[強化合宿]ブヨ沢〜ニペソツ山


- GPS
- 128:00
- 距離
- 26.0km
- 登り
- 2,623m
- 下り
- 2,365m
コースタイム
6日 ブヨ登山口-(2.5+) -co1100-(4+)十石峠-(1.5)-ブヨ沢C1
7日 stay C1=C2
8日 C2-(1.5)-音更山-(2.5)-石狩岳-(2.5+)JP―(2∔)―ハマグリ-(1.5)-1488北コルC3
9日 C3―(5.5)―温泉岳―(1.5+)―ヌプン沢源頭―(2+)―1353南コルC4
10日 C4―(2.5)―前天急登下―(5)―前天急登上―(0.5)―前天―(1.5+)―小天コルC5
11日 C5-(1)-小天の岩―(2.5)―杉沢出合
天候 | 6日:気圧の谷の接近 7日:Lを含む谷の通過 8日:昼過ぎ弱い谷の通過 9日:高気圧の張り出し。大気不安定 10日:高気圧圏内→Lの接近 11日:Lの通過 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
6/5 ついにDepa
学際で腹を満たしついに強化ラストパーティとなる我々もデッパを迎えた。
またたびで愛のある差し入れを受け取り、怪速Tomomi號(ドライバー嶋田)で出発。
見送りに来てくれた皆様、本当にありがとうございました。
車内では福原の激ウマカレーや無限にあるサイダーとビールなんぞを消費したりして沈する。
6/6 よくある強化の初日
とりあえず起きてパッキング。2年目はそりゃいろいろなものを詰め、たちまち巨大なザックを作り上げている。
1年目もなかなか。sLに至っては今年もギターを持っている。
嶋田君とデッパ写真撮ってデッパ。ここまでどうもありがとうございました。
最初のほうは記録通りササに覆われた道をいく。
ところどころにデポ旗や看板がある。沢形や斜度の変わり目を確認したりしてco1100へ。
黄色の看板あり、ちょっと夏道から外れたとこによいテンバある。
今日の登りの本番はここからだ。途中、倒木か何本か出てきてダルイ。
巻くときに1年目空身にしたりする。2年目は荷物にやられて苦しんでいる。
福原に4Lビッグマンを差し入れられた名田は「福原さん死ねばいい」とかいっている。
しかし、どんなに疲れていても「握撃」というと「パーンッ!!」という。
上の方で雪渓が出てくる。トラバるところは1年目空身でストック持たせていく。上部は記録通り少しガレている。
やっとこさ十石峠に到着。
曇ってはいるが裏大雪らしい山々が広がっていて気持ちいい。ニペも見える。
3kg缶喰ったりして休憩する。あとはポコをさくっと越えてブヨ沢まで。
少し尾根からおろしたところにテンパる。晩飯はカレーだが、3kgのタケノコをぶち込んだためみんな大やられ。やっぱ極いね。明日は天気悪いのでStayと決め込む。
6/7 L初の強化stay
今日はStay。ナポしたりいろいろ消費する。片栗粉をお湯に溶かしたゲル状の食べ物を筆頭になかなかおいしく消費できた。明日は昼から弱い谷が来るらしい。朝一勝負ですね。
6/8 気合の石狩のっこし
気合の1時半起き。朝飯は名田によるビビンバ。今回は野菜が入っていた。
ブヨ沢から次のポコの登りは一瞬雪渓ですぐに夏道入る。
石狩、音更にはガスかかっていたが、登っているとガスが取れる。いくっきゃない。
音更までちょこちょこ雪堤つかうが基本夏道。音更の急登は上のほうガレ。
さくっとPeak。とりあえず1つは落とした。写真とってく。
音更の下りは見えてるので尾根上の1番ガレてるところは右からかわして少し下ってから尾根に乗る。確かに岩場だ。
シュナイダー分岐確認して石狩へ向かう。石狩急登の手前に雪堤がついていた。
夏道上についているのだが、雪堤から夏道に戻るとこがちょっと段差っぽいので1年目は空身にした。
急登自体に雪はついてなくBushつかんだり浮石に注意したりしてPeak。
天気も時間も余裕あるのでのっこし決定。ヤッターー!!。
P缶喰ったり、シャボン玉で遊ぶ。ゆっくり休んで写真撮っていざL楽しみだった石狩稜線へ。
1896の登りは3点チック。
石狩稜線はJP方面の山もかっこよくて迫力があり、気持ちよく稜線歩きができる。うん、いいところだ。
細さ的にはウペの龍の背より少し太いくらい。ガレてるところをTrvたりするところもある。
川上岳の手前には雪堤あったがなんも。川上岳はPeakいってみたが、だだっ広くて冴えないPeak。
でも、ふかふかの高山植物が気持ちいい。川上岳からもうひと登りしてJPに着く。
JPには自販機はなく代わりに?谷マンたちのDepo旗があった。
JPで谷マンの差し入れの缶ジュースや缶ラーメンをジュージャンして飲んだりする。エロガキのJP指定の差し入れの中からはいかがわしい物が出てきた。
ひょんなことから、金澤のあだ名がぬるをになるが、ヌルヲたる由縁は前天に持ち越される。
JPの下りのガレは行きやすいとこいったら右にずれてしまった。
L-sLで左のほうの正しい尾根と派生尾根を確認して修正していく。
このあたりから雨が降ってくる。ハマグリはちゃんと白い枝があった。そこから少しハイマツ漕いでガレ場。
ここのガレは非常にもろく乗ろうものならボロボロ崩れる。
高山植物つないで下まで行ってまたハイマツに突っ込む。踏み跡行くが、なかなか極いbush。まあ、これでこそ裏でしょう。
雨の追い討ちもあって1488北コルにつくころにはみんなヒラヒラ。13時間行動でした。お疲れ様。水は東に下りたとこ。
