
近くに砂防ダムらしきものがあり、そちらに向かって土道が延びていました。この辺りから砂利道になり、集落が近いことがわかりました。
45棒澤寺参道七丁
近くに砂防ダムらしきものがあり、そちらに向かって土道が延びていました。この辺りから砂利道になり、集落が近いことがわかりました。
46サルノコシカケの仲間
         の幼菌
なぜか3つほど切り株が並んでおり、似たようなキノコがたくさん生えていました。カサの直径は3〜7cm程ですが、小さい割には厚みがありました。サルノコシカケの仲間で、これからもっと大きく育つでしょう。ここからスタート地点の吉備真備公園駐車場<写真01>までアスファルト道でした。
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46サルノコシカケの仲間
         の幼菌
なぜか3つほど切り株が並んでおり、似たようなキノコがたくさん生えていました。カサの直径は3〜7cm程ですが、小さい割には厚みがありました。サルノコシカケの仲間で、これからもっと大きく育つでしょう。ここからスタート地点の吉備真備公園駐車場<写真01>までアスファルト道でした。
47圀勝寺西北西謎の祠
ツバキで有名な圀勝寺(こくしょうじ)の駐車場の脇から西北西に延びるコンクリート道に入ると、植林帯の中に土道が続いており、岩の上に小さな祠がありました。後で調べてもよくわかりませんでした。
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47圀勝寺西北西謎の祠
ツバキで有名な圀勝寺(こくしょうじ)の駐車場の脇から西北西に延びるコンクリート道に入ると、植林帯の中に土道が続いており、岩の上に小さな祠がありました。後で調べてもよくわかりませんでした。
48圀勝寺裏古墳
祠<写真47>から斜面を北に上り、古墳を探しました。よくわからなかったので、いったん道に戻ろうと下っていると天井石が見えました。幅は1m少々、高さもそのくらいらしいのですが、開口部が狭いので中には入りませんでした。東西に延びる土道を歩いて祠をスルーし、少し大きめの石があるところから北側の斜面を見上げれば、ちゃんと開口部が見えます。圀勝寺(こくしょうじ)は、扉が閉まっているようだったので立ち寄りませんでした。
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48圀勝寺裏古墳
祠<写真47>から斜面を北に上り、古墳を探しました。よくわからなかったので、いったん道に戻ろうと下っていると天井石が見えました。幅は1m少々、高さもそのくらいらしいのですが、開口部が狭いので中には入りませんでした。東西に延びる土道を歩いて祠をスルーし、少し大きめの石があるところから北側の斜面を見上げれば、ちゃんと開口部が見えます。圀勝寺(こくしょうじ)は、扉が閉まっているようだったので立ち寄りませんでした。
49白ピンクのサザンカ
民家の庭先ですが、ピンク色に縁取られた白いつぼみがあまりにもかわいかったので撮ってしまいました(^^♪
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49白ピンクのサザンカ
民家の庭先ですが、ピンク色に縁取られた白いつぼみがあまりにもかわいかったので撮ってしまいました(^^♪
50三成八十八ヶ所霊場22番
大木の前に西谷薬師堂があり、22番石仏が祀られていました。地神碑や常夜燈もあり、なかなか立派な所でした。
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50三成八十八ヶ所霊場22番
大木の前に西谷薬師堂があり、22番石仏が祀られていました。地神碑や常夜燈もあり、なかなか立派な所でした。
51三成八十八ヶ所霊場13番
中央に六字名号碑、向かって右端に金勢(こんせい)大明神碑がありました。なぜ子宝や下の病気にご利益のある神様も一緒なのかわかりませんが、おおらかでいいと思います。
51三成八十八ヶ所霊場13番
中央に六字名号碑、向かって右端に金勢(こんせい)大明神碑がありました。なぜ子宝や下の病気にご利益のある神様も一緒なのかわかりませんが、おおらかでいいと思います。
52吉備公累代墓域碑
ここが下道氏公園<写真55>への目印です。左の常夜燈には天保四年と彫られていました。背後の祠に10番石仏が祀られています。
52吉備公累代墓域碑
ここが下道氏公園<写真55>への目印です。左の常夜燈には天保四年と彫られていました。背後の祠に10番石仏が祀られています。
53飛ぶカワウ
小田川の水面近くをカワウが飛んでいました。着水する様子は木の陰で見えませんでしたが、豪雨後に野鳥たちもちゃんと戻ってきたようでよかったです(^^♪動画も撮りました。
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53飛ぶカワウ
小田川の水面近くをカワウが飛んでいました。着水する様子は木の陰で見えませんでしたが、豪雨後に野鳥たちもちゃんと戻ってきたようでよかったです(^^♪動画も撮りました。
54アキアカネ?
大きさと体色でおそらくアキアカネだろうと思いました。11月くらいまでは普通に見られるようなので、温暖な地域なら12月でも元気に過ごせるのでしょう。
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54アキアカネ?
大きさと体色でおそらくアキアカネだろうと思いました。11月くらいまでは普通に見られるようなので、温暖な地域なら12月でも元気に過ごせるのでしょう。
