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Yamareco

記録ID: 1734068
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
大山・蒜山

大山弥山(大ノ沢左岸稜〜六合西沢下降)

2019年02月18日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:50
距離
10.9km
登り
1,105m
下り
1,132m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:17
休憩
0:31
合計
8:48
距離 10.9km 登り 1,105m 下り 1,143m
7:21
368
13:29
13:50
7
14:08
17
14:25
93
15:58
16:08
1
16:09
ゴール地点
天候 晴れ 微風
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
米子道溝口IC〜県道45号〜大山環状道路〜桝水高原
駐車場無料
スキー場は9:00〜 トイレ使用もスキー場営業時間内
コース状況/
危険箇所等
◎大ノ沢左岸稜…樹林帯はほどほどヤブ。
        雪量は問題ないレベルだが締まっておらずスノーシューでも
        脛、膝ラッセルとなる。
        稜線は北西の風を受けるので風対策必要。
        浮石注意。今回はわりと隠れていた。
◎六合西沢…ふかふか雪が深い膝から深いところで腰。
      雪崩に注意。
その他周辺情報 大山桝水高原スキー場
大ノ沢のロックシェッド。
2個目を越えたところからとりつきました。
2019年02月18日 07:37撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
1
2/18 7:37
大ノ沢のロックシェッド。
2個目を越えたところからとりつきました。
動物のような形の雨氷。
2019年02月18日 07:42撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
2/18 7:42
動物のような形の雨氷。
ヤブが出ていますが、去年の右岸稜のときよりいいかな。
でも雪はグサグサ。
2019年02月18日 07:54撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
2/18 7:54
ヤブが出ていますが、去年の右岸稜のときよりいいかな。
でも雪はグサグサ。
霧氷の森。
踏み抜きが多く、景色を愛でる余裕なし。
2019年02月18日 09:37撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
2/18 9:37
霧氷の森。
踏み抜きが多く、景色を愛でる余裕なし。
空洞ばかりでだいぶ消耗。
2019年02月18日 09:38撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 9:38
空洞ばかりでだいぶ消耗。
森林限界に到達しても、雪が締まってない。
脛ラッセルが続く。
2019年02月18日 10:48撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 10:48
森林限界に到達しても、雪が締まってない。
脛ラッセルが続く。
さてここから。
なのに、もう足上がらない。
2019年02月18日 10:59撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 10:59
さてここから。
なのに、もう足上がらない。
対岸に見える右岸稜ジャンダルム。
昨年は直登。しびれた。
2019年02月18日 11:04撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 11:04
対岸に見える右岸稜ジャンダルム。
昨年は直登。しびれた。
ポツンと見えるけど大きなピナクル。
2019年02月18日 11:59撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 11:59
ポツンと見えるけど大きなピナクル。
作業用のワイヤーでぐるぐる巻きになっている。
2019年02月18日 11:59撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 11:59
作業用のワイヤーでぐるぐる巻きになっている。
小さなピークが連なっている。
2019年02月18日 12:00撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 12:00
小さなピークが連なっている。
右手には横手口沢。
2019年02月18日 12:03撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 12:03
右手には横手口沢。
横手口沢の源頭
2019年02月18日 12:03撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 12:03
横手口沢の源頭
体力温存とか思ってたのに、もうそれどころではない。
両足攣りまくりで進まない!
2019年02月18日 12:07撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 12:07
体力温存とか思ってたのに、もうそれどころではない。
両足攣りまくりで進まない!
こういった目印が全く近づかないのは
精神にダメージを及ぼす。
2019年02月18日 12:16撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 12:16
こういった目印が全く近づかないのは
精神にダメージを及ぼす。
横手口沢トップのコブ。
この沢の雪崩、今年の雪崩情報に出ていました。
2019年02月18日 12:16撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 12:16
横手口沢トップのコブ。
この沢の雪崩、今年の雪崩情報に出ていました。
あとちょっとがなかなか…
2019年02月18日 12:28撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 12:28
あとちょっとがなかなか…
ミックス帯は爪が効かないので
右を上がる。
直登、ジグザグ登高、四つん這い
あらゆる登り方。
2019年02月18日 12:29撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 12:29
ミックス帯は爪が効かないので
右を上がる。
直登、ジグザグ登高、四つん這い
あらゆる登り方。
大ノ沢の源頭近い。
頂上台地もすぐなんだけど、
5歩で1回足攣ってるので…
2019年02月18日 13:11撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 13:11
大ノ沢の源頭近い。
頂上台地もすぐなんだけど、
5歩で1回足攣ってるので…
これはタケノコ岩。
一の沢右岸稜が近くなる。
2019年02月18日 13:23撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 13:23
これはタケノコ岩。
一の沢右岸稜が近くなる。
少し風出てきてるので、できれば早く終了させたい。
でもあとちょっとが登れないんじゃないかと
心折れそうになる。
2019年02月18日 13:25撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 13:25
少し風出てきてるので、できれば早く終了させたい。
でもあとちょっとが登れないんじゃないかと
心折れそうになる。
が、残りわずか。
ラストはご褒美のやせ尾根。
2019年02月18日 13:26撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 13:26
が、残りわずか。
ラストはご褒美のやせ尾根。
沢に伸びる自分の影。
2019年02月18日 13:27撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
2/18 13:27
沢に伸びる自分の影。
頂上台地に到達。
しんどかった。
しばらくひっくり返る。
2019年02月18日 13:33撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 13:33
頂上台地に到達。
しんどかった。
しばらくひっくり返る。
足が回復するのを待ちながら記念の自撮り。
2019年02月18日 13:44撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
8
2/18 13:44
足が回復するのを待ちながら記念の自撮り。
高度感のあるいい眺め。
2019年02月18日 13:44撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
2
2/18 13:44
高度感のあるいい眺め。
大ノ沢源頭部。
一昨年はここを下りた。
2019年02月18日 13:51撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 13:51
大ノ沢源頭部。
一昨年はここを下りた。
午後になって空は一段と青くなりました。
大勢の登山者がおられました.
外国の方が多いようです。
2019年02月18日 13:53撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 13:53
午後になって空は一段と青くなりました。
大勢の登山者がおられました.
外国の方が多いようです。
体力限界にて、山頂はパス。
通ってきた左岸稜を見ながら夏道へ。
2019年02月18日 13:53撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
2/18 13:53
体力限界にて、山頂はパス。
通ってきた左岸稜を見ながら夏道へ。
途中で見えた剣ヶ峰。
2019年02月18日 13:58撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 13:58
途中で見えた剣ヶ峰。
北壁一望。
2019年02月18日 14:02撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 14:02
北壁一望。
八合尾根はえぐい形状。
2019年02月18日 14:03撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 14:03
八合尾根はえぐい形状。
下山はパーティー多く渋滞気味。
足の調子考えるとさっさと下りたいので、
六合目から西へ逃げた。
2019年02月18日 14:27撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 14:27
下山はパーティー多く渋滞気味。
足の調子考えるとさっさと下りたいので、
六合目から西へ逃げた。
六合西沢これか。
ふかふかの雪は深く、吹き溜まりでは腰までも。
結合してない雪はおお泳いでる感覚。
雪崩を警戒して樹林帯を大きくジグザグ。
2019年02月18日 14:34撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 14:34
六合西沢これか。
ふかふかの雪は深く、吹き溜まりでは腰までも。
結合してない雪はおお泳いでる感覚。
雪崩を警戒して樹林帯を大きくジグザグ。
横手道の鳥居のところへ出た。
あとは、枡水までてくてく道路歩き。
2019年02月18日 15:25撮影 by  Canon PowerShot S200, Canon
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2/18 15:25
横手道の鳥居のところへ出た。
あとは、枡水までてくてく道路歩き。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 ザック アイゼン ピッケル 行動食 飲料 ヘッドランプ 予備電池 ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス ツェルト カメラ ポール ヘルメット

