あゝ霧氷 登り返しの金剛山


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.1km
- 登り
- 1,162m
- 下り
- 690m
コースタイム
- 山行
- 3:05
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 4:00
※思いのまま書いてたらやたら長文になってしまいました。
天候 | 曇り、時々晴れ間、ちょっとだけ雪が降る瞬間あり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:南海バス 金剛山ロープウェイ前停留所→南海電鉄 河内長野駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
無くても歩けたが、これからの時期は軽アイゼンがあったほうが良い。 |
写真
感想
前夜はなんばのミナミっぽい居酒屋で、ナニワっぽいアテで飲み放題。
酒のせいか疲れのせいかか、目覚めると服を着たまま朝の7時を迎えていた。
シャワーを浴びて、ボケた頭をすっきりし金剛山行きルートを調べる。
平日のバスは1時間に一本しかなく、河内長野駅を毎時50分発。
8時台のバスに乗るには、難波駅まで走らなくてはならないので1時間見送る。
ゲストハウスのカフェスペースで呆けていたら、すぐに出発時間になった。
そういえば、今まで来阪すると新今宮駅南側の安ホテルばかり泊まっていた。
今回泊まったのは千日前のゲストハウス、ドミトリー形式だがとても快適だった。
ドミトリーと行っても昔の夜行列車のB寝台のように寝棚とカーテンがある。
場所は便利だし、料金も激安(1泊1300円〜)なのでこれからも使おうと思う。
宿泊者の国籍は韓国人、中国人、その他東南アジア人の順に多いように見えた。
余分な荷物をフロントに預けて、南海電鉄の難波駅へ向かう。
この駅舎はクラシックかつ荘厳な建物で、大阪でもお気に入りの場所のひとつだ。
まもなく難波駅という辺りで、胸ポケットに入れたカードキーの返却忘れに気づく。
発車まで10分しかないので、走って戻りカードキーを返却、また走って難波駅。
速攻でハイキングきっぷを買い、きっぷの説明を途中で制して電車に飛び乗った。
電車は予定通り河内長野駅に着いて、予定通りに9時50分発のバスに乗る。
乗り換え時間があまりなかったため、お弁当を買うことができなかった。
バスは登山口に到着、散々余計なことばかり書いたがようやく登山を開始する。
さっそくお腹が空いたので、バス停前のお店でぜんざいを食べていくか悩んだ。
すぐ先にもお店があるようなので、少しばかり歩いてみる。
お豆腐やさんの並びに掘っ立て小屋があり、中ではおでんが煮込まれていた。
ガラス越しに覗くと、なんか用ですか?と聞かれ、反射的に用はないと答えた。
という流れでおでんはおあづけとなってしまい、お腹を空かしたまま先へ進む。
鞄の中にあったスイートポテトのお菓子を食べ、喉の渇きは水場の水で潤した。
千早城の城跡でもある千早神社に寄り道、神殿らしい凛とした建物だった。
標高を上げていくと、そのうち登山道に雪が現れ始めた。
大部分の人はミニアイゼンを履いていて、実は自分も持ってきてはいた。
登りでは使うことは無かったが、下りでは無いと少し苦労するかもしれない。
ほどなくして山頂広場に到着、食堂はお子さん達の団体相手でてんてこ舞い。
食堂が落ちつくまで、ライブカメラが据え付けられている広場へ行ってみる。
山頂付近は見事な霧氷に覆われ、眼下には(おそらく)大阪の街の遠景が広がる。
食堂に戻るとお子さんたちへの配食は終わっていて、きつねうどんを注文。
関東のきつねに比べて揚げが大きく、とろろ昆布みたいのが入っていた。
汁の色は薄いが味はそう変わらず、とにもかくにもお腹は落ち着いた。
下山はロープウェイかな、と思っていたら、裏に寺があったので寄り道。
団体さんが記念撮影のシャッターを押して欲しいというので、喜んで応じる。
さらに裏手には別の山頂があるらしく、案内に導かれしばし登ってみる。
そのうち神社に行き当たり、神殿の向こう側に本当の最高地点があるらしい。
山頂ぽいところに来れてよかったね、と思いロープウェイ乗り場方面へ進む。
途中にあった案内地図を見ると、意外と遠くてまだ20分くらいは歩くようだ。
なんとなく前の登山者について下山、せっかくなのでミニアイゼンも着ける。
土踏まずのとこだけのミニアイゼンは、石ゴロゴロ道とは相性が悪く歩きづらい。
適当なとこでアイゼンを外して、しばらくは何も考えずに下山を続ける。
なかなかロープウェイ駅に辿り着かず、そのまま下りていくと分岐に地図があった。
伏見という登山口へ向かっているらしく、ここでGPSアプリを起動して確認する。
伏見は奈良県側の地名で、このまま下ると相当大回りして車道を歩く羽目になる。
後から来たご夫婦も、もう少しで(伏見の)登山口やのになぁ、と同情してくれた。
地図を見ると下ってきた道は通行止め扱い、上ではこの道を通れと表記してたが…
なので尾根を通る感じの別ルートで登り返す、すると団体の登山客が下りてきた。
寺の前でカメラのシャッターを押してあげた団体客だったようで、自分に気づいて
見たことある人や、又登るんかい?若いって素晴らしわ?さっき会うてへん?など
それぞれに時間差で突っ込まれ続け、正直そっとして欲しいと思った。
登り返しといってもせいぜい標高差500m程度、40分強で一等三角点がある湧出山。
そこには今はもう登れない展望台が、電波塔の横に柵に囲われて保存されていた。
ロープウェイ駅の近くには登ることができる展望台があり、当然ながら登ってみる。
今下りてきた湧出山とさらに先に金剛山が見え、なんとなく大阪の街並も見えた。
などと展望台の上で佇んでいると、14時半出発のロープウェイの案内が始まる。
バスは14時45分発なので、この便を逃すとまた1時間後のバスを待つ羽目になる。
慌てて下りて、なんとかギリギリでロープウェイに飛び乗ることができた。
ロープウエイ下りてすぐにバス停があると思っていたが、意外なくらい遠い。
またもやギリギリでバスに飛び乗った(なんかこの日はこんなんばっかや)。
電車の中でビール飲んで、ナンバに戻り煮込みをアテにメガハイボール3杯飲んで
日本橋でたこ焼き持ち帰りしてグリコ前でイベント見ながらビール飲んで食べて、
道頓堀で河豚食べながらヒレ酒2杯飲んで、宗右衛門町のキャバでビール4杯飲んで、
難波駅の近くから夜行バスに乗り込んだら、知らないうちに眠りについていた。
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