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Yamareco

記録ID: 1726815
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雪山ハイキング
大峰山脈

熊渡〜八経ヶ岳(2019厳冬期)

2019年02月10日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
17.4km
登り
1,487m
下り
1,479m

コースタイム

日帰り
山行
8:36
休憩
1:41
合計
10:17
6:26
28
8:20
8:30
62
9:32
107
11:19
11:25
27
明星ヶ岳
11:52
12:00
25
八経ヶ岳
12:25
13:30
24
13:54
16
14:10
24
14:34
44
15:18
15:30
46
16:16
2
16:43
0
16:43
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ,風強し
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 久々に天の川温泉に入りました。\600
厳冬期の2,000m級を登りたくやってきました。明るくなりつつある熊渡から出発します。
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厳冬期の2,000m級を登りたくやってきました。明るくなりつつある熊渡から出発します。
弥山川(双門コース)との分岐。カナビキ尾根へ直進します。
弥山川(双門コース)との分岐。カナビキ尾根へ直進します。
カナビキ尾根は、標高差600mもの急な登りが続きます。上部は凍り付いていたので、アイゼン装着。
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カナビキ尾根は、標高差600mもの急な登りが続きます。上部は凍り付いていたので、アイゼン装着。
標高を上げると次第に周囲が見えてきました。曇りベースの天気です。
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標高を上げると次第に周囲が見えてきました。曇りベースの天気です。
小ピークを迂回したのちのヤセ尾根直下にある落ちそうで落ちない岩がいつも気になります。バランス岩と勝手に命名。
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小ピークを迂回したのちのヤセ尾根直下にある落ちそうで落ちない岩がいつも気になります。バランス岩と勝手に命名。
最後は幅の広い急な斜面を100mほど登ると、
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最後は幅の広い急な斜面を100mほど登ると、
天川川合から続く長い尾根に合流。巨木に囲まれた趣のあるなだらかな鞍部です。往路復路とも景色を楽しみながら休憩します。
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天川川合から続く長い尾根に合流。巨木に囲まれた趣のあるなだらかな鞍部です。往路復路とも景色を楽しみながら休憩します。
弥山方面に向かう緩やかな尾根を辿ります。頂仙岳をはじめピークは迂回するためアップダウンはほとんどないです。
弥山方面に向かう緩やかな尾根を辿ります。頂仙岳をはじめピークは迂回するためアップダウンはほとんどないです。
高崎横手です。明星ヶ岳を目指します。先行者一人。積雪はまあまああります。ただし、例年ほどではないとのこと。
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高崎横手です。明星ヶ岳を目指します。先行者一人。積雪はまあまああります。ただし、例年ほどではないとのこと。
上部はラッセル覚悟で来ましたが、思ったより埋まりませんでした。
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上部はラッセル覚悟で来ましたが、思ったより埋まりませんでした。
明星ヶ岳到着。風が強い強い。頭のすぐ上を雲が走っているよう。
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明星ヶ岳到着。風が強い強い。頭のすぐ上を雲が走っているよう。
八経ヶ岳。一瞬見えた。上空は晴れているようですが、斜面を登り続ける気流で地表はガスが絶えない状況。
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八経ヶ岳。一瞬見えた。上空は晴れているようですが、斜面を登り続ける気流で地表はガスが絶えない状況。
一方、風下側の大台ケ原方面は晴天の状況。
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一方、風下側の大台ケ原方面は晴天の状況。
八経ヶ岳を目指します。
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八経ヶ岳を目指します。
八経ヶ岳山頂。手足の指先が冷たく痛く感じるのは厳冬期ならでわ。
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八経ヶ岳山頂。手足の指先が冷たく痛く感じるのは厳冬期ならでわ。
次は、弥山を目指します。3ピーク目の登りはさすがに応えます。
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次は、弥山を目指します。3ピーク目の登りはさすがに応えます。
やっと弥山到着。小屋の横のベンチ付近は風がなかったので、外で休憩。持参したおにぎりが凍るのも厳冬期ならでわ。
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やっと弥山到着。小屋の横のベンチ付近は風がなかったので、外で休憩。持参したおにぎりが凍るのも厳冬期ならでわ。
天河奥宮でしっかりとお参り。無事登山、人類平和と家内安全。
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天河奥宮でしっかりとお参り。無事登山、人類平和と家内安全。
ここからの八経ヶ岳を見たくて30分間粘りました。
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ここからの八経ヶ岳を見たくて30分間粘りました。
山頂だけちょこっと見えた。
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山頂だけちょこっと見えた。
全体がうっすら見えた。しかし、残念ながら最後までベールは取ってくれませんでした。
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全体がうっすら見えた。しかし、残念ながら最後までベールは取ってくれませんでした。
上空は晴れてるのですが、地表は...。 寒さに耐えきれず下山開始。
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上空は晴れてるのですが、地表は...。 寒さに耐えきれず下山開始。
大黒岩は右を迂回。
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大黒岩は右を迂回。
狼平への下降路から見た頂仙岳。綺麗な円錐形状。機会があれば登ってみたい。
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狼平への下降路から見た頂仙岳。綺麗な円錐形状。機会があれば登ってみたい。
冬の狼平。静かな谷間、森林の雪化粧、清流横の配置、吊り橋、山小屋の趣をすべて兼ね備えてます。
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冬の狼平。静かな谷間、森林の雪化粧、清流横の配置、吊り橋、山小屋の趣をすべて兼ね備えてます。
高崎横手に戻りました。朝と違い、しっかりとトレースができています。
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高崎横手に戻りました。朝と違い、しっかりとトレースができています。
ここからは元来た道を戻ります。朝と違い陽光があり、違う景色を楽しみます。
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ここからは元来た道を戻ります。朝と違い陽光があり、違う景色を楽しみます。
お気に入りのカナビキ分岐。ここまで戻るとホッとします。あと1時間余り、慎重に下りました。
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お気に入りのカナビキ分岐。ここまで戻るとホッとします。あと1時間余り、慎重に下りました。

