ダイトレ(平石峠〜岩橋山〜大和葛城山〜水越峠)
- GPS
- 06:27
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 1,096m
- 下り
- 1,098m
コースタイム
【ダイトレを歩く人のためのサイトを立ち上げました!】
●ダイトレ Solo Walking Guide http://kupi-fw.com/wp/daitore/
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08:50 富田林駅(平石行バス発)
09:12 平石バス停着
09:21 平石峠登山口
09:51 平石峠
10:44 岩橋山
11:00 岩橋峠
11:44 持尾辻
13:12 大和葛城山(昼食)
13:40 大和葛城山頂上
14:46 水越峠
14:55 水越峠バス停(富田林駅行バス発)
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰:水越峠(金剛バス)〜富田林駅(金剛バス) |
コース状況/ 危険箇所等 |
当日は大阪府チャレンジ登山の開催日でもあり、分岐点にはすべて道標とロープが引かれてあったので、道に迷うことはありませんでした。但し、長いダイトレルートの中には、エスケープルートも含めて、わき道がいくつかあります。ただ、ダイトレルートは道が踏み固められてあるので、広くて真っ直ぐな道を素直に歩いていけば問題ないと思います。自分が一番迷ったのは大和葛城山の頂上です。頂上には、道標が無いので水越峠に行く道がわからなくなり、途中で人に聞きました。 |
写真
感想
【プロローグ】
すこしづつではあるが、ダイトレを制覇しようと思っている。前回は二上山から岩橋山まで踏破したのだが、家に帰って撮影した写真を見てみると、なんと、平石峠のダイトレプレートを撮影していない事が判明。せっかく、一眼レフを背負って、山登りをする以上、すべてのダイトレプレートは記録しておきたい。平石峠に繋がる最短ルートを調べてみると、平石集落からの登り口が一番近そうである。休日は、2本だけだが、富田林駅からバスも出ている。ということで、4月8日、富田林駅、8:50発の平石行き金剛バスに飛び乗った。乗客は俺を入れてたった3人。段々と鄙びていく車窓の景色を眺めながら、20分程で、バスは終着である平石に着いた。
【平石登山口〜平石峠】
バス停からアスファルトのなだらかな登り道を犬に吠えられながら歩いていくと、平石登山口に着く。左は高貴寺、右が平石峠へ至る登山道(府道704号線)である。登山口からは小さな川に沿って舗装された道を歩く。少し行くと、左手に川を跨ぐ橋があるので、橋を渡っていく。そのまま直進していく道も、わりと広い道で、間違えて進んでしまう可能性がある。柿の木谷に向う分岐を過ぎ(ここを登ると、岩橋山へは、最短で行けそうだ)、府道704号線の標識を超えると、なにやら、ザワザワと声がする。うら若き女性の笑い声なども混じるその声は、平石峠に着いて、理解した。「大阪府チャンレンジ登山」と書かれた看板がぶら下がっていたのだ。何人もの人が俺の目の前を抜けていく。つい2ヶ月前、暗く寒い冬空の下、俺はここでただ一人、心細くなりながら、岩橋山への登りに向ったのだ。それを思うと、まるで別世界である。
【平石峠〜岩橋山】
軽装のトレイルランナーたちに抜かされながら岩橋山へ向う。さすがに、一度通った道は、ゴール地点が分かっている分、ラクである。今回、分かったのは、大勢の人たちといっしょに登ると、自分のペースも知らないうちに上がっている、ということだ。11時頃、岩橋峠へ到着。頂上は案の定、多くのハイカー、ランナーで溢れていました。
【岩橋山〜岩橋峠〜大和葛城山】
岩橋山から岩橋峠に向って少しだけ下ったところに、名石と書かれた脇き道が右手に現れる。岩橋の名前の由来になった、名石巡りのルートである。時間がある時に、この辺りもゆっくり歩いてみたいものだ。岩橋峠への下りは、急で滑り易いぬかるんだ道だ。但し、左手にロープがしっかりと張ってあり、これを掴まりながら降りれば危険はない。(但し、俺の前を下っていた女性は、2度も激しい尻もちをついていましたが・・・)。2ヶ月前はロープを支えている杭が腐って外れている箇所がいくつもあったが、今回は新しく修繕されていました。岩橋峠からは、いよいよ、未知のルートである。いきなりの急激な登りに激しく息を切らせ、汗だくになりながら、一歩、一歩、登っていく。鉄塔を越え、持尾辻で少し休憩、ダイトレプレートを撮影し、ザックに入れていた人形たちの晴れ姿をパチリ。その後も、急な階段を何度か登り、ヒイヒイ言っているうちに葛城山の電波塔が見え、ホッと一息。参加していた訳ではないが、大阪府チャレンジ登山大会初級ゴールの下を誇らしげに通って、白樺山荘の横で昼飯を食う。うまい。その後、葛城山頂上に向う。頂上への登り口、公衆電話の下辺りに、葛城山のダイトレプレート発見。一枚撮影。頂上では金剛山が一望できる。気持ちの良い空、風はあるが暖かい日差し、乾いた草むら、青い山、笑顔の子供、仲のよいカップル・・・。俺の家のマンションの部屋で、パソコンに向いながら、すぐ左に目を遣ると、俺が今立っているこの葛城山が、兄のように聳えているのだ。
葛城山から水越峠までの下りはかなりの急勾配で、思ったより時間がかかり、14:55発富田林行きバスに乗らなければならないのであせりました。水越峠にダイトレプレートがあることは分かっていたのだが、探す時間もなく、バス停の場所も良く分かっていなかったので、ゲートを抜けて金剛山へ向ってしまい、途中で下山中の夫婦の方に道を尋ねると、ここではなく、左に曲がってそのまま道なりに進むとの事。あわてて礼を言って、その方向に走っていくと、その後、奥さんの方が俺を追いかけてくれて、さらに丁寧に道を教えてくださった。ぎりぎりですが、無事、バスに乗れました。ありがとうございました。
【エピローグ】
帰りのバスは座席がなく、つり革というかつり棒を握って揺れに耐えていたのだが、フト気が抜けた瞬間、いきなりの発進でバランスを崩し、俺は、ほとんど大の字の格好で床に倒れこんだ。バスの中の皆さん、あの時、派手に倒れていたのは私です。とても恥ずかしかったです。お騒がせしてすみませんでした。
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