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Yamareco

記録ID: 1804397
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

西穂高岳:小鍋谷から山頂往復

2019年04月21日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
09:08
距離
14.3km
登り
1,875m
下り
1,864m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:09
休憩
0:00
合計
9:09
5:00
383
スタート地点
11:23
11:23
166
14:09
ゴール地点
天候 高曇り
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
鍋平駐車場。まだまだGW前の静けさでした・・・
コース状況/
危険箇所等
コース自体は急斜面の1枚バーン登りで、滑落・落石に注意が必要です。白出沢よりは広いです。傾斜はほぼ同等です。条件によって難易度は変わります。
その他周辺情報 新穂高〜栃尾〜平湯周辺に温泉多数
本日の目的地である西穂主稜線(k)
本日の目的地である西穂主稜線(k)
朝は青空が出ていた(k)
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朝は青空が出ていた(k)
小鍋谷に下りるとデブリもリセットされており、快適な滑走が楽しめそう♪(k)
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小鍋谷に下りるとデブリもリセットされており、快適な滑走が楽しめそう♪(k)
尾根の乗り越しも雪が多く、例年藪が目立つが、本日はすべすべの斜面になっていた(k)
尾根の乗り越しも雪が多く、例年藪が目立つが、本日はすべすべの斜面になっていた(k)
でもあろうことかJUNDrさんがクトーを忘れたことに気づき、ちょっと焦った(k)
でもあろうことかJUNDrさんがクトーを忘れたことに気づき、ちょっと焦った(k)
しかし、そこは経験豊富な方なので、リスク管理もしっかりでき、大丈夫だと内心思っていた(k)
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しかし、そこは経験豊富な方なので、リスク管理もしっかりでき、大丈夫だと内心思っていた(k)
笠ヶ岳
今シーズン久し振りに行ってみたい(k)
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笠ヶ岳
今シーズン久し振りに行ってみたい(k)
まだ高曇り(k)
穂高岳主稜線にようやく到達(k)
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穂高岳主稜線にようやく到達(k)
山頂までの雪の多いこと!(k)
山頂までの雪の多いこと!(k)
稜線に出た途端、強風にさらされる(k)
稜線に出た途端、強風にさらされる(k)
ピラミッドピークの先に焼岳も見える(k)
ピラミッドピークの先に焼岳も見える(k)
山荘からの登山者は皆無のようです(k)
山荘からの登山者は皆無のようです(k)
ではここから核心です(k)
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ではここから核心です(k)
西からの強風なので、なるべく風上側の傾斜を登っていく(k)
西からの強風なので、なるべく風上側の傾斜を登っていく(k)
前穂高(k)
乗鞍、御嶽をバックに登るJUNDrさん(k)
乗鞍、御嶽をバックに登るJUNDrさん(k)
山頂に着きました〜
奥穂高が圧巻です
GW直前とは思えない光景です
皆さん真冬の装備が必要ですよ〜ってか、上級者以外は無理な条件ですね(k)
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山頂に着きました〜
奥穂高が圧巻です
GW直前とは思えない光景です
皆さん真冬の装備が必要ですよ〜ってか、上級者以外は無理な条件ですね(k)
やりました〜
頑張りましたね(k)
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やりました〜
頑張りましたね(k)
御嶽山、乗鞍岳は雲が掛かっているが、手前の焼岳は良く見える(k)
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御嶽山、乗鞍岳は雲が掛かっているが、手前の焼岳は良く見える(k)
ここから先は無理でしょう(k)
ここから先は無理でしょう(k)
雪で山頂の狭いこと(k)
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雪で山頂の狭いこと(k)
上高地(k)
西穂沢
本日の条件ですと自殺に近い滑走になる(k)
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西穂沢
本日の条件ですと自殺に近い滑走になる(k)
GWの上高地からは装備を万全にしないと怪我人が続出しそうな雪の多さ(k)
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GWの上高地からは装備を万全にしないと怪我人が続出しそうな雪の多さ(k)
下りは慎重にバックステップで(k)
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下りは慎重にバックステップで(k)
とにかく安全に下る(k)
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とにかく安全に下る(k)
滑走の準備をしていると登山者が2名やってきた(k)
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滑走の準備をしていると登山者が2名やってきた(k)
それでは稜線から滑走します(k)
それでは稜線から滑走します(k)
上部は氷っていないが、堅くて厳しい(k)
上部は氷っていないが、堅くて厳しい(k)
慎重に高度を落としていく(k)
慎重に高度を落としていく(k)
風も弱くなり、雪面も緩くなる(k)
風も弱くなり、雪面も緩くなる(k)
まだロープウェイより高いところ(k)
まだロープウェイより高いところ(k)
ここからは快適な滑走(k)
2
ここからは快適な滑走(k)
デブリがないので滑りやすい(k)
デブリがないので滑りやすい(k)
決まってます(k)
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決まってます(k)
小鍋谷下部もデブリはリセットされて快適なクルージング(k)
小鍋谷下部もデブリはリセットされて快適なクルージング(k)
かっこいい(k)
硬い急斜面を憂い、朝は遅めの5時スタート
2019年04月21日 05:49撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 5:49
硬い急斜面を憂い、朝は遅めの5時スタート
小鍋谷はデブリ無くすべすべ
