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Yamareco

記録ID: 1817301
全員に公開
ハイキング
東海

【徳山門入】三等・船ヶ丸【ホハレ峠より周回】

2019年04月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
ヤドカリ その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
10:19
距離
14.2km
登り
852m
下り
849m
歩くペース
ゆっくり
1.51.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:33
休憩
3:47
合計
10:20
6:29
0
ホハレ峠
6:29
8:16
128
門入
10:24
12:24
151
三等・船ヶ丸
14:55
14:55
114
廃林道出合
16:49
ホハレ峠P
ヤブ山ですのでCTは目安程度にお願いします。
天候 花曇りのち高曇り
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
坂内の道の駅に集合(登山者の車は指定エリアがあり、堂々と置きっぱなしにできる)ののち、1台で向かいました。
国道303号を西へ走り、坂内川上よりイビデンの発電所を左に見てホハレ峠への林道へ入る。地形図には途中、林道の分岐がありますが、実際には迷うことのない一本道です。
事前調査では、舗装が切れた後は大変なダートということでしたが、昨年に峠より奥の林道で一部工事のため整備されたらしく、乗用車で問題なく走れるほど良好な状態でした。落石は転がっているので、さすがにペッタンコなスポーツカーでは無理があるでしょうけど^^;
今なら楽にホハレ峠へ上がれるチャンスです。駐車スペースは3〜4台程と限られているので、1台に乗り合わせていくのがいいかと思います。
コース状況/
危険箇所等
ホハレ峠から門入までの山道は沢沿いのため、何度か渡渉があります。私は大丈夫でしたが、同行の山だよ姉さんは靴下を濡らしたそうです。
山道が崩れたところや丸太橋にはお助けロープがあり、特に危険なところはなかったと思います。
これからサンカヨウなどいろんな花たちがドンドン咲き出してきそうな感じでした。
門入から三等・船ヶ丸までは登山道ではありませんが、道レベルの踏み跡があり快適です。
船ヶ丸南西の台地状の尾根はほぼ全面ヤブで、2つの1040mコブ前後は奥美濃でもなかなかお目にかかれないくらいの激ヤブです。密集した極太の笹・放射状の灌木・それらに絡み付いて道をふさぐ蔓の手強いバリケードです。
廃林道に出た後もヤブが続きペースが上げられないので、普通の林道歩きのつもりで時間を見ているとえらい目にあいます。ただこの廃林道も花は多く、疲弊した心を慰めてくれました。
その他周辺情報 道の駅 夜叉ケ池の里さかうち
http://www.cbr.mlit.go.jp/michinoeki/gifu/gifu41.html
「道の駅 星のふる里ふじはし」
http://www.ibikogen.com/michinoeki.html
道の駅敷地内に「いび川温泉・藤橋の湯」
http://ibigawafujihashisp.wixsite.com/987654321
ホハレ峠すぐ手前の駐車スペース。奥は先着の車で、すでに無人。事前情報ではかなりのダートということで、納車ひと月足らずの私の車では気の毒だと山だよ姉さんが乗せてきてくれました(笑)。
2019年04月28日 06:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 6:16
ホハレ峠すぐ手前の駐車スペース。奥は先着の車で、すでに無人。事前情報ではかなりのダートということで、納車ひと月足らずの私の車では気の毒だと山だよ姉さんが乗せてきてくれました(笑)。
ところがこの写真の林道の工事をやるため昨年整備されたらしく、乗用車で全く問題なく走れる良好な路面状況でした。ただし落石は転がっていますが。
2019年04月28日 06:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 6:25
ところがこの写真の林道の工事をやるため昨年整備されたらしく、乗用車で全く問題なく走れる良好な路面状況でした。ただし落石は転がっていますが。
これまた事前情報ではここにお地蔵様がいるはずなのに…いない?お供えはされているのに?
2019年04月28日 06:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 6:25
これまた事前情報ではここにお地蔵様がいるはずなのに…いない?お供えはされているのに?
