鍋倉山



- GPS
- 04:53
- 距離
- 8.5km
- 登り
- 773m
- 下り
- 773m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはなかった(と思う)。 シュプール多数、特に危険箇所もなし。 |
写真
感想
朝7時頃に温井集落に着くと、既にスキーヤーが集まり始めている。天気は快晴、気温も高く、まさに春スキー日和。今シーズンの終わりに、漸く太陽の下で滑れそうだ。
田茂木池脇の小屋までひと登りしたところでもう汗だく、取り敢えず休憩して上着をザックにしまい込んだ。雨に降られながら登るより、汗をかきながら登るほうが遥かに気分が良い。
なお、ここまでは殆どの入山者が同じルートを辿るよう(というか、そのルートが最も合理的なだけであるが)だが、小屋から先はトレースが色々に分かれている。すぐ尾根に上がるのもあれば、黒倉山と鍋倉山の間の広い沢を詰めているものもある。我々は後者の沢を詰めたが、広く解放的な上に登るのがつらいほどの斜度でもなく、かつ何といってもブナ林が見事で、気持ちよいことこの上ない。流石にまだ芽吹いていないが、このブナたちが一斉に新芽を出したら、さぞ美しいことだろう。林が疎らになってくると稜線が見えてきて、最後のひと登りで黒倉山と鍋倉山の鞍部に到着。頚城の山々が一気に目に飛び込んできた。
鍋倉の山頂には既に十人弱が着いており、皆が素晴らしい展望を楽しんでいた。火打、妙高、雨飾には登ったことはあるものの、あまり馴染みのある山域でないために山座同定がしっかり出来ず、20万図でも持ってくるのだったと悔やまれた。ともあれ、同行者とノンアルコールビールで乾杯。
十分に眺めを堪能した後は、お待ちかねの滑降である。登路の沢も良さそうであったが、今回は山頂から西に延びる尾根(2本あるが、下?の尾根)を滑ることにした。ザクザクのザラメで滑りにくいかと危惧したが、頂上直下は想像以上に快適に小回りが出来たし、林間に入っても、引っかかって仕方ないというようなこともなかった。しかし、その楽しみもあっという間、30分もかからず小屋まで下りていた。そして、温井集落には正午ちょうどに帰着。
この鍋倉山、自分は今回教わるまでまったく知らない山だったが、山スキー対象としてはとても有名なようだ。当日も多くの人が入山していた。
滑ってみてその理由がよく判ったし、自分もすっかりここのファンになってしまった。来シーズンはもっと早い時期から入って、他のルートも色々と試してみたいものである。
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