初春の激ラッセル苗場山
- GPS
- 10:25
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,403m
- 下り
- 1,401m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
小赤沢林道上に駐車できそうな場所はなく、集落外の空きスペースに路駐 (GPSログのスタート&ゴールは駐車地点ではありません) |
コース状況/ 危険箇所等 |
小赤沢林道で新雪15cm程度 上部では膝ラッセルの場所も 山頂周辺はガリガリ君 |
その他周辺情報 | 周辺に営業している日帰り温泉はなさそう (楽養館は冬期休業中、屋敷温泉まで行ってみましたが無人でした) |
写真
感想
降雪あり&土日は晴れるとの予報でどこに行こうか悩んだけど誰も行きそうにない苗場山へ。車で林道に入ると除雪されておらずショック。一度引き返して駐車してから5時過ぎに再出発。わかんのトレースがありましたが作業小屋で尽きていました。この先フルラッセルです。細めの板なので沈みます。Pon2oonを持ってくればよかったと思いますが後の祭り。
夜が明けて元々の除雪終了点に着くと、沢から離れていてルートミスしたことに気付きます。まあいいやと林道を適当に登りますがラッセルが厳しく3合目駐車場に着くまで3時間もかかりました。
この先は夏道を目安に尾根へ登りますが、痩せている上に新雪の下はガリガリで苦労します。沢沿いに進めばよかったようです。1時間ほどで尾根をクリアして広い台地に出まて、ラッセルは相変わらずですが歩きやすくなりました。
山頂に近づくとまた急登になります。標高は上がりましたが気温も上がってきたので雪崩への警戒も必要です。急がずに時間をかけて慎重にルート取りをして、氷化してきたら一部アイゼンも使って何とか山頂部の台地に登り上げました。
山頂部はだだっ広い台地がどこまでも続いています。遠くに見える交流センターの先が山頂です。交流センターは先日の雪で埋まっていました。山頂はどこだかよくわかりませんが、高く見える場所へ行きGPSで確認。記念撮影をしたらいよいよ滑降です。
と言っても山頂部はなだらかすぎて簡単には滑れません。気温も高くストップスノー化してきていました。何とか2036Pの手前まで行き斜面へ一気に降ります。ここは重いパウダーで快適でした。1700m付近の台地まで降りるとこの先は一気に重い雪になります。
何とか滑っていくと、途中から後続らしいトレースが見えてきました。人影はここまで全く見ていないので、私より後から来て先に引き返したのでしょう。重い雪で滑りにくいので、トレースを活用させてもらいます。それでも苦労しながら渡渉して林道に復帰します。間違えて林道を登ってしまった自分のトレースが見えたときはほっとしました。林道はボブスレーで4時前に集落へ。終わって見れば10時間半の行程でした。
重い雪のラッセルとストップスノーに苦しみましたが、最初から最後まで誰にも会うことなく新雪の山を貸切りで楽しめて満足でした。
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