門入への道はそのお地蔵様(跡)のすぐ向かいから付けられています。さて今日の目的地である三等・船ヶ丸は、先週masaさんがブログに上げられたレポを見ての山だよ姉さんからのリクエストです。
2019年04月28日 06:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 6:26
門入への道はそのお地蔵様(跡)のすぐ向かいから付けられています。さて今日の目的地である三等・船ヶ丸は、先週masaさんがブログに上げられたレポを見ての山だよ姉さんからのリクエストです。
なんとそのmasaさんが準備中の我々の前に登場!今日も門入から別の三角点探査だとのこと。masaさんが昨年秋に挑むも激ヤブに敗退した船ヶ丸南西尾根のヤブ具合などお聞きしながら、門入までを勝手に同行することに(笑)
2019年04月28日 06:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 6:28
なんとそのmasaさんが準備中の我々の前に登場!今日も門入から別の三角点探査だとのこと。masaさんが昨年秋に挑むも激ヤブに敗退した船ヶ丸南西尾根のヤブ具合などお聞きしながら、門入までを勝手に同行することに(笑)
道は思いのほかしっかりしていて、このイカリソウをはじめいろいろな花も咲いていました。キクザキイチゲやニリンソウ、ミヤマカタバミなどはまだ谷間に日が差さないので目覚めていませんでした。
2019年04月28日 06:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 6:33
道は思いのほかしっかりしていて、このイカリソウをはじめいろいろな花も咲いていました。キクザキイチゲやニリンソウ、ミヤマカタバミなどはまだ谷間に日が差さないので目覚めていませんでした。
サンカヨウもこれからどんどん咲き出してくる様子。お花見だけを目的にここを訪れるのもいいでしょうね。
2019年04月28日 06:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 6:35
サンカヨウもこれからどんどん咲き出してくる様子。お花見だけを目的にここを訪れるのもいいでしょうね。
陽が差して来れば素晴らしい景色になるのでしょう。眠っている花たちも目を覚ましてにぎやかになるのでしょう。残念ながら今日はそれを見ることはありませんでしたが。
2019年04月28日 06:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 6:36
陽が差して来れば素晴らしい景色になるのでしょう。眠っている花たちも目を覚ましてにぎやかになるのでしょう。残念ながら今日はそれを見ることはありませんでしたが。
何度か渡渉があります。怖いものなんてないような山だよ姉さん(打ち込むのが面倒になってきたので以降、レイさんと表記します)も渡渉は苦手。女性の中でも小柄なレイさんの泣き所。
2019年04月28日 06:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 6:40
何度か渡渉があります。怖いものなんてないような山だよ姉さん(打ち込むのが面倒になってきたので以降、レイさんと表記します)も渡渉は苦手。女性の中でも小柄なレイさんの泣き所。
こんなところにはお助けロープがあります。
2019年04月28日 06:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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こんなところにはお助けロープがあります。
滑りやすい橋もお助けロープで安心。
2019年04月28日 06:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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滑りやすい橋もお助けロープで安心。
稜線に日が当たってきました。やはり昨年に比べて新緑は遅れているようです。いち早く緑色になっているのがブナ。この時期はどこに大きなブナ林があるのかわかりやすいですね。
2019年04月28日 07:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 7:00
稜線に日が当たってきました。やはり昨年に比べて新緑は遅れているようです。いち早く緑色になっているのがブナ。この時期はどこに大きなブナ林があるのかわかりやすいですね。
ここが一番大きな渡渉箇所。レイさん思案中(笑)。対岸でひそかにドボンを期待する?masaさん。シャッターに指がかかってる?(笑)。
2019年04月28日 07:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 7:11
ここが一番大きな渡渉箇所。レイさん思案中(笑)。対岸でひそかにドボンを期待する?masaさん。シャッターに指がかかってる?(笑)。
我々だけだったら道を確認しながらの進行となり、もう少し時間がかかっているでしょうが、masaさんに着いていくだけなので楽々です。
2019年04月28日 07:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 7:16
我々だけだったら道を確認しながらの進行となり、もう少し時間がかかっているでしょうが、masaさんに着いていくだけなので楽々です。
黒谷の大きな堰堤前の河原を歩きます。