2019年04月21日 07:09撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 7:09
小鍋谷はデブリ無くすべすべ
上部もすべすべ面ツル。私はクトーを忘れてしまい早めに担ぎ
2019年04月21日 08:10撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 8:10
上部もすべすべ面ツル。私はクトーを忘れてしまい早めに担ぎ
何度か落石が来る。恐らく稜線の登山者の刺激で落ちてきた模様。何度か肝を冷やす。上を見ながらの登行はつらかった・・・
2019年04月21日 09:07撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 9:07
何度か落石が来る。恐らく稜線の登山者の刺激で落ちてきた模様。何度か肝を冷やす。上を見ながらの登行はつらかった・・・
なかなか近づかない稜線
2019年04月21日 10:50撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 10:50
なかなか近づかない稜線
ようやく安堵
2019年04月21日 10:51撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 10:51
ようやく安堵
風がかなり強い
2019年04月21日 10:51撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 10:51
風がかなり強い
2019年04月21日 11:09撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 11:09
雲ガジェットのように流れる
2019年04月21日 11:09撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 11:09
雲ガジェットのように流れる
霞沢
2019年04月21日 11:09撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 11:09
霞沢
焼岳〜御嶽
2019年04月21日 11:09撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 11:09
焼岳〜御嶽
頂上直下は見たことが無いくらい雪が多かった
2019年04月21日 11:09撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/21 11:09
頂上直下は見たことが無いくらい雪が多かった
山頂は狭く2〜3人がやっと。雪が多いのだろう
2019年04月21日 11:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/21 11:19
山頂は狭く2〜3人がやっと。雪が多いのだろう
きつい登りだった
2019年04月21日 11:19撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/21 11:19
きつい登りだった
滑走は上部は急激に硬くなってきている。滑落要注意
2019年04月21日 12:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/21 12:22
滑走は上部は急激に硬くなってきている。滑落要注意
2019年04月21日 12:22撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/21 12:22
中間部から何とか滑りは良くなる
2019年04月21日 12:23撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/21 12:23
中間部から何とか滑りは良くなる
この辺は楽勝だった
2019年04月21日 12:23撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/21 12:23
この辺は楽勝だった
デブリはほとんど無い
2019年04月21日 12:23撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/21 12:23
デブリはほとんど無い
どんどん行こう
2019年04月21日 12:23撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 12:23
どんどん行こう
2019年04月21日 12:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 12:41
2019年04月21日 12:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 12:41
下部緩斜面帯
2019年04月21日 12:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 12:41
下部緩斜面帯
2019年04月21日 12:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 12:41
ユンボが堰堤工事用作業道の除雪をしており朝には無かった雪かき箇所が延びていた・・
2019年04月21日 12:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 12:54
ユンボが堰堤工事用作業道の除雪をしており朝には無かった雪かき箇所が延びていた・・
日曜日なのに作業ですか・・・
2019年04月21日 12:54撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 12:54
日曜日なのに作業ですか・・・
歩荷道に向けて滑走
2019年04月21日 13:09撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 13:09
歩荷道に向けて滑走
歩荷道の標識
2019年04月21日 13:16撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 13:16
歩荷道の標識
林道は全く雪が無く、ここから長々と歩いて終了。山は雪が多いのに林道は完璧に除雪されていた(;゜ロ゜)
2019年04月21日 13:16撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 13:16
林道は全く雪が無く、ここから長々と歩いて終了。山は雪が多いのに林道は完璧に除雪されていた(;゜ロ゜)
帰路高山市内はあちこち桜が満開!
2019年04月21日 15:41撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/21 15:41
帰路高山市内はあちこち桜が満開!
GWあたりまで山桜も咲き誇る季節です
2019年04月21日 15:44撮影 by  TG-835 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/21 15:44
GWあたりまで山桜も咲き誇る季節です

