高安山「神光寺道」

2018年12月08日(土) [日帰り]

• GPS: 02:24
• 距離: 3.4km
• 登り: 465m
• 下り: 74m

コースタイム

日帰り

• 山行: 2:02
• 休憩: 0:01
• 合計: 2:03

距離 3.4km 登り 465m 下り 87m

10:17 服部川駅
12:09 12:10 高安山
12:20 高安山駅

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自転車

写真

12/8 10:19

服部川八幡宮の御神木は無事だった様子。ホッとしました。

12/8 10:23

服部川総池から生駒山系。

12/8 10:27

2016年3月に143年の歴史を閉じた中高安小学校発祥の地はココでした。旧校舎の取り壊し工事は始まっています。

12/8 10:30

史跡の道で神光寺を目指します。ここ辺りから勾配がキツクなる。凍結している日は、まともに歩けません。

12/8 10:33

石垣横のルートは安国寺に通じています。ふぁんトントのオリジナル・ルートですよ〜。「しろ道」にもここから回れます。

12/8 10:36

守園神さんにご挨拶。今シーズンの無事を祈念しました。

12/8 10:39

紅葉の美しい神光寺さんに到着。境内と寺内墓に多数の横穴式古墳が残っています。

12/8 10:42

山門前石段も紅葉が美しい。

12/8 10:44

高安山をバックにデンと構えた本堂。

12/8 10:46

小堂内のお地蔵さん。暗くてよくお顔を拝見出来なかったので、ライトアップしました。

12/8 10:56

道沿いに開口部を向けている服部川43号墳、こちらはストリートビューで内部見学できますよ。

12/8 11:02

引き返して登り口に着きました。引き返さなくても、ここへ回り込めます。入り口付近スッキリした様子。

12/8 11:02

すぐ左手に服部川78号墳です。このあと、さらに7号墳を左手に見ます。（古墳番号の付け方は詳しく知りません）

12/8 11:04

三基目の古墳は、何号墳か不明ながら、このルートで最大クラスの古墳です。玄室もはっきりわかります。ここからジグザグに登る道は、背より高い笹に覆われているはず。。。

12/8 11:06

下草は生えているけど、笹ヤブは綺麗に刈り込まれていました。歩きやすいです。

12/8 11:09

近鉄と思われる新しい測量石柱です。測量の際に、草刈りを行ったのでしょうか。

12/8 11:10

難なく最初の尾根先端部に出た。

12/8 11:17

「しろ道」との間の谷は、「一の谷」と呼ばれ、昔は歩けたとのこと。下から声が聞こえました。工事関係者かな？

12/8 11:20

標高200mを越えると徐々に下草は減って、露岩むき出しの尾根道となります。

12/8 11:21

標高250mからは、お決まりの巨岩現る。ここからの区間は、神光寺道のハイライト。落ち葉を踏みしめながら登ります。

12/8 11:24

巨岩の間を縫うようにして登っていきます。

12/8 11:27

この付近、平坦部となっています。城址地形によくみられる形状です。

12/8 11:38

鳩巣岩に到着。プレートが付きました。感激！　小字名で「鳩巣」だから間違いではない。この岩の後方は、広大な平坦地となっていて、人工的に開削されたと推測されています。時代は不明。

12/8 11:36

鳩巣岩の前にはコンロ台付きの腰掛岩。覆っていた倒木や折れ枝を掃除しておきました。ここから、山腹を進みます。

12/8 11:47

ツツジ〜。モチツツジかな。山に咲いてるから、ヤマツツジですね。これなら間違いない。

12/8 11:51

ピークを越えると歩きやすい道になりました。

12/8 11:57

前方に土塁状のたかまり。越えると一元の宮さんの敷地です。「しろ道」も合流するけど、登らず斜めに横断します。

12/8 12:05

「しろ道」と合流してからは、一元の宮さんのフェンス沿いに歩きました。決して、フェンスを乗り越えないでくださいね。石の川を横断すると、間もなく山頂です。

12/8 12:08

山頂手前でツバキがさいていた。美しい。（もしかして、サザンカ？）

12/8 12:10

高安山の三角点に到着。ここは山名のプレートがどっちゃりついています。

12/8 12:10

二等三角点・峯山に敬礼タッチ。登山靴で踏んづけたり、ペンキ塗られたり散々な目にあってる三角点です。大切にしましょう。国の宝です。

12/8 12:22

「ごじゅうからガーデン」から八尾市内を展望。やっと冬らしくなった。この季節を待っていました。

撮影機器：

FinePix XP120 XP121 XP125 FUJIFILM

感想

Ikoma Nature Walk

八尾市内から生駒山系を越えて奈良県側に通じるルートとして、「高安山越十二道」を「高安城を探る会」の皆さんが調査なさいました。資料集を八尾市の図書館で借りて歩き始めたのは、2015年の冬シーズンのこと。

高安山越十二道とは、
http://juantonto.wpblog.jp/takayasuyama-12route/

地理院地図の破線道である「神光寺道」は、最も歩く人の少ないルートと考えていました。標高200m付近までは厳しいヤブ漕ぎを覚悟する必要もあるでしょう。

と言うワケで、
ヤブ漕ぎ覚悟で久しぶりに歩いてみると、笹ヤブは消え、途中の巨石群にプレートが設置されていました。見どころも多く、とても歩きやすくなっています。この冬のオススメ・ルートです。鳩巣岩の前には天然のコンロ台まであります。

「しろ道」と「鉢伏道」に関しては、東大阪・八尾周辺の山道や歴史・自然に精通されているBsLinersさんが、11/25にお歩きになっています。YAMAP活動日記によると、酷いヤブや倒木もなく歩けるとのこと。是非、参考にして歩きましょう。

鉢伏道〜空鉢護法堂(信貴山)〜しろ道（BsLinersさん）
https://yamap.co.jp/activity/2774307