記録ID: 1813091
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜
日程 | 2019年04月27日(土) ~ 2019年04月28日(日) |
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メンバー | , その他メンバー1人 |
天候 | 4/27: 曇りのち雪 稜線上は体が飛ばされるくらいのブリザードブリザードが 4/28 晴れ ハロと環水平アークを観察 |
アクセス |
利用交通機関
行き:
電車、
バス、
タクシー
大谷原まで自家用車 大谷原駐車場には4/26夜に入りましたが4/27朝まで他の車はありませんでした。 帰る時は10台前後停まってました。 帰り: 扇沢から大町温泉郷までバス、その後タクシーにて大谷原へ(車の回収)
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地図/標高グラフ


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コースタイム [注]
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/ 危険箇所等 | 4/27は私たちも含め3パーティ入っていましたが、腐った雪に新雪、トレースなし、急斜面ラッセルや踏み抜き多数でとても時間がかかりました。 |
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その他周辺情報 | 大町温泉郷 薬師の湯 21:00までやっています。GWなので少し混んでいました。 |
過去天気図(気象庁) |
2019年04月の天気図 [pdf] |
装備
個人装備 | 長袖シャツ 長袖インナー タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー 毛帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) 地図(地形図) ヘッドランプ ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック カメラ アイゼン 予備電池 シェラフ |
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共同装備 | 調理用食材 ガスカートリッジ コッヘル 食器 調理器具 ライター ロールペーパー ポール テント テントマット |
写真
撮影機材:
感想/記録
by mtrausu
本当は大谷原から鹿島槍ヶ岳にピストンで登山する予定でしたが、1日目の荒天・雪質の悪さでの体力消耗と、左足アイゼンの紛失などがあり、安全のために爺ヶ岳に変更(アイゼンは酷いブリザードの中よろめいて外れたようで、2日目に稜線上で発見)。
1日目は腐った雪に新雪にトレースがつかないくらいな強風。踏み抜くわ、ラッセル三昧だわでようやく稜線に出たら体ごと持っていかれるくらいのブリザード。さらにそこでも腐った雪を踏み抜いて自力で出られなくなり、冬山経験の豊富な同行者に助けてもらいました。この日、北アルプスでは単独登山者が4名低体温症で亡くなったことを後から知りましたが、私も単独行なら危なかったと思いました(もっとも、私のレベルでは1人では絶対に冬に踏み入れないコースですが)。稜線を歩いている時にアイゼンが外れたのですが、それもまったく気づかないくらい必死でした。テントの予定でしたが、ブリザードでテントどころではなく、冷池山荘に宿泊。他の赤岩尾根からのパーティのみんなテントをやめ、山小屋泊に切り替えていました。ちなみに稜線歩きの長い爺ヶ岳方面からの登山者は皆無でした。ブリザードで全てのパーティが撤退または途中でピバークしたようです。
2日目は出発前に朝アイゼンを捜索したため遅くなりました(当初は山小屋近くでなくしたと思っていたため)。天気が安定しており、アイゼンをなくしたこともあり、安全第一で鹿島槍ヶ岳はパスし、登山者の多い爺ヶ岳から下山しました(途中稜線でアイゼンを発見したのですが、鹿島槍ヶ岳に行くには時すでに遅し、赤岩尾根もまだ人が少なかったことと山頂を1つは踏みたいということで予定変更はしませんでした)。途中爺ヶ岳からは太陽の周りに環ができるハロと、水平にできる虹のような環水平アークを見ることができ、これはこれでいい経験でした。
今回は山の怖さを思い知らされた山行でした。
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