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Yamareco

記録ID: 1670132
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

仙丈ヶ岳 地蔵尾根から

2018年12月02日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
13:33
距離
27.7km
登り
2,418m
下り
2,401m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
13:11
休憩
0:23
合計
13:34
13:37
13:39
16
13:55
14:07
10
14:17
14:17
252
19:28
19:31
1
19:32
ゴール地点
天候 晴天
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
柏木登山口に駐車場、登山届ポストがあります。
コース状況/
危険箇所等
危険なところは特に無いと思いますが、上部は雪がありますのでアイゼンは必要です。(自分は4本爪の軽アイゼン(汗)でしたが、6本爪以上の物を持っていきましょう)
登山口から2000m付近までは登山道と林道を交互に進むのですが、新しい林道は地図に載っていないようなので道標を見落とさないようにする必要があります。復路では暗くなってしまったので、道標を見落として大回りしてしまいました。
柏木登山口の案内板と登山ポスト。ここの駐車場は有志の方が整備してくださっているようだ。ありがとうございます。
2018年12月02日 05:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
12/2 5:56
柏木登山口の案内板と登山ポスト。ここの駐車場は有志の方が整備してくださっているようだ。ありがとうございます。
林道を進む。まずは孝行猿の墓を目標にして。
2018年12月02日 06:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
12/2 6:16
林道を進む。まずは孝行猿の墓を目標にして。
孝行猿の墓とのこと。民話の説明がありました。
2018年12月02日 06:19撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/2 6:19
孝行猿の墓とのこと。民話の説明がありました。
立派な道標があります。
2018年12月02日 06:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 6:39
立派な道標があります。
唐松林から見た中央アルプスのモルゲンロート。
2018年12月02日 06:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/2 6:46
唐松林から見た中央アルプスのモルゲンロート。
林道と登山道を交互に進みます。
2018年12月02日 06:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 6:53
林道と登山道を交互に進みます。
道標を見落とさないようにしよう。
2018年12月02日 07:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 7:13
道標を見落とさないようにしよう。
伊那谷を挟んで望む中央アルプス。
2018年12月02日 07:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 7:28
伊那谷を挟んで望む中央アルプス。
新しい林道が造られたようだ。以前(昔)に来た時の印象とは大分違った。
2018年12月02日 07:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 7:28
新しい林道が造られたようだ。以前(昔)に来た時の印象とは大分違った。
雪も少し出て来た。
2018年12月02日 07:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/2 7:39
雪も少し出て来た。
林道の横に登山道があるが・・・林道を歩いた方が楽?
2018年12月02日 07:49撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 7:49
林道の横に登山道があるが・・・林道を歩いた方が楽?
少しづつ雪も増えているが、先週の雪が残っているのかな?
2018年12月02日 08:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/2 8:10
少しづつ雪も増えているが、先週の雪が残っているのかな?
奥に仙丈ヶ岳が見えた!これから進む地蔵尾根も手前に見えている。先は長い!!!
2018年12月02日 08:29撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/2 8:29
奥に仙丈ヶ岳が見えた!これから進む地蔵尾根も手前に見えている。先は長い!!!
標高2000m付近でやっと林道の終点。ここから本格的な登山道になる。
2018年12月02日 08:51撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 8:51
標高2000m付近でやっと林道の終点。ここから本格的な登山道になる。
だんだんシラビソ、ミズナラなどの森になって行く。
2018年12月02日 09:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/2 9:16
だんだんシラビソ、ミズナラなどの森になって行く。
マーキング等があるので迷うことはない。雪はこの辺りで踵位。登りではアイゼンは不要だが、下りは無いとよく滑る。
2018年12月02日 10:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 10:17
マーキング等があるので迷うことはない。雪はこの辺りで踵位。登りではアイゼンは不要だが、下りは無いとよく滑る。
南アルプス南部方面
