【大峰奥駈道】(序盤��)五番関〜大天井ヶ岳〜百丁茶屋跡ピストン
奈良県
s_fujiwara
- GPS
- 05:31
- 距離
- 6.9km
- 登り
- 775m
- 下り
- 775m
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08:14 五番関(尾根)
09:21 大天井ヶ岳山頂
09:32 大天井茶屋跡(展望良好)
10:17 百丁茶屋跡(二蔵宿小屋) 10:30
12:17 大天井茶屋跡 12:30
13:02 五番関
13:16 五番関トンネル西口駐車スペース
| 天候 | 曇り一時雪 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2012年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
・五番関尾根への入り口から苔むした岩が多い涸沢の急登は滑りやすいので注意。 ・五番関から大天井ヶ岳は目印が結構あるので迷うことはないが、大岩を過ぎた所は大きな崩壊場所があるので注意。 ・大天井ヶ岳から百丁茶屋跡へは山頂を30mほど戻った分岐を進行方向を右へ進む。 ・大天井茶屋跡までは急傾斜です。またこの時期足元には岩間に雪庇があるので踏み抜かないように注意。大天井茶屋跡はコース唯一の展開場所で見晴らしが良い。 ・ここから先は植林と自然林が混じり合い展望は良くないが歩きやすい。 ・トイレは母公堂前と百丁茶屋跡の二蔵宿小屋にあります。 |
写真
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四寸岩山です
残念ながら曇っていて金剛山しか見えません
感想
先月の【大峰奥駈道】(序編)の続きです。今回は序編その2と名付けます。
ルートは逆コースになりますが、五番関から大天井ヶ岳を経て百丁茶屋跡までの往復です。
この地方の天気予報では朝から晴れで降水量も無しで前日に急きょ計画しました。
ところが、出発から曇り空でなんか嫌な予感がしましたが、予報を信じて五番関トンネル西口に向かいました。
奈良県の道路規制情報では県道21号線の母公堂から先の通行規制は今日から解除となっていたので五番関トンネル西口駐車スペースまで上がれました。
さて、駐車スペースで準備を整え、東屋の裏の登山口から登り開始です。
いきなり苔むした岩の涸れ沢の登りです。滑りやすいので気を付けて登ります。途中にはロープを張った急斜面も2,3か所ありました。ちょっと早々から張り切りすぎて息が切れます。五番関の尾根に着いて小休止です。
五番関には女人結界門が設置されていて厳しい修行の道であることを物語っています。大きな錫杖があって信仰の山そのものです。
ここの案内標識に大天井ヶ岳への進路が示されていて、それに従い左の尾根を進みます。
大峰奥駈道ですが、大抵ははっきりと踏み跡があるのですが雪の性か目印を探しながら進む場面もしばしばありました。
何回かのアップダウンを繰り返すと大天井ヶ岳手前の案内標識柱が見られます。
ここを左に30mで山頂です。この時点ではガスが出ていて全く展望はありません。ガスが無くても樹木に遮られ恐らく無理でしょう。
百丁茶屋跡へは先ほどの案内標識柱まで戻って進行方向を右に下ります。大天井茶屋跡までは急傾斜でロープもあります。足元の岩と岩の間には雪が凍ってかぶさっているところがありうっかり体重をかけるとゴソッと抜け落ちます。これも異種の雪庇でしょうか。この時期は気を付けないと危ないですね!
大天井茶屋でもガスっていて全く展望は無く先に進みます。ここからは歩きやすい山道でそれなりに道筋もはっきりしています。
急な下りを進むと緑の屋根の二蔵宿小屋が見えてきます。これで前回のルートにつながりました。きれいに掃除の行き届いた小屋で休憩させていただきます。
休憩後、周辺をうろうろして帰路に着きます。
来た道を戻るのはちょっと面倒ですが、往路で見落とした箇所の新たな発見もあってそれなりに楽しいものです。
大天井茶屋跡まで戻ると一瞬ですが、陽が射してきました。ここぞとばかりに四寸岩山や遠くの葛城山系の展望が楽しめ、写真に収めました。
また、周りの木々は霧氷で満開に輝いていました。
あっという間の出来事で、ラッキーでした。すぐに暗雲が立ち込め雪が舞ってきました。帰路を急ぎます。
五番関まで来ると風もきつくなり荒れ模様です。
休む間もなく急な涸れ沢を下って帰りました。
駐車スペースに戻ると本格的な雪が降ってきました。道路はあっという間に真っ白です。
えらいこっちゃー!車のタイヤをスタッドレスからノーマルに変えてしまったので心配です。こわごわゆっくりと何とか母公堂まで来れました。ここまで来れば大丈夫です。無事帰宅しました。
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