湯殿山・大岫峠経由・SKIMO


- GPS
- 02:43
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 876m
- 下り
- 873m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
トンネルの東西出入り口付近に駐車スペースがある。 今日の時点なら30台はかるくとめられるくらい広い。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大岫峠(おおぐきとうげ)までは湿り雪で滑走性はよくない。 湯殿山山頂から焼山尾根方面を滑ってみたが、こちらも少々重い雪だった。 湯殿山への登りに使った南西にのびる尾根は、雪山経験に乏しい人やツアースキーでは登らないほうが賢明だ。 スノーボードを担いでなどもってのほかである。 |
その他周辺情報 | 道の駅にしかわで日帰り入浴ができる(300円)。 |
写真
この時点では、雪はほどよくしまっていて登りやすかった。
前日のものと思われるスノーボード、スノーシューの跡があった。
スノーボードを担いでスノーシューで登ったのだろうと思う。
左(西)側は藪なので、アイゼンやスノーシューでは登れない。
右(東)側は安全そうに見えるが、案外そうでもない。
この日の雪のコンディションなら歩いてもよさそうには見えるが、バランスが必要だ。
クラストしていたり凍結していれば、アイゼンがあったとしても技術がない人が歩いてはいけない。
ピッケルで制動する技術がないと、落ちたら骨折くらいはするだろうし、運が悪ければ命を落とすかも知れない。
感想
起床すると栗駒山がきれいに見えていた。
前夜のうちに湯殿山に行くと決めていたが気持ちが揺らいだ。
栗駒山のほうが雪質もいいだろうと思うし、なにより近場だからいろいろと遊び方も工夫できる。
でも、遠路湯殿山を目指してみた。
湯殿山を目指した理由は、大岫峠から湯殿山を登ってみたいと思ったからだ。
スキー山行に限らず雪山登山での湯殿山は、石跳川沿いに登っていくのがポピュラーなルートだ。
特にスキー登山で大岫峠から湯殿山を目指すパターンはあまりないと思う。
それは、ツアースキーでは登りにくい尾根であることと、滑りの面ではやや面倒くさいルートであるからだろうと思う。
しかし、私はスキーで山に登ることが好きなのであって、スキーで滑るのはついでなのだ。
滑ること自体もとても楽しいことであるが、ハアハア言いながら斜面を登るのが快楽なのだ。
スキーを担いで尾根を登っている最中、一般的なスキーヤーは滑ることを思い描いて登っているだろう。
しかし、私は担いだままこの尾根を降りるのも楽しそうだなと思ってしまう。
ヤマレコのジャンルには、スキーを使った雪山登山は全て山滑走にくくられてしまう。
自分の中では山滑走ではないと思っている。
どちからというと古き良きスキーツアーのような趣と、現代的なトレイルランニングを組み合わせたようなスタイルなのだと思う。
スキー用具も軽量化と高性能化され、日帰り山行での行動範囲も広くなった。
その恩恵を受けて、こうした短時間で標高差を稼ぐ楽しみ方を満喫できている。
ありがたや、ありがたや。
さて、雪質は湯殿山も大岫峠も満足するほどよいものではかった。
特に大岫峠の斜面は、スキーが途中でつっかえるストップスノーだった。
ワックスを手抜きした罰を受けるかのように、盛大に転んできた。
競技用スキーは開放がないので、こういう時には気をつけないといけない。
クロスカントリースキーをしっかり練習している人は、転び方も上手なのでこうした時に致命的なケガをしにくいと考えている。
個人的には、スキーを上達したいと追うなら、クロスカントリースキーのスケーティングをしっかり練習することに尽きると思う。
格段に上達する。
コメント
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cafemonteさん、こんばんは。
日中の気温が17℃もあった鶴岡から鳥海は何故か見えませんでしたが、月山はとても綺麗に輝いてました。
志津から石跳を越えて湯殿山に行きたいのですが、なかなか都合が合わず。
連休は天気が悪く平日は晴れたりするので、羨ましい限りです。(レコが希少な南西尾根は、怖くて行けませんが。)
スノモービルは月山ルールと言うのが有るはずですよね。
栗駒も除雪が始まったようで、ビジターセンターのオープンも楽しみです。
こんばんは。
今日は湯殿山方面からも、尾花沢市街からも鳥海山は見えませんでした。
それにしても、なかなか暑い日一日でしたね。
個人的には月山エリアよりは鳥海山のほうが好きですし、滑っても、登っても鳥海山のほうが楽しいと思います。
冷たい肉そばをと言いつつ、冷たいラーメンを食べてしまいました。
今日は村山のいろはです。
肉そば食べるぞ!!と意気込んで行ったものの、ついつい冷たいラーメンを頼んでしまいました
火曜日はここ数年間でも晴天率が高いですし、晴れるエリアを狙って行っているのもあって、晴天山行を増やせています。
景色があってこその登山だと思いますので、できれば毎回晴れて欲しいものです。
月山ルールは確かにあります。
それに従って他よりはマナーのよい方達が訪れていることも確かです。
そうではあっても、快く思えない場所であるのも確かです。
このエリアはあまり数多くは行かないところなので、よそ者は静観することにします。
月山ルールのようなローカルルールを知ると、尾花沢の翁山周辺の無法っぷりがいかにヒドイかがわかります。
栗駒山の除雪が始まると春だなーと感じます。
そろそろ種蒔き坊主も見えそうです。
ビジターセンターはもうすぐ内覧会ですね。
今年は4年毎の再審査の年ですので、存続に関わる重大イベントが待っています。
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