2018年12月02日 10:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/2 10:34
南アルプス南部方面
中央アルプス方面
2018年12月02日 10:34撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
12/2 10:34
中央アルプス方面
大仙丈ヶ岳への稜線
2018年12月02日 12:44撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 12:44
大仙丈ヶ岳への稜線
森林限界を超えてハイマツ帯。この手前でアイゼン装着しました。4本爪軽アイゼンだけど・・・ちょっと舐めてたかも・・・凍結している所は無かったから良かった。
2018年12月02日 12:45撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 12:45
森林限界を超えてハイマツ帯。この手前でアイゼン装着しました。4本爪軽アイゼンだけど・・・ちょっと舐めてたかも・・・凍結している所は無かったから良かった。
地蔵尾根を振り返って・・・やっぱ長い・・・思ったより時間がかかってしまった。
2018年12月02日 12:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 12:46
地蔵尾根を振り返って・・・やっぱ長い・・・思ったより時間がかかってしまった。
乗鞍、北アルプスもバッチリ。
2018年12月02日 12:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 12:46
乗鞍、北アルプスもバッチリ。
高い所は景色が良い!
2018年12月02日 12:46撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 12:46
高い所は景色が良い!
やっと仙丈ヶ岳の頂上が見えた。時間が押しているが行ってしまおう。天気も良いし、そんなに寒くもなく、そよ風程度だし。
2018年12月02日 12:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 12:57
やっと仙丈ヶ岳の頂上が見えた。時間が押しているが行ってしまおう。天気も良いし、そんなに寒くもなく、そよ風程度だし。
奥に八ヶ岳、真ん中に鋸岳。それに手前の尾根を歩いた記録がヤマレコにあったな〜
2018年12月02日 13:02撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:02
奥に八ヶ岳、真ん中に鋸岳。それに手前の尾根を歩いた記録がヤマレコにあったな〜
雪化粧程度の雪でした。
2018年12月02日 13:11撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:11
雪化粧程度の雪でした。
甲斐駒ケ岳に鋸岳。
2018年12月02日 13:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:39
甲斐駒ケ岳に鋸岳。
地蔵尾根全景。
2018年12月02日 13:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:39
地蔵尾根全景。
仙丈ヶ岳への稜線。
2018年12月02日 13:39撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:39
仙丈ヶ岳への稜線。
頂上までもう少し。今日は誰も登っていないようだ。うさぎの足跡は今日のものかな?この辺りの吹き溜まりは膝くらいまでありました。
2018年12月02日 13:53撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:53
頂上までもう少し。今日は誰も登っていないようだ。うさぎの足跡は今日のものかな?この辺りの吹き溜まりは膝くらいまでありました。
山頂到着!風もほとんどなくて、快適。周りの山も良く見えて最高だね。
2018年12月02日 13:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:56
山頂到着!風もほとんどなくて、快適。周りの山も良く見えて最高だね。
千丈小屋方面
2018年12月02日 13:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:56
千丈小屋方面
子仙丈ヶ岳方面。奥はアサヨ峰からの早川尾根方面。
2018年12月02日 13:56撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:56
子仙丈ヶ岳方面。奥はアサヨ峰からの早川尾根方面。
北岳と間ノ岳と奥には富士山じゃ。
2018年12月02日 13:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:57
北岳と間ノ岳と奥には富士山じゃ。
富士山と北岳。
2018年12月02日 13:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
10
12/2 13:57
富士山と北岳。
間ノ岳。
2018年12月02日 13:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:57
間ノ岳。
南アルプスの南部方面。
2018年12月02日 13:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:57
南アルプスの南部方面。
大仙丈ヶ岳。
2018年12月02日 13:58撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 13:58
大仙丈ヶ岳。
さて帰るとするか、こりゃ暗くなってしまうな〜
2018年12月02日 14:16撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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12/2 14:16
さて帰るとするか、こりゃ暗くなってしまうな〜

