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Yamareco

記録ID: 1678816
全員に公開
ハイキング
中国

岡山県瀬戸内市 おくの細道アルプス 大雄山〜高雄山〜雀岩〜遠見岩

2018年12月16日(日) [日帰り]
 - 拍手
Machapuchare その他1人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:17
距離
10.5km
登り
477m
下り
469m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:05
休憩
1:06
合計
5:11
距離 10.5km 登り 482m 下り 477m
8:02
3
釣り公園駐車場
8:05
35
大雄山猫の鼻登山口
8:40
8:47
8
大雄山頂上展望台
8:55
8:58
1
大賀島寺
8:59
9:10
18
大智明権現
9:28
9
舗装道路&南下土道分岐
9:37
9:38
24
坪相峠
10:14
10:26
4
弘法寺展望台
10:30
10:34
9
弘法寺
10:43
19
高雄山(2回目)
11:02
4
坪相峠(2回目)
11:06
4
雀岩三角点「坪相」
11:10
11:18
4
雀岩
11:22
4
雀岩三角点「坪相」(2回目)
11:26
20
坪相峠(3回目)
11:46
11:47
4
遠見岩
11:51
11:58
4
宝蔵岩
12:02
12:10
15
甲羅岩
12:25
12
舗装道路&南下土道分岐(2回目)
12:37
22
下山口(権現道入口)
12:59
13:03
10
日佐神社
13:13
釣り公園駐車場
岩場の景観、動植物観察などを楽しむコース
歩行距離10.5km、歩行時間4時間、歩行数18,900歩、消費カロリー2,310Kcal
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
千町川沿いの「釣り公園」駐車場に自動車を停めました。十数台駐車できます。また、「邑久自然教育の森キャンプ場」の駐車場も利用できます。
コース状況/
危険箇所等
 危険箇所はありません。全体的に、2015年よりも道が整備されすっきりした感じがしました。分岐が多いので、「おくの細道アルプス」の地図<写真47>があると安心です。この地図でバツ印がついている道や載っていない道は、ヤブコギの可能性があります。雀岩三角点「坪相(つばい)」<写真30>から甲羅岩<写真37,38>方向に道がありそうですが、2015年3月8日には途中で道がなくなり、ヤブコギの末、引き返しました(>_<)
 今回の道迷いは2か所です。大雄山(だいゆうざん)猫の鼻登山口<写真03>から少し南下した辺りで分岐を東に進んでしまい、引き返しました。もう一か所は高雄山<写真22>の北、標高110m辺りで赤いビニールテープを見落とし、西にそれて木の間を適当に歩いて合流しました。復路(東側)は正規ルートです。
 大智明権現(だいちみょうごんげん)<写真14〜18>から日佐(おさ)神社<写真43〜45)へと延びる権現道は、一部、ササが生えた細道で足元は見えます。北からの上りだと、砂防ダムを東に巻く所や、日佐神社の石畳<写真43>を横断する所が少しわかりにくいかもしれません。

