佐渡 カタクリ大群生の石花登山道
- GPS
- --:--
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 627m
- 下り
- 627m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
「石花登山口」に簡易水洗トイレが設置されてます。協力金100円。 |
写真
感想
今年のGW10連休はどこに行こうか?と悩んだ末、お天気によって観光するなど時間調整できそうな佐渡に自家用車で行くことに決定。お花見気分で行けるかと思いきや、GW2日目は天気がよさそうだけど、初日は平成のなごり雪というか、予約してる午後のフェリーの就航さえ危ぶまれるほど大荒れの天気。出航しなければどうなるだろうと先き行きが危ぶまれる中、何とか出航することができてホッとしました。
この天候を考えると、金北山は今は絶対に吹雪いてるはず。全体的に計画を見直さねばならないだろうと、フェリーの待ち時間に佐渡トレッキング協議会にTELして、お花の状況等を問い合わせてみました。そもそも数年前まではこの時期に縦走なんてする人がいなかったらしい。今年は4月の降雪でいつもより残雪が多い状況らしく、お花は遅めとのこと。もちろん縦走路はほとんど雪の上でお花はないとのこと。おすすめコースを尋ねたら、明日(28日)に石花登山口からマトネまでパトロールに行くので、もしよければそのコースにどうぞとのこと。カタクリの群生が見事らしい。ということで、下山後の宿が相川なので、石花登山口が比較的近く、そのコースに行くことに決定。
翌28日、加茂湖畔の宿から見えた大佐渡山地の稜線は真っ白。朝食を早めにしてもらって石花登山口へ向かいました。ナビでは出てこないので、石花川の河口付近を目的地に設定。トレッキングマップでは相川方面から行って、石花川を渡ったあたりに林道の入り口がありそう。気をつけてみてると、ちゃんと案内表示があり、途中の林道分岐にも表示があって、迷うことなく登山口へ到着。昨日TELを受けていただいたトレッキング協議会の方がちょうど出発しようとしていたところ。ご挨拶をして、後かた行くことを告げて準備開始。駐車スペースも十分で、簡易トイレもあり、快適な登山口です。
さて、歩き始めて20歩も歩かないうちに、ニリンソウの群落。まだつぼみとはいえ写真を撮ってしまいます。でも、いつまでたっても進まないので、下山時に開いていることを期待して先へ進みます。平城畑に到着すると先行していた佐渡トレッキング協会の市橋さんと佐渡市観光課のHさんがいらっしゃったので、その後は下山までご一緒させていただきました。そのおかげで、お花の名前をはじめいろんなことを教えていただきました。本当にありがとうございました。葉っぱだけを見ても斑入りでないとカタクリとは気づかない。また、一人だったら見逃していたキバナノアマナやシュンランも認識できました。石花登山道を堪能できて、ただただ感謝です。前日にTELしてよかった♪
雪の中に咲くカタクリもなかなかなく、珍しいショットを撮ることができました。また、このコースの上部は斜面がカタクリ。あまり情報がなかったのですが、このコースに来て大正解。林のずっと奥の方までカタクリが林床を埋め尽くしていました。こんな群落は初めてです。後日ドンデン山荘で一緒になった方々には、マトネに行くのなら、その先石花登山道をちょっと下っていくと、カタクリがいっぱいあると大宣伝しました。私が行った時と違って雪がなくなっていたため、素晴らしかったと皆さんおっしゃってました。
佐渡初日、思わぬ形でガイド登山状態になり、いろんな情報を得ることができ、大変有意義な登山をすることができました。佐渡トレッキング協議会の市橋さん、佐渡市観光課のHさん、本当にお世話になりました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。
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