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Yamareco

記録ID: 1709262
全員に公開
雪山ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

霊仙山 〜 晴れのちガス、のち晴れ、泣き笑いの雪上散歩

2019年01月19日(土) [日帰り]
 - 拍手
おーちく その他3人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:41
距離
8.8km
登り
793m
下り
782m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:09
休憩
1:28
合計
6:37
8:20
6
駐車スペース
8:26
8:27
12
8:39
8:39
10
10:23
10:23
34
10:57
10:58
22
11:20
12:26
75
14:35
14:40
10
14:50
14:51
6
14:57
駐車スペース
天候 晴れ のち ガス のち 晴れ(風はそれほど強くない)
過去天気図(気象庁) 2019年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場;榑ヶ畑登山口の手前の駐車スペース。登山口そばの駐車場はキャパ10台程度。8時で満車状態。
コース状況/
危険箇所等
特に危険個所はない。(1/19 雪の状況)新雪があり、ノーアイゼン、ツボ足で歩くことができた。下山時、七合目・お猿岩より下はかなり雪が解けて来ていたので、今後は凍結に注意。
遅めの出発で一番奥の駐車場は確保できなさそうだったので、少し手前の駐車スペース(1台が準備中)に停めました。結果的にはあと2台ぐらい行けましたが、400mぐらいの追加なので良しとします。
遅めの出発で一番奥の駐車場は確保できなさそうだったので、少し手前の駐車スペース(1台が準備中)に停めました。結果的にはあと2台ぐらい行けましたが、400mぐらいの追加なので良しとします。
榑ヶ畑登山口に雪はほとんどありません。
榑ヶ畑登山口に雪はほとんどありません。
多少の泥んこと格闘しながら10分ほどで「山小屋かなや」。冬は営業していないようです。
多少の泥んこと格闘しながら10分ほどで「山小屋かなや」。冬は営業していないようです。
わかりやすい地図。谷山谷登山道は手書きで通行止めの記載あり。
わかりやすい地図。谷山谷登山道は手書きで通行止めの記載あり。
汗拭き峠まではなかなかの急登。
汗拭き峠まではなかなかの急登。
スタートから30分で汗拭き峠に到着。以前、福寿草の季節には落合経由で周回しました。今回は直接、山頂を目指します。
スタートから30分で汗拭き峠に到着。以前、福寿草の季節には落合経由で周回しました。今回は直接、山頂を目指します。
自然林で気持ちのいい尾根を登って行きます。道に雪は積もっていませんが、木々は薄っすら白くなっていて、最近、降雪があったみたいです。
自然林で気持ちのいい尾根を登って行きます。道に雪は積もっていませんが、木々は薄っすら白くなっていて、最近、降雪があったみたいです。
三合目を過ぎたあたりから道に雪が積もっていました。雪を踏みしめる感覚が楽しいです。
三合目を過ぎたあたりから道に雪が積もっていました。雪を踏みしめる感覚が楽しいです。
冬枯れの木々たちを見上げて。
冬枯れの木々たちを見上げて。
天も青くて最高の雪山日和、と思っていました。この時までは…。
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天も青くて最高の雪山日和、と思っていました。この時までは…。
向かいの尾根には霧氷が付いています。気温は暖かめ(登山口でも3℃程度)だったので、今日はないと予想していたので、嬉しい誤算。溶けないうちに早く登らないと。
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向かいの尾根には霧氷が付いています。気温は暖かめ(登山口でも3℃程度)だったので、今日はないと予想していたので、嬉しい誤算。溶けないうちに早く登らないと。
こちら側にも霧氷が登場。
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こちら側にも霧氷が登場。
結構しっかりと霧氷付いていますね。
結構しっかりと霧氷付いていますね。
ところが、急にガスって来てしまって、一気にモノクロの世界に変わっちゃいました…。
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ところが、急にガスって来てしまって、一気にモノクロの世界に変わっちゃいました…。
樹林帯を抜けて、カルストらしい岩の点在する斜面を登って行きます。それにしても、さっきまでの青空はどにに行っちゃったのか(涙)
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樹林帯を抜けて、カルストらしい岩の点在する斜面を登って行きます。それにしても、さっきまでの青空はどにに行っちゃったのか(涙)
期待させられた後だけに、この展開はちょっとショックです。。晴れていれば最高の景色なのに。
期待させられた後だけに、この展開はちょっとショックです。。晴れていれば最高の景色なのに。
一瞬、切れたガスの間に青空が映っているけど、ほぼ真っ白です。ただいまテンション急降下中。
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一瞬、切れたガスの間に青空が映っているけど、ほぼ真っ白です。ただいまテンション急降下中。
とりあえず、今は天候が回復してくれることを祈りながら進むしかない。
とりあえず、今は天候が回復してくれることを祈りながら進むしかない。
エビの尻尾に成長した霧氷。
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エビの尻尾に成長した霧氷。
七合目のお猿岩。ここまで来ると急な登りは終わり、なだらかな山頂部の風景が広がっているはずなんだけど、何も見えません。
七合目のお猿岩。ここまで来ると急な登りは終わり、なだらかな山頂部の風景が広がっているはずなんだけど、何も見えません。
ほぼホワイトアウト状態の中を進軍。幸い、風はそれほど強くありませんでした。
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ほぼホワイトアウト状態の中を進軍。幸い、風はそれほど強くありませんでした。
お虎ヶ池は雪の下です。
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お虎ヶ池は雪の下です。
経塚山のピークを目指して。このあたりは少し風が強かったです。薄日が差す瞬間もあって、少し希望が湧いてきます。
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経塚山のピークを目指して。このあたりは少し風が強かったです。薄日が差す瞬間もあって、少し希望が湧いてきます。
経塚山に到着。晴れていれば景色のいいピークですが…。
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経塚山に到着。晴れていれば景色のいいピークですが…。
経塚山から一旦下って、もう一度、山頂に向けて登り返し。
経塚山から一旦下って、もう一度、山頂に向けて登り返し。