 その他、コバノミツバツツジロードや分岐名などコース状況の詳細は、周辺情報下欄の添付ファイルで確認できます。
その他周辺情報  大雄山の北麓の千町(せんちょう)川沿いに「畠山(はたけやま)製菓」(通常営業時間9〜17時)があります。工場併設の直売店で、おいしい多種多様な米菓<写真46>を大量に買ってしまいます(^^♪…「おくの細道アルプス」の地図<写真47>をここでもらうことができます。
ファイル
(更新時刻:2018/12/19 16:26)
01オオバン
釣り公園駐車場北の包松橋(かねまつばし)より千町川を見下ろすと、オオバン3羽が遊泳していました。動画には、水草らしきものを食べる様子などが映っています。バンはくちばしの付け根が赤色です。
2
01オオバン
釣り公園駐車場北の包松橋(かねまつばし)より千町川を見下ろすと、オオバン3羽が遊泳していました。動画には、水草らしきものを食べる様子などが映っています。バンはくちばしの付け根が赤色です。
02大雄山北尾根&北北東尾根
南方面に目指す大雄山(だいゆうざん)の北尾根と北北東尾根が見えました。奥に向かって延びているアスファルト道の突き当りに猫の鼻登山道の入口<写真03>があります。
02大雄山北尾根&北北東尾根
南方面に目指す大雄山(だいゆうざん)の北尾根と北北東尾根が見えました。奥に向かって延びているアスファルト道の突き当りに猫の鼻登山道の入口<写真03>があります。
03大雄山猫の鼻登山口
少し上の木の枝に取り付けられています。麓からだと猫の鼻のように突き出て見えるというのが名前の由来です。最初は落ち葉が大量に積もっていますが、すぐにマシになりました。たまに岩盤や小石がゴロゴロしたところがあります。うっかり分岐を見落として引き返しました。
03大雄山猫の鼻登山口
少し上の木の枝に取り付けられています。麓からだと猫の鼻のように突き出て見えるというのが名前の由来です。最初は落ち葉が大量に積もっていますが、すぐにマシになりました。たまに岩盤や小石がゴロゴロしたところがあります。うっかり分岐を見落として引き返しました。
04四合目台景観
振り返ると北東方面に高山や四辻山などが見えました。周辺は少しこんもりしており、50cm程の幅で石が2つ埋まっているのが石棺の一部のように思えます。もしかしたら、ここが豊原東山1号墳なのかもしれません。
04四合目台景観
振り返ると北東方面に高山や四辻山などが見えました。周辺は少しこんもりしており、50cm程の幅で石が2つ埋まっているのが石棺の一部のように思えます。もしかしたら、ここが豊原東山1号墳なのかもしれません。
05馬のせ
少し北にあるプレートはもう文字がほとんど見えなくなっていました。この南北に岩盤が少し見えている道が延びています。
05馬のせ
少し北にあるプレートはもう文字がほとんど見えなくなっていました。この南北に岩盤が少し見えている道が延びています。
06飛馬石⁉
   (ヒューマストーン)
前回(2015年12月26日)には、道から少し逸れた所でしたが、今回はこの脇に道が通っていました。飛馬石の案内板は道の反対側を向き、知らないとスルーしそうでした。「馬は熊山より飛来した。村人の信頼厚く昇天後“飛馬石”と呼ばれこの地に祀る」とあります。大智明権現(だいちみょうごんげん)<写真12〜18>が牛馬の神様として祀られたものなので、これが飛馬石(ヒューマストーン)で、大智明権現に奉納された神馬を葬り祀ってあるのかもしれません。
06飛馬石⁉
   (ヒューマストーン)
前回(2015年12月26日)には、道から少し逸れた所でしたが、今回はこの脇に道が通っていました。飛馬石の案内板は道の反対側を向き、知らないとスルーしそうでした。「馬は熊山より飛来した。村人の信頼厚く昇天後“飛馬石”と呼ばれこの地に祀る」とあります。大智明権現(だいちみょうごんげん)<写真12〜18>が牛馬の神様として祀られたものなので、これが飛馬石(ヒューマストーン)で、大智明権現に奉納された神馬を葬り祀ってあるのかもしれません。
07大雄山頂上展望台
北北東方面には熊山山系、南南東には小豆島がうっすら見えました。動画も撮りました。来年の元旦には初日の出を見る会(参加費100円)が開催され、先着100名にぜんざいがふるまわれる他、宝さがしなどが行われるようです。
07大雄山頂上展望台
北北東方面には熊山山系、南南東には小豆島がうっすら見えました。動画も撮りました。来年の元旦には初日の出を見る会(参加費100円)が開催され、先着100名にぜんざいがふるまわれる他、宝さがしなどが行われるようです。
08大雄山頂上展望台より
          芥子山
西北西方面には「備前富士」と呼ばれる芥子山(けしごやま)が見えました。このアングルだと富士山らしく見えます。
