【二ノ塔〜新大日】ヤビツ峠から大倉へ
- GPS
- 07:08
- 距離
- 14.1km
- 登り
- 1,016m
- 下り
- 1,508m
コースタイム
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 7:06
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
【危険個所】 行者岳の前後はキレット風の岩場多し。 【コース状況】 行程中に積雪無し。 丹沢だけあって泥濘箇所は多数。 政次郎尾根は事前の情報より普通に歩けた。 【トイレ】(確認したもののみ) ヤビツ峠 護摩屋敷の水近く分岐 烏尾山荘 大倉バス停 |
写真
感想
3年ぶりの丹沢。
ヒルを避けたいので、基本的にはこの時期しかないかな…という感じになっている自分。
でも、通っている中央線沿線に比較すれば、熊は少ないかなという印象なので、迷いどころではあるけどね。
今年の年始は天気がいい。
風が強くなる日もあるけど、全体的に登山日和。
そんなわけで、この日の山行は前日に決定。
何も考えていなかったわけではないけれども、構想としてあった三ノ塔をイメージして、コースを選択。
塔ノ岳を目指して表尾根を行けるところまで行って、政次郎尾根を下るコース。
調子が良くて塔ノ岳まで行けたら、大倉尾根を下るというオプション付き。
<ヤビツ峠〜三ノ塔>
秦野駅のバス停は登山者で大行列。
案の定、1台では乗り切れず、臨時便が出る。
2台目の先頭で乗車したので、座れたのはラッキー。
自分が歩き始めるまでに3台目は来なかったけど、2台で間に合うような人数ではなかったような気がするけど…。
さて、ヤビツ峠は3年ぶり。
前回は通過地点だったので、静かな印象だったけど、今回は起点。
バスの乗客は半数以上が大山に向かう感じ。
自分は王道コースで二ノ塔に向かう。
しばらくは車道を緩く下る。
左手に大きなチップ制のトイレがある箇所を左に林道を入る。
林道を少し歩くとすぐに右手に登山口。本格的な登山道に入る。
順調に高度を上げ、後ろに大山、前方に富士山が見え隠れしてきて、ほどなく二ノ塔着。
富士山は勿論、三ノ塔、塔ノ岳、大山、箱根。そして海側の展望もよい。
三浦半島から江の島、真鶴半島と気分のよい眺め。
二ノ塔から三ノ塔は一旦高度をかなり下げる。
しかも、その下りがガレ場っぽくて、歩き難い。そして、登り返して、三ノ塔着。
<三ノ塔〜新大日>
三ノ塔は二ノ塔より高度がある分、余計に展望良し。
塔ノ岳も近く見え、迫力がある。
塔ノ岳の稜線と富士山の間、遠方に白く光る峰が見える。
南アルプスの南部だろうか…。
山頂の休憩所は建設中。
かなり大きな休憩所があったのだろうか。
以前に来た時の記憶がまったく無いのは情けない…。
もう30年も前になるかなぁ〜。
三ノ塔から烏尾山へも一旦大きく下る。
そう、この表尾根はこのアップダウンが厄介だったんだ…。
足場が悪かったり、クサリがあったり。
そして、また登り返し。既にキツクなってくる。
三角屋根の小屋が建つ烏尾山山頂着。小さなチップ制のトイレ有り。
次のピークは行者ヶ岳。
さらに、足場の悪い箇所が多くなり、登り返しも辛い。
キレット風の左右が切れ落ちた箇所もあり、注意を要する。
政次郎ノ頭と書かれた標識の立つ分岐が政次郎尾根の分岐。
ひとまず、新大日に向かう。
ひたすら苦しい登り、書策小屋のあったピークで一旦緩やかになるが、さらに傾斜がきつくなり、汗をかきながら新大日着。
新大日茶屋は休業中という情報だったが、今にも崩れそうな小屋。
建て直しもないだろうな…。
さて、塔ノ岳に行くか、予定通り、政次郎尾根を下りるか、思案。
時間的は塔ノ岳経由はきつそうなので、政次郎尾根に決定。
ちょうど、途中で大渋滞を引き起こしていた壮年のグループが到着し、煩くなったので、早々と下山開始。
<新大日〜大倉>
登りでは気がつかなかったが、海を見ると、遠く伊豆大島が見える。
熱海の初島も。
政次郎ノ頭から、政次郎尾根を下る。
事前の情報だと、木の根が出ていて歩き難い、急坂で休憩する箇所もなく単調ということだったが、思っていたほどではなかった。
確かに歩き易くはないし、急坂ではあったが、登りに使いたくないというほどでもなかったような。
しかも1時間辛抱すれば、戸沢で林道に出られるわけだし。
ということで、1時間少しで林道に出る。
戸沢は大きな河原になっていて、テント2張りほど。
稜線を見上げると、まさに壁のように聳える。
小さな(穂高)岳沢という感じ。気分がいい場所。
ここから長い林道歩きが始まる。作治小屋、新茅山荘まではいいが、その先が思いっきり単調。
途中の竜神の泉も単なる湧き水。
人の声が聞こえ始め、大きな吊り橋が見えてくると、大倉バス停は近い。
風の吊橋と名付けられたその橋を渡るとすぐにバス停だった。
<まとめ>
多分、30年ほど前に歩いたことのある丹沢表尾根。
その時もヤビツ峠から入ったのだと思う。
塔ノ岳まで行って大倉に下りたのかなぁ〜。
まったく記憶に無いのが情けない。
当時と違って、そんな元気もなく、最初から途中で下りる予定で着たが、本当に予定通りになった。
もしや行けるかという気もあったから。
無理をせず、塔ノ岳はまた次回に。
政次郎尾根が上がれそうだという感触も得たので良しとしよう。
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