【崩落注意】戸田峠〜天城峠(伊豆山稜線歩道)
- GPS
- 06:35
- 距離
- 30.0km
- 登り
- 1,528m
- 下り
- 1,650m
コースタイム
10:09 達磨山 10:15
10:52 船原峠 11:05
12:15 魂の山
13:06 仁科峠 13:20
13:49 猫越岳
14:35 三蓋山
15:44 天城峠
16:15 水生地下バス停
(行動時間:6時間36分)
天候 | 天候:晴れ→曇り→小雪 気温:日中の稜線上で5℃くらい |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
修善寺YHに駐車→ニュータウン入口バス停より、修善寺駅発戸田行きのバスに乗車 <利用可能なバス便> 7:38修善寺駅 - 8:05戸田峠 (段取り不足により間に合わず...) 9:10 〃 - 9:39 〃 ○今回乗車 【帰路】 水生地下バス停よりヒッチハイクで修善寺へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
【道の状況】 ・仁科峠-天城峠間は大小崩落により通行止め(一応迂回は可能) ・猫越岳周辺は登山道自体も荒れ気味 ・積雪は猫越岳-三蓋山付近でちらほら見かけた程度 【登山ポスト】 ・見当たらず 【周辺情報】 ・修善寺YH:山行のベースとして利用。温泉街からはやや離れているが、料金は良心的 ・筥(はこ)湯:修善寺温泉の共同浴場(\350。但し駐車場は有料の所を利用するしかない) |
写真
感想
雪山に傾倒しつつある今シーズンだけど、たまにはトレーニングも兼ねて雪のないトレイルを思いっきり走りまわりたい!ということで、昨年に続いて伊豆を訪れた。絶景のトレイルや豊富な温泉に加え、夏目漱石・川端康成・井上靖といった文豪ゆかりの地とあって、伊豆は静かなマイブームなのです。
車で修善寺YHに到着したのが8時過ぎ。段取り不足で朝一のバスには間に合わなかった。。気持ちを切り替え、次のバスまで梅園を散策。今年の冬は寒かったせいで、梅はまだ2〜3分咲き。確かに今日も晴れてる割に肌寒い。2本目のバスで戸田峠へ。私の他は年輩の登山者が一名下車。金冠山へ向かうというその方と別れてさっそく稜線歩道の入口へ。(結局この方がこの日出会った最初で最後の登山者だった。)
稜線に出るといきなりの絶景。右手には碧く光る駿河湾、左手には伊豆の山々、振り向けば富士。そして行く手には笹原の中をトレイルが延々と続く。しかもそのトレイルは柔らかい草に覆われてふかふか! これでこそ伊豆まで来た甲斐があるってもんだ! 達磨山頂で少し景色を眺めた以外は一息に駆け抜け、船原峠で小休止。寝不足だけど調子は悪くない。
船原峠から先は一旦樹林の中に入る。小さなアップダウンをくり返しながら、吉奈峠、南無妙峠などの古の峠に往時を偲ぶ。再び笹原になり、急坂を登りつめたところが魂の山。ここも景色が良い。のんびりとした天城牧場を正面に見ながら下りきったところが宇久須峠。あまり間隔を置かずに風早峠。牧場の脇を抜け、車道とぶつかるところが仁科峠。仁科峠で昼食。
ここで問題発生。ここから先の道が崩落により通行止めとの張り紙が…。とはいえ最寄りのバス停までは距離がかなりあるし、来た道を戻るのも億劫。(エスケープルートが少ないのはこのルートの欠点。)最悪ここまでタクシーを呼ぶか、ヒッチハイクでも…。と考えたところで、だったら一旦崩落地点まで行ってみて、先に進むのが無理なら引き返してきても同じこと―、と気づく。結論、続行!
仁科峠からの道はただでさえ登山者が少ない上に通行止めの影響もあり、かなり荒れ気味。階段は崩れ、倒木が道を遮り、樹木が生い茂る様はまるでジャングル! 区間により雰囲気が変わるのは楽しみの一つではあるんだけど…。融雪によるぬかるみも多く、疲れてきた体にはかなりしんどい。若干の焦りもあって、猫越岳の展望台と火山湖は足早にスルー。猫越峠以降は道も平坦になってきて、何とか本来のペースを取り戻す。
問題の崩落は三蓋山を過ぎてしばらくした辺りで現れた。幅20m程が派手に崩れている。こりゃ引き返そうか、という考えがよぎる。でも落ち着いて見てみると、崩れた地点はここからさほど高くないっぽい。更に少し戻ってみると、他の登山者が斜面をよじ登ったらしい跡を発見! 助かった〜。
大崩落を過ぎたところが滑沢峠で、それ以降は所々の小さな崩落を抜かせばとても走りやすい。二本杉峠(旧天城峠)を過ぎ、天城峠まで流して稜線歩道とはお別れ。天城隧道(旧天城トンネル)を経由して水生地下バス停へ。(下山した安心感からか天城峠バス停への近道を見逃し、長い林道を歩いてしまった…。)小雪もちらついてきて、手先は冷えびえ。早く帰って温泉だー!
次のバスまでの30分が待ち切れず、ダメ元でヒッチハイク敢行! 10分程で高校生のカップル(!)が停まってくれた。修善寺の手前で降ろしてもらいもらい、一目散に筥湯へ。最後に体も心もほっこり温まり、大満足の一日でしたとさ! お二人さん、本当にありがとう(*^ー゜)b
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