山頂直前。やっぱり真っ白のまま。
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山頂直前。やっぱり真っ白のまま。
ちょうど3時間で霊仙山・山頂に到着。
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ちょうど3時間で霊仙山・山頂に到着。
寒いけど、ガスが晴れそうな気配もあるので、風の少ない場所を選んでランチです。今回も「山めし礼讃」さんを参考にしたキムチ鍋。白菜は漬物を使っています。酸味と辛味のバランスが絶妙で、美味しく温まりました。
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寒いけど、ガスが晴れそうな気配もあるので、風の少ない場所を選んでランチです。今回も「山めし礼讃」さんを参考にしたキムチ鍋。白菜は漬物を使っています。酸味と辛味のバランスが絶妙で、美味しく温まりました。
ランチの間に時々、切れるガス。青空が覗く瞬間もあったけど、長続きはせず。広い雪原になっているはずの山頂部、見たかったなぁ。
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ランチの間に時々、切れるガス。青空が覗く瞬間もあったけど、長続きはせず。広い雪原になっているはずの山頂部、見たかったなぁ。
結局、1時間ほど休憩していましたが、すっきり晴れることはなし。諦めて下山に掛かります。この天気は最高点は行かなくていいかな。
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結局、1時間ほど休憩していましたが、すっきり晴れることはなし。諦めて下山に掛かります。この天気は最高点は行かなくていいかな。
なんて、山頂から下り始めたら、急に現れて来る青空。ちょっと劇的で盛り上がりました。正面のピークが経塚山です。
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なんて、山頂から下り始めたら、急に現れて来る青空。ちょっと劇的で盛り上がりました。正面のピークが経塚山です。
視線の先に、真っ白に輝く霊仙の冬景色。これが見たかった! 山頂の風景はお預けになったけど、素直に嬉しいです。
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視線の先に、真っ白に輝く霊仙の冬景色。これが見たかった! 山頂の風景はお預けになったけど、素直に嬉しいです。
すっきりは晴れないけど、刻々と変化していく空に見入ります。もっと「青空がんばれ」と応援中。
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すっきりは晴れないけど、刻々と変化していく空に見入ります。もっと「青空がんばれ」と応援中。
雪の斜面にはちょっとしたシュカブラもできていました。
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雪の斜面にはちょっとしたシュカブラもできていました。
雪のコンディションは問題なさそうなので、経塚山には登り返さず、谷に沿って下ることに。少し踏み抜くこともあったけど、モフモフを楽しみました。
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雪のコンディションは問題なさそうなので、経塚山には登り返さず、谷に沿って下ることに。少し踏み抜くこともあったけど、モフモフを楽しみました。
山頂方面を見上げて。なかなか過酷な風景に見えますが、この時は穏やかそのもの。
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山頂方面を見上げて。なかなか過酷な風景に見えますが、この時は穏やかそのもの。
晴れている雪山はやっぱり美しく、楽しい雪山ハイク。
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晴れている雪山はやっぱり美しく、楽しい雪山ハイク。
ロール状の雪庇がありました。鈴鹿でもこんなのができるんだ。
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ロール状の雪庇がありました。鈴鹿でもこんなのができるんだ。
何でもない風景だけど、雪が積もると特別な感じがします。
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何でもない風景だけど、雪が積もると特別な感じがします。
山頂から北側の斜面は晴れて視界が利けば、どこでも歩けそうです。これぐらの積雪量限定かも知れませんが。スキー板を担いでいる人も見えます。
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山頂から北側の斜面は晴れて視界が利けば、どこでも歩けそうです。これぐらの積雪量限定かも知れませんが。スキー板を担いでいる人も見えます。
山頂での無念を晴らすように、開放的な雪景色を噛みしめながら雪原を行きます。
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山頂での無念を晴らすように、開放的な雪景色を噛みしめながら雪原を行きます。
わざとトレース少な目のところを選んで歩いています。めちゃくちゃ急斜面、というわけではなく、ただふざけているだけのようですw
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わざとトレース少な目のところを選んで歩いています。めちゃくちゃ急斜面、というわけではなく、ただふざけているだけのようですw
お猿岩の少し手前にある、琵琶湖の好展望所より。琵琶湖の大きさを表現?
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お猿岩の少し手前にある、琵琶湖の好展望所より。琵琶湖の大きさを表現?
名残惜しいけど、この風景ももうすぐ終わってしまいます。
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名残惜しいけど、この風景ももうすぐ終わってしまいます。
すべては楽しめなかったけど、冬の霊仙山は予想以上にいい山でした。
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すべては楽しめなかったけど、冬の霊仙山は予想以上にいい山でした。
泣きたい気持ちで登って来た尾根道を軽やかな気持ちで下って行きます。
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泣きたい気持ちで登って来た尾根道を軽やかな気持ちで下って行きます。
お猿岩からしばらくは雪はしっかりしていて、ガシガシ下れました。でも、下の方はやっぱり溶けてきていて、泥と雪のミックスに。転ばないように必死で、写真はなし。
お猿岩からしばらくは雪はしっかりしていて、ガシガシ下れました。でも、下の方はやっぱり溶けてきていて、泥と雪のミックスに。転ばないように必死で、写真はなし。
「山小屋かなや」まで下りて来ました。三合目あたりから下はぬかるんでいなくて助かりました。
「山小屋かなや」まで下りて来ました。三合目あたりから下はぬかるんでいなくて助かりました。
林道にはそこそこの路駐が。たくさんの人が入ったようですね。
林道にはそこそこの路駐が。たくさんの人が入ったようですね。

