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Yamareco

記録ID: 1740023
全員に公開
山滑走
甲信越

中ノ岳・檜倉沢〜阿寺山・阿寺沢

2019年02月24日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
11:50
距離
21.2km
登り
2,917m
下り
3,004m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:40
休憩
0:11
合計
11:51
3:40
51
スタート地点
4:31
4:34
198
7:52
7:57
100
9:37
9:37
16
9:53
9:53
25
10:18
10:21
256
14:37
14:37
54
15:31
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
※上記休憩時間11分は機械的に計算されたもので、実際にはもっと多く休んでいます
・危険個所多数(雪の状態、気温その他総合的な判断が必要)
月が見ていた
2019年02月24日 06:24撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2/24 6:24
月が見ていた
マジックアワー到来
2019年02月24日 06:27撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2/24 6:27
マジックアワー到来
入道岳に朝陽
2019年02月24日 06:28撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
2/24 6:28
入道岳に朝陽
ルーファイが難しい尾根
2019年02月24日 06:43撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2/24 6:43
ルーファイが難しい尾根
行き止まり
2019年02月24日 06:51撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2/24 6:51
行き止まり
マントル5級?
2019年02月24日 06:53撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
2/24 6:53
マントル5級?
ぶなの尾根をゆく
2019年02月24日 07:01撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
2/24 7:01
ぶなの尾根をゆく
ネコブ山かしら
2019年02月24日 07:01撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
2/24 7:01
ネコブ山かしら
雪庇がすごい
2019年02月24日 07:01撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
4
2/24 7:01
雪庇がすごい
明けた
2019年02月24日 07:06撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2/24 7:06
明けた
ここは快適
2019年02月24日 07:12撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
2/24 7:12
ここは快適
うーん、マンダム
2019年02月24日 07:18撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
2/24 7:18
うーん、マンダム
直登
2019年02月24日 07:40撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 7:40
直登
来てよかった
2019年02月24日 07:41撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3
2/24 7:41
来てよかった
日向山をあとにする
2019年02月24日 08:12撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
2/24 8:12
日向山をあとにする
中ノ岳待ってなさい
2019年02月24日 08:16撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3
2/24 8:16
中ノ岳待ってなさい
振り返る
2019年02月24日 08:46撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
2/24 8:46
振り返る
ここからシートラ
2019年02月24日 08:52撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 8:52
ここからシートラ
長い
2019年02月24日 09:22撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
1
2/24 9:22
長い
山が多い
2019年02月24日 09:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
2/24 9:55
山が多い
山頂から燧ケ岳、平ヶ岳、至仏山、武尊山などが見えた
2019年02月24日 09:55撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 9:55
山頂から燧ケ岳、平ヶ岳、至仏山、武尊山などが見えた
阿寺山〜八海山の稜線
2019年02月24日 10:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
3
2/24 10:08
阿寺山〜八海山の稜線
山頂写真
2019年02月24日 06:42撮影 by  ILCE-6000, SONY
1
2/24 6:42
山頂写真
ドロッピン
2019年02月24日 10:18撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2
2/24 10:18
ドロッピン
落ちてゆく
2019年02月24日 06:56撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/24 6:56
落ちてゆく
雪はまあまあ
2019年02月24日 10:24撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 10:24
雪はまあまあ
スキーヤーズレフトにパウダーあり
2019年02月24日 10:24撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 10:24
スキーヤーズレフトにパウダーあり
カモシカが見ていた
2019年02月24日 10:41撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 10:41
カモシカが見ていた
どんどん下る
2019年02月24日 10:48撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 10:48
どんどん下る
2019年02月24日 10:52撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 10:52
ジャンプ
2019年02月24日 11:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 11:08
ジャンプ
この辺は灼熱地獄
2019年02月24日 11:58撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 11:58
この辺は灼熱地獄
地獄を抜けた
2019年02月24日 12:40撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 12:40
地獄を抜けた
高度を上げる
2019年02月24日 12:58撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 12:58
高度を上げる
下りてきたデブリランド
2019年02月24日 13:46撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2/24 13:46
下りてきたデブリランド
もう少しで稜線
2019年02月24日 14:01撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 14:01
もう少しで稜線
入道岳
2019年02月24日 14:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 14:08
入道岳
山頂へ向かうトレースが見えた
2019年02月24日 14:08撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 14:08
山頂へ向かうトレースが見えた
滑った沢を振り返る
2019年02月24日 14:11撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 14:11
滑った沢を振り返る
マロリーとアーヴィンが見える
2019年02月24日 14:14撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 14:14
マロリーとアーヴィンが見える
見納め
2019年02月24日 14:27撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 14:27
見納め
山頂の二人
2019年02月24日 14:31撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 14:31
山頂の二人
町が見えてホッとする
2019年02月24日 14:52撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
2/24 14:52
町が見えてホッとする
帰り道の阿寺沢
2019年02月24日 15:10撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 15:10
帰り道の阿寺沢
ナイスザラメ
2019年02月24日 11:44撮影 by  ILCE-6000, SONY
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2/24 11:44
ナイスザラメ
一部デブリあり(中央の黒い点はカモシカ)
2019年02月24日 15:17撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 15:17
一部デブリあり(中央の黒い点はカモシカ)
最高のザラメフィナーレ
2019年02月24日 15:29撮影 by  PENTAX K-5 , PENTAX
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2/24 15:29
最高のザラメフィナーレ

