安部奥の盟主山伏へ
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.0km
- 登り
- 1,099m
- 下り
- 1,097m
コースタイム
天候 | 晴れ。気温高い |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
大谷崩分岐からの林道は未舗装路。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
蓬峠までは夏道。整備された登山道だが、所々崩れかけている。蓬峠より上は雪道。東側の斜面は凍結し、西側は腐れ雪歩きにくい。上に行くにつれアイゼンの必要性感じる。歩道幅狭い。 |
写真
感想
一日ぽっかりと予定の無い休みが出来たので近場の山で眺望の良さそうなところにでも行こうと計画。簡単に日帰り出来てそれでいて多少は楽しめる山。
自宅から一時間足らずで行ける南アルプスの玄関口安部奥の盟主山伏に決めた。
雪の南アルプスが見たい。
この山はいくつかルートがあり、春や夏には登ったことがあるが、以前は井川側からかなり上のほうまで車で行ったので歩いたのはほんの少し。今回はちゃんと下から歩こう。
のんびりしていた為、予定していた時間より1時間ぐらい遅れて西日影沢の登山口駐車場に到着。日本三大崩れの一つ大谷崩を登っていくルート(ガレ場は嫌いなので却下)や、周回ルートも悩んだが今回はこちらからのピストン。
ここ数日暖かい日が続いていて(この日も17度ぐらいあった)、駐車場付近から見る山はあまり白いところが無いようなので、アイゼンは置いて行く。
8:50 出発。
出発してからしばらくは沢沿いの整備された登山道。
ワサビ田の脇を歩いて行く。
天気良く暖かいのですぐに上着を脱ぐ。と言うか暑い。
ほんの少しだけの渡渉や、橋を渡ったりしながら沢沿いの尾根道を歩く。
9:27大岩着。
ベンチで少しだけ飲み物を飲みすぐに出発。
出だしは何だかあまり調子よくなかったが、だんだん良いペースに。
水場を通過。
斜面がガレていて、少し崩れ気味な所はあるが危険というほどではない。ロープなども適度に掛かっている。
10:07蓬峠
少し休憩。この先は登山道に雪があるが、それ程多くは無い。
幸い軽アイゼンはザックの中にいつも携帯しているのでそれを付ける事にする。
雪は大したことはないだろうと車の中にアイゼン置いて来たが、それが甘かったという事に気付くのはこの後。
日があまり当たらない東側の斜面は結構雪が固まっていて、西側は腐れ雪で爪の短い軽アイゼンはあまり効かない。しかも徐々に傾斜も増し、雪が増えてくる・・・。ツボ足でも歩けなくはないが、かなり滑るし、神経を使う。
1800m地点より上は完全に雪道。舐めてた・・・。暖か静岡の山でもこのぐらい奥の方でそこそこ標高があるところはまだ冬なのだ。
しかも斜面のトラバースは道幅が狭い。人によっては恐いなぁと感じるかもしれない。
安部奥は結構ヤブの山が多いが山伏も途中笹原がある。
笹原が出てくる頃から美しい富士山が姿を現す。
11:26西日影沢分岐。
ここまで来ると傾斜は殆ど無い森の中。
一面真っ白だ。
樹木が少なくなり、目の前が開けてくると山頂まではあと少し。
鹿の食害からヤナギランを守る為、ネットが張ってある。
ルートを外して踏み抜くと膝ぐらいまでは簡単に潜ってしまう。
南アルプスや安部奥によく見られる枯れ木が顔を現すといよいよ山頂。
11:45山頂2013,7m 山頂付近は広い雪原で富士山、南アルプスの南部の山々が綺麗。聖、赤石、悪沢等々南アルプスの南部の山々は神々しかった。
気温は山頂標識の温度計で2℃風は強く寒く感じる。
30分近く写真を撮ったり、休憩したりして下山開始。
非難小屋に立ち寄ろうと思ったが、出発が遅れたこと、ちょっとだけ進んでみたがそちら方面へのトレースが無く、膝ぐらいまで踏み抜く雪原を歩かなくてはならないので早々にに立ち去る。
下りは非常に歩きにくいが、割といいペース。
13:21 蓬峠。
ここでコーヒーを入れ休憩。軽アイゼンを外す。
ここから先は来た道を引き返すだけ。
14:49登山口駐車場着。
結局車は一台だけ。途中誰にも逢う事は無かったので今日の入山者は自分一人か?
地元では結構メジャーなやまなんだけどね。
ヤナギランの時期はもっと上まで車で入れるし結構賑わうのかな。
まぁいいや。
この辺りは温泉や滝キャンプ場が多い場所。
温泉入って帰ろう。
黄金の湯と言う温泉施設でカレーを食べ、温泉に浸かり今日の汗と疲れを洗い流した後、帰路へ着く
18:00自宅着。
暖かかったので少し油断して車の中にアイゼンを置いて行ってしまったのは失敗。
服装も歩いていると暑く、停まると寒い(上に行くにつれ)ので脱いだり着たり、レイヤリングには気を使った。
標高2013,7m(2014m)の山なので来年か再来年ぐらいに注目を浴びそう?
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