記録ID: 1739249
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
冬期限定の稜線ルートを歩く「鉢盛山」(日本三百名山)[野麦峠スキー場から]
2019年02月24日(日) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 06:08
- 距離
- 12.2km
- 登り
- 963m
- 下り
- 959m
コースタイム
天候 | 晴れ♪ 山頂の気温:マイナス3度(正午) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
・駐車料金は無料 ・駐車スペース100台以上 ●スキー場リフト(スカイライナー)を利用 ・運行時間は 8:30〜16:00(土日等) ・料金は900円(1回券×3枚) ・下り乗車は無料 ・リフト券購入時に登山届をチケット売り場に提出し、下山報告する必要あり ※今回は利用しなかったが、更にスキー場ノ頭までスカイラビット(600円)を利用することも可能。ただし、スカイラビット は下り乗車不可。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★登山道整備度:-(良5・4・3・2・1悪)階段や木道、鎖等の整備度 ★体力難易度 :3.5(難5・4・3・2・1易)歩行距離、累積標高差、急登等 ★技術難易度 :2(難5・4・3・2・1易)アイゼン、ピッケル、藪等の頻度 ★登山道の眺望:2(良5・4・3・2・1悪) ★山頂の眺望 :4.5(良5・4・3・2・1悪) 【すれ違った登山者の数:1人】 ◆登山道の状況 ・今回歩いたルートは、夏道の登山道はない。笹や低木が雪下になる冬期限定で歩くことのできるバリエーションルート。 ・全区間、稜線歩きとなるため、ルートは分かりやすい。ただし、比較的平坦な尾根が多く、マーキングテープ等の目印もほとんどないので、特に視界不良時は地形図やGPS等は準備した方が良いだろう。 ・小鉢盛山から鉢盛山までは、標高差170mを下り250mを登り返す大きなアップダウンがあるので、時間配分に注意しよう。 ・ルート上に危険性の高い箇所はないが、雪庇やツリーホールには注意が必要。 ・今年は小雪のようで、ルート上の積雪量は、現時点で0.5m〜1.5m程度。スキー場ノ頭から小鉢盛山までの標高2100m付近の南斜面は、0.5m程度の積雪深で笹の一部が露出している箇所もあった。3月下旬頃までは歩けると思うが、今後の降雪状態によっては、歩き難くなるかもしれない。 ◆本日の雪山装備 ・本日の雪質は、数日前に降った雨が凍り、雪面は固くクラストして最中状になっている部分が多かった。ゲレンデ以外はツボ足の歩行が困難のため、全区間でワカンを装着した。 ・スキー場ノ頭から小鉢盛山までの主稜線は、数人分のトレース痕があったので比較的歩きやすかったが、小鉢盛山から鉢盛山までの区間は、先行者のトレースのみ。本日は先行されていたスノーシューの女性に対し、私のワカンは浮力が足りず踏み抜きが多かった(私が重いこともありますが)。雪が締まる3月以降の方が歩きやすそう。 ・特に急登も少なかったので、持参したアイゼンは未使用。また、このルートであればピッケルを準備しなくても特に支障は無いと思われる。 |
写真
撮影機器:
感想
本日は、日本300名山の1つで、以前から気になっていた鉢盛山に登ってみました。
鉢盛山は、一般的な登山道までの林道が災害で通行困難等の影響もあり、夏場でも登り難くなっています。
そのため、今回は、冬季限定のバリエーションルートを辿ってピークハントしてみることにしました。
本当は雪が締まる3月以降に登るつもりでしたが、今年は小雪傾向なので、3月では遅いかもと、冬晴れも相まって早めに決行してみました。
案の定、雪は少なかったですが、やはり雪の締りはイマイチで、ワカンでもかなり踏み抜き多発、腰まで埋まることもあり苦戦。
でも、山頂に到着すると、周囲の名峰を見渡せる大絶景が出迎えてくれました。
特に乗鞍岳、御嶽山、穂高連峰等の峰々は迫力満点で、久しぶりに絶景に浸りながら昼食を食べることができました。
2月とは思えない穏やかな冬晴れの中、静かな雪山をまったり楽しめ、それなりに満足度の高い有意義な山歩きとなりました。
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