感想

2月三連休の最終日、阿寺山に3人で登った際、対面する山々の中に一際目立つピークとルンゼを見た。越後三山の最高峰である中ノ岳と檜倉沢右俣だった。阿寺山の山頂で「次はあそこだな」と話していたのを記憶している。雪はつながっているように見えたが、帰りのルートや黒又沢の状態等、解決すべき課題もいくつかあった。家に帰ってから地形図に線を引き、1つの解を出す。日曜日は移動性高気圧で快晴かつ無風の予報、本来であれば北アルプスにも行きたかったが、家庭の事情等もあり、比較的近いこの山のこの計画を早くも実行に移すことにした。

月明りの中、三国川ダムの右岸をしばらくシールで歩く。雪も少ないせいか道路は雪に覆われてはいるものの水平で、数か所デブリで斜めになっていただけでさほど困難さは無かった。調査不足だったのだが、三国川ダム手前から管理所に至る左岸側の道路は除雪こそされているものの「通行禁止」とされていた。他方、右岸側は除雪されておらずシール歩行できた。

十字峡の登山道入り口に売店と立て看板があり、ここから尾根に取り付く。しばらくは急で何度か板を脱ぐ。雪はレインクラストで硬く、その上に薄い新雪が載っている。シールが滑りやすく、クトーもたまに抜ける難しい登りをしばらく続けた。急な箇所や細い稜線では何度か板を脱ぎならが日向山へ。山頂少し手前で日が昇った。天気予報通り最高の天気で風も全く無い。

日向山から中ノ岳までは近く見えて標高差で500mはあるので、時間がかかる。一箇所急登があり他の二人は板を脱いだが、私は支尾根にトラバースしてスキーで登った。結果的にはシートラが正解。山頂に着いて記念写真を撮る。果てしなく広がるような奥利根の山々は圧巻で、見慣れぬ景色にしばし圧倒された。とはいえ、長い一日でキツい登り返しもあるので、素早く滑走準備にとりかかる。

滑るのは檜倉沢の右俣。ググッた範囲で滑走記録は見つからなかった。登り返しも情報が無かったため、地形図と対岸の地形を見比べ、計画を微修正した。ドロップイン。雪はサラサラとカリカリが交互に出てくる感じでスピードは出せない。適当にピッチを切って後続を待つ。合流してあとはワラワラと移動。下部はデブリがひどく通過に苦労させられた。



中ノ沢出合〜五龍沢付近は特に大変で、さらに気温も上がり雪のブロックが落ちてこないかヒヤヒヤした。登り返しは標高差で千メートル弱。そのまま黒又沢を下ってもなんとか帰れるかも知れないが、今年は雪が少なく、下流は水が出てかなりのアドベンチャーになりそうだったため、この選択にした。登り返さないと帰れないので、行くしかない。私はこの計画に少し緊張していたのだが、モーゼは前日にロード主体とはいえ40kmも走ったというから驚いた。やはり鍛えている奴は強い。幸いにも登り返しは思い通りで、板を履いたまま阿寺山の稜線に乗り上がることができた。

稜線から入道岳へ伸びるスノーシューのトラック、阿寺山頂には沢山のスキートラックがあった。帰り道は南面の阿寺沢でここもオンサイト。地形図を見ながら尾根沿いに下り、適当な位置から沢へ滑り込む。ストップスノーもあったが、デブリは少なく下部は素晴らしいザラメだった。ここのところ出しきらない山行が続いていたが、今日は完全燃焼!本当に素晴らしい一日だった。


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コメント

入道岳への
トレースをつけた者です(^_^)

同じ日、同じ時間に、入道岳のモルゲンを同じように眺めていた方々がいらっしゃったなんて、嬉しく思います。

何十回、何百回と、熱く見つめていた中ノ岳に皆様がいらしただなんて。羨ましい限りです。スキーの機動力は素晴らしいですね!

雪のある時期限定の山々も多いこの山域に、ぜひまたおいでください♪
2019/2/25 20:34
Re: 入道岳への
コメントありがとうございます!記録読みました。12時間行動お疲れ様でした。冬の八海山は山を始めた頃に一度敗退していてそれから登れてないんです。入道岳もカッコいい山ですよね。私もいつか行きたいと思います。

この山域の奥深さには驚かされます。本当に尽きないんじゃないかと思われる峰々ですよね。谷が険しく入り組んでいてあまり滑り向きではないですが、いつか縦走もしてみたいと思いました。また来ます!
2019/2/25 21:55
中ノ岳いいですよね!
自分も阿寺山から眺めた中ノ岳に魅力を感じ、登った口です
沢に入って阿寺山に登る発想と行動力は凄いです、すごく充実した感じですね

去年は藪藪・デブリ地獄でもうしばらくはいいや、といった感じでしたが
今の時期はまだ良さそうですね、また行きたくなりました
写真ありがとうございます
2019/2/26 8:00
Re: 中ノ岳いいですよね!
コメントありがとうございます!やっぱり登りたくなる景色ですよね。同じことを感じる人がいて良かった。記録拝見しましたが、石抱橋から越後駒と縦走したんですね。34km、±3100、16時間て、焼山・火打周回にしてもY0M0YAMAさんはかなりの完全燃焼系山スキーヤーですな
2019/2/26 8:35
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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