08大雄山頂上展望台より
          芥子山
西北西方面には「備前富士」と呼ばれる芥子山(けしごやま)が見えました。このアングルだと富士山らしく見えます。
09宇喜多一門供養之塔
大賀島寺(おおがしまじ)は宇喜多氏の庇護を受け、宇喜多能家の時代に菩提寺となりました。ちなみに、大雄山北西の砥石城は宇喜多直家生誕の地です。
09宇喜多一門供養之塔
大賀島寺(おおがしまじ)は宇喜多氏の庇護を受け、宇喜多能家の時代に菩提寺となりました。ちなみに、大雄山北西の砥石城は宇喜多直家生誕の地です。
10青空に巻雲
ふと見上げると、薄い絹織物のような雲が見えました。青空に霜が降りたようにも思えます。きれいでした(^^♪
10青空に巻雲
ふと見上げると、薄い絹織物のような雲が見えました。青空に霜が降りたようにも思えます。きれいでした(^^♪
11大賀島寺本堂
大賀島寺(おおがしまじ)は、聖武天皇の時代に開創されたと伝えられています。瀬戸内市の重要文化財に指定されており、岡山県下では最大級の規模をもつ本堂です。ご本尊の千手観世音菩薩立像は岡山県下最古の木造仏で、33年に一度公開されます。平成23年に国の重要文化財に指定されてから初の公開(開扉供養法要)が先月11月17日(土)・18日(日)に行われました。
11大賀島寺本堂
大賀島寺(おおがしまじ)は、聖武天皇の時代に開創されたと伝えられています。瀬戸内市の重要文化財に指定されており、岡山県下では最大級の規模をもつ本堂です。ご本尊の千手観世音菩薩立像は岡山県下最古の木造仏で、33年に一度公開されます。平成23年に国の重要文化財に指定されてから初の公開(開扉供養法要)が先月11月17日(土)・18日(日)に行われました。
12大智明権現鳥居
鳥居には文政の文字が見えました。1818〜1831年、江戸の町民文化が栄えた頃の建造物ということです。
12大智明権現鳥居
鳥居には文政の文字が見えました。1818〜1831年、江戸の町民文化が栄えた頃の建造物ということです。
13ウリハダカエデ
散り始めでした。若木の樹皮は緑色の縦筋模様が入り、ウリの皮に似ているというのが名前の由来です。よく似たホソエカエデのほうは兵庫県以東に分布しているそうです。
1
13ウリハダカエデ
散り始めでした。若木の樹皮は緑色の縦筋模様が入り、ウリの皮に似ているというのが名前の由来です。よく似たホソエカエデのほうは兵庫県以東に分布しているそうです。
14大智明権現堂
大智明権現(だいちみょうごんげん)は、大山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、地蔵菩薩を本地仏とします。牛馬の神様としてお祀りしてあるそうです。
14大智明権現堂
大智明権現(だいちみょうごんげん)は、大山の山岳信仰と修験道が融合した神仏習合の神であり、地蔵菩薩を本地仏とします。牛馬の神様としてお祀りしてあるそうです。
15ジョウビタキ♀
顔が真っ黒なオスとは違い、つぶらな瞳がはっきり見えます。翼の白紋と腰のオレンジ色が特徴です。警戒心があまりなく好奇心旺盛なので、この後も近くでこちらを見ていました。動画も撮りました。
4
15ジョウビタキ♀
顔が真っ黒なオスとは違い、つぶらな瞳がはっきり見えます。翼の白紋と腰のオレンジ色が特徴です。警戒心があまりなく好奇心旺盛なので、この後も近くでこちらを見ていました。動画も撮りました。
16大智明権現本殿
拝殿<写真14>に比べて彫刻はシンプルです。
16大智明権現本殿
拝殿<写真14>に比べて彫刻はシンプルです。
17ヒサカキの実
直径6mm程で完熟すると黒くなります。野鳥たちの好物だそうです。3月頃には梅の花のようないい香りの花が咲きます。
17ヒサカキの実
直径6mm程で完熟すると黒くなります。野鳥たちの好物だそうです。3月頃には梅の花のようないい香りの花が咲きます。
18大智明権現堂龍の彫刻
拝殿の軒下に見事な龍の彫刻が施されていました。近くの木の枝にジョウビタキのメス<写真15>がいたので、また動画を撮りました。
18大智明権現堂龍の彫刻
拝殿の軒下に見事な龍の彫刻が施されていました。近くの木の枝にジョウビタキのメス<写真15>がいたので、また動画を撮りました。
19大賀島寺山門
アスファルト道に出て地形図の実線の道を進みました。ここからも大賀島寺(おおがしまじ)<写真11>に行けます。
19大賀島寺山門
アスファルト道に出て地形図の実線の道を進みました。ここからも大賀島寺(おおがしまじ)<写真11>に行けます。
20オギ群生
穂が白くしっかりしているので、ススキではなくオギのほうかと思いました。動画を撮っていると、何かが飛んでいきました。鳴き声や色合いからするとアオジのようでした。
20オギ群生
