【初・軽アイゼン】新雪の鷹ノ巣山


- GPS
- 08:10
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,362m
- 下り
- 1,450m
コースタイム
9:40 稲村岩
11:45 ヒルメシクイノタワ
12:20 鷹ノ巣山山頂
12:40-13:30 鷹ノ巣山避難小屋
15:15 倉戸山
16:15 倉戸口バス停
16:50 奥多摩湖バス停
天候 | 天候:小雪 気温:0℃(山麓)、-10℃(山頂) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路:奥多摩湖バス停からJR奥多摩駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【積雪】 登山道はほぼ全面積雪あり。(山頂付近で30〜40cm程) 軽アイゼン必携。 【登山ポスト】 奥多摩駅にポストはあるが用紙がなかった。 持参が吉。 【温泉】 もえぎの湯…冬季は19時閉店(最終受付18:00)なので注意。HPにクーポンあり。 |
写真
感想
前回初の雪山(陣馬山)での経験を踏まえ、今回は軽アイゼン(モンベル・チェーンスパイク)とスパッツを新調し雪山再挑戦。他の方のレコを見ると、奥多摩の低山はあまり雪が残っていないらしい。かといって雲取山レベルになると初心者には危険だし日帰りは厳しい。ということで間を取って鷹ノ巣山に決定!
日原でバスを降りると小雪がちらつくあいにくの天気。予報は晴れって言ってたのに…。ともあれ今日の目的はアイゼンの効果確認なので、気を取り直して登山口へGO!
土の上を歩いたのは始めだけで、20分ほどで雪道に早変わり。早速チェーンスパイク装着。おぉ、刺さる刺さる!こりゃ快適♪
気を良くしてどんどん高度を上げ、稲村岩までは難なく到着。が、そこからがキツかった。稲村岩尾根の800m以上の直登は伊達ではなく、新雪が予想以上に体力を奪う。非ゴアテックスのジャケットからは徐々に雪が浸み出し、あり合わせのスキー用グローブの中の手もかじかむ。辛うじてひとり分のトレースに勇気づけられたが、それがなかったら途中で萎えていたかも…
苦労の末辿り着いた山頂は、空も、木々も、もちろん足元も、見えるすべてが真っ白だった。サラサラという雪の降る音以外何も聞こえない。そんなシンプルな世界に一人ポツンと立っているという状況が妙に心地いい。みんなこの気分を味わうために雪山に行くのかなぁ、なんてぼんやり考える。期待していた展望は拝めなかったものの充分に満たされた気持ちで山頂を後にする。さあ、避難小屋で温かいラーメンにありつこう。
避難小屋には先着の男性(Kさん)が一名。僕の前にトレースを付けていた方だ。聞くと石尾根を縦走するつもりが雪のせいで断念したという。僕と同様に榧ノ木尾根を下るということで道中ご一緒させて頂くことに。マイペースで歩きたい気持ちはあったが、こちらは雪山初心者マーク。ベテランに同行してもらう安心感には代えられない。
登りはKさんのトレースをつけてきたのだが、下りは僕に先行させて頂いた。今日は我々以外には登山者はいないらしく、新雪をサクサク踏んでいく快感を味わうことができた。つい気が逸って距離を離してしまい、スミマセン。。
倉戸山を過ぎたあたりからだいぶ雪が減ってきたので二人ともチェーンスパイクを外す。ところがすぐに遭遇したアイスバーンにひより、再装着。こんなとき着脱の楽なチェーンスパイクは便利だ。(Kさんはアイゼンなしで下っていたが見てて少しヒヤヒヤした。)
Kさんの案内のお陰で無事下山。次のバスまで間があったので、奥多摩湖バス停まで歩く。道すがらKさんと山に関する取り留めのない話をする。どこの山が良かったとか、次はどこへ行きたいとか。僕は普段は単独行が多いのだが、時にこうして仲間(失礼!)と共に歩くのも楽しい。温泉と電車もご一緒させて頂き、最後は寝過ごしそうなところを起こして下さった。大したお礼もできず、すみません。本当にありがとうございました!
さて今回はアイゼンの効果も確認でき、初の本格的な雪山を辛いながらも満喫することができた。自分のレベルと同時に装備をグレードアップしていくのはドラ○エみたいで楽しい(笑)。次に必要なのはウエアかな?それで次はどこに行こうかな♪
私も11日に峰谷から鷹ノ巣山に登り榧ノ木尾根を下りましたが、倉戸山から下ったところのアイスバーンのところだけはアイゼンを付けた方が良いですね。
お疲れ様でした。
木曜は、どうもありがとうございました。
最後まで、誰にも会えないかとおもうほどの雪でしたので
ぜひ、また山でお会いしましょう〜
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