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記録ID: 173036
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

伊吹山(念願の一座)

2012年03月03日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:24
距離
14.5km
登り
1,170m
下り
1,242m

コースタイム

9:11登山口→9:321合目→10:273合目→10:575合目上→12:10山頂12:50→13:085合目小屋→13:183合目→13:501合目→14:07登山口14:20→14:50ジョイ伊吹15:42→16:35近江長岡駅
天候 快晴。
過去天気図(気象庁) 2012年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
コース状況/
危険箇所等
雪質はザラメ。
トレース濃く程よくクラストもしているので、わかん不要。
6合目より上は、ピッケルとアイゼンはあったほうがいい。
近江長岡駅から伊吹山をのぞむ。
いい天気だ!
2012年03月03日 08:37撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 8:37
近江長岡駅から伊吹山をのぞむ。
いい天気だ!
登山開始。
下の方は、どろどろです。
2012年03月04日 23:40撮影 by  CX5 , RICOH
3/4 23:40
登山開始。
下の方は、どろどろです。
そして、例によって1合目から上は、粘土質の泥濘。
ここがある意味、難所です。
2012年03月03日 09:42撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 9:42
そして、例によって1合目から上は、粘土質の泥濘。
ここがある意味、難所です。
2合目より上からは、雪が出てきます。
2012年03月03日 09:52撮影 by  CX5 , RICOH
3/3 9:52
2合目より上からは、雪が出てきます。
今日はいい天気、暑いくらい。
雪と太陽と木々がとてもきれい。
2012年03月03日 10:07撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 10:07
今日はいい天気、暑いくらい。
雪と太陽と木々がとてもきれい。
3合目に来ると、伊吹山が全貌をあらわします。
写真では見にくいですが、雪の斜面を登る人が見えます。
2012年03月03日 10:18撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 10:18
3合目に来ると、伊吹山が全貌をあらわします。
写真では見にくいですが、雪の斜面を登る人が見えます。
やはり人気の山。
たくさんの人が、山頂を目指しています。
2012年03月03日 10:27撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 10:27
やはり人気の山。
たくさんの人が、山頂を目指しています。
妙な鉄塔を発見!
2012年03月03日 10:30撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 10:30
妙な鉄塔を発見!
5合目付近。
だんだん、斜度が上がってきます。
2012年03月04日 23:41撮影 by  CX5 , RICOH
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3/4 23:41
5合目付近。
だんだん、斜度が上がってきます。
5合目上で、道具をアイゼンとピッケルに変更。
すごい人です。
ざっと目に入るだけで、40人くらい斜面に取り付いています。
2012年03月03日 11:07撮影 by  CX5 , RICOH
3/3 11:07
5合目上で、道具をアイゼンとピッケルに変更。
すごい人です。
ざっと目に入るだけで、40人くらい斜面に取り付いています。
7合目付近から。
振り返ると、今までの行程が一望できます。
2012年03月03日 11:27撮影 by  CX5 , RICOH
3/3 11:27
7合目付近から。
振り返ると、今までの行程が一望できます。
彼方に琵琶湖も見えます。
そして、斜度がだんだんすごいことに。
2012年03月03日 11:28撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 11:28
彼方に琵琶湖も見えます。
そして、斜度がだんだんすごいことに。
斜度がだんだんすごいことに!!
2012年03月03日 11:44撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 11:44
斜度がだんだんすごいことに!!
上を見ると、壁のよう。
2012年03月03日 11:55撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 11:55
上を見ると、壁のよう。
高度感がある場所は、あまり得意ではないので、下を見るのが怖い、怖い。
2012年03月03日 11:59撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 11:59
高度感がある場所は、あまり得意ではないので、下を見るのが怖い、怖い。
やっとこさ山頂到着。
2012年03月03日 12:10撮影 by  CX5 , RICOH
3/3 12:10
やっとこさ山頂到着。
売店は、雪没。
2012年03月03日 12:12撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 12:12
売店は、雪没。
でももう、雰囲気は春山。
ヤマトタケル像にも、雪はありません。
2012年03月04日 23:43撮影 by  CX5 , RICOH
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3/4 23:43
でももう、雰囲気は春山。
ヤマトタケル像にも、雪はありません。
植生保護のロープに、びっしりエビのしっぽが。
2012年03月03日 12:33撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 12:33
植生保護のロープに、びっしりエビのしっぽが。
樹氷越しに山頂を見る。
雪に覆われ、陽の光にきらめく山頂は、美しい。
2012年03月03日 12:41撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 12:41
樹氷越しに山頂を見る。
雪に覆われ、陽の光にきらめく山頂は、美しい。
山頂のはじから。
奥に琵琶湖、眼下に見える建物はなんと3合目!!
2012年03月03日 12:49撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 12:49
山頂のはじから。
奥に琵琶湖、眼下に見える建物はなんと3合目!!
さー、下山です。
すごい斜度で怖いですが、シリセードで下ります。
2012年03月03日 12:50撮影 by  CX5 , RICOH
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3/3 12:50
さー、下山です。
すごい斜度で怖いですが、シリセードで下ります。
半分雪に埋もれる5合目小屋と自販機。
というよりも、写真中央の山頂から5合目まで、わずか15分程度。
シリセード万歳!
2012年03月03日 13:08撮影 by  CX5 , RICOH
3/3 13:08
半分雪に埋もれる5合目小屋と自販機。
というよりも、写真中央の山頂から5合目まで、わずか15分程度。
シリセード万歳!
そしてシリセード積極使用で、ぐんぐん下って、3合目。
2012年03月03日 13:15撮影 by  CX5 , RICOH
3/3 13:15
そしてシリセード積極使用で、ぐんぐん下って、3合目。
2合目から下の泥濘で、あっというまに
泥だらけ。
2012年03月03日 14:10撮影 by  CX5 , RICOH
3/3 14:10
2合目から下の泥濘で、あっというまに
泥だらけ。
温泉に向かう途中にあった像。
ヤマトタケルと伊吹の荒神が変化したイノシシとの対峙。
このイノシシを退治すべき伊吹の荒神とは思わなかったヤマトタケルは、このあと大雨にたたられ病を受け、最終的に死にいたる。
2012年03月03日 14:42撮影 by  CX5 , RICOH
3/3 14:42
温泉に向かう途中にあった像。
ヤマトタケルと伊吹の荒神が変化したイノシシとの対峙。
このイノシシを退治すべき伊吹の荒神とは思わなかったヤマトタケルは、このあと大雨にたたられ病を受け、最終的に死にいたる。
下山後は、ジョイ伊吹の薬草湯で汗を流しました。
2012年03月03日 15:43撮影 by  CX5 , RICOH
3/3 15:43
下山後は、ジョイ伊吹の薬草湯で汗を流しました。
撮影機器:

