GW遠征 西穂高岳 岩と雪の頂へ

2019年04月28日(日) 〜 2019年04月29日(月)

• GPS: 07:52
• 距離: 10.1km
• 登り: 1,035m
• 下り: 1,028m

コースタイム

1日目

• 山行: 1:23
• 休憩: 0:11
• 合計: 1:34

8:55 西穂高口(千石平)
9:39 9:50 旧ボッカ道分岐
10:29 西穂山荘

2日目

• 山行: 4:10
• 休憩: 1:53
• 合計: 6:03

5:03 西穂山荘
5:17 5:19 西穂丸山
5:51 5:57 西穂独標
6:20 6:25 ピラミッドピーク
6:33 6:42 チャンピオンピーク４峰
7:12 7:29 西穂高岳
7:59 8:07 チャンピオンピーク４峰
8:17 8:18 ピラミッドピーク
8:40 8:42 西穂独標
9:00 9:01 西穂丸山
9:08 10:10 西穂山荘
10:43 10:43 旧ボッカ道分岐
11:06 西穂高口(千石平)

天候

28日晴れ
29日晴れ後曇り

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

鍋平高原登山者駐車場
1日300円でした。

コース状況／危険箇所等

RW西穂高口駅〜西穂山荘
トレースは明瞭ですが、気温が上がってきてトレースを外れると踏み抜きます。急登もあるのでアイゼンやチェーンスパイクなどあった方がいいと思います。

西穂山荘〜西穂高岳
丸山までは危険箇所はないですが、アイゼンは必要です。
独標直下はミックスで少し急なので注意。
独標から先はアイゼンの引っかけやルートミスが即命取りになるので慎重に。
山頂直下の急斜面は、飛騨側と長野側両方にトレースがありました。登りは飛騨側、下りは長野側を利用しましたが、どちらも滑落注意です。

山頂アタックへは朝5時にテン場を出ましたが、雪も締まってコンディションはいいし、人もまだいないので快適でした。朝9時頃になると雪も緩んできますし、独標周辺は混雑してきてました。