穂が白くしっかりしているので、ススキではなくオギのほうかと思いました。動画を撮っていると、何かが飛んでいきました。鳴き声や色合いからするとアオジのようでした。
21坪相峠
地形図の破線の道に入り、雀岩<写真31,32>の小さな道標から南下すると、坪相(つばい)峠に出ました。十字路で道標があります。まずは南西に進みました。
21坪相峠
地形図の破線の道に入り、雀岩<写真31,32>の小さな道標から南下すると、坪相(つばい)峠に出ました。十字路で道標があります。まずは南西に進みました。
22高雄山頂上プレート
途中で少し西に逸れてしまいましたが、無事に標高166mの高雄(たかお)山頂上に到着しました。道からは少し外れており展望は効きません。
22高雄山頂上プレート
途中で少し西に逸れてしまいましたが、無事に標高166mの高雄(たかお)山頂上に到着しました。道からは少し外れており展望は効きません。
23ヤマハゼ紅葉
高雄山<写真22>南の分岐から弘法寺八十八ヶ所霊場を西から反時計回りに進みました。ヤマハゼは、ハゼノキによく似ていますが、葉の先端はあまり細長く伸びず、葉裏の葉脈がより隆起します。ウルシ科なので、きれいに紅葉します。ミノガの仲間のメスがぶら下がって越冬中でした。
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23ヤマハゼ紅葉
高雄山<写真22>南の分岐から弘法寺八十八ヶ所霊場を西から反時計回りに進みました。ヤマハゼは、ハゼノキによく似ていますが、葉の先端はあまり細長く伸びず、葉裏の葉脈がより隆起します。ウルシ科なので、きれいに紅葉します。ミノガの仲間のメスがぶら下がって越冬中でした。
24ツリガネタケ大型タイプ
サルノコシカケの仲間で、このような大型タイプと、より貝殻に似ており西洋では火口(ほくち)として使われたといわれている小型タイプがあります。これはカサの直径15cm程でした。すぐ側に弘法寺八十八ヶ所霊場の石仏がありました。
24ツリガネタケ大型タイプ
サルノコシカケの仲間で、このような大型タイプと、より貝殻に似ており西洋では火口(ほくち)として使われたといわれている小型タイプがあります。これはカサの直径15cm程でした。すぐ側に弘法寺八十八ヶ所霊場の石仏がありました。
25弘法寺鐘楼
弘法寺といえば、瀬戸内市牛窓町のほうが有名なようです。ヒヨドリの鳴き声のほかは聞こえるものもなく、落ち着いた雰囲気でした。ここから砂利道になりました。
25弘法寺鐘楼
弘法寺といえば、瀬戸内市牛窓町のほうが有名なようです。ヒヨドリの鳴き声のほかは聞こえるものもなく、落ち着いた雰囲気でした。ここから砂利道になりました。
26弘法寺展望台
南西に児島湾や金甲山などが見えます。周辺は開けて明るく、トイレもありました。ここでゆっくり休憩できます。
26弘法寺展望台
南西に児島湾や金甲山などが見えます。周辺は開けて明るく、トイレもありました。ここでゆっくり休憩できます。
27弘法寺サザンカ
散った花弁もたくさんありましたが、まだつぼみもあり満開でした。蜜を吸いに来ているヒヨドリの鳴き声をBGMに動画も撮りました。
27弘法寺サザンカ
散った花弁もたくさんありましたが、まだつぼみもあり満開でした。蜜を吸いに来ているヒヨドリの鳴き声をBGMに動画も撮りました。
28弘法寺本堂
コンクリート道を歩いて山の茶店風のなかなかユニークな本堂に着きました。弘法大師像などがあります。2つの建物の間を通り抜け、弘法寺八十八ヶ所霊場の道に出ました。
28弘法寺本堂
コンクリート道を歩いて山の茶店風のなかなかユニークな本堂に着きました。弘法大師像などがあります。2つの建物の間を通り抜け、弘法寺八十八ヶ所霊場の道に出ました。
29弘法寺八十八ヶ所霊場石仏
弘法寺周辺を一周する弘法寺八十八ヶ所霊場には、このような小さな祠に入って札番号がないものが多く、これも詳細は不明ですが、「大正十年」と彫られていました。
29弘法寺八十八ヶ所霊場石仏
弘法寺周辺を一周する弘法寺八十八ヶ所霊場には、このような小さな祠に入って札番号がないものが多く、これも詳細は不明ですが、「大正十年」と彫られていました。
30雀岩三角点(点名:坪相)
坪相(つばい)峠<写真21>まで引き返し、今度は東に進むと、標高156.1m三角点(点名:坪相)がありました。ここから細道を南下すると雀岩<写真31,32>です。なお、北東に延びる岡山&瀬戸内市境沿いに踏み跡がありますが、2015年3月8日には、途中からヤブコギになり引き返しています。
30雀岩三角点(点名:坪相)
坪相(つばい)峠<写真21>まで引き返し、今度は東に進むと、標高156.1m三角点(点名:坪相)がありました。ここから細道を南下すると雀岩<写真31,32>です。なお、北東に延びる岡山&瀬戸内市境沿いに踏み跡がありますが、2015年3月8日には、途中からヤブコギになり引き返しています。