2019年04月28日 07:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 7:18
黒谷の大きな堰堤前の河原を歩きます。
ここから写真中央の廃林道へ上がります。
2019年04月28日 07:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 7:21
ここから写真中央の廃林道へ上がります。
グッと歩きやすくなりました。一部崩れている個所もありますが問題なし。
2019年04月28日 07:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 7:32
グッと歩きやすくなりました。一部崩れている個所もありますが問題なし。
植林が現れ、人里が近いことを教えてくれます。
2019年04月28日 07:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 7:52
植林が現れ、人里が近いことを教えてくれます。
およそ1時間半で門入に到着しました。masaさんに引っ張ってもらったおかげでレイさんが道草少なく歩いてくれて助かりました。masaさん案内ありがとうございました。
2019年04月28日 07:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 7:57
およそ1時間半で門入に到着しました。masaさんに引っ張ってもらったおかげでレイさんが道草少なく歩いてくれて助かりました。masaさん案内ありがとうございました。
ここで対岸にある三等・荒草を目指すmasaさんを見送ります。この西谷はしっかりしたコンクリートの橋で渡れます。我々は渡りませんが、レイさんがお腹の痛みを訴え小休止。
2019年04月28日 08:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 8:01
ここで対岸にある三等・荒草を目指すmasaさんを見送ります。この西谷はしっかりしたコンクリートの橋で渡れます。我々は渡りませんが、レイさんがお腹の痛みを訴え小休止。
しばらくすると対岸の家から薪をたく煙?が昇り、2匹の犬が出てきました。結構大きな犬です。こちらに気づいて吼えたて始め、だんだん近づいてきます^^; やむなく逃げるように出発しました。写真右手の植林を目指します。
2019年04月28日 08:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 8:04
しばらくすると対岸の家から薪をたく煙?が昇り、2匹の犬が出てきました。結構大きな犬です。こちらに気づいて吼えたて始め、だんだん近づいてきます^^; やむなく逃げるように出発しました。写真右手の植林を目指します。
植林の中にジグを切って道が付いており、自然に尾根芯へと導かれます。
2019年04月28日 08:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 8:22
植林の中にジグを切って道が付いており、自然に尾根芯へと導かれます。
ほんの少しで植林は終わり、芽吹き始めた雑木の尾根に。踏み跡はしっかりしていてヤブ漕ぎもなし。
2019年04月28日 08:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 8:35
ほんの少しで植林は終わり、芽吹き始めた雑木の尾根に。踏み跡はしっかりしていてヤブ漕ぎもなし。
門入と言ったらこの山でしょう、千回沢山。しかし門入からだとあまりに遠く見えます。
2019年04月28日 08:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 8:42
門入と言ったらこの山でしょう、千回沢山。しかし門入からだとあまりに遠く見えます。
定番の獣捕獲檻。
2019年04月28日 08:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 8:48
定番の獣捕獲檻。
新緑がまばゆいです。ただちょっと日差しが弱弱しいかな。
2019年04月28日 08:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 8:56
新緑がまばゆいです。ただちょっと日差しが弱弱しいかな。
この尾根にもイカリソウがあちらこちらに。
2019年04月28日 08:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 8:58
この尾根にもイカリソウがあちらこちらに。
そう言えば蕎麦粒山も近いんですね。裏ソムギといったらいいのかな?いかめつい姿です。
2019年04月28日 09:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:10
そう言えば蕎麦粒山も近いんですね。裏ソムギといったらいいのかな?いかめつい姿です。
やがて能郷白山も姿を見せます。GWにしては黒っぽい気もしますね。
2019年04月28日 09:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:13
やがて能郷白山も姿を見せます。GWにしては黒っぽい気もしますね。
登るほどブナが増えてきて、下部より緑が濃くなる不思議。
2019年04月28日 09:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:16