感想

4日に、知人の芝居が大阪であり、久しぶりに見に行こうと思ったもので、じゃあどうせなら、伊吹山も登ってしまおうと思った次第。
実は正月に登ろうと思っていて夏に下見もしたんですが、正月は登れずじまいだったのです。

前日は愛知の実家に戻り、翌日出発です。
家の車借りようかと思いましたが、用事があって貸せないということなので、電車で山に向かいます。
駅から見る伊吹山は、荘厳に美しい。
前日まで雨、翌日からも雨の予報。奇跡的に晴れた一日でした。

同じバスには10人ほどの登山者が。
登山口の神社で冬装備に整え、いざ出発!
しかし、しょっぱなから泥濘。ドロドロになります。
おまけにいい天気で、ものすごく暑い。
雪は2合目くらいから出てきますが、基本的にはザラメ雪。踏みぬきあり。すっかり春山の様相です。
3合目まで来ると、やっと伊吹山が全容をあらわし、ぐっとテンションが上がります。
そしてよく見ると、5合目から上の雪の急斜面に、たくさんの人がとりついているのが見えます。こわそ〜。

5合目の上で、アイゼンとピッケルの装備になって、この先の急斜面直登にのぞみます。
登っていくと、どんどん斜度がきつくなってきます。
振り返ると今までの行程や里の景色、琵琶湖などが見えて絶景なので、写真撮りまくりです。
が、7合目も過ぎたあたりでだんだん気がつき始めます。この高度感が怖い、と。
もともと高度感があるところは得意ではないんですが、意識してしまうともう大変です。
立ち止まることにも不安を覚えてしまう、このなかなかの斜度と、5合目まで何もなく見下ろせる雪の急斜面。
その中を数珠つながりで登る……、という恐怖。
少なくとも絶対スリップはだめです。後ろの人を巻き添えにしてしまう。
長い1時間半近い急斜面登りを終えると、やっと山頂平原に到着です。

雪はさほどではないですが、冬季伊吹山登頂はやってみたいことの一つだったので、感動はひとしおです。やった!
おまけにいい天気なので、ガスガスだった前回と違い、じっくりと山頂からの景色を堪能できます。
白い雪に包まれた山頂平原は、奇麗で、平らで、山頂にいることを忘れてしまいます。

