塔ノ岳☆今年の目標達成できたよ



- GPS
- 08:29
- 距離
- 15.1km
- 登り
- 1,089m
- 下り
- 1,515m
コースタイム
- 山行
- 6:14
- 休憩
- 2:14
- 合計
- 8:28
天候 | くもり時々雪が舞う |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
落ち葉の下に浮石多し。霜が溶けた場所はぬかるんでいます |
写真
感想
初丹沢方面、初1,000メートル超え、初雪、初ヘッドランプという、お初つくしの山行となりました。
そもそも丹沢方面へ向かう予定でしたが、地下鉄内で山歩き部員と、山岳ガイド見習いだったという元の会社の同僚とばったり遭遇しまして、聞けば塔ノ岳に行くというではないですか!
これは運命!と同行させていただきました。図々しくも。
小田急線に乗り換え、本来降りるはずだった本厚木を過ぎ秦野へ。ヤビツ峠へのバスは大行列で流石の塔ノ岳、丹沢大山、人気なのですね。やはり。
通勤バス並みのすし詰め状態でわたしの向かいに座ってたおじさまの高度計付き腕時計をチラ見すると、すでに標高560メートル。いつもならひーひー言いながら登っている山頂付近の高度だな。
バスを降り、登山口へわくわくしながら向かいます。海の方を見てみると怪しい雲。付近の山も雲に覆われています。サーフィン時代の勘で、これは降るな、と感じましたが同行者には伝えません。とにかく憧れの塔ノ岳に向かっているのにテンション下げたくない!
いきなりの階段地獄もなんのその!
とにかく登る!登る!!登る!!!
スピードは遅いけど……
三ノ塔に着く頃にはかわいい霜柱ちゃんに出会えて、急登の連続で脱皮したジャケット類を再び着込みます。
声に出したい登山用語、クサリ場、ロープ、ヤセ尾根。とにかく体験したいことがてんこ盛りの山道です。振り返れば歩いてきた道が遥か彼方に。
なんて素晴らしい光景……
きっとしばらく、山はやめられない……
新大日の手前の展望の良い場所でカップカレーうどんを取り出すとぱんぱんに膨らんでいるのを見て、大爆笑。高いところにいるんだなあ。
そして舞い落ちてくる雪。
あああああ!もう!すてきすぎるー!
寒さに耐えながらかき込むように食事を終えて、またひたすら登ります。
そしていよいよ、登頂!!!!!
あー、ガスってて何も見えない!!!
でもそんなの関係ない!!!
今年中になんとか、1,000の壁を超えておきたいという目標を達成できたのだから!
同行者いなかったらたぶん、泣いてました。ほんとに。
しかし、わたしには分かっていました。絶対に日暮れ前に下山はできません。
以前、わたしが計画した山行予定では絶対に8時間はかかる山行です。登山口に9時スタートでは夏場でもぎりぎり。
だからわたしはこの山を来年の夏まで諦めていたのです。
しかしガイド経験者との山行ということもあり、ソロではないタイミングでヘッドランプを使っておくのは良い経験になるとポジティブに考えました。
結果、残り1キロくらいはヘッドランプで下山することになりました。
これはやはり、同行者ありの初体験で正解です。ひとりではこわかっただろうなー。
しかも、うわさのバカ尾根。
道に迷ったり、うっかり滑落する危険もほかの山に比べれば少ないでしょう。
コースタイムも自分の計画通りに歩けていたし、なかなかのクサリ場などもなんとかこなせて、1,000メートルの壁を超えられたことは、ものすごい自信につながりました。
ビビりなものでちょっとずつ標高と難易度を上げればいいや、なんて考えていたのですが、ノリと勢いと適切な同行者はほんとうに大切です。
この体験で、ソロにこだわらず積極的に人と登ったり、講習に参加したりして度胸と技術を付けていくことは必ず視野に入れていこうと思いました。
あああ、次はどこに登ろうかな♪
コメント
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すでに登られていたのであれば、いつか再出撃できますように(^^)
まっすーさん!
こんな古いレコにまで拍手&コメント、ありがとうございます♡
まだこの頃はほんとによちよち歩きで……
今ならもうちょっと楽しみながら歩ける気がします!
全快したらやっぱり歩きたいなー。
誘導されてきたこっちのレコの方が面白くって
「体験したいことがてんこ盛りの山道です。振り返れば歩いてきた道が遥か彼方に」
イイですね、未体験のことこなすときって本当にワクワクします。
登山は明るくなってから登り始めるもんだって思ってた時にヤマレコで知り合った方がヘッデン灯して登り始めたりとか結構衝撃的で…
それと初めての雪山とか、初めてのテン泊、初めてのバリエーションルートとか。
山、保守的になる時とイケイケになる時との兼ね合いがまた楽しいです。
チャレンジする前には周りから止めといた方がいいんじゃない?って言われたことが多々ありましたが、去年の年末の山行、山岳会の方と岩やら沢やり始めてからそういう声もパタリと止みました。
本能的にこりゃ不安、無理っぽいなーって思うところは躊躇なく尻尾巻きますし。
脚の故障なんかも「まだ早いんじゃないの〜」ってとかく言われがちで同じだと思いますが、自分のことは自分が一番わかってるんじゃないですかね。
マイペースでまずはこのレコと同じように1,000m越えられるとイイですね。
齢近いんで応援してます。
トムさんまで、こんな拙いレコにコメントくれるなんて……
でもそうなんです。
初めてのこと、挑戦のコース、予期せぬ撤退、新しい発見の山行はほんとうに忘れがたいものばかり。
まだ山を歩き始めてたかが2年なので、これまでの山行のほとんどがそうなんですけどね笑。
この塔ノ岳と、去年の雲取、元旦の雪の赤城、同じく雪の大持小持の縦走などは特に忘れられないなー。
それ以外にも、感極まって泣いてばっかりです、ソロなのをいいことに。
そうですね、まずは1.000m越えと20キロ縦走に目標設定ですかね、復帰は。それができれば今年も雪道、やりたいなー。
トムさんにまで応援されちゃうと、ますますヤル気、出てきます♡
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