テント泊で、初夏の石鎚山と二ノ森を行く(1995)


- GPS
- 26:00
- 距離
- 14.8km
- 登り
- 1,300m
- 下り
- 1,278m
コースタイム
- 山行
- 2:20
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 2:20
- 山行
- 6:40
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 8:20
5/6 8:10二の鎖下-9:20西の冠岳のコル-10:30-11:00二の森-11:50-12:00鞍瀬の頭-13:30-14:00石鎚山―14:20テント場-16:30ロープウエー山上駅
天候 | 5/5 晴れ 5/6 晴れ |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・この時期、残雪はほとんどなかったが、三の鎖の巻き道に若干残っていた。 ・二ノ森への縦走路は、西の冠岳の、西側のコルより先は、笹がだいぶ生い茂っていた。 |
写真
感想
【山行NO 210】
※ せっかくのゴールデンウイークで、8連休は取れたはずなのに、この年は、仕事の関係で連日出勤せざるを得なくなり、残念無念!!
・ようやく最後の2日のみ休めたので、近場の石鎚、二ノ森に、テント泊で行ってみることにした。
テントを使うのも数年ぶりのことだなぁ
5月5日(金)
・午前中だらだら過ごしたので、昼過ぎからの出発となった。
14:00 西の川
・ゴールデンウイークのせいで、車がかなり多い、スキーのときと同じく、川の対岸の駐車場に車を停める。
14:10 ロープウエー山上駅
・さて、出発。
ひさびさにテントを担ぎ、数リットルの水を含め、15kg程度の重さが肩に食い込む。 ちょっと風邪気味なのか あるいは休日出勤続きで疲れがたまっているのか、ゆっくり歩くけど息が上がって苦しい。
14:40-50 成就社
・八丁の坂は、ヒガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラ、ミソサザイなどの声がして、初夏らしくていい感じ。
アケボノツツジも所々咲いていて、ピンク色の花と、青空のコントラストが美しい。
・しかし、それにしてもペースが上がらない。亀のように重い足どりだ。
16:30 二の鎖下(テント場)
・二の鎖元の小屋の手前、数か所、テントを張れるところがあり、その中の、小高いところにテントを張る。
周辺にも4〜5張のテントがあり、遠くから遠征してきたグループだろうか? 楽しげな声が聞こえる。
・夜は星空がきれいだった。テントの中から頭だけを出して星空を眺める。 サソリ座とか、夏の天の川とか、すでに夜空は夏を迎えていた。
・久々に使うテントはカビでも生えているのか、あるいは最初からの体調不良のせいか、テントの中にいると、息が苦しい感じだ。なかなか寝付けず、寝たのは12時を過ぎていた。
5月6日(土)
・すっかり遅くなり、目が覚めるとすでに太陽は高く登っている。周りにあったテントもすでにない。
8:10 二の鎖下 発
・今日は軽装で二の森を往復の予定、本来はサブザックで行けば良い感じだが、サブザックを持ってこなかったので、ミレーのでかいザック(60L)に適当に物を詰め込んで出発。
8:40 石鎚山頂下の分岐
・ここから西の方へ向かう。初が成(ういがなる)の谷の上部には、ちょっとだけだが、残雪がブロック状に残っていた。
9:00 面河道との分岐
・ここで、南に向かう面河道と分岐し、西への縦走路に向かう。縦走路のほうは、結構笹がしげっている。
9:20 西の冠岳 西側のコル
・西の冠岳は、南面を巻くように登山道はついており、頂上を通らない。その先に、二の森とのコルがある。
・コルを越えると急に道は笹が深くなり、胸近くまでの笹で溺れそうだ。景色を眺める余裕もなく、笹をかき分けかき分け、進む。
10:30-11:10 二の森山頂
・ひと気のない、午前の日差しだけがまぶしい静寂の山頂に到着。
持ってきた缶ビールで、ささやかな祝杯を上げる。
それにしても、ここは小蠅が多いな、、うっとうしいワイ
山頂でのんびりしていると、急に目の前の笹がゴソゴソいい、
イタチだろうか? 小動物がでてきて、一瞬、目と目があったが、すっと逃げて行った。
ここから見る石鎚山山頂は、いつも見慣れた北面からの姿とは違い、岩尾根が長く続く稜線のように見え、新鮮な姿だ。
・時間があるので、二の森からさらに西へと向かう。
11:50-12:00 鞍瀬の頭ピーク(標高=約1900m)
・小さな峰だが、久々に未踏のピークを踏んで、いい感じ。
山頂部の雰囲気も、二の森よりもむしろいい感じがする。
白骨林の向こうに、二の森本峰、西の冠岳、石鎚山が並んで見える。
・帰りは同じ道を通り、二の森を経由して、石鎚山頂直下の合流点より、石鎚山頂へと向かう。
13:30-14:00 石鎚山山頂(弥山)
・今日は天気も良いせいか、登山者も多い。青空にぽっかりと白い綿雲も浮いていて、のんびりした初夏の雰囲気。
14:20-40 テント場(二ノ鎖下)
・風でテントが飛ばされてないか?ちょっと気になっていたが、なんともなく、ほっとした。
・帰りは、また重い荷物を背負い、成就社へと向かう。
16:00 成就社
16:30 ロープウエー山上駅
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