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Yamareco

記録ID: 1805567
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
東海

小白山、野伏ヶ岳

2019年04月22日(月) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 福井県 岐阜県
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:02
距離
17.0km
登り
1,484m
下り
1,473m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:55
休憩
0:08
合計
8:03
距離 17.0km 登り 1,484m 下り 1,485m
7:12
76
スタート地点
8:28
8:31
119
10:30
15
10:45
10:46
19
11:05
105
12:50
12:53
73
14:06
14:07
68
15:15
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中居神社の先、大進橋を渡ったところに駐車
コース状況/
危険箇所等
例年に比べ雪が少なかったのか、タイミングが遅れたからか、ところどころにヤブが出ていたがそれほど問題なし。雪庇もほとんど崩れていたが、急斜面には変わりない。
その他周辺情報 満天の湯
平日なので他に車なし。
2019年04月22日 07:12撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 7:12
平日なので他に車なし。
岩にかぶさるミズナラ
2019年04月22日 07:28撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 7:28
岩にかぶさるミズナラ
何度も通過していて見覚えがありますが。
2019年04月22日 07:42撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 7:42
何度も通過していて見覚えがありますが。
雪に押さえられた灌木が通せんぼ。左手の残雪の谷に逃げます。
2019年04月22日 08:06撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 8:06
雪に押さえられた灌木が通せんぼ。左手の残雪の谷に逃げます。
ヤドリギが付いたミズナラ
2019年04月22日 08:18撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 8:18
ヤドリギが付いたミズナラ
杉山直前で別山が見えました。
2019年04月22日 08:22撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 8:22
杉山直前で別山が見えました。
杉山の三角点。ここには三回目か四回目かな?
2019年04月22日 08:26撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 8:26
杉山の三角点。ここには三回目か四回目かな?
目指す小白山。ガスがなかなか取れません。
2019年04月22日 08:27撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 8:27
目指す小白山。ガスがなかなか取れません。
野伏ケ岳 
2019年04月22日 08:29撮影 by  SC-02G, samsung
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4/22 8:29
野伏ケ岳 
「お輿宿り」付近は巨木、合体木、奇樹などが次々と現れて飽きません。
2019年04月22日 08:52撮影 by  SC-02G, samsung
1
4/22 8:52
「お輿宿り」付近は巨木、合体木、奇樹などが次々と現れて飽きません。
ヒノキ巨樹
2019年04月22日 08:53撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 8:53
ヒノキ巨樹
根上がり
2019年04月22日 08:57撮影 by  SC-02G, samsung
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4/22 8:57
根上がり
昨年の台風の被害か?このような巨樹が散在しますが、地形が複雑なのでガスっていると迷いやすいところです。
2019年04月22日 09:04撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 9:04
昨年の台風の被害か?このような巨樹が散在しますが、地形が複雑なのでガスっていると迷いやすいところです。
ようやく小白山(北峰)にまっすぐ伸びる尾根に取付きます。ブナには熊の爪痕が残るものが多いです。
2019年04月22日 09:27撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 9:27
ようやく小白山(北峰)にまっすぐ伸びる尾根に取付きます。ブナには熊の爪痕が残るものが多いです。
北峰が見えてきました。
2019年04月22日 09:54撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 9:54
北峰が見えてきました。
残雪が切れているところはヤブが出ているので、うまく残雪をつなぎます。そういう所では必ず?不安定なネマガリで滑ってしまいます。
2019年04月22日 10:17撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 10:17
残雪が切れているところはヤブが出ているので、うまく残雪をつなぎます。そういう所では必ず?不安定なネマガリで滑ってしまいます。
北峰。本当はこちらが「小白山」とのこと。巷では三角点にある方が「小白山」と呼ばれ、こちらは北峰とオマケみたいに呼ばれています。
2019年04月22日 10:31撮影 by  SC-02G, samsung
