奥美濃の盟主雪の能郷白山(おまけで磯倉も)
- GPS
- --:--
- 距離
- 20.3km
- 登り
- 1,848m
- 下り
- 1,842m
コースタイム
天候 | 晴れ☀️ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
157号線冬期通行止めゲートの少し手前を左折し集落を抜け、林道を行けるところ(ゲート)まで進みます。 駐車スペースは詰めて10台ほど。 そこから登山口までは3,5キロ程林道を歩きます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
<駐車スペース〜登山口> 林道歩きです。 約3,5キロ沢沿いの程舗装路を歩きます。 標識は登山口までは何もないのでひたすら林道を辿りますが最後の方はダートの区間もあります。 <登山口〜前山> 登山口からすぐ渡涉があり、沢を渡るとすぐに尾根に取り付きます登り始めから稜線に出るまでは急な尾根をひたすら登ります。 雪は7〜800mの間ぐらいから出始めます。 お迎えブナを過ぎ、稜線に出ると雪の量が増え真っ白な雪原。雪が締まっていれば良いですが、わかんやスノーシューなとがあると良いと思います。 おそらく夏道は尾根の東側の崖寄りだと思いますが、今は歩きやすいところを歩けば良いでしょう。比較的緩やかな傾斜ですが前山付近は急な登りになります。 <前山〜山頂> 前山まで行くとようやく山頂が姿を表します。 小さなアップダウンを繰り返し山頂に向かいます。 雪は更に多くなりわかんを履いていても膝ぐらいまで潜ります。細いところを歩く場合は雪庇に注意。 山頂までの最後の登りは急で雪も深く時間と体力を要します。 急登を登り終えると広々とした山頂に到着。 360°素晴らしい眺め <山頂〜磯倉> 藪が濃く積雪期限定の磯倉ですが能郷白山山頂から磯倉までは道はないので適当な場所を選んで歩けば良いと思いますが、コルの辺りは既に藪が出ているのでこれ以上雪が減ると厳しくなるかもしれません。 磯倉への登りは結構急です。 |
その他周辺情報 | 周辺にコンビニ、お店等は見かけませんでした。 根尾のかなり手前ぐらいで見かけたコンビニが最後かな?準備は早めに。 うすずみの湯 850円でした。 この時期は三大桜の薄墨桜の時期なので観光の方がたくさんいます。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
わかん
|
---|
感想
数年前から根尾の薄墨桜と残雪の能郷白山を組み合わせた計画を立てていましたが、お天気、休み、桜の開花がバッチリ合うタイミングが無く先延ばしになっていましたがようやく実行に移す機会がやってきました。
仕事を終え深夜に自宅を出発。
早朝に根尾に着き朝の冷たい空気の中薄墨桜を見に行きました。
7〜8分咲きといったところかな。
美しいです。
桜を楽しんだ後は能郷谷から能郷白山へ。
地元の方に林道は間違いないか聞いてみたら能郷白山の整備などもされている宮司さんでいろいろと情報を頂きました。
少し前に降った季節外れの雪のおかげで能郷白山は真っ白。
林道の林道の最終地点に車を停めて準備を済ませて出発。
登山口までは林道を3〜4キロ。
良いウォーミングアップですね。
林道には登山口まで指標の類はありませんがまぁ間違えることはないでしょう。
登山口のすぐ先の沢で顔を洗い、水を飲んで出発。
そこそこ急な尾根を登って行きます。
少し進んだところで雪が出始めますがしばらくはツボ足で進みます。
少し前の季節外れの雪でしょうかね。
薄い雪で解け始めていたので結構ドロドロで雪と土のミックスです。
林道にぶつかる旧登山口?辺りからはずっと雪道。
お迎えブナのところで一息ついて先に進みます。お迎えブナを過ぎると広い尾根に乗り、稜線を進みます。雪が多くなったのでわかんを装着。
前日?ぐらいのスノーシューのトレースがありましたが半分ぐらいのは風と薄い雪で消えかけてました。とりあえず歩きやすいところを前山に向けて進んで行きます。
何気に一ヶ月ぶりぐらいの山登りなのと、重い雪、更には良いお天気で結構暑くてキツい💦
前山まで来るとようやく山頂が姿を表します。
真っ白な山頂の姿にテンション上がります。
前山から先は風も出てきて冷えるので上着を羽織りました。
そして雪の量もぐっと増え、体力を消耗します。細い所などは雪庇を踏み抜かないよう注意。雪は深いですが踏み跡がついているお陰でルート取りはしやすかったです。
この稜線からは白山の眺めが素晴らしい。
存在感は手前の荒島岳を飲み込んでしまう程。
黄砂?花粉?の影響か少し黄色っぽくフィルターがかかったように見えて何だか神々しい感じでした。そしてもう一つ磯倉が格好いい。
アップダウンを繰り返し、最後は真っ白な急登を登って山頂へ。
山頂付近は広々とした雪原で360°の眺め。
白山、荒島岳や北アルプス、奥美濃の山々や伊吹山等は素晴らしい眺めでした。
ここで引き返す予定でしたが磯倉が格好良くて登りたくなっちゃったので行く事にしました。
時間と体力的には結構ギリギリかもだけど、頑張ってみます。
重い装備はデポして必要なものだけ持って向かいました。
一旦下って登り返す感じですが、コルの辺りは結構藪が出ていてルート取りを考えました。もう少し雪が減ると厳しいかも。
最後の登りはキツかったなぁ。
積雪期限定の磯倉に到着。
久々にしては結構歩いたな。
そして、この後の登り返しと遠くに見える登ってきた尾根...下山も苦労しそうだ。
能郷白山の山頂付近まで登り返し、一息ついてから一気に戻るぞと気合いを入れて出発しましたが、午後で融雪が進みただでさえ重い雪なのに踏み抜き地獄が始まります。腰ぐらいまで潜ったり胸まで潜ったり...全然進みません。
前山ぐらいでぐったりでしたが、幸いここから先はそこまで踏み抜きもなく、わかんにまとわりつく重い雪を払い落としながら順調なペースで進んで行きました。一日誰とも会わない貸し切りの山でしたが、下山時前山までツボ足のトレースがありました。
お迎えブナの手前でわかんを外し最後の尾根を下って登山口へ。
実は帽子を落としてしまい凹んでましたが登山口付近で発見。良かったぁ〜。
林道はササッと進んで無事下山。
重い雪でかなり疲れましたが良い山行でした。
うすずみの湯で汗を流し、もう一度薄墨桜を見て帰路につきました。
帰りは眠気に負けてPで仮眠して翌朝帰宅。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する