ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 172179
全員に公開
トレイルラン
伊豆・愛鷹

【崩落注意】戸田峠〜天城峠(伊豆山稜線歩道)

2012年02月28日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:35
距離
30.0km
登り
1,528m
下り
1,650m

コースタイム

9:39 戸田峠
10:09 達磨山 10:15
10:52 船原峠 11:05
12:15 魂の山
13:06 仁科峠 13:20
13:49 猫越岳
14:35 三蓋山
15:44 天城峠
16:15 水生地下バス停
(行動時間:6時間36分)
天候 天候:晴れ→曇り→小雪
気温:日中の稜線上で5℃くらい
過去天気図(気象庁) 2012年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
【往路】
修善寺YHに駐車→ニュータウン入口バス停より、修善寺駅発戸田行きのバスに乗車
<利用可能なバス便>
7:38修善寺駅 - 8:05戸田峠 (段取り不足により間に合わず...)
9:10  〃  - 9:39 〃  ○今回乗車

【帰路】
水生地下バス停よりヒッチハイクで修善寺へ
コース状況/
危険箇所等
【道の状況】
・仁科峠-天城峠間は大小崩落により通行止め(一応迂回は可能)
・猫越岳周辺は登山道自体も荒れ気味
・積雪は猫越岳-三蓋山付近でちらほら見かけた程度