装備

個人装備
WAYBACK88 ScarpaTX ATKRace(アルペンモード) 山スキー標準装備

感想

前日の別山から下山して移動。
JUNDrさんと西穂高を目指す。一昨年ルートチョンボして山頂を踏み損ねたリベンジですが、曇り予報ながら、風が強くなる予報。
まあ、強い味方と一緒なので安心して進みます。
小鍋谷は雪も多く、一旦落ちたデブリが春先の降雪でリセットされた感じ。
全く水も流れてなく、藪もほぼ埋まっていました。
ところが、JUNDrさんがクトーを忘れたことに気づくが、最後は結局靴アイゼンになるのは間違いないので行けるところまでシールで行くとのことで進む。
自分はクトー装着で進んでいたが、小鍋谷は一枚の滑り台で、上部に進むに連れ、靴アイゼンにチェンジする場所も殆どない。なので、自分もJUNDrさんが履き替えた少し上で靴アイゼンにチェンジ。
今回はルートチョンボせず、真面目に地図を確認し、(笑)登山道まで上がった。
稜線に出ると強風が吹きすさぶ。
また、雪の多いこと。ほとんど夏道は出ていません。
ここからは板をデポして慎重に山頂を目指し、雪で狭くなった山頂に到着。JUNDrさんと労を労い、写真を撮り合った後、慎重に下っていく。
さてシールを剥がして滑走するが、稜線直下は氷ってはいないが、ハードバーン。
滑落しないように慎重に高度を落とす。風も強いままなので、本当に慎重に進む。
やがて雪も緩み出すと、マンダムな滑りとなる。デブリのないすべすべの一枚ゲレンデを満喫。ちょっと一服入れたいところだが、落石のリスクや平坦地がほとんどないことから、一気に下部まで滑り降りた。
帰りの林道歩きも少し地図読みし、旧歩荷道へと上手に滑り込み、満足な一日となりました。
車に戻り、後片付けしているとテレマークブーツの蛇腹に亀裂が入っていた。両足ともで経年劣化であろう。まあ多少は水が浸み込むが、今シーズンはこのまま履き潰そう。
また、帰路途中、朴の木平スキー場横の国道脇に熊がうろついていたのを見た。小さかったので子熊だろうか。民家の近くにまでいるとは怖いですね。

 この時期の定番コース小鍋谷から西穂高岳を往復してきました。2年前ktn92さんと来ましたがこの時は途中のルートミスで西尾根に出てしまい、岩峰を越えられず途中で断念してしまいました。なのでre-tryです。しかもktn92さんは前日は鳩ヶ湯温泉から三ノ峰〜別山往復をしています。連日の厳しい山行とは恐れ入ります・・・今一番乗っている山スキーヤーの一人です。
 今年は4月の降雪のお陰か雪が多く今までも何度かこのルートを使いましたが、一番の積雪で、しかもデブリがきれいにリセットされていました。登りに関しては面ツル過ぎて硬い斜面でレストする場所が無く脚にはかなり堪えました。さらに稜線を歩く登山者の刺激だろうか、何度か落石が来てあわやヒットしそうな状況もあり、上を見ながら歩く時間は苦しかった・・・登山者がいなくなるとほぼ治まったのでやはり人工落石だったと思われる。さらに、あろうことか私はクトーを忘れてしまい、アイゼン歩行が長くなり脚にはきつい登りとなった。
 稜線から山頂部は登りは良かったが下りは雪が多く今まで何度か来たが、新雪とアイス・岩のミックスで一番難しかったように思う。もちろん高曇りで風も強かったせいもあるが。
 滑走に関しては、高所帯は風が強くなり急激な気温低下でかなり硬くなってしまい、滑落要注意な状況となってしまった。中間〜下部は緩んで快適滑走でした。デブリは少し増えていただけで、滑走は至極快適。林道がユンボで除雪されており途中林道脇を滑走しながら、大半を歩く羽目になってしまいました。それでも比較的早めの2時に下山でき帰宅も夕方で職場の仕事も片付き大満足の一日となった。強いktn92さんに引っ張られ条件の悪い山頂を往復できました。ありがとうございました。


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