猿ヶ馬場山へ 雪の山頂
- GPS
- 08:54
- 距離
- 19.7km
- 登り
- 1,537m
- 下り
- 1,538m
コースタイム
- 山行
- 8:22
- 休憩
- 0:28
- 合計
- 8:50
3:30 安曇野穂高発 158号 高山IC〜白川IC
6:30 せせらぎ公園駐車場着
<復路>
16:00 せせらぎ公園駐車場発 道の駅
19:00 自宅着
天候 | 曇り→晴れ 周りの山は一部のみ見える |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
村営せせらぎ公園駐車場(1000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
表示全くなし 林道の分岐注意 宮谷林道出合に出て林道をしばらく歩くが尾根への入り口分かりにくい(ヤマレコの地図ナビ役に立った) 尾根取り付きが一番急斜面 雪が柔らかくなり沈む つぼ足でも問題ないがスノーシューを使用(履かなくても良かったかな、いざという場合のアイゼンは必ず携帯だが。結局スノーシューは重いだけか?) 危険箇所はない |
その他周辺情報 | 白川温泉 白川IC降りてきたところに道の駅 |
写真
感想
2019年(平成31年)4月22日(月)
猿ヶ馬場山へ 雪の山頂
いつ登ろうか悩み、登る機会を4月に入り逸しつつ
天気の良さそうな今日、ようやく登るチャンスを得た。
白川郷最大の合掌造り集落荻町へ。
駐車場には私の車以外1台しか停まっていない。
私以外の登山者がいてほしいという気持ちがある猿ヶ馬場山だけに
この1台も登山者の車でなかったら一人かと不安が少し走った。
そこにわんちゃん連れの地元の方が来て、「猿ヶ馬場山かね」
と声をかけてくれた。
3月が一番登りやすく、今日辺り雪がズボズボするが登れますよ、
気をつけて行ってきてくださいと話してくれた。
この言葉に少し安心して、であい橋を渡り、
桜咲く静かな合掌造りの集落を通り抜け山に向かった。
林道の分かれ道があり、全く表示がないのでナビで確認しながら進んだ。
林道を数本の倒木で覆うところから谷間を直線的に登る踏み跡を見つけ
そこから踏み跡だけを頼りに徐々に高度を上げていった。
途中から完全な雪面となり踏み跡ははっきりしていた。
谷を登り切ると再び林道に出た。ここが宮谷林道出合だった。
この林道を進んでいくのだが、踏み跡が少ないな
と思ったとき初めて「ルートをはずれました」とのナビの声。
林道を行き過ぎいたようで林道を戻ると「ルートに戻りました」
とのまた知らせが入り、そこで周りを見渡すと
藪状態の谷間にいくつかの踏み跡があり登り口を見つけられたのだ。
その谷を少し登ると急斜面の尾根に取り付くことになった。
この取り付きが今回最高の急斜面だった。
それでもつぼ足で問題なく登ることができ緩やかな尾根道へと出た。
途中で雪に足を取られることもあり、
このままつぼ足でも行けそうだったがスノーシューを持ってきたのだから
履いていこうと装着した。
ザックは軽くなり、足下はズボッといく不安がなくなり気持ちよく歩けた。
沈まない代わりに、足下は重たい雪がスノーシューについた。
樹間の左手には猿ヶ馬場山の山頂方面が見られた。
尾根道を上り切り、1528m地点を少し下ると帰雲山が目の前に、
その先に猿ヶ馬場山がまだまだ遠く見えている。
帰雲山には今回、唯一の表示が見られた。「帰雲山1622m」
一旦下り、少し急斜面を登ると目の前に猿ヶ馬場山の山頂方面は見えているのだが、なかなか着かない。
もう山頂かなと思っても緩やかに先に先にと踏み跡が延びている。
それでも右手に白山の山並みが美しく見られ最後を踏ん張ることができた。
白くこんもりとした雪面が見える。
ようやく猿ヶ馬場山、雪の山頂へと到着。
雪のあるときにしか踏めないという最高地点に到達できた。
自分で予定していたよりも1時間ほど長くかかった。
白山はよく見えるが、遠くの山々は雲がかかり
残念ながら知っている山が見られないために方向もつかめない。
それでも遙か猿ヶ馬場山の真っ白な雪面にいる満足感は大きかった。
ふるちゃん
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