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Yamareco

記録ID: 180814
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積雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳

快晴! 残雪期のイブネへ(甲津畑より)

2012年04月08日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
15.9km
登り
978m
下り
972m

コースタイム

岩ヶ谷林道登山口(7:15)〜東近江市避難小屋(8:15/8:20)〜蓮如上人旧跡(8:40/8:50)〜源流部の避難小屋(9:45/9:55)〜杉峠(10:05)〜
杉峠の頭(10:35)〜タイジョウ分岐(10:45)〜佐目峠(10:55)〜イブネ(11:10)(イブネ北端,クラシ往復(11:15/11:45))イブネで昼食(11:45/12:20)
〜杉峠(12:50/12:55)〜蓮如上人旧跡(13:35/13:55)〜登山口(14:55)
天候 快晴 午後は気温も上昇
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
藤切川に架かる鳴野橋手前へ駐車
コース状況/
危険箇所等
一反ぼうそうより上部で残雪が増えます。(源流の避難小屋でスパッツを装着。)
杉峠以北の尾根は残雪が豊富です。

快晴のおかげで、顔が雪焼けで朱くなりました。
落石が多く荒れた林道
2012年04月08日 07:27撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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落石が多く荒れた林道
大シデの木
2012年04月08日 08:55撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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大シデの木
一反ぼうそう
(シデの木)
2012年04月08日 09:37撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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一反ぼうそう
(シデの木)
源流部の避難小屋で
スパッツを装着。
2012年04月08日 09:52撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
4/8 9:52
源流部の避難小屋で
スパッツを装着。
小屋から杉峠の頭を望む
2012年04月08日 10:00撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 10:00
小屋から杉峠の頭を望む
杉峠の様子
2012年04月08日 10:10撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 10:10
杉峠の様子
杉峠の頭手前で大雪原が広がる
2012年04月08日 10:22撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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杉峠の頭手前で大雪原が広がる
御在所岳展望
2012年04月08日 10:24撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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御在所岳展望
幹に刻まれた「杉峠の頭」
2012年04月08日 10:35撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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幹に刻まれた「杉峠の頭」
タイジョウ・佐目峠分岐点
2012年04月08日 10:42撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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タイジョウ・佐目峠分岐点
佐目峠の目印岩
2012年04月08日 10:53撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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佐目峠の目印岩
イブネに延びる尾根
2012年04月08日 10:55撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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イブネに延びる尾根
雨乞岳ズーム
2012年04月08日 11:01撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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雨乞岳ズーム
イブネの大雪原
2012年04月08日 11:07撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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イブネの大雪原
イブネより雨乞岳展望
2012年04月08日 11:11撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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イブネより雨乞岳展望
御在所岳〜鎌ヶ岳
2012年04月08日 11:11撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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御在所岳〜鎌ヶ岳
開放的な頂上台地が広がる
2012年04月08日 11:13撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 11:13
開放的な頂上台地が広がる
イブネ北端へ向かう
(雪庇に注意)
2012年04月08日 11:15撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 11:15
イブネ北端へ向かう
(雪庇に注意)
霊仙山〜伊吹山〜御池岳
2012年04月08日 11:17撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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霊仙山〜伊吹山〜御池岳
クラシのコルから展望
2012年04月08日 11:18撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 11:18
クラシのコルから展望
御池岳〜藤原岳
2012年04月08日 11:18撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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御池岳〜藤原岳
御池岳ズーム
2012年04月08日 11:18撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 11:18
御池岳ズーム
クラシを目指す
2012年04月08日 11:21撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 11:21
クラシを目指す
クラシ側からイブネ北端を見る
2012年04月08日 11:27撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/8 11:27
クラシ側からイブネ北端を見る
草原で食事を
2012年04月08日 11:54撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 11:54
草原で食事を
鎌尾根ズーム
2012年04月08日 12:25撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 12:25
鎌尾根ズーム
帰路の杉峠の頭にて
2012年04月08日 12:49撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 12:49
帰路の杉峠の頭にて
シデの並木
2012年04月08日 13:27撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 13:27
シデの並木
早春のフジキリ谷
2012年04月08日 13:34撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 13:34
早春のフジキリ谷
蓮如上人旧跡、朝の様子
2012年04月08日 08:49撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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蓮如上人旧跡、朝の様子
午後の様子
(雪がすっかり消えている)
2012年04月08日 14:01撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/8 14:01
午後の様子
(雪がすっかり消えている)
フジキリ谷下流の様子
2012年04月08日 14:07撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
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4/8 14:07
フジキリ谷下流の様子