【登山ポスト】
・見当たらず

【周辺情報】
・修善寺YH:山行のベースとして利用。温泉街からはやや離れているが、料金は良心的
・筥(はこ)湯:修善寺温泉の共同浴場(\350。但し駐車場は有料の所を利用するしかない)
バスの待ち時間で梅園を散策
まだ3分咲き
by  IS06, KDDI-PT
バスの待ち時間で梅園を散策
まだ3分咲き
戸田峠バス停
奥の階段が伊豆山稜線歩道の入口
by  IS06, KDDI-PT
戸田峠バス停
奥の階段が伊豆山稜線歩道の入口
いきなりの極上トレイル♪
by  IS06, KDDI-PT
いきなりの極上トレイル♪
最初のピーク小達磨山
by  IS06, KDDI-PT
最初のピーク小達磨山
空中散歩が続く
戸田港と駿河湾
対岸には清水の街並
by  IS06, KDDI-PT
1
戸田港と駿河湾
対岸には清水の街並
明るく開けた達磨山頂
でも風がさぶいっ!
by  IS06, KDDI-PT
明るく開けた達磨山頂
でも風がさぶいっ!
富士の展望も良好!
by  IS06, KDDI-PT
1
富士の展望も良好!
稜線にトレイルが伸びる
西伊豆スカイラインが平行
by  IS06, KDDI-PT
1
稜線にトレイルが伸びる
西伊豆スカイラインが平行
天城山も近々行きたいなぁ!
by  IS06, KDDI-PT
1
天城山も近々行きたいなぁ!
沼津アルプスは来月行く予定
by  IS06, KDDI-PT
1
沼津アルプスは来月行く予定
古稀山
何やらおめでたい名前
by  IS06, KDDI-PT
古稀山
何やらおめでたい名前
お化けのような木々
by  IS06, KDDI-PT
お化けのような木々
伽藍山
何やらご大層な名前
by  IS06, KDDI-PT
伽藍山
何やらご大層な名前
駿河湾にダイブ!
しそうな下り
by  IS06, KDDI-PT
2
駿河湾にダイブ!
しそうな下り
何度か車道も通る
by  IS06, KDDI-PT
何度か車道も通る
船原峠の東屋で小休止
by  IS06, KDDI-PT
船原峠の東屋で小休止
林間に入り雰囲気が変わる
by  IS06, KDDI-PT
林間に入り雰囲気が変わる
棚場山頂
展望は、イマイチ…
by  IS06, KDDI-PT
棚場山頂
展望は、イマイチ…
吉奈(よしな)峠
石の道標に往時を偲ぶ
by  IS06, KDDI-PT
吉奈(よしな)峠
石の道標に往時を偲ぶ
南無妙峠
石碑の来歴が気になる
by  IS06, KDDI-PT
南無妙峠
石碑の来歴が気になる
土肥峠
トンネルを抜けると湯ヶ島へ下りられるっぽい
by  IS06, KDDI-PT
土肥峠
トンネルを抜けると湯ヶ島へ下りられるっぽい
何の木だろう?
木の種類も勉強しよう!
by  IS06, KDDI-PT
1
何の木だろう?
木の種類も勉強しよう!
魂の山
かっこいい字面!
by  IS06, KDDI-PT
魂の山
かっこいい字面!
魂の山から富士を振り返る
右のピークは(たぶん)達磨山
by  IS06, KDDI-PT
3
魂の山から富士を振り返る
右のピークは(たぶん)達磨山
天城牧場方面へと下る
by  IS06, KDDI-PT
1
天城牧場方面へと下る
宇久須(うぐす)峠
by  IS06, KDDI-PT
宇久須(うぐす)峠
風早(かざはや)峠
名前通り風が強い
by  IS06, KDDI-PT
風早(かざはや)峠
名前通り風が強い
牧場の脇を抜ける
この時期牛には会えない↓
by  IS06, KDDI-PT
1
牧場の脇を抜ける
この時期牛には会えない↓
駿河湾と宇久須港
by  IS06, KDDI-PT
2
駿河湾と宇久須港
仁科(にしな)峠で昼食
by  IS06, KDDI-PT
仁科(にしな)峠で昼食
通行止めとな!?
ひとまず続行!
by  IS06, KDDI-PT
通行止めとな!?
ひとまず続行!
この日の初雪
今日一のブナ
猫越(ねっこ)岳
かわいい名前♪
by  IS06, KDDI-PT
猫越(ねっこ)岳
かわいい名前♪
猫越火山湖
何か出そう…
by  IS06, KDDI-PT
猫越火山湖
何か出そう…
由来になってないよね!(笑)
by  IS06, KDDI-PT
1
由来になってないよね!(笑)
ここはジャングル!?
by  IS06, KDDI-PT
ここはジャングル!?
ブナの大木と平らなトレイル
by  IS06, KDDI-PT
ブナの大木と平らなトレイル
つげ峠
柘植(つげ)と書くらしい
by  IS06, KDDI-PT
つげ峠
柘植(つげ)と書くらしい
急坂をひと登りしたところが三蓋(みかさ)山
by  IS06, KDDI-PT
急坂をひと登りしたところが三蓋(みかさ)山
出ました崩落地!!
こりゃさすがに通れん…
by  IS06, KDDI-PT
1
出ました崩落地!!
こりゃさすがに通れん…
と思ったら上方に迂回路を発見!
助かった〜
by  IS06, KDDI-PT
2
と思ったら上方に迂回路を発見!
助かった〜
崩落をやり過ごすとすぐに滑沢峠
by  IS06, KDDI-PT
崩落をやり過ごすとすぐに滑沢峠
良く見ると変な看板(笑)
矢印の方向は合ってる
by  IS06, KDDI-PT
1
良く見ると変な看板(笑)
矢印の方向は合ってる
天下の難所・旧天城峠
今は二本杉峠という名前
by  IS06, KDDI-PT
天下の難所・旧天城峠
今は二本杉峠という名前
古峠
名前の通り地味
by  IS06, KDDI-PT
古峠
名前の通り地味
この辺は走りやすい
by  IS06, KDDI-PT
この辺は走りやすい
小規模な崩落にも注意!
by  IS06, KDDI-PT
小規模な崩落にも注意!
(新)天城峠から下山
ふ〜、自分おつ!
by  IS06, KDDI-PT
(新)天城峠から下山
ふ〜、自分おつ!
『伊豆の踊子』にも登場する天城隧道(旧天城トンネル)
by  IS06, KDDI-PT
2
『伊豆の踊子』にも登場する天城隧道(旧天城トンネル)
締めはもちろん温泉♪
修善寺「筥湯」
by  IS06, KDDI-PT
1
締めはもちろん温泉♪
修善寺「筥湯」
撮影機器:

感想

雪山に傾倒しつつある今シーズンだけど、たまにはトレーニングも兼ねて雪のないトレイルを思いっきり走りまわりたい!ということで、昨年に続いて伊豆を訪れた。絶景のトレイルや豊富な温泉に加え、夏目漱石・川端康成・井上靖といった文豪ゆかりの地とあって、伊豆は静かなマイブームなのです。

車で修善寺YHに到着したのが8時過ぎ。段取り不足で朝一のバスには間に合わなかった。。気持ちを切り替え、次のバスまで梅園を散策。今年の冬は寒かったせいで、梅はまだ2〜3分咲き。確かに今日も晴れてる割に肌寒い。2本目のバスで戸田峠へ。私の他は年輩の登山者が一名下車。金冠山へ向かうというその方と別れてさっそく稜線歩道の入口へ。(結局この方がこの日出会った最初で最後の登山者だった。)

稜線に出るといきなりの絶景。右手には碧く光る駿河湾、左手には伊豆の山々、振り向けば富士。そして行く手には笹原の中をトレイルが延々と続く。しかもそのトレイルは柔らかい草に覆われてふかふか! これでこそ伊豆まで来た甲斐があるってもんだ! 達磨山頂で少し景色を眺めた以外は一息に駆け抜け、船原峠で小休止。寝不足だけど調子は悪くない。

船原峠から先は一旦樹林の中に入る。小さなアップダウンをくり返しながら、吉奈峠、南無妙峠などの古の峠に往時を偲ぶ。再び笹原になり、急坂を登りつめたところが魂の山。ここも景色が良い。のんびりとした天城牧場を正面に見ながら下りきったところが宇久須峠。あまり間隔を置かずに風早峠。牧場の脇を抜け、車道とぶつかるところが仁科峠。仁科峠で昼食。

ここで問題発生。ここから先の道が崩落により通行止めとの張り紙が…。とはいえ最寄りのバス停までは距離がかなりあるし、来た道を戻るのも億劫。(エスケープルートが少ないのはこのルートの欠点。)最悪ここまでタクシーを呼ぶか、ヒッチハイクでも…。と考えたところで、だったら一旦崩落地点まで行ってみて、先に進むのが無理なら引き返してきても同じこと―、と気づく。結論、続行!

仁科峠からの道はただでさえ登山者が少ない上に通行止めの影響もあり、かなり荒れ気味。階段は崩れ、倒木が道を遮り、樹木が生い茂る様はまるでジャングル! 区間により雰囲気が変わるのは楽しみの一つではあるんだけど…。融雪によるぬかるみも多く、疲れてきた体にはかなりしんどい。若干の焦りもあって、猫越岳の展望台と火山湖は足早にスルー。猫越峠以降は道も平坦になってきて、何とか本来のペースを取り戻す。

問題の崩落は三蓋山を過ぎてしばらくした辺りで現れた。幅20m程が派手に崩れている。こりゃ引き返そうか、という考えがよぎる。でも落ち着いて見てみると、崩れた地点はここからさほど高くないっぽい。更に少し戻ってみると、他の登山者が斜面をよじ登ったらしい跡を発見! 助かった〜。

大崩落を過ぎたところが滑沢峠で、それ以降は所々の小さな崩落を抜かせばとても走りやすい。二本杉峠(旧天城峠)を過ぎ、天城峠まで流して稜線歩道とはお別れ。天城隧道(旧天城トンネル)を経由して水生地下バス停へ。(下山した安心感からか天城峠バス停への近道を見逃し、長い林道を歩いてしまった…。)小雪もちらついてきて、手先は冷えびえ。早く帰って温泉だー!

次のバスまでの30分が待ち切れず、ダメ元でヒッチハイク敢行! 10分程で高校生のカップル(!)が停まってくれた。修善寺の手前で降ろしてもらいもらい、一目散に筥湯へ。最後に体も心もほっこり温まり、大満足の一日でしたとさ! お二人さん、本当にありがとう(*^ー゜)b

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:2707人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 伊豆・愛鷹 [2日]
伊豆山稜線歩道(天城峠〜仁科峠〜船原峠〜戸田峠)
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら