多摩川(東急多摩川~京急川崎) 六郷用水物語
- GPS
- 05:28
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 9m
- 下り
- 29m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
写真
感想
多摩川散歩の4回目。これで河口から立川まで歩いたことになる。
江戸時代初期に開削された六郷用水は、今では狛江の和泉の取水口も多くの水路も時代とともに失われた。残されているのは丸子川(世田谷区岡本から大田区田園調布)あたりだが、多摩川駅付近から沼部にかけては遊歩道として一部復元整備されている。復元水路には多摩川の河岸段丘崖の湧水が活用されているのは、面白い。しばらく歩くと女掘と呼ばれる所以となった場所を通る。岩盤を7mほど掘り下げて用水を通す難工事だったことが地形から偲ばれた。
河川敷に江戸時代の治水の伝統工法の説明板があった。多摩川は流域の民に多くの恵みと時に洪水という災いをもたらした。江戸の人びとの利水と防災・減災の知恵に大いに学びたいところだ。
最後に、六郷用水、二ヶ領用水の開削の指揮を執った小泉次大夫ゆかりの寺「妙遠寺」を訪ねた。お坊さんからお寺の縁起と小泉次大夫の事績の話が聞けたのは、ぶらり散歩の醍醐味である。
なお、お寺と次大夫とのかかわりについては、以下を参照されたい。
http://myouonji.net/engi.html
また、次大夫とともに泉田二君として顕彰されている田中休愚については、以下参照。
http://www.city.kawasaki.jp/kawasaki/cmsfiles/contents/0000025/25800/32-2.pdf
(参考)
多摩川( 登戸〜立川) 〜用水と渡しを巡る〜
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1824596.html
春の多摩川・次大夫堀〜宿河原駅から多摩川駅〜
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1759799.html
多摩川河口散歩〜六郷土手から羽田空港〜
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1755580.html
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