その他周辺情報

野の花山荘　

写真

4/28 5:40

朝の駐車場から、笠ヶ岳が綺麗です

4/28 7:55

今回私はフル装備！一泊なのに重い…

4/28 8:06

しらかば平駅からロープウェイに乗ります

4/28 10:25

後ろを振り返ると白山

4/28 10:33

荷揚げのためにヘリが来るのでテントの設営は待ってくれとの事。

4/28 10:40

小屋の中で寛ぎます

4/28 10:50

味噌と醤油らーめん！ライスとおつまみチャーシューも！

4/28 10:53

ビールが美味い！

4/28 11:15

まだ見えてます！

4/28 11:39

環水平アークというらしい！これも初めて見ました！

4/28 12:12

まだテント張れません。眠い…

4/28 14:02

ようやく設営許可が出ました！結局3時間くらい待った。

4/28 15:31

一番奥のトンガリが西穂高岳山頂

4/28 15:46

目の前に笠ヶ岳

4/28 15:47

右のピークが独標。真ん中がピラミッド

4/28 15:52

右下には上高地が見えました

4/28 16:21

テントに戻って夜ご飯。今回も鳥塩鍋です。これが美味い！

4/28 16:31

締めはうどん

4/28 18:07

日没。

4/29 5:17

カメラマンの方々が朝日を狙っています

4/29 5:31

夏道を外れて雪の斜面を登ります

4/29 5:51

前穂から朝日が昇ってきました！

4/29 5:59

独標直下。1人降りてきてます。アイゼンを引っ掛けないように慎重に登ります。

4/29 6:03

鎖

4/29 6:04

雪は締まって歩きやすい

4/29 6:06

独標到着！

4/29 6:06

目指す峰々。ワクワクが止まらない。

4/29 6:06

前穂吊り尾根

4/29 6:06

真ん中が西穂高岳山頂です！

4/29 6:07

独標は11峰

4/29 6:09

独標からの下り。こうゆう所が一番気を使う。

4/29 6:09

そして登り返す。前日のトレースがありがたい。

4/29 6:14

慎重に

4/29 6:14

目指すピラミッドピーク

4/29 6:14

ワンミスであの世です。

4/29 6:19

巻きピークもあります。

4/29 6:23

アイゼンとピッケルフル稼働でピラミッドピークへ

4/29 6:29

ピラミッドピーク到着！

4/29 6:29

ここからいよいよ核心へ。気持ちをさらに引き締める。

4/29 6:29

山頂が近ずいてきたぞ！

4/29 6:32

ひー！トレースがなかったら引き返してたかも…

4/29 6:32

これぞ北アルプス

4/29 6:35

7峰！

4/29 6:38

6峰突破！

4/29 6:45

振り返って歩いてきた峰々

4/29 6:49

4峰まで来た！もう少し！

4/29 6:50

キックステップで這い上がる

4/29 6:51

3峰！

4/29 6:58

日陰はまだガリガリ。アイゼンを食い込ませながら登る。

4/29 7:05

いよいよ山頂直下まで来た。真ん中の岩場を登る人達もいるみたいだが、私は左側の飛騨側を直登！岩場の右側は長野側のトレース。

4/29 7:07

最後の急斜面！

4/29 7:11

とらえたー！

4/29 7:13

やったー！1人大声で叫んでしまった！

4/29 7:13

槍だー！

4/29 7:13

奥穂への縦走路。トレースがあるのが逆にリアルで怖い…

4/29 7:13

前穂

4/29 7:13

槍の奥に裏銀座

4/29 7:14

登って来た道。お一人登って来られる

4/29 7:21

こちらは新穂高側からのバリエーションか。すごい所を歩いてる三人パーティが見える。

4/29 7:28

西穂沢から登って来られたソロ男性に撮っていただいた。

4/29 7:32

鹿児島から来られたらしい。すごい貫禄があるお方だった。楽しい時間をありがとうございました！

4/29 7:40

しばし絶景を堪能します。

4/29 7:47

帰りは登り以上に慎重に！

4/29 7:47

山頂直下は長野側を降りました。

4/29 7:51

鹿児島の男性、デブリだらけの西穂沢へクライムダウンで降りて行かれた。お気をつけて！

4/29 8:06

ようやく同じルートからの後続の方々が登って来られた。

4/29 8:10

気を使う下り。

4/29 8:21

ピラミッドピークまで戻ってきました。

4/29 8:34

独標は賑わっています。

4/29 8:40

独標。

4/29 8:44

独標へ登る方々。少し渋滞。

4/29 9:06

ここまでくればもう安全です。

4/29 9:54

小屋に戻ってカレーを食べる。

4/29 10:05

この時期に登頂したのが嬉しくて、こんな物まで購入してしまった！この下に名前と日付けが入ります。

4/29 11:17

お疲れ様でした！最高の思い出になりました！

撮影機器：

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 雨具 ゲイター ネックウォーマー バラクラバ 毛帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 水筒（保温性） ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 補助ロープ スリング カラビナ

感想

mooree

今年のGWは色々プランはあったんだけど、天気とかの影響もあって、とりあえず西穂に行く事にしました。
6年前の夏にピラミッドピークまでで撤退したことがあり山頂は踏めずにいましたが、この残雪の時期の山頂は難易度がさらに高いので、とにかく無理をせず独標を目標に進みました。

登る前は不安が大きかったですが、独標あたりからは不安もなくなり、一歩一歩確実に進めてる事が楽しくなってきて、アドレナリン全開で気づけば山頂まで無事に辿り着く事が出来ました。
山頂では西穂沢から登ってきた鹿児島の男性としばし話をさせてもらって、短い時間でしたがとても濃密ないい時間を過ごせました。ありがとうございました！

今回、西穂山荘のテン場で一泊したんですが、気象予報士で山岳気象の本も出されてる宿のご主人が、夕方頃に明日の天気や気温、雪の状態などを詳しく話をしてくださって、とてもありがたかったです。小屋泊の方々にも話はされたと思いますが、わざわざテン場まで出てこられて大きな声で話をされて、「気を引き締めて安全で楽しい登山にしてください」と。その気持ちがとても嬉しかったし、より一層気持ちが引き締まりました。ありがとうございました。

今回は直前まで天気予報とにらめっこしてたおかげか、二日間共好天に恵まれて最高に素晴らしい山旅となり忘れられない思い出がまた一つ増えました。

コメント

chicken_man

緊張感
かなりリアルに緊張感を感じる写真の数々
西穂をとらえたときの喜びが伝わるレコ、楽しく拝見させていただきました
天気も良かったようですね。いい写真ありがとうございました。

mooree

Re: 緊張感
chicken_manさんコメントありがとうございます！
自分で読み返してみてもその時の緊張と高揚が蘇ってきます(笑)
安いカメラで下手くそな撮り方なので、見て頂いてる方々にイマイチ伝わらないかと思ってますが、そう言って頂けると嬉しいです😄ありがとうございます！

Hiroshiiiii

ドキドキ
mooreeさん西穂おつかれ様でしたー‼
てっきり鳳凰あたりにいるのかなぁ、って思ってたら西穂か〜
臨場感のある写真とレコで読んでてドキドキしちゃいましたよ😁
リベンジおめでとうございます㊗

mooree

Re: ドキドキ
鳳凰も予定はしてたんだけど、天気とか色々考慮して最初に西穂にしちゃいました。
アドレナリン全開のあの高揚感は北アルプスの岩場ならではで、毎回訪れるたびに、「これ！これ！」って感じで興奮させてくれます。
無事に帰ってこれてよかった❗

manimani

西穂
残雪期の西穂高めちゃくちゃ怖そうじゃないですか！
高度感抜群の稜線に岩と氷のミックス、かなり難易度は高めの様ですね。
でも自分も行きたくなってしまいました(笑)
遠征お疲れ様でした！

mooree

Re: 西穂
確かに難易度は高いかもしれません。でも写真で見ると怖そうに見えるけど、実際あの場所に立つと怖さはあまり感じないから不思議です。アドレナリンのせいかな。
manimaniさんも是非チャレンジしてみて下さい！厳冬期に❗😄