感想

○目的
・厳冬期の2,000m級(八経ヶ岳:1,915m)を登る。
○熊渡〜カナビキ分岐
・熊渡の駐車スペースは、停め方がまちまち。白線を引いてほしい。
・林道は一部崩壊箇所あり。
・カナビキ尾根は稜線を直登。
・上部は凍りついて滑りやすいので、中腹でアイゼン装着。
○カナビキ分岐〜高崎横手
・ピークを巻くように道がつけられているので全般に緩傾斜。
・頂仙岳を巻くあたりで斜面トラバースが一部緊張。
○高崎横手〜明星ヶ岳
・この間も基本的に緩やか。
・積雪は30〜50cmくらいか。例年よりも少ないらしい。
・北側斜面をトラバースするあたりの積雪が多く、足を取られて難儀する。
・スノーシューで快適に進む方々がうらやましい。
・しかし、全般に足が埋まることは少なく、覚悟していたラッセルには至らず。
・おそらく数日前に一度雪の表面が融けて再び固まったものと思われる。
○明星ヶ岳〜弥山
・風が強い。すぐ頭上を雲が走っているよう。
・釈迦ヶ岳など南側の景色は全くない。北側の八経ヶ岳は時々姿を現す。
・北西風が弥山川を駆け上がり、ピーク間の鞍部を抜ける。
 凝結した水滴を伴うため地表付近はなかなか晴れない。といった想像。
・一方で、東側の大台ケ原から南に続く山域はクリアな晴天。
・明星ヶ岳までの行程で力を使い果たし、この先の八経ヶ岳、弥山の登りはつらかった。
○弥山〜熊渡
・難なし。
・唯一、狼平−高崎横手が登りなので、そこだけ頑張り。
・トレースができていたので迷わなかったが、
 トレースがなくガスっていると道を知らなければ迷いやすそう。
○感想
・厳冬期登頂、目的を果たせて満足です。
・あわよくば1座でもと思ってましたが、雪がやはり少なかったのでしょう。
 そのおかげで、この時期にして3ピークとも踏めました。
・しかし、長い時間冷凍庫内にいたのと同じなので、体の芯まで冷え切りました。
・天の川温泉(直行です)で長く浸かり温まりました。


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