御坂黒岳(気まぐれな富士山眺望)



- GPS
- 05:00
- 距離
- 8.3km
- 登り
- 757m
- 下り
- 757m
コースタイム
0:00 0:00 0850 天下茶屋(入山)
0:51 0:51 0941〜0949 御坂山
1:16 0:25 1014〜1022 旧御坂峠
(途中アイゼン装着)
2:15 0:59 1121 黒岳
2:19 0:04 1125〜1153 展望台(軽食)
(途中アイゼン外す)
3:05 0:46 1239〜1243 旧御坂峠
3:38 0:33 1312 御坂山
4:16 0:38 1350 天下茶屋(下山)
天候 | 晴時々曇 雲量は4〜10 気温はかなり低く、北風が強かった。 稜線上は氷点下。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
中央自動車道本線 一宮御坂ICから約40分 国道137号線(御坂みち)御坂トンネル南詰から旧御坂みちをひたすら上がり、 旧御坂トンネルの手前が天下茶屋。トンネルの北側へは冬期通行止。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【天下茶屋】 天下茶屋の休憩所は冬期休業が終わり、営業しています。 トイレは凍結のため、使用不可(貼り紙あり)。 自販機があるが、故障中のため、使用不可。 車は、登山口前に2台ほどのスペースあり。 その他、路肩に多数の駐車車両がありました。(富士山の展望スポットのため) 1.天下茶屋〜御坂峠〜御坂山〜旧御坂峠 御坂峠まではかなりの急登ですが、距離が短いし、九十九折なので、 ゆっくりと歩けば体力的にはさほど苦しくありません。 御坂峠からは細かいアップダウンが何度も続きます。 一部凍結箇所がありますが、ルートが広い尾根稜線中心なので、回避は容易です。 旧御坂峠には、休業中(実質廃業)の休憩所がありますが、 完全に物置と化しており、中で休むことはできません。 また、50mほど黒岳側にトイレ(汲み取り式)がありますが、 ドアがすべて取り外されており、まったく手入れされていません。 中国式トイレでも抵抗のない方は、用を足すことはできます。(写真参照) ただし、手入れされていないと思われるので、紙は持ち帰りましょう。 2.旧御坂峠〜黒岳 旧御坂峠からの登り返しの途中から凍結が著しくなり、 軽アイゼンを使用しました。 使用していない登山者もいましたが、使用したほうが無難です。 ルートは、ところどころ手を使用する箇所があります。 黒岳付近は、積雪が15cm程度あります。 陽が上がった後は、凍結とぬかるみがミックスしていますので、 かなり歩きづらくなります。 黒岳から200mほど歩くと(標識あり)、 河口湖と富士山が一望できる展望台があります。 このあたりは南斜面なので、雪が完全に溶けています。 全体的に登山者が少なく、とても静かな山行でした。 |
写真
感想
先週の扇山に引き続き、友だちとまったり、御坂の黒岳を登ってきました。
この山域は、ひとが少なく、気持ちのいい稜線歩きを楽しめます。
今回は、入山口の天下茶屋の標高が高い(約1300m)ため、
アプローチに関しては非常に容易ですが、
稜線上でアップダウンが割と多いので、その手のルートが苦手な方にとっては、
結構疲れるかもしれません。
わたしたちふたりは、登りが得意で下りが苦手なタイプでしたが、
さほど疲れることなく、全行程を消化することができました。
自宅を出発した時には快晴で、雲ひとつなかったので、
今回こそは雲量0の山行!と意気込んでいたのに、
大月JCTから河口湖方面へ向かっていると、
何故か雲がどよどよっと増えてきて不穏な気配。
天下茶屋へ上り坂では、陽は差しているのに雪がちらつく有様で、
天下茶屋から見える富士山は、笠の上が雲で隠れてしまっていました。
友だちとは、ここ1か月で3回目の山行ですが、
復帰以来の悪天続きしかり、友だちとの過去2回の山行も、曇→雨だったので、
「雨雲を運んでくる男」なる不名誉な称号を賜った(?)次第なのですが、
またもその称号通りの天候か?とハラハラドキドキしながら、
ゆっくりと登山を開始しました。
御坂山付近では、富士山どころか辺り一面が雲に覆われてしまい、
まさかの雪か!?と危惧しましたが、
そこを過ぎるとまた次第に晴れていき、杞憂に終わりました。
しかしながら、歩けど歩けど、左手に見える富士山の上の笠雲が取れず、
中腹しか見えません。
黒岳に登頂し、すぐ近くの展望台で軽食を摂りながら、
30分ばかり粘ったのですが、状況はさして好転せず、
ちょっとしょんぼりしながら帰路へ。
ところが、黒岳から離れてしばらくすると、狙ったかのように雲が晴れてきて、
美しい富士の頂を拝むことができました。
富士山の神様(http://goo.gl/lpvi)は女性だそうですが、
やはり美しい女性は、気まぐれなもんですね。
ま、そこがタマランのですが。
富士山頂付近は、西から東へものすごい勢いで雲が流れており、
雪煙も上がっていたので、相当な暴風であったと思われます。
下山後は、「もみじ亭」という店でほうとうを食しました。
http://r.gnavi.co.jp/n139000/
下山口により近い有名店「不動ほうとう」は相変わらずの激混みでしたが、
こちらはほどほどの混雑で、待つこともありません。
「小作」のように、メニューが雑多ではなく、ほうとうは3種類だけ。
(かぼちゃほうとう、牛肉ほうとう、きのこほうとう)
味も、「ミソミソ!」っとしておらず、少し薄口でだしの香りが濃く、
汁もおいしくいただくことができました。
麺は、普通のほうとうより少し薄く、喉ごしがつるっとしていて、
ちょっと変わった感じでしたが、おいしかったです。
今回も「雨雲を運んでくる男」の称号を払拭できたとは言い切れない結果でした。
この友だちとは4月の第3週頃に三頭山に登る予定ですが、
果たしてどうなることやら・・・。
肝心の怪我の回復状態ですが、右膝蓋の下にちょっと水が溜まる状態が続いているので、
(痛みや動作への支障は特にない)
3/27に予定していた奥多摩三山縦走は延期し、
1週間〜10日程度はレストすることにしました。3月の山行はこれで最後とします。
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