感想

昨年大ノ沢右岸稜を登ったので、今年は左岸稜をやりたいと思っていました。
右岸稜のときは、大ノ沢堰堤群際が雪不足とブッシュ、上部の浮石ミックスの登りがえらかったので、今年は左岸稜を登るタイミングを図っていたところです。桝水のスキー場から見上げると、上部の雪は十分といった様子でした。
前回はふくらはぎが伸びきってしまい、上部で苦労したので、今回はふくらはぎと体力温存でやっていきます。ヤブはある程度出てはいますが、雪の量的には大丈夫そうだったので、登っていきましたが、霧氷ゾーンに入っても、森林限界を越えても雪はグサグサで、踏み抜きが多く、スノーシューでも爪が効かずにずり落ちるばかり。
だいたい脛から膝下のラッセルが終始続くことになり、わずかな体力がどんどん削られることになりました。上に行けばクラストしてるはず…という希望は希望のまま、
休憩なしなのか、ほぼ休憩しっぱなしののかわからないような登り方で時間だけが過ぎていきます。
森林限界を越えて、石ころが増えてきますが、だいぶ雪で埋まっていたため落石の危険はありません。でも石の上は爪が効かないので、少し脇へ避けるように登りました。すでにアイゼンに替えているのですが、ずりずり滑って快適ではありません。両足交互に攣ってきたので、回復、登攀を地道に繰り返してなんとか頂上台地へたどり着くことができました。ここまで足が攣るのは滅多にないので、ちょっと自分自身ショックでした。体力も技術もそんなないので、ちょっとの気力をふりしぼって登れたようなもんです。そんなわけで、山頂はパスして、そのまま下山します。
夏道はアジア系の外国の方のパーティーが多く、滑り落ちるご婦人を2回キャッチしました。アイゼン履いたまま滑落してるんで気をつけた方がいいですね。渋滞気味で今日の足の調子では夏道は無理そうだったので、六合西沢をザクザク快適に下れました。
いつもながらギリギリな感じで余裕ない山登りですが、またひとつ勉強になりました。

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コメント

参考になります!
大ノ沢、横手口沢の常態が間近に見れて、参考になりました!
トレースもシュプールもなく、あまりに雪面が綺麗すぎて逆に不気味です。

とは言っても、今回の雨で変わってしまったでしょうね・・・。
2019/2/19 19:16
yasiyasi さん
大ノ沢はきれいな雪面、デブリもないようですね。横手口沢はうっすら滑ったような形跡あったと思います。先月は全層雪崩、道路までいったようですからじっさいどうなんでしょうか。
yasiyasi さんもお気をつけてお楽しみください
2019/2/19 19:52
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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