31雀岩より坪相集落展望
雀岩より南東に坪相集落が見えました。動画も撮りました。
31雀岩より坪相集落展望
雀岩より南東に坪相集落が見えました。動画も撮りました。
32雀岩てっぺん見上げて
雀岩の東を巻いて下りて見上げてみました。てっぺんに連れが座っているので、だいたいの大きさがわかります。岩を直登して戻りました。
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32雀岩てっぺん見上げて
雀岩の東を巻いて下りて見上げてみました。てっぺんに連れが座っているので、だいたいの大きさがわかります。岩を直登して戻りました。
33雀岩三角点岩場より
      甲羅岩方面展望
雀岩三角点(点名:坪相)<写真30>の側に小さな岩場があり、そこから北東方面に甲羅岩<写真37,38>辺りが見えました。引き返し、遠見岩<写真34>を目指します。
33雀岩三角点岩場より
      甲羅岩方面展望
雀岩三角点(点名:坪相)<写真30>の側に小さな岩場があり、そこから北東方面に甲羅岩<写真37,38>辺りが見えました。引き返し、遠見岩<写真34>を目指します。
34遠見岩より宝蔵岩展望
遠見岩の小さなプレートがある辺りから西南西を振り返ると、宝蔵岩<写真35,36>が見えます。遠見岩とは、岩の名前ではなく、宝蔵岩の展望所です。道はさらに北東に延びており、2015年3月8日には舟原登山口へと下りましたが、今回はここで引き返しました。
34遠見岩より宝蔵岩展望
遠見岩の小さなプレートがある辺りから西南西を振り返ると、宝蔵岩<写真35,36>が見えます。遠見岩とは、岩の名前ではなく、宝蔵岩の展望所です。道はさらに北東に延びており、2015年3月8日には舟原登山口へと下りましたが、今回はここで引き返しました。
35宝蔵岩
南下する道の途中で宝蔵岩の下部が見えます。ここに宝が隠されているという伝説があるそうです。下から上へと動画を撮りました。さらに南下すると、宝蔵岩の上部<写真36>に出ます。
35宝蔵岩
南下する道の途中で宝蔵岩の下部が見えます。ここに宝が隠されているという伝説があるそうです。下から上へと動画を撮りました。さらに南下すると、宝蔵岩の上部<写真36>に出ます。
36宝蔵岩てっぺんより景観
直径3〜4cm程の木を3本束ねた足場を使えば、楽にてっぺんに立てます。北から南東に動画も撮りました。連れは前回(2015年11月22日)飛び降りて転び、わずかに出た岩盤で膝を打撲しましたが、今回は足場の一番下の木に足をかけてすんなり下りられました。
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36宝蔵岩てっぺんより景観
直径3〜4cm程の木を3本束ねた足場を使えば、楽にてっぺんに立てます。北から南東に動画も撮りました。連れは前回(2015年11月22日)飛び降りて転び、わずかに出た岩盤で膝を打撲しましたが、今回は足場の一番下の木に足をかけてすんなり下りられました。
37甲羅岩より坪相集落展望
宝蔵岩<写真35、36>からさらに南下すると甲羅岩です。南方面がよく見えました。
37甲羅岩より坪相集落展望
宝蔵岩<写真35、36>からさらに南下すると甲羅岩です。南方面がよく見えました。
38甲羅岩見上げて
甲羅岩は下から見ると、盛り上がった岩盤なのがよくわかります。さらに下まで続いていました。ここから南方面を中心に景観と甲羅岩全体を動画に撮りました。
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38甲羅岩見上げて
甲羅岩は下から見ると、盛り上がった岩盤なのがよくわかります。さらに下まで続いていました。ここから南方面を中心に景観と甲羅岩全体を動画に撮りました。
39うずま木⁉
甲羅岩<写真37,38>から下りてくると、ちょうど分岐の所に何かが巻き付いた跡が残っている木がありました。上の方はうっすら変色しているだけなので、ワイヤーか何かが巻き付いていたのを取り除いてもらったのでしょう。ほっとしました。
39うずま木⁉
甲羅岩<写真37,38>から下りてくると、ちょうど分岐の所に何かが巻き付いた跡が残っている木がありました。上の方はうっすら変色しているだけなので、ワイヤーか何かが巻き付いていたのを取り除いてもらったのでしょう。ほっとしました。
40アラゲカワラタケ
往路では気づきませんでした。カサの直径3cm程で表面に毛が生えており、ビロードのような手触りです。倒れかけた木にびっしり生えていました。