登るほどブナが増えてきて、下部より緑が濃くなる不思議。
masaさんの情報通り、ほぼ登山道と言える踏み跡が続いていました。
2019年04月28日 09:18撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:18
masaさんの情報通り、ほぼ登山道と言える踏み跡が続いていました。
カエデ類の花。
2019年04月28日 09:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:23
カエデ類の花。
masaさんはあんまり期待しないようにとおっしゃいましたが、なんのいい所じゃないですか。
2019年04月28日 09:26撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:26
masaさんはあんまり期待しないようにとおっしゃいましたが、なんのいい所じゃないですか。
予報に反して雲が多く、日差し待ちの時間が増えてきます。連休中では今日が最高の晴れ予報のハズなのに。
2019年04月28日 09:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:29
予報に反して雲が多く、日差し待ちの時間が増えてきます。連休中では今日が最高の晴れ予報のハズなのに。
もうほとんどブナ純林の様相に。林床もスッキリ。
2019年04月28日 09:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:30
もうほとんどブナ純林の様相に。林床もスッキリ。
見上げる大ブナはすっかり若葉を展開しています。
2019年04月28日 09:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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見上げる大ブナはすっかり若葉を展開しています。
先述のとおり、この門入からの船ヶ丸はmasaさんが先週歩かれてブログに記録を書かれています。安直なルートと表現されてもいます。なるほどこれならヤブコギ知らずの楽ちんルートです。
2019年04月28日 09:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:40
先述のとおり、この門入からの船ヶ丸はmasaさんが先週歩かれてブログに記録を書かれています。安直なルートと表現されてもいます。なるほどこれならヤブコギ知らずの楽ちんルートです。
実はmasaさん、昨年秋にホハレ峠から廃林道〜・1009〜南西尾根でこの船ヶ丸を目指しましたが、無念の敗退をされています。それは昨年末、舟伏山・橋ヶ谷左岸尾根をご一緒した時にお聞きしていました。
2019年04月28日 09:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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実はmasaさん、昨年秋にホハレ峠から廃林道〜・1009〜南西尾根でこの船ヶ丸を目指しましたが、無念の敗退をされています。それは昨年末、舟伏山・橋ヶ谷左岸尾根をご一緒した時にお聞きしていました。
masaさんは昨年秋には、石徹白のヤブ山・野伏ヶ岳だの初河山だの含む数々のヤブ山を歩かれています。が、この船ヶ丸の南西尾根にはそれらのヤブなど屁じゃない、比較にならないほどの激ヤブがあるとおっしゃってました。
2019年04月28日 09:52撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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masaさんは昨年秋には、石徹白のヤブ山・野伏ヶ岳だの初河山だの含む数々のヤブ山を歩かれています。が、この船ヶ丸の南西尾根にはそれらのヤブなど屁じゃない、比較にならないほどの激ヤブがあるとおっしゃってました。
レイさんから船ヶ丸のリクエストがあった時、後出しじゃんけんなら何かプラスアルファが欲しいなと(笑)。心ひそかに、masaさんが撤退した南西尾根での下山を企てたのでした。
2019年04月28日 09:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:53
レイさんから船ヶ丸のリクエストがあった時、後出しじゃんけんなら何かプラスアルファが欲しいなと(笑)。心ひそかに、masaさんが撤退した南西尾根での下山を企てたのでした。
そんな企みを持ってやってきたホハレ峠で、まさかのmasaさんご本人登場にテンションが上がり、ヤブの具合も再確認できた勢いで、「ヤッテきます」宣言をしてしまったのでした(笑)。
2019年04月28日 09:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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そんな企みを持ってやってきたホハレ峠で、まさかのmasaさんご本人登場にテンションが上がり、ヤブの具合も再確認できた勢いで、「ヤッテきます」宣言をしてしまったのでした(笑)。
さて、標高800mを過ぎると千回沢山もぐんとせり上がってきました。中腹のブナの新緑が美しい。
2019年04月28日 09:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 9:59
