一般ルートで登る阿弥陀岳！ 文三郎〜中岳から

2019年02月13日(水) [日帰り]

• GPS: 09:54
• 距離: 17.6km
• 登り: 1,620m
• 下り: 1,603m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:35
• 休憩: 1:19
• 合計: 9:54

5:30 美濃戸口
6:13 6:13 やまのこ村
6:13 6:13 赤岳山荘
6:13 6:13 やまのこ村
6:15 6:15 赤岳山荘
6:19 6:20 美濃戸山荘
7:16 7:16 中ノ行者小屋跡
8:05 8:40 行者小屋
8:51 8:53 阿弥陀岳分岐
9:48 9:52 文三郎尾根分岐
10:14 10:17 中岳
10:29 10:29 中岳のコル
11:15 11:21 阿弥陀岳
11:58 11:58 中岳のコル
12:13 12:14 中岳
12:30 12:33 文三郎尾根分岐
12:54 12:54 阿弥陀岳分岐
13:05 13:25 行者小屋
13:55 13:57 中ノ行者小屋跡
14:40 14:42 美濃戸山荘
14:47 14:47 赤岳山荘
14:48 14:48 やまのこ村
15:23 15:23 八ヶ岳山荘
15:23 15:23 美濃戸口
15:24 ゴール地点

最後の林道は早歩き気味です！

天候

曇り→晴れ→曇ったり晴れたり

アクセス

利用交通機関：

自家用車

駐車場は八ヶ岳山荘のものを利用。
早朝着なので代金は後払い(帰って来るとワイパー等に券が挟まっているので、それを持って山荘へ)。
精算時に発行の券が無料のコーヒー券になるのでお得です♪(私はコーヒー飲めませんが 笑)

コース状況／危険箇所等

●美濃戸口〜美濃戸の林道 信頼のおける4駆意外は入らない方が良いでしょう(砂利、雪、アイスのミックス)。
●南沢 一部雪が無い所もあります。問題ありません。
●文三郎尾根 雪はやや少ないですが、アイゼンよく効いて歩きやすいです。
●文三郎分岐〜中岳〜中岳のコル 雪少なく、変な雪庇もない上この日はトレースもあったので、今までで一番歩きやすかった。
●中岳のコル〜阿弥陀岳 すぐの梯子の後に傾斜が始まり、その後が最大傾斜か。傾斜部の雪はやや柔らかめ。傾斜が落ち着いてくると雪がしまっておりアイゼン効いて歩きやすい。
●中岳沢〜行者小屋 冬季は雪崩が危険なようですが、現時点では積雪少なく、利用されている方が多いようです(私はトレーニング兼ねてますので利用せず、中岳〜文三郎で下山)。

その他周辺情報

行者小屋の冬季トイレは一般マナーとは違い、蓋を『閉めないで』下さい！

写真

2/13 6:34

林道黙々と歩き南沢。人の形が大、小！お見事♪

2/13 6:35

続いて良い事があったようで、おめでとう♪というメッセージ!!

2/13 7:19

先週はスケートリンク状態の箇所でしたが新たに雪が覆って普通に歩けます。

2/13 7:22

安定のつらら。

2/13 8:04

相変わらず極寒の行者小屋に到着。指先はすぐに冷えるを通り越して凍ってる感覚(涙)。

2/13 8:56

青空になって来ましたよ！

2/13 9:06

文三郎はよく踏まれていて歩きやすい。

2/13 9:09

一部階段出てますが問題ありません。

2/13 9:20

雲が良い感じ♪

2/13 9:26

中岳頂上に向かう登山者さんが見えました！

2/13 9:26

阿弥陀岳はもちろんですが、中岳もイケメンです！

2/13 9:29

画像中央の赤い大きな岩付近はやや歩きづらい。

2/13 9:33

上の写真の所。吹き溜まりのようで、雪が柔らかい。

2/13 9:36

赤岳方面。

2/13 9:38

中岳、阿弥陀岳のセット♪良い雰囲気です。

2/13 9:48

分岐に到着。ここでバッテリーグリップ!?+Lレンズ!?付いてる一眼を持っている女性が赤岳方面から降りて来ました。重くて大変でしょうけどそういう拘り素敵です！

2/13 9:51

権現岳方面。

2/13 9:57

阿弥陀岳と一体化して見えますがまずは手前の中岳を登ります。

2/13 10:17

歩きやすく難なく到着。

2/13 10:17

そしてドーンと表れる阿弥陀岳！あの斜面を目の当たりにすると気持ちがやや怯みます(笑)

2/13 10:18

積雪多いと大変な時もありますがこの日はとても歩きやすかった。

2/13 10:21

間もなく中岳のコルです。

2/13 10:31

風が素敵な模様を作り出します♪

2/13 10:40

さて、いよいよ阿弥陀岳。すぐの梯子を登った所です。ここから勾配がきつくなり、その後さらに！初めての方は冷静に降りる事が出来るか判断しながらの方が良いです。登るだけは案外いけちゃいますので。

2/13 10:51

鎖が出てました。

2/13 10:55

落ち着ける所まで来て振り返る。

2/13 10:56

急斜面が終わると雪は締まってました。

2/13 10:58

岩の方に来てしまいましたが、左手の方からも登れます。

2/13 11:01

風も穏やかで助かります♪

2/13 11:07

北陵からでしょうか。自分にはご縁が無いルートかな(笑)

2/13 11:09

空が近いような感覚。

2/13 11:09

そろそろですかね！

2/13 11:09

間もなく♪

2/13 11:10

無事頂上！

2/13 11:14

一般ルートでも自分には十分の達成感です♪

2/13 11:15

風はそこまで強くありません。

2/13 11:16

赤岳方面を眺めます♪

2/13 11:18

今年も無事に登れて良かった！しかし下りこそが核心です。

2/13 11:22

少し休んで下山開始。

2/13 11:26

画像左手から登りましたが右手に行きました。

2/13 11:28

雪が多かったら通れるのかな!?

