塩水橋から雪の塔ノ岳＞丹沢山を周回

2019年02月03日(日) [日帰り]

• GPS: 08:51
• 距離: 17.8km
• 登り: 1,961m
• 下り: 1,807m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:33
• 休憩: 1:13
• 合計: 9:46

6:17 塩水橋
6:45 6:45 天王寺橋
7:35 7:48 ベンチ
8:10 8:11 上ノ丸
8:15 8:15 金林ノタル
10:22 10:31 新大日
10:43 10:43 木ノ又小屋
10:45 10:46 木ノ又大日
11:10 11:15 塔ノ岳
11:44 11:44 日高
11:59 12:15 竜ヶ馬場休憩所
12:40 12:56 丹沢山
13:21 13:21 大崩ノタツマ(大クドレ)
13:30 13:30 天王寺尾根分岐
13:42 13:42 檜ノタツマ
14:16 14:25 モチゴヤノ頭(蜘蛛ヶ淵ノ頭)
15:08 15:09 天王寺峠
15:27 15:28 天王寺橋
15:57 15:58 塩水橋
16:03 塩水橋

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

塩水橋のゲート前の路肩に駐車。
6時駐車時4台。
6時時点の県道70号は3，4か所積雪や凍結有。16時時点では融けていた。
県道70号は幅が狭いので、対向車とすれ違いができない箇所が多い。
昼間でもライトを点灯し、対向車が早く気付けるようにすると良い。