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4/22 10:31
北峰。本当はこちらが「小白山」とのこと。巷では三角点にある方が「小白山」と呼ばれ、こちらは北峰とオマケみたいに呼ばれています。
それで、認知された「小白山」に向かいます。
2019年04月22日 10:35撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 10:35
それで、認知された「小白山」に向かいます。
痩せた雪稜ですが、雪庇は落ちてしまっていて、それほど危険は感じませんが、右側の打波川側は急斜面で落ちると止まりません。
2019年04月22日 10:42撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 10:42
痩せた雪稜ですが、雪庇は落ちてしまっていて、それほど危険は感じませんが、右側の打波川側は急斜面で落ちると止まりません。
「小白山」。雰囲気は磯倉に似ています。本当は能郷白山Tシャツを着て自撮した方がいいと思いましたが、おじさんでは似合わないのでザックとピッケルで。白山つながりの記念です。
2019年04月22日 10:48撮影 by  SC-02G, samsung
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4/22 10:48
「小白山」。雰囲気は磯倉に似ています。本当は能郷白山Tシャツを着て自撮した方がいいと思いましたが、おじさんでは似合わないのでザックとピッケルで。白山つながりの記念です。
戻ります。
2019年04月22日 10:59撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 10:59
戻ります。
北峰から橋立峠に向けて下ります。
2019年04月22日 11:11撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 11:11
北峰から橋立峠に向けて下ります。
ようやくガスが取れました。登り返しの残雪の様子からどのようにつなげるか予習しておきます。
2019年04月22日 11:20撮影 by  SC-02G, samsung
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4/22 11:20
ようやくガスが取れました。登り返しの残雪の様子からどのようにつなげるか予習しておきます。
橋立峠から振り返ります。砂防の土留めの様子が稜線までつくられています。かつては橋立峠を経由して石徹白と打波側への往来がありました。
2019年04月22日 11:27撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 11:27
橋立峠から振り返ります。砂防の土留めの様子が稜線までつくられています。かつては橋立峠を経由して石徹白と打波側への往来がありました。
デブリ帯
2019年04月22日 11:42撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 11:42
デブリ帯
安定していたので難なく通過してヤブを避けます。
2019年04月22日 11:44撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 11:44
安定していたので難なく通過してヤブを避けます。
1634m峰まで来て小白山を望みます。
2019年04月22日 12:02撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 12:02
1634m峰まで来て小白山を望みます。
野伏ケ岳方面
2019年04月22日 12:03撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 12:03
野伏ケ岳方面
こちらも痩せ尾根もありますが、大きな雪庇は落ちています。
2019年04月22日 12:18撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 12:18
こちらも痩せ尾根もありますが、大きな雪庇は落ちています。
山頂手前には大きな雪庇跡。
2019年04月22日 12:30撮影 by  SC-02G, samsung
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4/22 12:30
山頂手前には大きな雪庇跡。
振り返ります。
2019年04月22日 12:33撮影 by  SC-02G, samsung
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4/22 12:33
振り返ります。
野伏ケ岳。ここは昨日ぐらいの多くのトレースが残っていて三百名山らしい賑わいがあったことを感じます。
2019年04月22日 12:37撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 12:37
野伏ケ岳。ここは昨日ぐらいの多くのトレースが残っていて三百名山らしい賑わいがあったことを感じます。
しばらく待ちましたが、なかなか別山方面のガスが取れません。
2019年04月22日 12:45撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 12:45
しばらく待ちましたが、なかなか別山方面のガスが取れません。
仕方なくダイレクト尾根を下ります。奥の大日が岳は見えています。
2019年04月22日 12:54撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 12:54
仕方なくダイレクト尾根を下ります。奥の大日が岳は見えています。
小白山とアワツキ平を望みます。アワツキとは泡雪崩のことではないか、ということです。実際、ここではたまに大きな樹木もバキバキと折れているのを目撃します。
2019年04月22日 12:57撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 12:57
小白山とアワツキ平を望みます。アワツキとは泡雪崩のことではないか、ということです。実際、ここではたまに大きな樹木もバキバキと折れているのを目撃します。