55右大臣真吉備公之墓
石段を上ると、開けた場所に出ました。ここが下道(しもつみち)氏公園で、奥に吉備真備の墓があります。調査・整備のついでに設置されたもののような気もしますが・・・元禄12年(1699年)に吉備真備の祖母の銅製骨臓器が発見され、現在は国の重要文化財に指定されています。また、墓誌なども発見され、この一帯が吉備真備の先祖代々の墓所であることが判明したとして国の史跡に指定されました。
55右大臣真吉備公之墓
石段を上ると、開けた場所に出ました。ここが下道(しもつみち)氏公園で、奥に吉備真備の墓があります。調査・整備のついでに設置されたもののような気もしますが・・・元禄12年(1699年)に吉備真備の祖母の銅製骨臓器が発見され、現在は国の重要文化財に指定されています。また、墓誌なども発見され、この一帯が吉備真備の先祖代々の墓所であることが判明したとして国の史跡に指定されました。
56ハゼノキ紅葉
ヤマハゼによく似ていますが、葉の先端がより細長く伸びています。ウルシ科なので、きれいに紅葉します。
56ハゼノキ紅葉
ヤマハゼによく似ていますが、葉の先端がより細長く伸びています。ウルシ科なので、きれいに紅葉します。
57弥高山八十八ヶ所霊場道標
南方向を指していました。小田川の南にある猿掛山の南東に弥高山八十八ヶ所霊場があり、2017年2月19日に一部をまわりました。
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57弥高山八十八ヶ所霊場道標
南方向を指していました。小田川の南にある猿掛山の南東に弥高山八十八ヶ所霊場があり、2017年2月19日に一部をまわりました。
58梅紅葉越しに中山
まだ低い木で幹はごつごつしていませんでしたが、梅だろうと思います。ほんのり色づいた葉がきれいでした。梅紅葉(うめもみじ)は秋の季語です。あまり赤くはならず、すぐに散ってしまうことから、晩秋のもの寂しさを表現するのにちょうどいいのでしょう。
58梅紅葉越しに中山
まだ低い木で幹はごつごつしていませんでしたが、梅だろうと思います。ほんのり色づいた葉がきれいでした。梅紅葉(うめもみじ)は秋の季語です。あまり赤くはならず、すぐに散ってしまうことから、晩秋のもの寂しさを表現するのにちょうどいいのでしょう。
59ナンテン
並んで3本ほど生えていました。少し奥まったところだったので、野鳥の糞に交じっていた種が発芽したのかもしれません。うちの庭では、4月になっても実が残っていることもあれば、3月中に全部なくなることもあります。
59ナンテン
並んで3本ほど生えていました。少し奥まったところだったので、野鳥の糞に交じっていた種が発芽したのかもしれません。うちの庭では、4月になっても実が残っていることもあれば、3月中に全部なくなることもあります。
60常夜燈&地神様
常夜燈には天保十年と彫られていました。石仏は万人講供養碑だそうです。
60常夜燈&地神様
常夜燈には天保十年と彫られていました。石仏は万人講供養碑だそうです。
61オオカマキリ♀
体長は10cm近かったので、メスだろうと思います。アスファルト道の真ん中にいたので心配していると、こちらに近づいてきました。あの卵<写真09>の生みの親ではないと思いますが、ありがとうと言っていると思うことにしました(^^)動画を撮りながら誘導し、踏まれないように端に移動させました。
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61オオカマキリ♀
体長は10cm近かったので、メスだろうと思います。アスファルト道の真ん中にいたので心配していると、こちらに近づいてきました。あの卵<写真09>の生みの親ではないと思いますが、ありがとうと言っていると思うことにしました(^^)動画を撮りながら誘導し、踏まれないように端に移動させました。
62筆塚
吉備真備の遺徳を偲び建てられたもので、背後に矢掛(やかげ)町出身の書家で古筆の研究で知られる田中塊堂(かいどう)の日本芸術院賞受賞の記念碑が見えています。毎年、ここで筆供養が行われるそうです。
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62筆塚
吉備真備の遺徳を偲び建てられたもので、背後に矢掛(やかげ)町出身の書家で古筆の研究で知られる田中塊堂(かいどう)の日本芸術院賞受賞の記念碑が見えています。毎年、ここで筆供養が行われるそうです。
63コスモス
さすがに本数は少ないのですが、まだきれいに咲いていました。
63コスモス
さすがに本数は少ないのですが、まだきれいに咲いていました。
64旧山陽道一里塚跡
江戸時代、主要な街道に築かれた一里(約4km)ごとの道標を、一里塚と呼んでいます。江戸日本橋を起点に一里ごとに塚を築き、榎や松を植えたものです。残念ながら、ここには塚も木も残っていませんが、この奥に5番石仏がありました。
64旧山陽道一里塚跡
江戸時代、主要な街道に築かれた一里(約4km)ごとの道標を、一里塚と呼んでいます。江戸日本橋を起点に一里ごとに塚を築き、榎や松を植えたものです。残念ながら、ここには塚も木も残っていませんが、この奥に5番石仏がありました。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 手袋(防水加工) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 雨用帽子 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