写真

2/3 6:15

6:15、塩水橋のゲートを出発。

2/3 6:44

天王寺尾根は帰りに通ることにしたので、本谷橋へ向かう。

2/3 6:45

トレースあり。この後も続けばいいが。

2/3 7:26

朝日が昇る

2/3 7:30

ぐるりと回り込むトラバース。
普段は殺風景な場所だが、雪化粧して少しマシに。
真ん中辺りで岩を乗り越えるのが積雪しているので少し怖かった。

2/3 7:35

ベンチで休憩。
ほうじ茶を飲んで

2/3 7:48

チェーンアイゼンを装着。

2/3 7:51

長尾尾根へ進む

ヤマレコMAPがおかしい。
現在879mの上ノ丸にいるのに、左上の標高は614mを示している。
大晦日の寿岳も同様だったので、ヤマレコに問い合わせることにする。

2/3 8:18

降雪すると、動物の足跡が見えるのが楽しい。
これはタヌキだろうかテンだろうか。
かなり長い間人間の足跡と並走していた。

今度は「ルートを外れました」と音声案内されたので見ると、確かに外れている。

2/3 8:28

しかしコースを外れたようには見えない。
同じトレースを追っているし、マーカーもある。
結局この後「ルートに復帰しました」と音声。
変だぞ、ヤマレコMAP。

2/3 8:40

1004mPにある道標とベンチ前を通過

しかしヤマレコMAPは955mを示している

2/3 8:55

チェーンアイゼンに大量に雪が付着して足が重くなる。
雪を落としてもすぐに付着するので意味なし。
しかし外すと危ないんじゃないか？という気がして外せない。

2/3 9:19

通過。

2/3 9:31

足が重くてどうにもスピードを出せないし疲れるので外した

2/3 9:33

靴に雪が付着しなくなり、雪とチェーンアイゼンの重さから解放され、快適！
歩行も問題なかった。

2/3 9:45

この一直線の足跡はウサギ？

2/3 9:52

一番深いところでこの位。20cmかな

2/3 9:52

前方に新大日と表尾根が見えてきた

2/3 9:56

あと500m

2/3 9:59

左側、木と木の間に

2/3 9:59

烏尾山が見える。

2/3 10:00

この道標の先の

2/3 10:06

この急登箇所が緊張した。
滑落しないよう、手も使って登った。

2/3 10:22

新大日に到着。
この日初めて会った、表尾根を歩いてきた二人組と会話。
鎖場は凍り付いていたそうだ。

2/3 10:22

烏尾山方向。
今日は霞がかかっていて遠望は期待できない。

2/3 10:31

コーヒーと菓子パンで休憩後、10:30に塔ノ岳へ出発。
11:15までに着くかな

2/3 10:38

また、小動物の可愛い足跡

2/3 10:38

陽が当たり木が少ないので、雪はほとんどない

2/3 10:43

木ノ又大日小屋。本日は休み

2/3 10:55

塔ノ岳が見えてきた

2/3 11:09

11:09到着。

2/3 11:10

先週登った大山を

2/3 11:10

ズーム。あちらも積雪したようだ

2/3 11:11

富士山と。

2/3 11:12

裏の温度計。5度もあるのね。

2/3 11:12

やや霞んでいるけど、撮らずにはいられない

2/3 11:13

山頂の様子。
いつもの土日より人が少ない。

塔ノ岳も1491m→左上は1455mと微妙に違う。

2/3 11:20

丹沢山への最初の下りは滑るので、チェーンアイゼンを再び装着した

2/3 11:23

蛭ヶ岳までの主稜線

2/3 11:23

棚沢ノ頭の下の谷間、角度が凄いな

2/3 11:27

なんだこの小屋？

2/3 11:27

そういうことか。
山小屋には泊まらないのね。

2/3 11:35

富士山にUFOみたいな笠雲が。
笠雲は天候悪化の前触れだとか。
13時には丹沢山から下山を開始したい。

2/3 11:45

日高を通過。
大晦日にこの裏の寿岳を登った。

2/3 11:47

以前は対向者が来るとスムーズに行違うため通ったけど、ダメなのね。

2/3 11:48

笠雲、横に拡大中

2/3 12:01

竜ヶ馬場で食事にする

2/3 12:05

いつものカンパーニュのサンドイッチ。
お隣のベンチでは肉、野菜、カシューナッツの本格的な炒め物を作っていた。

2/3 12:15

真ん中に歩いてきた長尾尾根、その後ろに大山。

2/3 12:15

歩いてきた稜線と、右端に塔ノ岳。

2/3 12:21

今度は上に拡大中。

2/3 12:38

いつも思うが、意味あるのかこの道標。

2/3 12:41

到着。富士山は…

2/3 12:41

完全に笠雲に乗っ取られました。

2/3 12:42

広い山頂。
眠くなったのでベンチで5分だけ横になり、コーヒーを飲んで再出発。

2/3 13:00

13時に下山開始。
16時に下山完了を目指す。

2/3 13:01

階段に雪はほとんどない。
3人とすれ違った。

2/3 13:15

お立ち台から、長尾尾根と大山

2/3 13:18

鎖場に、大晦日にはなかった金属製の梯子が。
ありがたく使わせてもらった。

2/3 13:30

もちろん天王寺尾根。

2/3 13:41

ピッコロロードって何？

2/3 14:17

慰霊道標の前で最後の休憩。
ここから先は退屈なので、イヤホンで音楽を聴きながら。

2/3 15:28

本谷林道出合に到着。
杖代わりの枝が立て掛けてあったので一本もらい、片手はストック、もう片手は枝を持ち塩水橋まで歩いたらかなり楽だった。

2/3 16:00

ゲートに帰着。
スーパーカブ系のバイクで帰り支度をしている青年がいたので驚いた。天王寺尾根で100m位先を歩いていた人だ。
凍結や積雪があったのにどうやって来たのか聞くと、時速10km位で通過したそうだ。
俺、時速10kmでもバイクじゃ怖くて走れないよ…凄いな。