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40アラゲカワラタケ
往路では気づきませんでした。カサの直径3cm程で表面に毛が生えており、ビロードのような手触りです。倒れかけた木にびっしり生えていました。
41ムギワラギク
さらに引き返し、「三角」と書かれたプレートのある所からアスファルト道に戻りました。往路の東側の道を大賀島寺(おおがしまじ)<写真11>方向に歩いていると、ちょっとした花壇がありました。ムギワラギクは春から夏のイメージですが、秋咲きの品種もあるそうです。カラフルでこの一角だけとても明るく感じられました。
41ムギワラギク
さらに引き返し、「三角」と書かれたプレートのある所からアスファルト道に戻りました。往路の東側の道を大賀島寺(おおがしまじ)<写真11>方向に歩いていると、ちょっとした花壇がありました。ムギワラギクは春から夏のイメージですが、秋咲きの品種もあるそうです。カラフルでこの一角だけとても明るく感じられました。
42大雄山東谷から
    高砂山方面景観
下山口の道標から落ち葉が積もった権現道を日佐(おさ)神社<写真43〜45>へと下りました。たまに岩盤や小石がありますが歩きやすいです。北北東方面に標高40mの丘に建つ神社が見えました。
42大雄山東谷から
    高砂山方面景観
下山口の道標から落ち葉が積もった権現道を日佐(おさ)神社<写真43〜45>へと下りました。たまに岩盤や小石がありますが歩きやすいです。北北東方面に標高40mの丘に建つ神社が見えました。
43日佐神社前の石畳
途中からササが茂っていましたが、足元は見えました。砂防ダム沿いに東に進むと、轍のある土道に合流します。さらに北上すると、西側に鳥居<写真44>が見えてきます。土道はさらに北に続いていますが、一段低い石畳に下りて神社に立ち寄ることにしました。苔がきれいです。
43日佐神社前の石畳
途中からササが茂っていましたが、足元は見えました。砂防ダム沿いに東に進むと、轍のある土道に合流します。さらに北上すると、西側に鳥居<写真44>が見えてきます。土道はさらに北に続いていますが、一段低い石畳に下りて神社に立ち寄ることにしました。苔がきれいです。
44曰佐神社鳥居
     &狛犬&拝殿
石畳を横断し鳥居前まで来ると、きれいに掃き清められた土道が北に延びています。備前焼の狛犬はこの辺りではよく見かけます。
44曰佐神社鳥居
     &狛犬&拝殿
石畳を横断し鳥居前まで来ると、きれいに掃き清められた土道が北に延びています。備前焼の狛犬はこの辺りではよく見かけます。
45曰佐神社本殿
創建年月日や由緒など詳しいことはわかっていません。貞享(1685年)頃に天神社と改称し、一般には日佐天神と呼ばれたそうです。明治9年10月19日、日佐神社と復号し、祭神を日佐神と改めました。おさとは、正しくは訳語、あるいは曰佐と書き、通訳を意味します。渡来人がこの地に住んでいたのかもしれません。本殿の屋根は檜皮葺でしょうか。
45曰佐神社本殿
創建年月日や由緒など詳しいことはわかっていません。貞享(1685年)頃に天神社と改称し、一般には日佐天神と呼ばれたそうです。明治9年10月19日、日佐神社と復号し、祭神を日佐神と改めました。おさとは、正しくは訳語、あるいは曰佐と書き、通訳を意味します。渡来人がこの地に住んでいたのかもしれません。本殿の屋根は檜皮葺でしょうか。
46畠山製菓の米菓
下山後、畠山(はたけやま)製菓の工場併設の直売店で米菓を購入しました。紙袋は福袋です。3袋選り取りでお得なセットは試食できます。正月の手土産も調達!(^^)!
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46畠山製菓の米菓
下山後、畠山(はたけやま)製菓の工場併設の直売店で米菓を購入しました。紙袋は福袋です。3袋選り取りでお得なセットは試食できます。正月の手土産も調達!(^^)!
47おくの細道アルプスMAP
畠山(はたけやま)製菓の工場併設の直売店でいただけます。2018年3月3日付の最新版です。2014年版と比較してみると、躑躅の小径周辺やトイレ情報、通行不可のバツ印が加筆されていました。写真をクリックして別ウィンドウを開き、下部の「詳細ページ」の文字をクリックした後、写真をクリックすると拡大、さらにクリックで最大になります。
47おくの細道アルプスMAP
畠山(はたけやま)製菓の工場併設の直売店でいただけます。2018年3月3日付の最新版です。2014年版と比較してみると、躑躅の小径周辺やトイレ情報、通行不可のバツ印が加筆されていました。写真をクリックして別ウィンドウを開き、下部の「詳細ページ」の文字をクリックした後、写真をクリックすると拡大、さらにクリックで最大になります。