下り始めはかなり急だがグリセードが超楽しい。雨にぬれたテントの不快指数はかなりのものだ。
しかし、ペミが疲れた体に染み渡る。明日はちょっとゆっくり出ることにして沈。ヌルヲはエロガキの差し入れを読破したらしい。
6/9 これぞ裏!bushの嵐
朝、外に出ると蒼い空に輝く太陽。これを待ってました。表や十勝、おっぱい山も見える。
テンバから次のポコの登りは途中まで雪渓。そこそこ急なのでピッケル出す。
Bushに入るところは急でつかむ物少ないので1年目空身。
そこからは裏の醍醐味bush漕ぎがひたすら続く。一応踏み跡のようなものがある。この辺は巨大なネギが繁茂している採ってが、先を急ぐので泣く泣く無視していく。
しかし、Bushに阻まれ遅々として進まない。心なしか名田の「パーンッ!!」も弱弱しくなってくる。
温泉岳への登りの途中に雪堤あるが、一部細くなっていて使えないとこがあるのでそこはおとなしくbush中いくことにする。
細いところ過ぎてbushから雪堤に出るとことまたbushに突っ込むとこは急なので1年目は空身にした。
ここからも必死にbush漕いでやっとの思いで温泉岳の高山植物帯に出た。晴れてて気持ちい。もちろんのっこし決定。
しばし、物乾かしたりして休憩。表・十勝・ニペ・石狩方面すべて見えて最高。
しかし、ヌルヲはまた差し入れを読んでいる。3回は読まないと気がすまないらしい。
気持ちいいPeakをあとにヌプンを目指す。
沢中に降りるところはクラックはなかった。グリセードして下っていく。
3つ目の枝沢のちょっと先くらいで沢が開いている。水量も問題ないのジャブジャブいく。
源頭付近は沢沿いササ漕いで行って、源頭確認して前天下を目指す。
ひたすらササbush。1353ポコを超えたとこで時間切れ。
ここは前天やニペが見えるよいテンバだ。結局今日も12時間くらい動いた本当にお疲れ様です。
明日は午後から影響でるらしい、疲れているが朝一でがんばるしかないか・・・
6/10 強敵前天急登!!
疲れている体に鞭うって朝一Depa。最初は軽いササbush。わずかながら雪堤使ったりしていく。
前天下はいいテンバだ。上のほうに行くとカンバbushがだるい。ひたすら登って急登下へ。「
なんじゃこりゃ!?」ってくらい雪が少ない。とりあえず、いろいろ偵察してみる。尾根上は極道ハイマツ。
一応踏み跡あるが、はいるところが10mくらい岩が出てて行くにはMは空身は必要だろう。
ノンさんが行ったTrvるカンバ帯はもはや林となっている。
直登する微尾根も土が露出している。Bushいくとまじでヤバそうなので、ノンさんと同じルート取りで行く。
尾根上ハイマツ際20mBSして、カンバ中をtrvり上がって微尾根横まで行き、尾根に沿ってbushつかみつつ直上する。
上部の8mくらいが急なので1・2年目は空身にする。
その上も偵察するが、ハイマツ回りこむところは急で高度感あるので無理。Bushに突っ込むことに。
Bush突っ込むところまでも急なので1年目は空身。突っ込むところは1・2年目空身にした。
そこからは、またしても極いハイマツだが、少し行ったら左の雪渓に出れたので、bushに沿っていく。
そのまま北東沢に入れるかと思ったが、馬鹿でかいクレバスが開いていたので、おとなしくbushの中いく。
そしてようやく上部の岩場に出るて、久方ぶりの夏道に辿り着いた。
とりあえず前天急登突破できて一安心。おなか一杯です。
ニペを拝むために前天へ空身Atする。直前でニペジャン。大人げもなくL勝ってしまう。
そして、待望の輝くニペ!!っと思ったらガスっている。はいはいワロスワロス。
う〜ん残念。1年目にここからのニペを見せてやりたかった。まあ、
Lは一応去年と繋がり、裏全山達成したのよしとする。
記念写真やらヌルヲがローション浴びて真にヌルヲになったりと楽しい時間をすごす。
明日は雨だそうなのでサクッとくだれる菅沢下山ということで一路小天コルへ。
途中で天気図とったりしてびゃっと下る。タンネばっちりでよいテンバ。
まだまだ1・2年目はビールを持っているのでどんどん飲む。
ここまで持ってききてくれてありがとう。体にしみる。明日は下山なので夜まで宴会して沈。
6/11 怒涛の下山
分かっていたことだが朝から雨。ザーザー降りしきる中デッパ。
雪渓使いつつビャッと小天の岩。1・2年目空身でへつる。なかなかムズいと思った。
あとはちょっと雪堤使ったりして下っていく。下のほうは急でドロドロしているところもあった。そして杉沢出合。
丸太の渡渉は1年目空身で4つんばいで通過。
ここで謎にL、頭部負傷して流血したりしながらも、無事下山。いや〜本当にお疲れ様です。
みんなとがっつり握手。本当にここまでついて来てくれてありがとうございました。
下山写真とって、ミソパンタクシーに乗って帰路へ着く。
幌加温泉は休みだったので、糠平温泉よって疲れと汚れを落とす。
その後、胃袋を強化すべくマリンへ。
普通盛りを少なめにしようとした名田はおばちゃんの「初めてならうちの普通盛り見ときましょうね」という突き上げにあっていた。
ヌルヲが天丼を気合で完食していた。さすが期待のルーキー。八十島は敗退、残念。
こうして最後の最後まで強化された我がPartyの強化合宿は幕を閉じたのでした。
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