山行記録: 青空に誘われてタバッコ峠

記録ID: 1714867

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ハイキング

日光・那須・筑波

青空に誘われてタバッコ峠

2019年01月27日(日) [日帰り]

茨城県栃木県

haretara

体力度

日帰りが可能

体力度について

GPS: 03:41
距離: 8.4km
登り: 472m
下り: 488m

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歩くペース

標準

1.1～1.2

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 3:34
休憩: 0:08
合計: 3:42

距離 8.4km 登り 486m 下り 488m

9:01

74分

スタート地点

10:15

24分

尺丈山

10:39

10:47

116分

尺丈山

12:43

ゴール地点

天候	晴れ
過去天気図（気象庁）	2019年01月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車茨城県県道32号線タバッコ峠近辺の路側に駐車アクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	道と言えるものは有りません。境界杭を辿って尾根を歩きます。

写真

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来たぁ～♪
タバッコ峠
でも、どこにもタバッコ峠とは表示されてはいません。

2019年01月27日 09:01撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:01

来たぁ～♪
タバッコ峠
でも、どこにもタバッコ峠とは表示されてはいません。

右側の斜面に碑が建ってます。

2019年01月27日 09:01撮影 by Canon EOS M5, Canon

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右側の斜面に碑が建ってます。

アップ
読めない！
馬頭観音塔で良いのかな？

2019年01月27日 09:01撮影 by Canon EOS M5, Canon

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アップ
読めない！
馬頭観音塔で良いのかな？

「享和元年」？
..だとすると、この道標が建てられたのは1801年江戸の後期になりますかねぇ。

2019年01月27日 09:02撮影 by Canon EOS M5, Canon

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「享和元年」？
..だとすると、この道標が建てられたのは1801年江戸の後期になりますかねぇ。

美和村（現常陸大宮市）の方から、北上すると栃原村、さらに東に進むと大澤村(現在の大子町大沢)に至ることが刻まれています。

2019年01月27日 09:02撮影 by Canon EOS M5, Canon

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美和村（現常陸大宮市）の方から、北上すると栃原村、さらに東に進むと大澤村(現在の大子町大沢)に至ることが刻まれています。

