晴天の荒島岳、でももう残雪期？

2019年02月24日(日) [日帰り]

• GPS: 08:21
• 距離: 10.3km
• 登り: 1,327m
• 下り: 1,322m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:49
• 休憩: 1:23
• 合計: 8:12

7:18 勝原スキー場
8:37 8:37 トトロの木
9:08 9:08 深谷ノ頭
10:09 10:09 しゃくなげ平
10:31 10:34 もちが壁
10:55 10:55 前荒島
11:16 11:19 荒島岳
11:37 11:37 前荒島
11:47 11:50 もちが壁
12:08 12:08 しゃくなげ平
12:29 13:42 小荒島岳
14:04 14:04 しゃくなげ平
14:26 14:26 深谷ノ頭
14:39 14:40 トトロの木
15:29 15:29 勝原スキー場
15:30 ゴール地点

天候

思いっきり晴れ！！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

かどはらスキー場跡駐車場(無料)
登山口トイレは、冬季閉鎖で利用できません。

コース状況／危険箇所等

積雪期なので基本バリエーションルートですが、登山者多くトレースは比較的はっきりしています。
ですが降雪時やガスった場合は道迷いリスクあり。地図とコンパスの読図スキル要です。

写真

2/24 7:15

7時前に到着した際、駐車場入口付近しか空いてませんでした。準備できたのでスタートです。

2/24 7:16

満車状態ですね。駐車枠の線を引けば、もう少し台数多く駐車できそうです。トイレは冬季閉鎖。

2/24 7:17

登山地図の看板

2/24 7:18

スキー場跡のコンクリート道を登ります。雪は無し。

2/24 7:40

朝日が出てきました。霞んでるのは気温が高いからかな？
この辺りから雪が増えてきます。

2/24 8:05

太陽の反対側には青空が広がってます(^^)

2/24 8:06

元リフト終点
ここで小休止

2/24 8:06

経ヶ岳の眺望
雪少なそう(^^;;

2/24 8:37

トトロの木が折れてました(T_T)
台風の影響かな？

2/24 8:56

ブナ林へ

2/24 9:07

ズボッと足が雪に埋まるハプニングに喜ぶYさん(^^)

2/24 9:09

ブナ林の中を登っていきます。お天気良くて気持ちいいです。

2/24 9:19

この辺りの自然を紹介してる立て看板の所に到着

2/24 9:29

シャクナゲ平への急登前ほコルでアイゼンを装着
この辺りは装着しなくても登れますがおニューのアイゼンを買ったメンバーいるので早めに装着する事に(^^)

2/24 9:37

シャクナゲ平への急登

2/24 9:41

振り向いてパチリ

2/24 9:52

シャクナゲ平に到着

2/24 9:52

後ろのメンバーをパチリ

2/24 10:02

白山がキレイですねー(≧∀≦)

2/24 10:09

ストックからピッケルにチェンジ

2/24 10:09

荒島岳山頂へ

2/24 10:16

登ってくるメンバー

2/24 10:16

もちがかべの急登手前でアイゼンを装着してます。通常はここで装着ですね。

2/24 10:17

先行者が登ってます。

2/24 10:20

急登途中で振り返ってパチリ

2/24 10:20

太陽と急登

2/24 10:21

振り返ってシャクナゲ平

2/24 10:26

右手に別山から白山、経ヶ岳が良く見えますね(^ ^)

2/24 10:32

狭い尾根を登っていきます。左側は切れ落ちてます。

2/24 10:32

別山と白山

2/24 10:36

経ヶ岳をバックに急登を登るメンバー

2/24 10:44

太陽と急登と先行パーティ

2/24 10:46

もう少しで眺望の良い稜線へ

2/24 10:50

荒島岳の山頂域が一望できるポイント
少し下ってまた登りは続きます。

2/24 10:51

天気いいっすねー(^ ^)
別山、白山、経ヶ岳をバックにメンバーが登ってきます。

2/24 10:52

山頂まで急登は続きますが、晴天が気持ち良いです(≧∀≦)

2/24 10:55

振り向いて再びメンバーをパチリ
Yさんは20Kgの歩荷トレしてるので、ちょっとシンドそう(>_<)

2/24 10:56

道標ポイント
ちょっとした広場になっているのでらここで休憩するパーティもいます。

2/24 10:56

山頂まであと一踏ん張り
太陽と青空と雪が心地良い(^ ^)

2/24 11:04

最終コーナー(笑)

2/24 11:05

振り向いて
白山バックのメンバー

2/24 11:10

山頂の社が見えてきました

2/24 11:11

振り向いて
もう少しで山頂やでー

2/24 11:11

山頂域から
別山、白山拡大
良く見えますねぇ(≧∀≦)

2/24 11:11

左手前が経ヶ岳
中央奥に見えるのは大笠山かな？

2/24 11:11

北西の大日山方向

2/24 11:12

南西方向
部子山、銀杏峰かな？

2/24 11:12

南方向
ガスってるけど能郷白山がある方向でしょう

2/24 11:12

荒島岳山頂に到着!!
先に見えるのは、下山コースだけどトレース無いですね。

2/24 11:13

山頂の道標と白山

2/24 11:14

荒島岳山頂でパーティ全員とパチリ

2/24 11:17

お約束の山頂ジャンプ!!