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下(厚手) 防寒具 手袋(防水加工) 軍手 雨具 日よけ帽子とフード 登山靴(防水加工) 靴ひも予備 サブザック ザックカバー 地形図 コンパス マップケース 筆記用具 携帯 時計(防水) タオル カメラ 飲料水(スポドリ&茶) 水筒(保温) 非常食(栄養補助食品) スマホ(山使用可能) eTrex30(GPSナビゲーター)

感想

 今回の出発点は千町(せんちょう)川沿いにある「釣り公園」。千町川にはオオバンが遊泳していました。ヘラブナやヌートリア(2015年12月26日撮影)などの動物も生息しています。

 この公園の少し南に大雄山(だいゆうざん)の登山口があります。ここから大雄山頂上展望台までゆるやかで歩きやすい尾根道が続きます。展望台からはパノラマ展望を楽しむことができます。平成31年の1月1日はここで「初日の出を見る会」が催されるそうです。空を見上げると、絹のような巻雲と青空のコントラストがとても美しかったです。

 展望台南の大賀島寺(おおがしまじ )には宇喜多一門供養之塔がありました。大賀島寺は、この辺りの出身と伝えられる戦国大名の宇喜多氏の庇護を受け、宇喜多能家の時代に菩提寺となりました。
 秘仏・ご本尊千手観世音菩薩立像は岡山県下最古の木造仏で、33年に一度公開されます。平成23年に国の重要文化財に指定後初の公開(開扉供養法要)が先月11月17日(土)・18日(日)に行われました。せっかくのご開帳を見逃してしまいました(*_*;

 高雄(たかお)山の南にある弘法寺から雀岩を経て、甲羅岩までの北東尾根は展望が楽しめるコースです。弘法寺、雀岩、宝蔵岩、甲羅岩と休憩所兼展望地があり、小豆島周辺まで、瀬戸内海方面の景観を楽しむことができました。

 下山後は、近くの畠山製菓でせんべいやおかきをたくさん購入しました。試食できるものも多いので、誘惑に負けて、ついつい買いすぎてしまいます(*_*; 12月中は福袋やわれせんなどがたくさん出回っているので、お得でした(^^♪実家の手土産もここで購入しました。

 雪山はもうやらないので冬は低山ばかりになりますが、どの山も景観や史跡、動植物観察などの楽しみがあり飽きません。今回はほとんどが歩いたことのあるルートでしたが、やはり楽しかったです(^^♪





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