那須岳(茶臼岳)
- GPS
- 04:35
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 690m
- 下り
- 672m
コースタイム
- 山行
- 3:01
- 休憩
- 1:31
- 合計
- 4:32
天候 | くもりのち晴れ。行動中ほぼ暴風。 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ほぼ凍結等はないが、休暇村あたりからは割と雪が残ってるので注意。 5時半頃の到着で車は10台もなかった。 帰りは那須塩原にあるLUNETTES+山の道具屋に立ち寄ってから帰宅。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
ほぼ暴風。特に峰の茶屋付近はすごい。何かにしがみつかないと立っていられない。 下りの追い風も注意。背中を押されて転倒する危険あり。 大丸駐車場から峠の茶屋駐車場までは車道をショートカットして歩けるルートあり。トレースもあり道もはっきり続いてるのがわかるので問題なし。ただし踏んだ先が少しずれると膝まで沈む。 峠の茶屋からは赤テープがあり、樹林帯を抜ければ峰の茶屋が見えてくるので迷うことはない。雪が深いところでの踏み抜きに注意すれば歩きやすい。個人的には峰の茶屋が見え始めると雪がなく石、岩が露出している箇所も時折出てくるので爪なしでいいかなと。下りは追い風もあるので履いた方が安心。 茶屋から頂上までは風にさえ気を付ければ特に危険箇所はない。 |
その他周辺情報 | お風呂は大丸駐車場から下ってすぐの休暇村にて。 860円。 玄関にコンプレッサーがあるため、登山靴等に付いた雪をはらえる。 施設内にあるレストランはランチ12時から13時で営業。 |
写真
装備
個人装備 |
ニット帽
バラクラバ
眼鏡
ゴーグル
インナー
Tシャツ
中間着(シャツ類)
インサレーション(ダウン)
ソフトシェル
ハードシェル
雨具
下着
タイツ
ロングパンツ
ゲイター
靴下
靴
アイゼン(12本)
ワカン
グローブ
バックパック
サコッシュ
ピッケル
ストック
ヘッドランプ
火器類
燃料
クッカー
カトラリー
テーブル
チェア
ヒーター
ファーストエイドキット
地図
コンパス
スマホ
バッテリー
食料
行動食
飲料
魔法瓶
その他
|
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備考 | やっぱグローブ強化したい! |
感想
久々に会う同級生と雪山登山へ。
候補としては谷川岳、武尊山、日光白根山、那須岳。出発時の天気予報を見て判断することに。
天気は風が強いものの日光が一番良さげだったが、友人は軽アイゼンにピッケル装備のため、そこまで雪深くなさそうな那須を選択。帰りに行きたかったLUNETTESに寄れることも理由の一つ。
頂上の予報はくもりで、風速は20m弱。
車を走らせ5時半に大丸駐車場到着となったが、予報通りの暴風。停めた車を揺らし、隙間風でピューピュー鳴り響く車内。
明るくなるのを待ち、車も増えてきたところでいざ出発。
スタートは駐車場にある公衆便所裏の階段から。下りはシリセード可。
車道をショートカットしつつ、ロープウェイ山麓駅、峠の茶屋駐車場まで。風の強さに不安を残しつつも、先行者を頼りに峠の茶屋を目指すこととする。
他の方のレコにも書いてあったが、鳥居はくぐらせていただいた方がいいかも。結果として、頂上まで無事行けた。
トレースもあるので基本的にラッセルはなし。赤テープを目印に登って行く。
予報ではずっとくもりだったが、割とお日様が顔を出してくれたため、ロープウェイ山頂駅、峰の茶屋も道中からよく見えた。
友人は登山口の鳥居をくぐり、少し登ったところで軽アイゼン装着。自分は峰の茶屋から頂上に向かい、少し登ったところで12本装着。
友人は雪山2回目とのことで、軽アイゼンとピッケル仕様だったが、最低でも軽アイゼンとストックがあれば登頂はできそう。ただかなりの暴風なので、撤退する勇気も忘れずに。
今回は登り下り合わせて20人ほどと遭遇したが、恐らく半数以上は峰の茶屋から撤退したものと思われる。
凍結箇所もなく、雪面はアイゼン履けば歩きやすい。下山後の駐車場が一番凍結してて滑った。晴れた溶けた雪が日陰で凍った模様。
スノーシュー・ワカンは基本的には不要。むしろヒップソリがあると下りは楽しめる箇所あり。
峰の茶屋手前のトラバースは普通に歩けば問題ないが、風に煽られると滑り落ちそう。山側はシュカブラがきれいなのでよそ見しすぎないように。
峰の茶屋付近は本当に風が強い。避難小屋でもある茶屋に逃げ込み、じゃあ頂上を目指そうかと外に出たものの、即座にカムバック。
お湯を沸かしながら悩む。
同席した他のソロハイカーの方は撤退を表明。自分も下山してお風呂に入りたくなってくる。もう一人の方は意を決して登頂を選択。その方も撤退すると仰っていたら、自分達も下りていた気がする。
結局、行けるとこまでと暴風に耐えながら足を進める。切れてるとこはないので、風に煽られ転落とはいかないものの気を付けながら。避難小屋から最短ルートを選んだが、ぐるっと巻いて裏手から登る人もいた様子。
途中アイゼンを装着し、お釜まで登ると頂上が見えて一安心。反時計回りでくるっと一周することに。頂上はほとんど岩が露出し、鳥居も登山口とは異なりそのままの姿。
風は相変わらずで写真を撮るのも一苦労。
下山時はシリセードを挟みつつ、アイゼンは履いたまま駐車場まで。
公衆便所裏の階段は惜しくも一度で滑りきることはできなかったが、ズボンが丈夫な方は是非お尻で。
駐車場はツルツルに変化してるので油断しないこと。
先日の乗鞍岳に匹敵するほどの風は、予想はしてたものの、それを超えてきたレベル。晴れてなければなかなかの悪条件だったなと。
登山届は公衆便所入口と、峠の茶屋から少し進んだところにある登山指導所にあり。
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