もふもふの焼岳でスノーシューラッセル(広場まで)
- GPS
- 05:59
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 641m
- 下り
- 641m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中の湯温泉の駐車場は事前予約必要(500円)。トイレは中の湯温泉旅館でチップ制 高山から158号線を進み、中部縦貫道の安房峠道路(有料)へ進む。新安房トンネルを抜けてすぐ左に入る。上高地へ向かう釜トンネルまで行ってしまったら行きすぎ。松本側からは通行止めの釜トンネル手前を左へ進み、新安房トンネルの手前を右手に入る。右手に入り損なうとトンネルに入ってしまい、料金770円を払う羽目に。戻ってくるときにさらに770円必要になる 中の湯温泉へのゲートは閉まっているが、カラビナを外してゲートを開け、側壁にカラビナを固定し、車を中に入れる。ゲートを戻してカラビナでロックする ゲートから中の湯までは凍結や雪道の日もあるので、スタッドレスかチェーンが必要。予約の際に四駆+スタッドレスかと聞かれる |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは中の湯温泉の受付カウンターにある(私はコンパスにて提出) 中の湯温泉の建物右下にある宿の送迎車の駐車場を抜けると登山道になる 中の湯から広場: 登山道入り口までショートカットでいくか、158号をくねくね進むか好みで決める。ショートカットは結構な急登。登山道入り口からしばらくは水平移動が続く。その後は分岐を右手に進んで急登になる。ここからは赤リボンは適度な間隔でつけてあるので、しばらく遭遇しなければコースを外れていると思った方がよい。 今回のようにしっかり雪が降った直後でなければ、大抵は明瞭なトレースがあるか、過去のトレースが見て取れる。広場手前でなだらかになり、やがてほぼフラットになると広場からは焼岳や霞沢岳、穂高、乗鞍などが見える この日は直前の降雪後誰も入っておらず、中の湯温泉裏手にはトレースがあったものの、登山道入り口からはノートレース。中の湯温泉からスノーシューを履き、下りてくるまで終始スノーシュー。膝下ラッセルが続き、夏道ルートを外れると膝上まで沈んだ。広場手前から広場まではラッセルがきつかった 以下は今回は行っていないが参考までに記す 広場から南峰への尾根: 雪の状態により、スノーシューやワカンで進むか、アイゼンで行くか見極める。尾根への斜面は上部が固くなっていることがあり、結構な斜度の途中でアイゼンに換えることになることもある。雪質に応じて早めにアイゼンを装着することが望ましい。踏み跡はいろいろ付いていることがあるが、尾根へ向かう際に南峰ピーク側のもっとも右側にあるコルを目指す。北峰へ向かうトレースもあるが、こちらは見るからに南峰へ行く方向とは違うので間違えることはない 尾根から頂上: 急斜面。通常はアイゼンとピッケル必携。急斜面は自分が登れるところを進めば良い。頂上直下はかなりきついので慎重に。ここの下りはクライムダウンが安全 |
その他周辺情報 | コンビニ: 高山から少し走った丹生川にあるローソン、松本方面からは新島々のセブンが最後。ここまでに調達が必要 日帰り温泉: 中の湯温泉に入るのが手っ取り早い。700円。源泉かけ流し http://www.nakanoyu-onsen.jp/ お風呂からは穂高連峰や霞沢岳が見える。露天風呂は少し下がるので、湯船に浸かると穂高は見えなくなり、霞沢の上の方が見えるだけになるが、露天風呂を囲む岩に積もった雪が何とも言えない風情だ。また露天風呂の横に設置された餌箱には、いろんな小鳥が次々とやってきて楽しませてくれる。高山方面に帰る場合は、ひらゆの森もよい。松本方面は坂巻温泉や沢渡温泉も選択肢 |
写真
感想
前日夕方に駐車場予約のため中の湯温泉のHPにアクセスすると、スタッフのツイートがあった。「雪が少なかった今シーズンだが、13日は30センチ、14日は40−50センチの積雪があった。どか雪でスノーシューハイクを楽しむにはいいが、ちょっとうんざり・・・」
今年は本当に雪が少ない。単身赴任中の高山でも車に20センチ程度の雪が積もるのは珍しくないが、今シーズンは2回だけ。1回目は1月9日で、2回目は3月14日の朝だった。道路にも雪がほとんどなく、暮らしやすい冬だったが、ここにきてまとまった積雪
15日の金曜が晴れ予報。でも午後3時から抜けられない会議がある。ならば午後3時までに戻ることにして新雪を楽しみに山に出かけることにした。行き先は焼岳。前日夕方に登山口の中の湯温泉に電話して駐車の予約。6時から受付とのことなので、6時前に着くようにアパートを出て、中の湯駐車場でコンビニおにぎりの朝飯を食べて身支度すると6時過ぎ
11時を登りのタイムリミットにして行けるところまで行くことにした。自分的には山頂まで行けるかなと高を括っていたが、バージンスノーのスノーシューラッセルは想像以上に時間がかかり、とりあえず眺望が開ける「広場」を目指すことに
結局、広場に着いたのは11時少し前。時間よりもこれ以上のラッセルは体力的にきつい。ここで引き返すことに。3時からの会議がなければ、頑張って山頂まで行き、4時から5時くらいの間に下りてくることはできたと思うがやむなし
今日はピークハントが目的ではなく、頭をからっぽにしてラッセルすることが目的なので、広場までのスノーシューラッセルで十分に目的を達成した。山頂まで行けなかった無念さより充実感の方が大きい。雪の少ない今シーズンだったが、残雪期シーズンに入ってもふもふの雪を楽しむことができ感謝感謝!
新雪のラッセル、お疲れさまでした。
周りに誰もおらずトレースのない雪の中を黙々と歩くのは、疲れますが、頭が空っぽになって気持ちいいですよね。
それにしても、登山後に会議に出るというのは、なかなかタフですね。
ところで、中の湯温泉に浸かったことがないのですが、先日口コミを見ていたら、なかなかいい泉質という評判でしたが、いかがでしたか。
景色もいいとのことで、今度焼岳に行く際には中の湯温泉に行こうかと思っています。
eurekapapaさん、コメありがとうございました。疲れました(笑)
中の湯から登山口まで上がった時点で、ノートレースにときめく一方で、かつて経験したことのないラッセルになるなと思いやられました
これまでも御嶽山や根子岳から四阿山に向かった時、前白根から谷筋をスキー場まで下りた時などにバージンスノーのラッセルを経験したことはありましたが、今回は膝レベルとはいえ、ラッセルと言うにふさわしいレベルでした
膝レベルラッセルは十分に楽しめましたが、腰までのラッセルというのは私には想像できません。まぁ、脚力、体力がないということに尽きるのですが、登りのラッセルは本当にダメですね。パワーが全然足りません
中の湯温泉はお奨めですよ。泊まりもいいですし、日帰り温泉だけでも十分楽しめます。那須の湯本や日光の湯元などの硫黄泉のような感じではないですが、かすかに硫黄の匂いのする透明で優しいお湯です。内湯に熱目と適温の2つの湯船があり、外湯はぬるめで長湯できます
ぜひ今度お試しください
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