下山しながら別山を見ますが、なかなか恥ずかしがってクリアに顔を出してくれません。
2019年04月22日 13:07撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 13:07
下山しながら別山を見ますが、なかなか恥ずかしがってクリアに顔を出してくれません。
ダイレクト尾根から和田山牧場側へ下ると池が見えます。なお、けっしてダイレクト尾根をそのまま小白山谷に下らないこと。14年前に下りかけて恐ろしい思いをしました。実際、遭難事故も起きています。
2019年04月22日 13:47撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 13:47
ダイレクト尾根から和田山牧場側へ下ると池が見えます。なお、けっしてダイレクト尾根をそのまま小白山谷に下らないこと。14年前に下りかけて恐ろしい思いをしました。実際、遭難事故も起きています。
萌黄色の毛虫状の花がひと際目立っています。調べてみるとおそらくバッコヤナギだと思います。
2019年04月22日 13:51撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 13:51
萌黄色の毛虫状の花がひと際目立っています。調べてみるとおそらくバッコヤナギだと思います。
和田山牧場の湿地帯からやっと別山がはっきり望めました。
2019年04月22日 13:54撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 13:54
和田山牧場の湿地帯からやっと別山がはっきり望めました。
湿地帯にミズナラの巨樹が点在しています。
2019年04月22日 13:58撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 13:58
湿地帯にミズナラの巨樹が点在しています。
左に野伏ケ岳、右奥に薙刀山。薙刀山は「薙畑」つまり「焼畑」が転じたという説もあり、実際石徹白では戦後しばらく焼き畑が行われていたそうです。
2019年04月22日 13:59撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 13:59
左に野伏ケ岳、右奥に薙刀山。薙刀山は「薙畑」つまり「焼畑」が転じたという説もあり、実際石徹白では戦後しばらく焼き畑が行われていたそうです。
野伏ケ岳のダイレクト尾根のスカイラインがよく分かります。
2019年04月22日 14:04撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 14:04
野伏ケ岳のダイレクト尾根のスカイラインがよく分かります。
シャーベット状になっている和田小池へ立ち寄ります。伝説があります。
2019年04月22日 14:11撮影 by  SC-02G, samsung
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4/22 14:11
シャーベット状になっている和田小池へ立ち寄ります。伝説があります。
野伏ケ岳を背景とした和田小池。このようなロケーションをもつからこそ野伏ケ岳が三百名山に選ばれたのだと思います。
2019年04月22日 14:14撮影 by  SC-02G, samsung
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4/22 14:14
野伏ケ岳を背景とした和田小池。このようなロケーションをもつからこそ野伏ケ岳が三百名山に選ばれたのだと思います。
和田山牧場(跡)は展望台。左から三の峰、真ん中の白い別山、右側が銚子ケ峰
2019年04月22日 14:17撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 14:17
和田山牧場(跡)は展望台。左から三の峰、真ん中の白い別山、右側が銚子ケ峰
左が丸山(亀ケ岳)中央の黒っぽいのが初河山、右が芦倉岳。石徹白を囲む山々です。
2019年04月22日 14:18撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 14:18
左が丸山(亀ケ岳)中央の黒っぽいのが初河山、右が芦倉岳。石徹白を囲む山々です。
名残は尽きませんが、和田山牧場跡を後にします。
2019年04月22日 14:22撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 14:22
名残は尽きませんが、和田山牧場跡を後にします。
昭和60年の記念碑。かつては出づくり小屋もあって、福井県側からも山仕事に来ていたとのこと。
2019年04月22日 14:26撮影 by  SC-02G, samsung
4/22 14:26
昭和60年の記念碑。かつては出づくり小屋もあって、福井県側からも山仕事に来ていたとのこと。
キクザキイチゲ。長い林道歩きの終点近くに咲いていました。
2019年04月22日 15:10撮影 by  SC-02G, samsung
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4/22 15:10
キクザキイチゲ。長い林道歩きの終点近くに咲いていました。
撮影機器:

感想

石徹白を取り巻く山々には根強い人気があります。銚子ケ峰経由で別山、白山へ続く道は美濃禅定道として千年以上の歴史のある古道として唯一登山道がありますが、他の山はヤブにおおわれ、積雪があるときでないと登りにくい山ばかりです。その中でも小白山は、中居神社から大進橋を渡って、すぐに取り付けるので比較的取付きやすいと思います。杉山から通称「お輿宿り」と呼ばれる平坦地の通過も課題の一つです。地形が複雑なのでガスに巻かれると大変分かりにくいです。今まで何度も小白山を登り、往復したりあわつき平へ下ったりしてきましたが今回、小白山から野伏ケ岳へ周回するのは2005年4月16日以来二度目です。今年は雪が少なく、いかに残雪をつなぐかが課題でしたが、ひどいヤブ漕ぎもほとんどありませんでした。ぎりぎりのタイミングでしょうか?ひさしぶりの石徹白の残雪の山を楽しみました。

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