2019年01月27日 09:02撮影 by Canon EOS M5, Canon

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ここから境界見出杭を拾って歩きますよ。

2019年01月27日 09:13撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:13

ここから境界見出杭を拾って歩きますよ。

イワウチワが出てきたよ

2019年01月27日 09:15撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:15

イワウチワが出てきたよ

春になれば、ここはイワウチワの花畑になりますよ

2019年01月27日 09:16撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:16

春になれば、ここはイワウチワの花畑になりますよ

尺丈山が見えてきた

2019年01月27日 09:23撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:23

尺丈山が見えてきた

尺丈山の平らな山頂をアップ

2019年01月27日 09:23撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:23

尺丈山の平らな山頂をアップ

白いペンキには引き込まれないでください

2019年01月27日 09:30撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:30

白いペンキには引き込まれないでください

この赤いペンキが境界杭の位置ですから、これを辿って

2019年01月27日 09:37撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:37

この赤いペンキが境界杭の位置ですから、これを辿って

見通しの良い処に出ました

2019年01月27日 09:47撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:47

見通しの良い処に出ました

細いけどブナも多少あります。

2019年01月27日 09:47撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:47

細いけどブナも多少あります。

道は、こんな感じの尾根筋です

2019年01月27日 09:49撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:49

道は、こんな感じの尾根筋です

フッカフッカの落葉の中から、寒くて赤くなったイワウチワの葉が顔を出してます

2019年01月27日 09:53撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 9:53

フッカフッカの落葉の中から、寒くて赤くなったイワウチワの葉が顔を出してます

山頂広場の休憩舎が見えます。

2019年01月27日 10:26撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:26

山頂広場の休憩舎が見えます。

奥久慈男体山が見えます

2019年01月27日 10:28撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:28

奥久慈男体山が見えます

南方面は、曇っていて富士山も筑波山も見えないですね

2019年01月27日 10:28撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:28

南方面は、曇っていて富士山も筑波山も見えないですね

休憩舎

2019年01月27日 10:29撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:29

休憩舎

幅広い平坦な尾根
気持ちいい
が風が強いよ～

2019年01月27日 10:29撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:29

幅広い平坦な尾根
気持ちいい
が風が強いよ～

ここから見える山の名前が書かれた案内板

2019年01月27日 10:31撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:31

ここから見える山の名前が書かれた案内板

八溝山

2019年01月27日 10:32撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:32

八溝山

尺丈山神社

2019年01月27日 10:33撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:33

尺丈山神社

取敢えずパチリ

2019年01月27日 10:39撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:39

取敢えずパチリ

…雷神参上

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…雷神参上

寒い
吹き上げる風が冷たいので、長居は無用

2019年01月27日 10:43撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:43

寒い
吹き上げる風が冷たいので、長居は無用

伐採された尾根を辿ります

2019年01月27日 10:44撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:44

伐採された尾根を辿ります

2019年01月27日 10:49撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:49

2019年01月27日 10:56撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 10:56

2019年01月27日 11:05撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 11:05

花粉の放出準備も完了してるようです

2019年01月27日 11:06撮影 by Canon EOS M5, Canon

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花粉の放出準備も完了してるようです

三等三角点
新田山まで行くつもりでしたが、風が冷たく避けられないのでここで下山コースへ
ハァー、新田山とどかず........残念！

2019年01月27日 11:21撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 11:21

三等三角点
新田山まで行くつもりでしたが、風が冷たく避けられないのでここで下山コースへ
ハァー、新田山とどかず........残念！

ここも春になればイワウチワの花畑

2019年01月27日 11:27撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 11:27

ここも春になればイワウチワの花畑

沢山あるよ

2019年01月27日 11:28撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 11:28

沢山あるよ

下山ルートは、すっかりヤブになっているので手前のスギ林を下山し、林道に合流

2019年01月27日 11:40撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 11:40

下山ルートは、すっかりヤブになっているので手前のスギ林を下山し、林道に合流

向に見えるは、昔金山（栃原金山）があった愛宕山

2019年01月27日 11:49撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 11:49

向に見えるは、昔金山（栃原金山）があった愛宕山

ミツマタも出ては来たが

2019年01月27日 11:51撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 11:51

ミツマタも出ては来たが

春は、まだ先

2019年01月27日 11:52撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 11:52

春は、まだ先

2019年01月27日 11:53撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 11:53

明治17年馬頭観音
へぇ～、その頃にここを馬で超えたんだ

2019年01月27日 11:58撮影 by Canon EOS M5, Canon

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明治17年馬頭観音
へぇ～、その頃にここを馬で超えたんだ

栃原新田の山里に出てきました

2019年01月27日 12:03撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 12:03

栃原新田の山里に出てきました

突き当たりが、
茨城県道32号線

2019年01月27日 12:08撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 12:08

突き当たりが、
茨城県道32号線

2019年01月27日 12:09撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 12:09

取敢えず、お参りを

2019年01月27日 12:10撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 12:10

取敢えず、お参りを

春はまだまだ

2019年01月27日 12:10撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 12:10

春はまだまだ

チョイト小春の
ネコヤナギ～♪

2019年01月27日 12:17撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 12:17

チョイト小春の
ネコヤナギ～♪

何気にずっと上り坂

2019年01月27日 12:29撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 12:29

何気にずっと上り坂

黄色の縞々の区間は急です

2019年01月27日 12:35撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 12:35

黄色の縞々の区間は急です

ゴールが見えてきました

2019年01月27日 12:38撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 12:38

ゴールが見えてきました

昼食は、あさりの味噌汁に塩おむすびを入れた深川飯
道路の脇で食べてたら、通る車は何だろうと皆見ていきます

2019年01月27日 12:47撮影 by Canon EOS M5, Canon

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1/27 12:47

昼食は、あさりの味噌汁に塩おむすびを入れた深川飯
道路の脇で食べてたら、通る車は何だろうと皆見ていきます

撮影機器：

Canon EOS M5 Canon

感想

haretara

400年以前などは、ここが常陸の国と陸奥の国の異郷の国境で、これより先の大子町は昔は陸奥の国に属していたということになるのかな?
写真1の右手に石の標識があるのが分かりますか?
「享和元年」と読んいいのでしょうか。
...だとすると、この道標が建てられたのは1801年江戸の後期になりますねぇ。

常陸大宮市（旧美和村）の方から、北上すると栃原村、さらに東に進むと大澤村(現在の大子町大沢)に至ることが刻まれています。
タバッコ峠その由来については、web上には次のようなものがありましたので、紹介しておきます。

1.タバッコの由来　...縄文語説　

　鈴木健氏の『日本語になった縄文語』によると、峠のことをタオ、ター、タワなどというところが多くあり、taorは低い所を意味し、山の鞍部などを指す言葉であり、撓む（タワム）やタワワに実るなどの言葉と同義語であるとしています。この元アイヌ語の峠を表す言葉が残ったと考えるのが妥当でしょう。
http://www.rekishinosato.com/suwajinjya.htm

2.タバッコの由来　...アイヌ語説①

　有力説は、アイヌ語で、タバは地形を指す言葉で峠の事。コは愛称を示す接尾語「たわみ　→　山のたわんだところ　→　たわっこ　→　タバッコ　」であろう。
http://blog.goo.ne.jp/komagata1860/e/fad96aceb4cdd2a03c83d7ec05423a17

　タバッコの由来　...アイヌ語説②：　 ↑ ①の「たわむ」の語幹「たわ」「たば」(山の鞍部)＋「こ(愛称)」説に異論を唱えるものもあります。

　享和元年(1801)の道標には「はとう(馬頭)からすやま(烏山)とりのこみち(鷲子道)」とあり、大沢川最奥の集落と緒川流域を結ぶというよりも、久隆川流域(旧道)と那珂川本流、奥州街道を結ぶ意味合いが大きかったのではないだろうか。
　旧道の最高点からタバッコ峠に下り、そこから尾根伝いに尺丈山(511m茨城栃木県境) 鷲子山(463m茨城栃木県境)の尾根を通り鷲子山神社、馬頭町烏山町に到る。
　道標からすれば、タバッコ峠は尾根への入り口であって「山の鞍部」の意味ではない。
「アイヌ語地名の南限は？」
https://academy6.5ch.net/test/read.cgi/geo/1111743396/l50