2/13 11:30

危険箇所ではありませんが所々岩が出ているので注意です。

2/13 11:32

急斜面の前にすれ違い待ちしました。

2/13 11:40

急斜面です。高度感伝わりますかね!?一歩づつ確実に。

2/13 11:49

勾配が少し落ち着く梯子上部ですが、それでも十分急です。

2/13 11:52

梯子に辿り着くと地に足が着いた感覚(笑)

2/13 11:58

無事に中岳のコルに着きまして、積雪的に中岳沢でも大丈夫でしょうが文三郎を目指します！少しでも体力付けたいもので…。

2/13 12:17

文三郎分岐までの登り返しが地味にキツイ。

2/13 12:32

黙々と登り、分岐到着。

2/13 12:37

文三郎は歩きやすい！

2/13 12:58

行者小屋に到着♪お腹空いてましたが寒かったので行動食を少し。温かいもの飲もうが、すぐに指先が冷えてきてしまうのです…。

2/13 13:20

ぬれせんべい、一応少しは柔らかさあります。こんなの食べても全然お腹膨れない(笑)

2/13 13:26

あまりにも寒いので小走りで南沢へ。最近特に寒さに弱くなったみたいです(涙)

2/13 13:34

ただ動けばすぐに暑くなる厄介な体質!?

2/13 13:41

これも見事ですね(笑)

2/13 13:42

木が白ければもっと良いロケーションでしょうが、青空はやはり気持ちが良い♪

2/13 13:53

なんだこいつ!?木の棒持って絶対悪い奴に違いない！

2/13 14:13

雪がない(笑)

2/13 14:35

キラキラと♪

2/13 14:36

そうそう、美濃戸山荘さんトイレは使えるっぽい！

2/13 14:41

寒さから解放されたのでブルボンのマドレーヌを♪しかし小さすぎ(笑)コージーコーナーの貝の形!?したマドレーヌが食べたいな〜。

2/13 14:47

赤岳山荘さんの所にあるやつ。

2/13 14:51

ツルッと滑ってコケそうになった所を後ろから来た車に見られる…。

2/13 15:11

さぁ今夜は何を食べようか。うん、焼肉だな焼肉！肉買って帰ろう♪

2/13 15:20

着いた〜♪肉、肉！

撮影機器：

PENTAX K-30 ペンタックス

感想

shironekoshiro

毎年恒例にしている阿弥陀岳のピストンを今年も決行！
自分の技量だと阿弥陀岳は本気で登らないと危険なので(中岳からの一般ルートですが)、ある程度雪山に体を慣らしてからが良いので、シーズン中盤以降にするようにしてます。

現時点では今まで数回登った中では一番登りやすかったなという印象です。
更に雪崩が危険と言われる中岳沢も現時点ではよく歩かれてるようです。
しかし今後の降雪や気温次第で変わると思いますので慎重な判断をお願いします。

このルートは最初の梯子を登ると傾斜が始まりその後が最大傾斜と思われます。その区間の下りは前向きで降りるのは無理だと思います。
阿弥陀岳一般ルートが初めての方は、登り始めたら早い段階で後ろを振り返り、
『ここを確実に降りる事が出来るか!?』
の判断をまず行った方が良いと思います。

ちなみに私はこの急勾配をリズムよく降りる事など出来ません。一歩一歩確実にゆっくり降りる感じです。実際の距離としてはさほど長くないのかもしれませんが、ゆっくりの為案外長く感じます。この区間は集中力が必要だと思います。

また、登るだけ登って御小屋尾根で帰ろうという考えもあるかもしれませんが、降雪後はノートレースだったり、バリエーションルートからのトレースのみの場合も十分考えられるので期待は禁物。基本同ルートで降りる事も視野に入れてる必要があります。


登った事が無い方は画像から少しでもイメージが出来ればと思います。
赤岳や横岳の周回に比べてレベルの高いものになりますので、計画される方は十分慎重な行動で挑むようにしてください！

コメント

yahiro1621

文三郎は何と読みますか？
文三郎はぶんざぶろうですか、もんざぶろうですか？前から気になっていましたが、教えて下さい。

shironekoshiro

Re: 文三郎は何と読みますか？
yahiroさん、ぶんざぶろうです！
文三郎尾根の階段にはマムートのマンモスマークがあるのが有名ですね♪

yahiro1621

文三郎は？
お返事ありがとうございます。私もぶんざぶろうと思っていたのですが、最近もんざぶろうと言う人がいましたので、お聞きしました。ありがとうございます。
八ヶ岳には、阿弥陀岳に登っていませんので、その内に南陵から登ってみたいと思っています。それではお元気で。

shironekoshiro

Re: 文三郎は？
たまにそういった事がありますよね。新潟に巻機山(まきはたやま)というスゴく良い山があるのですが、あちこち登られているという方が違う読みをしていて、自分が間違っているのか確認したことがありました(笑)
南陵ですか、スゴいですね！憧れます。

yahiroさんもお元気で！コメントありがとうございました♪