“吉備真備縁の地”
 出発点は矢掛(やかげ)町の吉備真備(きびのまきび)公園です。吉備真備公園は、奈良時代の政治家・学者である吉備真備を顕彰する目的で、吉備公ゆかりの下道(しもつみち)氏の館址と伝えられる地に整備された施設です。今回は見学しませんでしたが、囲碁の発祥記念碑など、たくさんの史跡があり、「日本の歴史公園百選」にも認定されています。
 吉備真備は遣唐使として二度、唐の都長安に渡り、当時世界最高といわれた唐の最新の文化を数多く紹介し、日本の政治、文化、軍制の発達に大きな功績を挙げました。  

“三成八十八ヶ所霊場巡り”
 真言宗を開いた空海は香川県の出身であり、浄土宗を開いた法然は岡山県出身なのですが、なぜか、香川県は浄土系が多く、岡山県は真言系が多いです。
 その証拠に、岡山県西部地域(備中)だけで八十八ヶ所霊場が62もあります。その中の一つが、今回訪問した東三成エリア中心に広がる「三成八十八ヶ所霊場」です。どの石仏にも必ず弘法大師が祀られていました。全て巡ると、37km以上もあるので、今回は鷲峰山(じゅぶうざん)を 周回するルート上にあるものだけを確認しました。見落としもあったようですが、十分ご利益がありそうです(^^♪

“廃寺になっても存在感がある棒澤寺”
 倉敷市真備町と矢掛町の境にある鷲峰山(じゅぶうざん)の山腹には、棒澤寺(ぼうたくじ)という廃寺があります。鎌倉時代に開かれた800年の歴史をもつ寺ですが、高野山真言宗別格本山ということで檀家のない修行の寺であり、今は訪れる人も少なく荒れ放題となっています。一方、咲き誇るサザンカや鮮やかなイチョウの黄葉は昔と変わらず、感慨深いものがありました。
 棒澤寺には町指定の重要文化財となっている石門と宝篋印塔(ほうきょういんとう)が残っています。また、棒澤寺経由の鷲峰山登山道沿いに、毘沙門天磨崖仏があります。これも矢掛町の重要文化財に指定されています。
 今回は、これらの貴重な文化遺産を後世に伝えるため行われている定期的な周辺整備中だったようです。作業中にもかかわらず、いろいろとお気遣いくださってありがとうございました。

“12月になっても元気な動植物”
 12月に入ったので、紅葉も動植物もあまり期待していなかったのですが、写真や動画でも紹介していますように、史跡以外も楽しむことができました。豪雨の被害はあまりわからず、どこもきれいで生き物もみんな元気そうでほっとしました。復興万歳\(^o^)/頑張ろう真備&矢掛p(^ ^)q




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