しかし、下らねばなりません。
振り返ることも怖かった斜面を、下ります。
当初、帰りはシリセードで下る予定でしたが、あまりに斜面が急なので、滑らずに歩いて下ろうと思っていました。
しかし、歩いて下ろうとすると、斜面が急で、踏み込むとすごく沈み込むし、何より前につんのめって転倒しそう。
というわけで、シリセードで下ることにします。
最初は斜度がきついのですごいスピードが出ておっかなびっくりですが、ピッケルを使ったスピード調整のコツをつかむと、あとは一気に下山で楽しいばかり。
や〜、本当に楽しかった。
5合目付近でそりで降りてきた年配の男性がいたのですが、少年のような笑顔でした。いいな〜そういうの、って思いましたよ。
シリセードするためだけに登ってもいい! 伊吹山!!
グリセードで降りようとしている人もいて、なかなかすごかったです。
そして、往路で5合目付近から1時間以上かけて登った斜面は、シリセードでわずか15分で下山(登ってくる人との交錯を避けるための時間調整を含む)。すばらしい!!

ただ、もう春山の様相なんで雪が湿っていて、下の方では斜面があってもシリセードでは滑らなくなっていました。
そして2合目から下は雪が消え、ドロドロになりながら下山。

下山後は数分単位でバスに嫌われ、温泉に立ち寄りつつ、そして少し迷いつつ、歩いて長岡の駅まで戻りました。

しかし、久々の雪山、最高でした!

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コメント

シリセード、楽しそうですね。
seizanryoさん こんばんは。

伊吹山って車で山頂まで行けて、もっともお手軽な百名山ってイメージでした。
なかなか手ごわそうな急登ですね。

ゲレンデみたいでシリセード、楽しそう。
天気も良いし、良い山行でしたね。
お疲れ様でした
2012/3/6 2:34
houraikenさん、こんばんは
伊吹山は、夏とは違って冬はなかなか手ごわいですよ。
……高度感苦手な人には。

驚いたのは、谷筋のルートが登山ルートだということ。
遠目に見て、ここ登るのかいな〜と思いました。
ま、左右に雪崩防止策やら雪庇防止柵やらありますが。

シリセードはすごい楽しかったです。
あっという間に下山!
ただ、初めはあまりの斜度に、本気で恐ろしかったです。

ピッケル持たずに滑り降りている人いっぱいいて、つわものだな〜と思いました。

houraikenさんも、ぜひ。
下山中は、ここ滑り降りるためだけにまた登りたいな、と本気で思いました。
2012/3/7 0:31
seizanryoさん、こんばんは!
こちらも青い空の雪山だったんですね
からも傾斜がきついのが良く分かりますよeye
「すご〜い」と思わず声が出ちゃいました。

ソリの男性も楽しかったのでしょうネ!
seizanryoさんもシリセードしながらきっと の顔だったと思います

>シリセードするためだけに登ってもいい! 伊吹山!!
う〜ん、私の心の中に響きますねぇ。私も雪山は下るのが なので
2012/3/8 0:35
pippiさん、こんばんは
そうなんです、3日だけピンポイントで晴れました!
とても気持ちよかったですよ。

傾斜は、すごいことになってました。
「あ、やばい、今じぶん、こわいって思ってる……」って自覚していて、ゾクゾクしてました。

下りは、みんな子どもに還ることでしょう!!
私も絶対に な顔していたと思います。
ま、一番上のほうは な顔してたと思いますが。

雪がくさり気味なので、傾斜がゆるいとシリセードできないため、今ヒップそりの購入を検討中。
ま、傾斜きついところは、恐ろしくて絶対無理ですが。
2012/3/8 20:24
seizanryoさんこんにちはー。
伊吹山!!!
いいなあー行ってみたい山です。
冬は直登が多いのでしょうか?
予想外に大変そうだなーと思ってみてました。
でも、、やはり楽しそう。

>5合目付近でそりで降りてきた年配の男性がいたのですが、少年のような笑顔でした。いいな〜そういうの、って思いましたよ。

うーん、分かります!!!
すごく分かります!!!
2012/3/8 22:12
yuki_G_Kさん、こんばんは
伊吹山、いいですよ〜。
私は実家近くなんですが、関東から行くには大変ですが、いい山であることは間違いなしです。
第一、山容がかっこよすぎますから。

冬道の直登は尾根筋が多いと思うのですが、ここは谷筋のような気がします。おそらく、地形の関係でしょう。
夏道は、下から見て中心から右側の斜面にかけてジグザグに登りますが、右側斜面に雪崩防止柵があるところを見ると、雪崩が起きやすいところなのでしょう。
それを避けるために、直登になっているのだと思います。
ま、直登は直登で、楽しいですよ。自分でステップ決められるし。

下りは最初ビビりましたが、やっぱり最高に楽しかった!
少年のような笑顔、きらきらしていてさわやかでした。
はしゃいでしまいますよ、実際。

ま、この楽しさは、登らないと手に入らないのですが……。
2012/3/8 23:04
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