感想

高気圧が張り出し、晴天が見込まれる日曜日。登りごたえのある高い山に行きたいなと思って、地蔵尾根から仙丈ヶ岳を目指すことにした。以前(だいぶ昔)にも日帰りで登った事があるが、体力的にはどんどん悲観的になりつつある今日この頃、体力テストも兼ねて挑戦だ。

諸般の事情でちょっと遅い6時スタートになった。駐車場には自分の車が1台、今日は柏木登山口から登る人はいないようだ。駐車場を出て、しばらくは林道を孝行猿の墓を目指して進み、そこを過ぎると地蔵尾根松峯ルートの道標が出てくるので、それに従って進んで行く。以前来た時より林道が新設されて多くなっているようで、林道と登山道を交互に歩くことになる。標高2000m付近まで林道は造られていて終点から登山道になるが、このあたりがちょっと分かりにくい。往路はマーキングに導かれて進んだが、復路は暗くなっていたので、マーキングを見落として往路と違う道を歩いた。どうも帰りに歩いた道の方が正解だったような気がする。往路の何処かで目印を見落としたのかもしれない。GPSログを見ても違うルートを通っていた。

12月の3000m峰に、雪は少ないだろうし、厳しい所も無いし、と舐めた態度で入ってしまったので足回りはトレッキングシューズという軽装。途中までは問題なく軽快に歩けたが、雪の急斜面はさすがに滑る。アイゼンは4本爪軽アイゼンというこれまた舐めた装備だが、無いよりは百倍もマシ。凍結した所はなかったので登り降りとも支障なかったが、もし行かれる方は6本爪以上のアイゼンを持って行きましょう。靴も当然ですが、冬靴にしましょう・・・トレッキングシューズはちょっと冷たい・・・天気が良くて良かった。

時間的に厳しくなって来て(体力的には大丈夫な感じ)、早めに下山しようかとも思ったが、山頂が見えた途端、行くしかないモードにチェンジ。それに山頂に行かないと北岳も見る事が出来ない。さすがに山頂直下の吹き溜まりは膝ぐらいまで雪があったが、何回かズボッとはまったくらいで、問題なく頂上に到達できた。

頂上からは北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳に頸城山塊など360度の大展望。やっぱり高い所は良い。雪化粧された稜線も美しい。ただ、今日ここに来たのは自分一人のようで、貸切なのだがちょっと寂しいかな。この感動は分かち合いたい気もする。

さて、いつまでも居たいところだが、暗くなるまでになるべく標高は落としておきたい、急いで降りよう。頼りない4本爪アイゼンだが、そこそこグリップしたので今日のコンディションではなんとか使えた。問題は雪がなくなってアイゼンを外した後にたまに現れる雪がかぶった木の根や葉っぱで、これを踏むとあっという間に転びます。

体力的には厳しい感じはなかったのだが、やはり以前に比べるとスピードは落ちている。スピードが出ていないので体は楽に感じるのかもしれない。ともあれ、無事に標高は下げてきたが、日も落ちてヘッドライト行動になった。先に書いたように林道と登山道が入り組んでいるので目印を見落として往路とは違うルートになってしまった。後でGPSで確認すると大回りしていたようだ。自分のGPSウォッチはトラックバック機能があるので使えば良かったのだが、使い方がよく分からないし、そもそも老眼で小さな文字がよく見えない(笑)持って行く予定のハズキルーペは車の中という有様。こうなると遭難予備軍と言われてもしょうがないかもしれない。ともあれ新設と思われる林道は地図には描かれていなかったが、道路は何処かでつながっているハズだという事でしばらく進むと登山道の道標が暗闇の中から現れて登山道に復帰、下山する事が出来て、ホッとしました。核心は林道にあったというお粗末、チャンチャン。

そして今回の体力テストの結果は、体力はそこそこ維持できているが、スピードは確実に落ちている、と言ったところでしょうか。それでも楽しむことは出来たから良かったかな。


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