さて、標高800mを過ぎると千回沢山もぐんとせり上がってきました。中腹のブナの新緑が美しい。
標高850mにかけて、ちょっとした二重山稜地形のブナ林。
2019年04月28日 10:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 10:03
標高850mにかけて、ちょっとした二重山稜地形のブナ林。
もう一方の雄、不動山も姿を現します。こちらの方が少し残雪がありますか。
2019年04月28日 10:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 10:23
もう一方の雄、不動山も姿を現します。こちらの方が少し残雪がありますか。
船ヶ丸直下でブナはちょうど芽吹き出したところ。つまりは本日はナイスタイミングだったんだと(笑)。
2019年04月28日 10:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 10:28
船ヶ丸直下でブナはちょうど芽吹き出したところ。つまりは本日はナイスタイミングだったんだと(笑)。
三等・船ヶ丸。あれれ、角が逆さに刺さってる。ここでお昼の大休止。その間、南西尾根ルート下山の敢行の承諾を得るべく、口八丁でレイさんを説得(^^ゞ
2019年04月28日 10:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 10:47
三等・船ヶ丸。あれれ、角が逆さに刺さってる。ここでお昼の大休止。その間、南西尾根ルート下山の敢行の承諾を得るべく、口八丁でレイさんを説得(^^ゞ
思惑通りレイさんもその気になってくれまして、船ヶ丸南西、台地状の尾根へと向かいます。地形図で見る限り、どんな素敵なところなんだろうと期待してしまうような広く緩やかな尾根なんですが。
2019年04月28日 12:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 12:23
思惑通りレイさんもその気になってくれまして、船ヶ丸南西、台地状の尾根へと向かいます。地形図で見る限り、どんな素敵なところなんだろうと期待してしまうような広く緩やかな尾根なんですが。
実際、序盤は笹が常にあってスッキリとは言えないものの、まだ葉も茂っておらず見通しが効きいい感じです。
2019年04月28日 12:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 12:36
実際、序盤は笹が常にあってスッキリとは言えないものの、まだ葉も茂っておらず見通しが効きいい感じです。
烏帽子〜黒壁のシルエットがブナ越しに。これで日差しがあったらかなり素敵な光景になってたと思います。
2019年04月28日 12:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 12:37
烏帽子〜黒壁のシルエットがブナ越しに。これで日差しがあったらかなり素敵な光景になってたと思います。
ちょ、ちょっと濃くなってきましたかね^^;
2019年04月28日 12:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 12:40
ちょ、ちょっと濃くなってきましたかね^^;
足元にはピンクのミヤマカタバミがたくさん咲いていました。
2019年04月28日 12:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 12:42
足元にはピンクのミヤマカタバミがたくさん咲いていました。
2つの990mコブは巻かず、愚直にたどりましたが、その鞍部に大きな池が見つかりました。
2019年04月28日 12:50撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 12:50
2つの990mコブは巻かず、愚直にたどりましたが、その鞍部に大きな池が見つかりました。
立派な足。
2019年04月28日 12:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 12:51
立派な足。
まだまだ全然余裕です。というよりむしろ快適で気持ちいい。
2019年04月28日 12:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 12:51
まだまだ全然余裕です。というよりむしろ快適で気持ちいい。
烏帽子〜黒壁を望む。
2019年04月28日 12:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 12:53
烏帽子〜黒壁を望む。
1000mの等高線で囲まれた、ちょうど日本の本州のような形の台地へ向かう鞍部に残雪。
2019年04月28日 13:03撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 13:03
1000mの等高線で囲まれた、ちょうど日本の本州のような形の台地へ向かう鞍部に残雪。
本州台地に上がるとそこにあったのは…ヤブの海でした。もう、避けられるところもない試練のヤブ漕ぎの始まりでした。平成の漕ぎ納め、やったるで〜!
2019年04月28日 13:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 13:21
本州台地に上がるとそこにあったのは…ヤブの海でした。もう、避けられるところもない試練のヤブ漕ぎの始まりでした。平成の漕ぎ納め、やったるで〜!
