陣地
- GPS
- 02:50
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 767m
- 下り
- 204m
コースタイム
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
---|---|
アクセス | 佐野田沼I.C.〜県道16〜県道201〜林道作原沢入線〜熊穴橋P |
コース状況/ 危険箇所等 |
氷室山神社から里宮に至るルートは地形図がないとたどれません。 陣ノ手北西200メートルの950の丸いピークは林業関係の西方尾根への目印が目立ちます。そちらから林道に降りましたが、目印をたどると林道には降りられません。背丈以上の巨石のある沢に阻まれます。目印に頼らずに、尾根筋を辿って下さい。 |
写真
感想
朝、出かけるのに躊躇した、風が強そうだったから。
明るくなってきてやっぱり行こうと、出発して現地に近い所でGPSロガーHOLUX-m241を机に置き忘れたことに気づいた。しかたなく、カーナビとして使っているソニーのNV-U37を動員することにした。充電が甘い、山でナビは使い方が限定されるので、よほど不安のある場合以外はNV-U37は使わないつもりなので、ちょっとヘコんだ。
熊穴橋に車を駐めて、とりあえず白ハゲから熊鷹を目指した。前の晩一人で飲み過ぎて体調が悪い。熊鷹山では、ツツジのつぼみを確認し、遠景のすばらしさを楽しんだ。2頭の鹿が白くて丸いおしりを見せながら連れ立って走り去った。残雪は日陰を除いてほとんどなくなった。宝生山分岐でGPSの電池が残り少ない表示が出てきたので、ログデータを壊さないように終了処置をして電源を落とす。
氷室山の分岐から越路舘平を過ぎるとそこから先は初めて歩く。地形図をよく見ないと途中の祠を見落としてしまうので注意深く歩いた。1030mピークの肩にある祠を見つけて喜んだのもつかの間、なにを勘違いしたか、その先の細尾根を無理に下ってしまった。おかしいので、登り返し、正規ルートを確認。次の曲がり角はなんとか確認していくとまた祠を見つけた。
林業関係者の足跡が入っているので紛らわしい。
陣地(陣ノ手)に到達、今日の目的を果たした。来た道を戻る途中で見てきた林業関係者の目印のある尾根分岐を西に曲がる。明瞭すぎる目印を頼りすぎたのが間違いだった。沢に入る地点で目印は終わり、賭けで沢を降りてみた。怪しいが、林道はすぐそこである。背丈ほどもある滝を降りたところで、落ち葉に隠れた水流に腰から下を濡らしてしまった。その先も岩滝は背丈の倍3倍以上あるのが続いている。ここで、進退極まったのを認めざるを得なかった。腰を濡らすと精神的に焦る。焦りながら、尾根筋まで3点確保でよじ登った。飯食うつもりはなかったが、ここでしきりなおしの食事タイムとし、サンドイッチを頬張り水を飲む。NV-U37を起動する、お動いた。正確な位置を把握できた。
稜線に戻るか否か考えたが、来た道を背にして、今いる尾根から見下す向こう側には谷がありこの谷は地形図では、おそらく無理なく林道に降りられる。ずるずると谷を下って行った。林道が見えた。なんとか、稜線まで登り返さずに降りられるようだ。気を取り直して沢に落ちないようにゆっくり歩いて林道に出ることができた。まったく里山でもなめちゃいかん。
コメント
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こんばんは、たわけものです。
陣地というところは、”ハイトスの里山山行記”さんで、読んだことがあります。非常に高度な登山ですよね。
ところで、氷室山界隈は、写真を拝見すると、残雪がなさそうですが・・・。
tawakemonoさん、こんにちは
ハイトスさんのページは私も愉しく拝読してます。
葛生の守護神?である氷室山神社の参道なわけですから、道はあるんですが、歩かれていないので、ところどころ進行方向が不鮮明になります。こっちが広いからそうだろうとか、広い尾根の方にあるくと間違いだったりします。地形図とコンパスは必携です。ナビは絶対地点の特定には良いですが、歩行移動しながらの大局観を得られにくいので使ったにしても、補助的に使うようにしています。
今回は陣地攻略が目的だったので、熊鷹山以外の主峰はすべて割愛トラバースしています。写真中「永室山」の山名板は間違いです。宝生山の巻き道から越路舘平にまっすぐ歩ける踏み跡がありその途中の祠のあるピークで山名はありません。氷室山神社及び山頂方面は残雪があります。簡易アイゼンがあった方が歩きやすいです。
ちなみに、この永室山(えいむろさん)は案内板も越路舘沢中に1枚あり、廃棄すべきだなあといつも思いますが、ついあまりに単純な間違いに笑わされて放置しています。
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