2/24 11:22

下山しまーす

2/24 11:23

次は小荒島岳へ

2/24 11:25

まだまだ登ってくる登山者は多いです。

2/24 11:37

道標下の雪庇

2/24 11:37

急傾斜を下っていきます

2/24 11:40

振り返って
下ってるメンバーをパチリ

2/24 11:45

小荒島岳が近づいてきました。

2/24 12:09

しゃくなげ平に到着。
地図でコンパスの向きを合わせ、方位磁針をセットし、小荒島岳へ

2/24 12:25

振り返り樹林帯を歩くメンバー
バックは荒島岳

2/24 12:27

樹林帯を抜けたメンバーをパチリ
バック荒島岳がドドーンと(*^ω^*)

2/24 12:36

小荒島岳山頂に到着
お昼ご飯です(≧∀≦)

2/24 12:43

今日のお昼ご飯は、黒ごまたくさん担々麺。美味しかったけど、ちょっと辛かった(^^;;
先に見えるのは、部小山かな？

2/24 12:43

お昼ご飯中

2/24 13:07

お昼ご飯が終わったので、リクエストされていた雪山遭難救助の簡易訓練を始めまーす(^ ^)

2/24 13:08

雪崩ビーコン1台を発信モードで雪の中に埋めてみんなは受信モードにし捜索開始

2/24 13:12

近づいてきたらクロス法で場所を絞ります。アナログビーコンとデジタルビーコンを用意しましたが、デジタルビーコンが探索しやすいと皆さん実感したみたいです。

2/24 13:23

ゾンデ棒(プローブ)の組立練習と、私の色々な部位やザックを突いてもらって感触の違いを確認してまらいました。実際に警察や消防で行う捜索方法を口頭で説明して簡易訓練は終了。

2/24 13:40

訓練が終わって下山です

2/24 13:42

下山前に、荒島岳をバックにパーティ全員パチリ

2/24 14:03

しゃくなげ平に到着
周りに他の登山者はほんの少し。ほとんど下山したみたいです(^^;;

2/24 14:09

シャクナゲ平直下の急勾配を下山するメンバーをパチリ

2/24 14:14

ここまで戻ってきました

2/24 14:35

雪が少なくなってきました

2/24 14:52

元リフト終点に到着

2/24 14:56

ここでアイゼンを外します

2/24 15:07

雪が無くなってきました

2/24 15:08

雪の残ってる所で緩んだ雪に足を取られて大ゴケ(笑)

2/24 15:20

登山口の駐車場が見えてきました

2/24 15:28

駐車場に到着
この時間なので、駐車してる車は少ないですねー

2/24 15:32

無事下山です。
お疲れ様でした。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough オリンパス

感想

climber_rm

2月にもかかわらず、地元の滋賀の山の積雪に期待できない状況なので、雪を求めて福井の百名山の荒島岳へ5人パーティで登ってきました。
今回は雪崩ビーコンの操作方法を教えて欲しいとリクエストあったので雪山遭難救助の簡易訓練と、合わせて読図練習も行うこととしました。

かどはらスキー場跡駐車場には当初8時前に着けばよいかなと思ってたのですが、直近のヤマレコ記録で6時過ぎには満杯になるとあったので、慌てて1時間早く到着するように計画変更しました。それで正解！7時前に到着しましたが、駐車場奥はいっぱいで入口近くに停めました。

登り始めると全然雪が無く気温もこの季節にしては高い感じ(^^;;
元リフト終点辺りからやっと積雪がある状況でした。雪質は、湿り気のある雪で樹林帯では気温高く踏み抜く事も。20kg歩荷していたYさんは、踏み抜く度に喜んでました(笑)

もちが壁から先は登り甲斐のある急登が続きました。雪質は樹林帯より気温低くまあまあ締まってましたが、アイゼンの爪が気持ちよく刺さる程ではなかったです。

眺望の良い稜線に出ると、晴天も味方して荒島岳の美しい山並みと白山等の眺望を楽しむ事ができとても良かったです。一方で風も弱く、気温もさほど低くないせいか、少しモヤがかかっていてもう残雪期の様相でした。

下山途中に小荒島岳へ寄り昼食を摂りました。そこから観る荒島岳の眺望が素晴らしかったです。

昼食後に雪山遭難救助の簡易訓練を行いました。基本的に標高が高く雪崩れリスクのある山域での雪山登山は、遭難救助装備(アバランチギア)である雪崩ビーコン、ゾンデ棒、雪山用シャベル(スコップ)を標準装備として頂きたいということと、遭難救助装備を持っているだけでは雪崩遭難発生時に役に立たず少しでも良いので使い方を覚えましょうという目的です。

雪崩ビーコンを初めて使うメンバーもいたので簡単な原理から説明。個人所有のデジタル式ビーコンとかなり前に山岳会装備のアナログ式ビーコンを使って、1台を雪の中に埋めて捜索をしてもらいました。圧倒的にデジタルビーコンが使いやすいのを実感してもらったようです。

その後にゾンデ棒(プローブ)を組立る練習をしてもらい、私の色々な箇所やザックを突いてもらい感触の違いを実感してもらいました。次に雪崩ビーコン装着していない遭難者捜索におけるゾンデ棒を使った捜索の仕方や、発見した遭難者を掘り起こす際におけるシャベルの使い方(シャベリング)について簡単に説明しました。

簡単な訓練でしたが時間的に遅くなってしまったので、急いで下山しました。雪が腐っていて足が取られることもしばしば。駐車場まで戻ってくると駐車している車は少なくほとんど下山して返ってしまった感じでした。

残雪期と思えるぐらい積雪少なく気温も高めでしたが、晴天の中で素晴らしい眺望と、遭難救助訓練もできた充実した山行でした。