大山弥山(大ノ沢左岸稜〜六合西沢下降)


- GPS
- 08:50
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,105m
- 下り
- 1,132m
コースタイム
天候 | 晴れ 微風 |
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過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
駐車場無料 スキー場は9:00〜 トイレ使用もスキー場営業時間内 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◎大ノ沢左岸稜…樹林帯はほどほどヤブ。 雪量は問題ないレベルだが締まっておらずスノーシューでも 脛、膝ラッセルとなる。 稜線は北西の風を受けるので風対策必要。 浮石注意。今回はわりと隠れていた。 ◎六合西沢…ふかふか雪が深い膝から深いところで腰。 雪崩に注意。 |
その他周辺情報 | 大山桝水高原スキー場 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食
飲料
笛
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
ツェルト
カメラ
ポール
ヘルメット
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感想
昨年大ノ沢右岸稜を登ったので、今年は左岸稜をやりたいと思っていました。
右岸稜のときは、大ノ沢堰堤群際が雪不足とブッシュ、上部の浮石ミックスの登りがえらかったので、今年は左岸稜を登るタイミングを図っていたところです。桝水のスキー場から見上げると、上部の雪は十分といった様子でした。
前回はふくらはぎが伸びきってしまい、上部で苦労したので、今回はふくらはぎと体力温存でやっていきます。ヤブはある程度出てはいますが、雪の量的には大丈夫そうだったので、登っていきましたが、霧氷ゾーンに入っても、森林限界を越えても雪はグサグサで、踏み抜きが多く、スノーシューでも爪が効かずにずり落ちるばかり。
だいたい脛から膝下のラッセルが終始続くことになり、わずかな体力がどんどん削られることになりました。上に行けばクラストしてるはず…という希望は希望のまま、
休憩なしなのか、ほぼ休憩しっぱなしののかわからないような登り方で時間だけが過ぎていきます。
森林限界を越えて、石ころが増えてきますが、だいぶ雪で埋まっていたため落石の危険はありません。でも石の上は爪が効かないので、少し脇へ避けるように登りました。すでにアイゼンに替えているのですが、ずりずり滑って快適ではありません。両足交互に攣ってきたので、回復、登攀を地道に繰り返してなんとか頂上台地へたどり着くことができました。ここまで足が攣るのは滅多にないので、ちょっと自分自身ショックでした。体力も技術もそんなないので、ちょっとの気力をふりしぼって登れたようなもんです。そんなわけで、山頂はパスして、そのまま下山します。
夏道はアジア系の外国の方のパーティーが多く、滑り落ちるご婦人を2回キャッチしました。アイゼン履いたまま滑落してるんで気をつけた方がいいですね。渋滞気味で今日の足の調子では夏道は無理そうだったので、六合西沢をザクザク快適に下れました。
いつもながらギリギリな感じで余裕ない山登りですが、またひとつ勉強になりました。
コメント
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大ノ沢、横手口沢の常態が間近に見れて、参考になりました!
トレースもシュプールもなく、あまりに雪面が綺麗すぎて逆に不気味です。
とは言っても、今回の雨で変わってしまったでしょうね・・・。
大ノ沢はきれいな雪面、デブリもないようですね。横手口沢はうっすら滑ったような形跡あったと思います。先月は全層雪崩、道路までいったようですからじっさいどうなんでしょうか。
yasiyasi さんもお気をつけてお楽しみください
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