感想

今シーズン第二弾の雪山行は鈴鹿の霊仙山。一度、福寿草の季節に歩いたことがあっるけど、山頂に広がるなだらかなカレンフェルトの台地が、どんな雪景色になっているか楽しみです。

今年はどこも雪が少ないのでどんなもんかと思っていたけど、前日?に降雪があったようで、新雪を踏むことができました。気温は暖かめだったけど、上の方には霧氷が付いていることを確認でき、天気もいいし、楽しい雪山ハイク。…と思っていたのも束の間で、途中から急にガスが湧いてきて、ほぼ視界なしの状態に。開放的なはずの風景はまったくわからないまま、淡々と山頂を目指すことに…。自然相手なので仕方ないことだけど、序盤の期待が大きかっただけに、ちょっと沈んだ気持ちで登りました。

時折、ガスが切れ気味になって薄日が差すこともあったけど、結局、真っ白の状態で山頂に到着。ランチで1時間ぐらい山頂にいたけど、状況は変わらず、山頂台地の雪景色はお預け。

しかし、下山を始めると、ガスが消えて、青空まで見えて来る逆転の展開。これです、これ。やっぱり雪山は青空がないと。すっきりは晴れないけど、青空に声援を送りながら、刻々と変化していく空に見入っていました。気持ちもすっかり上向きで、下山はわざとトレースが少ないところを選んだりして、モフモフの雪の感覚を楽しみながら。

すべては楽しめなかったけど、冬の霊仙山は予想以上にいい山でした。

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霊仙山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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