仙丈ヶ岳 地蔵尾根から
- GPS
- 13:33
- 距離
- 27.7km
- 登り
- 2,418m
- 下り
- 2,401m
コースタイム
- 山行
- 13:11
- 休憩
- 0:23
- 合計
- 13:34
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険なところは特に無いと思いますが、上部は雪がありますのでアイゼンは必要です。(自分は4本爪の軽アイゼン(汗)でしたが、6本爪以上の物を持っていきましょう) 登山口から2000m付近までは登山道と林道を交互に進むのですが、新しい林道は地図に載っていないようなので道標を見落とさないようにする必要があります。復路では暗くなってしまったので、道標を見落として大回りしてしまいました。 |
写真
感想
高気圧が張り出し、晴天が見込まれる日曜日。登りごたえのある高い山に行きたいなと思って、地蔵尾根から仙丈ヶ岳を目指すことにした。以前(だいぶ昔)にも日帰りで登った事があるが、体力的にはどんどん悲観的になりつつある今日この頃、体力テストも兼ねて挑戦だ。
諸般の事情でちょっと遅い6時スタートになった。駐車場には自分の車が1台、今日は柏木登山口から登る人はいないようだ。駐車場を出て、しばらくは林道を孝行猿の墓を目指して進み、そこを過ぎると地蔵尾根松峯ルートの道標が出てくるので、それに従って進んで行く。以前来た時より林道が新設されて多くなっているようで、林道と登山道を交互に歩くことになる。標高2000m付近まで林道は造られていて終点から登山道になるが、このあたりがちょっと分かりにくい。往路はマーキングに導かれて進んだが、復路は暗くなっていたので、マーキングを見落として往路と違う道を歩いた。どうも帰りに歩いた道の方が正解だったような気がする。往路の何処かで目印を見落としたのかもしれない。GPSログを見ても違うルートを通っていた。
12月の3000m峰に、雪は少ないだろうし、厳しい所も無いし、と舐めた態度で入ってしまったので足回りはトレッキングシューズという軽装。途中までは問題なく軽快に歩けたが、雪の急斜面はさすがに滑る。アイゼンは4本爪軽アイゼンというこれまた舐めた装備だが、無いよりは百倍もマシ。凍結した所はなかったので登り降りとも支障なかったが、もし行かれる方は6本爪以上のアイゼンを持って行きましょう。靴も当然ですが、冬靴にしましょう・・・トレッキングシューズはちょっと冷たい・・・天気が良くて良かった。
時間的に厳しくなって来て(体力的には大丈夫な感じ)、早めに下山しようかとも思ったが、山頂が見えた途端、行くしかないモードにチェンジ。それに山頂に行かないと北岳も見る事が出来ない。さすがに山頂直下の吹き溜まりは膝ぐらいまで雪があったが、何回かズボッとはまったくらいで、問題なく頂上に到達できた。
頂上からは北アルプス、中央アルプス、八ヶ岳に頸城山塊など360度の大展望。やっぱり高い所は良い。雪化粧された稜線も美しい。ただ、今日ここに来たのは自分一人のようで、貸切なのだがちょっと寂しいかな。この感動は分かち合いたい気もする。
さて、いつまでも居たいところだが、暗くなるまでになるべく標高は落としておきたい、急いで降りよう。頼りない4本爪アイゼンだが、そこそこグリップしたので今日のコンディションではなんとか使えた。問題は雪がなくなってアイゼンを外した後にたまに現れる雪がかぶった木の根や葉っぱで、これを踏むとあっという間に転びます。
体力的には厳しい感じはなかったのだが、やはり以前に比べるとスピードは落ちている。スピードが出ていないので体は楽に感じるのかもしれない。ともあれ、無事に標高は下げてきたが、日も落ちてヘッドライト行動になった。先に書いたように林道と登山道が入り組んでいるので目印を見落として往路とは違うルートになってしまった。後でGPSで確認すると大回りしていたようだ。自分のGPSウォッチはトラックバック機能があるので使えば良かったのだが、使い方がよく分からないし、そもそも老眼で小さな文字がよく見えない(笑)持って行く予定のハズキルーペは車の中という有様。こうなると遭難予備軍と言われてもしょうがないかもしれない。ともあれ新設と思われる林道は地図には描かれていなかったが、道路は何処かでつながっているハズだという事でしばらく進むと登山道の道標が暗闇の中から現れて登山道に復帰、下山する事が出来て、ホッとしました。核心は林道にあったというお粗末、チャンチャン。
そして今回の体力テストの結果は、体力はそこそこ維持できているが、スピードは確実に落ちている、と言ったところでしょうか。それでも楽しむことは出来たから良かったかな。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する