感想

昨年は悪天候(氷雨)のため早々に退散したので、今度は是非山頂でゆっくりしたいと思って年を越した。
残雪期になったらと計画していたので、晴れの予報に期待して早速出かける。

岩ヶ谷林道を霜柱を踏みながら行くと、積雪の影響か落石が多く見られる。
うっすらと雪が残る植林帯を過ぎ、フジキリ谷の右岸へ移ると避難小屋となり山道らしくなる。

大峠分岐を過ぎ明るい谷沿いの道になると、明るい日差しに春を感じさせる。
蓮如上人旧跡から向山鉱山跡にかかる頃には、ジャケットが邪魔になり薄着に着替えて行く。
谷もだんだん源流らしくなり、「一反ぼうそう」を過ぎ緩やかな登りが徐々に傾斜を増してくると、足元の残雪も比例して増えてくる。
源流部の避難小屋でスパッツを着けるついでに、行動食を腹に収め小休止。

小屋を出ると正面には青空の下に杉峠の頭が聳えている。雪も多そうだ。
谷のトラバースから急登に変わると間もなく杉峠に出る。今日は風もなく穏やかな景色が広がっている。

峠から雨乞岳には多くの足跡が延びているが、北へ向かう尾根に足跡は無い。
降ったばかりの新雪にトレースを刻む幸運に恵まれ、快晴にも恵まれ爽快な尾根歩きが始まる。
明確な尾根を一息上がると突然傾斜が緩んで大雪原に出る。
御在所岳と大きな雨乞岳の展望を楽しんで樹林へ入ると尾根が分かれる。
左手の南西へ延びる尾根を辿るとやがて杉峠の頭となり、やや丸みを帯びてくるとタイジョウ(大丈)の分岐となる。
やや右に方向を振って樹林を抜けると、目の前に佐目峠からイブネに伸びる尾根筋が見渡せる。晴天の時はルートもつかめて安心だ。

佐目峠目印の桃の形をした岩を回り込んで、はやる気持ちを抑えて急な尾根を上がると
頂上台地が大雪原となって広がっている。
今日のイブネは、期待通りの素晴らしい展望をもって迎えてくれた。
振り返ると雨乞岳が大きく聳え、国見岳・御在所岳・鋭い鎌尾根を連ねた鎌ヶ岳が眺められ、更に北には鈴鹿北部の山が眺められる。

早速ザックを外して、イブネ北端から広いコルへ下りクラシを散策する。
クラシへの途中からは白く輝く霊仙山・伊吹山・御池岳・藤原岳が何も遮る物が無く展望できる。
更に西北方面の空には乗鞍〜北アルプスが浮かんでいる。

もっとゆっくりしたいが空腹を感じたので戻って昼食にしよう。
草原のような場所を選んで、穏やかな春の陽光を浴びながら展望をおかずに食事タイムを摂る。
去りがたいが食事も含めて長居したのでそろそろ下ろう。

午後からぐんぐん気温が上がり、すっかりシャーベット状になった雪と、ぬかるみの中を杉峠へ下るが、薄着でも汗ばむほどだ。
蓮如上人旧跡まで戻ると、朝は残っていた雪がすっかり消えている。

小屋で小休止の後は、フジキリ谷の渓流を眺めながら長い林道を登山口まで戻る。


残雪期のイブネを歩きたいと思っていたが、これほどの好天に恵まれるとは。
降ったばかりの新雪と残雪のイブネ一帯を充分に堪能でき、大満足の一日になった。

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