撮影機器：

LUMIX DMC-TZ60 パナソニック

装備

個人装備

■登山道具： 25Lザック(モンベル) トレッキングシューズ(モンベル) ヘッデン 熊避け鈴 コンパス 東丹沢登山詳細図 ストック(雪用バスケット装着) チェーンアイゼン ■衣類：頭巾 ニットキャップ(未使用) 長袖シャツ フリースのベスト 長ズボン デタッチャブルグローブ 冬用グローブ(未使用) フェイスマスク(未使用) レインウェア上 ■食料：サンドイッチ＋タッパーウェア 菓子パン＋タッパーウェア 噛むブレスケア ナッツ ■飲料系：お湯800ml(残なし) ポーションコーヒー×2 粉末カフェラテ 粉末ポタージュ ほうじ茶 粉末緑茶 ■衛生関係：目薬 鎮痛剤 ビオフェルミン止瀉薬 ポケットティッシュ ■その他：スマートフォン スマートフォンの予備バッテリー サングラス サングラスのポーチ デジタルカメラ デジカメの予備バッテリー デジカメのポーチ 財布 老眼鏡 ミニカッター 爪切り 鍵 保温マグカップ プラスプーン フォーク エマージェンシーシート イヤホン

感想

ドンソク

先週登った大山から東丹沢を見たら、登りたくなった。
折しも、1/31㈭夜に降雪し雪化粧。
しかし2/1㈮夜に下見に行ったところ、宮ケ瀬ダム辺りから薄く積雪や凍結があったので、バイクでは行けないと判断。
2/2㈯は車が使えなかったので断念したが、翌2/3は使えるので、行くことにした。

反時計回りに天王寺尾根から登るつもりだったが、長尾尾根は人の往来が少ないのでトレースが無いかもしれない。
トレースがない道を安全に歩く自信は無い。
反時計回りに進むと長尾尾根でトレースが無い＝お手上げ状態となるので、時計回りに長尾尾根から登ることにした。

↑塩水橋＞長尾尾根入り口（上ノ丸下の道標）
日陰や木がない場所は積雪、日向や植林地帯は雪無し。
積雪箇所でアイゼン無しでは不安になる個所があったので、途中でチェーンアイゼンを装着した。

↑長尾尾根＞新大日
全面的に積雪していたがトレースがあったので道迷いはしなかった。
雪は新雪状態で深いところで20cm程。
雪が靴裏に大量に付着するので、途中でチェーンアイゼンを外した。
新大日まで誰とも会わず。

↑新大日＞塔ノ岳（表尾根）
ほとんど日向なので雪は少なめ。チェーンアイゼン無しで歩けた。

↑塔ノ岳＞竜ヶ馬場(昼食)＞丹沢山
塔ノ岳からの下りが急なのでチェーンアイゼンを装着。
しかしその後は日向が多いため雪が解けて泥濘になっている箇所が多かった。

↓丹沢山＞天王寺尾根＞塩水橋
階段地獄と鎖場はほとんど雪無し。
鎖場に、大晦日に通った時は無かった金属製の梯子が設置されていた。
天王寺尾根は植林地帯に入るまでは雪があったりなかったり。
雪があっても登山道が雪かきしたようになっていたので、ほとんど無雪期のように歩けた。
長尾尾根と平行する尾根だが、明らかに長尾尾根より雪が少なく、踏み跡が多かった。

塩水橋からの県道70号は狭いので対向車が来たらどうしよう…と思いながら運転。
4，5台来たが、運よくどこもすれ違い出来る場所だったのでホッ。

冬の丹沢は殺風景ですが、雪景色だったのでフレッシュな気分で歩けました。

＜追記＞
軽く調べたところ、チェーンアイゼン（商品名はチェーンスパイク）は、凍った場所を歩くためのもので雪には向かないようです。
http://tozanchannel.blog.jp/archives/1073827411.html

＜追記その2＞
ヤマレコMAPの標高誤差について、ヤマレコから回答を頂きました。
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（抜粋）スマホに搭載されたGPSチップの精度により、場所や標高がずれる場合があります。
精度は機種ごとに大きく違い、古いスマホや格安スマホでは特に精度が低いものがあります。
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Acer製の格安スマホを使っていたので、そのせいかもしれません。
もう一台、GPSには定評があるらしいXperiaを持っているので、今後はXperiaを使うことにします。