激ヤブに立ち向かう時のマイパワーソングを熱唱。「ブッ漕ぐことがおとこ〜のぉ〜♪たったひとつのくんしょぉ〜〜♪」まあ、替え歌ですが(^^ゞ
2019年04月28日 14:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 14:10
激ヤブに立ち向かう時のマイパワーソングを熱唱。「ブッ漕ぐことがおとこ〜のぉ〜♪たったひとつのくんしょぉ〜〜♪」まあ、替え歌ですが(^^ゞ
これが果てしなく続きます。小さいお○ちゃんのレイさんは完全に埋没状態。さすがにどんどん進むわけにもいかず、時々立ち止まり熊鈴でこちらの方向を知らせます。ヤブの中からは怒鳴り散らす声だけが聞こえます。「はなさんか!じじぃ〜っ!」(笑)。
2019年04月28日 14:10撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 14:10
これが果てしなく続きます。小さいお○ちゃんのレイさんは完全に埋没状態。さすがにどんどん進むわけにもいかず、時々立ち止まり熊鈴でこちらの方向を知らせます。ヤブの中からは怒鳴り散らす声だけが聞こえます。「はなさんか!じじぃ〜っ!」(笑)。
超密集した極太の笹&放射状灌木&からまれたら引きちぎれない蔦が作り出すバリケードを振り切って大きな残雪にとび出しました。尾根が真西に向きを変えるところです。もう体中傷だらけ。
2019年04月28日 14:12撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 14:12
超密集した極太の笹&放射状灌木&からまれたら引きちぎれない蔦が作り出すバリケードを振り切って大きな残雪にとび出しました。尾根が真西に向きを変えるところです。もう体中傷だらけ。
そこから笹ヶ峰が望まれ一息つきます。
2019年04月28日 14:13撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 14:13
そこから笹ヶ峰が望まれ一息つきます。
ここからは尾根芯を行かざるを得ない。もう戻れないし、絶望に立ち向かいます。masaさんが独りツイスターゲームやったのはこのあたりでしょうか。これで葉が茂ってる季節なら、ここで心折れても誰も責められませんね。
2019年04月28日 14:19撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 14:19
ここからは尾根芯を行かざるを得ない。もう戻れないし、絶望に立ち向かいます。masaさんが独りツイスターゲームやったのはこのあたりでしょうか。これで葉が茂ってる季節なら、ここで心折れても誰も責められませんね。
もうここを下ったら廃林道のはずなんですが、まだヤブが終わらない。
2019年04月28日 14:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 14:28
もうここを下ったら廃林道のはずなんですが、まだヤブが終わらない。
そして、最後の最後でヤブから解き放たれました。
2019年04月28日 14:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 14:47
そして、最後の最後でヤブから解き放たれました。
ここから出てきました。これであとは廃林道をのんびり下るだけ、のはずでしたが…。
2019年04月28日 14:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 14:53
ここから出てきました。これであとは廃林道をのんびり下るだけ、のはずでしたが…。
なんだコレ?こっ、これがかつての林道跡?激ヤブが続いてるだけなんですが^^; ま、masaさ〜ん、それも言っといてくださいよ〜。精神的にこれはきついっす〜。
2019年04月28日 14:57撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 14:57
なんだコレ?こっ、これがかつての林道跡?激ヤブが続いてるだけなんですが^^; ま、masaさ〜ん、それも言っといてくださいよ〜。精神的にこれはきついっす〜。
と同時に、masaさんが独りであそこまで頑張ったのがだんだん偉業に思えてきます(笑)。今回我々がこのルートを泳ぎ切れたのは、仲間がいたことと、まだ葉も茂らず見通しが効いたこと、片道だけだったことでしょう。
2019年04月28日 15:16撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 15:16
と同時に、masaさんが独りであそこまで頑張ったのがだんだん偉業に思えてきます(笑)。今回我々がこのルートを泳ぎ切れたのは、仲間がいたことと、まだ葉も茂らず見通しが効いたこと、片道だけだったことでしょう。
荒れ放題ながらも徐々にヤブは薄くなってきました。
2019年04月28日 15:30撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 15:30
荒れ放題ながらも徐々にヤブは薄くなってきました。
日差しがあればどれだけきれいだろうという新緑越しの能郷白山の展望地もありました。
2019年04月28日 15:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 15:41
日差しがあればどれだけきれいだろうという新緑越しの能郷白山の展望地もありました。
まあ悪いことばかりじゃありません。常に何かしら咲いている花の林道でもありました。これはなかなか立派な株のサンカヨウでした。
2019年04月28日 16:07撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
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4/28 16:07
まあ悪いことばかりじゃありません。常に何かしら咲いている花の林道でもありました。これはなかなか立派な株のサンカヨウでした。
やがて登山道レベルの道となり、ようやくペースアップです。このあと林道工事終点に出ます。
2019年04月28日 16:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 16:29
やがて登山道レベルの道となり、ようやくペースアップです。このあと林道工事終点に出ます。
あとはほんの少しこのきれいな林道を歩いてホハレ峠に無事帰還しました。当たり前ですが、masaさんの車は既にありませんでした。「あいつら遭難してないよな?」と心配されたかも?平成最後のヤブ漕ぎは思い出深いものとなりました。
2019年04月28日 16:40撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
4/28 16:40
あとはほんの少しこのきれいな林道を歩いてホハレ峠に無事帰還しました。当たり前ですが、masaさんの車は既にありませんでした。「あいつら遭難してないよな?」と心配されたかも?平成最後のヤブ漕ぎは思い出深いものとなりました。
撮影機器:

感想

昨年末に舟伏山・橋ヶ谷左岸尾根をご一緒した、OSKの幽霊さんことmasaさんから話は伺っていた徳山の船ヶ丸。秋にホハレ峠から南西尾根で目指すも激ヤブに阻まれ敗退したということでしたが、先週ルートを変えて登頂した記録をブログにアップされました。
それを読んだ山だよ姉さんことレイさん(rei715)から早速のリクエストが入ります。私としては、後出しじゃんけんでそのまんまではmasaさんに面目ないと思い、masaさんが敗退したという南西尾根を下りに使っての周回ルートを計画。
で、現地に来てみれば、まさかのmasaさん登場。同じく門入から別の三角点を目指されるということで、門入までの道を勝手にご一緒させていただき、情報もいただいて計画敢行を決意するに至りました。

初めて歩いた門入までの道は想像以上に素晴らしく、これだけで十分遊べると感じました。これから花の季節ですし、今ならホハレ峠まで無理なく入れるのでおすすめです。
そして門入から船ヶ丸までの尾根は快適なヤブなし道。徳山の山々も眺められてこれもよし。
船ヶ丸からの南西尾根は…情報にたがわぬ激ヤブでした。漕ぎ切ったという自己満足・達成感は大きかったですが、二度目は絶対ありえないし、おすすめもいたしません(笑)。

しかし今年のGWは天気予報がイマイチで残念ですね。

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コメント

やはりあの車はヤドカリさんのでしたか
hermitちゃん、こんにちは

7時ごろ、坂内の道の駅に寄りましたら登山者Pに1台止めてあった車を発見、ハーミットさんのだと睨んでましたら大当たりだったとは嬉しい限りです。。
しかもレイさんまでご一緒だったとは
下山後デポ車に乗って坂内通ったときまだ置いてありましたが
スタート地点まで戻ってhanaちゃん降ろして3度道の駅通った時はありませんでした。
この時期このあたりのお山、登られる方はやっぱ好き者だけのような
気がしておりますよっw 凄い藪だったようですねっw
お疲れ様でした。
2019/5/1 14:31
見つかってましたか!
neo-nさん、こんにちは。
なんかまた少し名前変わってますね

惜しいニアミスでしたね。先週は1日違いで今度は1時間前後の擦れ違い。
もう次こそバッタリできそうな予感ですね
hanaちゃんさんにもお会いしたかったなあ〜
今回は近年まれにみる激ヤブでした。
でもネオンさん達もロングコース、お疲れ様でした。参考にさせていただきます
2019/5/1 16:11
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