面白山(カモシカコース、天童高原)


- GPS
- 04:33
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 926m
- 下り
- 706m
コースタイム
10:20面白山-10:40三沢山-10:58隣の1020m小ピーク-11:56天童高原
12:24天童高原-13:02面白山高原駅
天候 | 晴れ、山頂はガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
JR仙山線面白山高原駅 駅周辺の自販機は全て使用できなかった |
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂は地面露出、稜線も一部登山道が出始めている 多少の踏み抜きはあるが、アイゼン、わかん等必要ない状況 |
写真
感想
この時期花粉が怖いのでやや躊躇したが、晴れの予報に思わずマスク持参で出かけることにする。ここのところ 泉ヶ岳ばかりだったので、本日は面白山。初めてのかもしかコースを登り、昨秋 登った天童高原経由で下降する計画だ。
ところが、朝ドアを出ると空は曇り。仙山線の車窓には時折霧雨もへばりつき懸念するが、面白山高原駅を降りると青空が広がってきた。駅周辺の道脇にはふきのとうが咲いているが、他に春の花々は見当たらない。南面白山方面が雲を巻いて見えている。
カモシカコースに入る。同列車で降りた女性単独の方も同コースのようだ。740m付近ではコース右手に樹の枝間を透かして中面白方面(?)が見える。稜線の樹々は霧氷を纏っているようだ。花粉の時期で運動をサボっているせいか足取りが重い。時折道に雪も現れ始め、800m付近から雪上が多くなる。本日の先行者はかもしかのみのようだ 。急斜面で何度か踏み抜くようになり、850m小ピークで休憩がてらスパッツをつける。ふと気がつくと道の西直下にイワウチワの群落(葉)があり、いくつか白いものがぽつぽつ。咲き始めているようだ。道からやや離れていたので下りでよく探すことにして先に進む。
ここから完全に雪上となる。やや下って登り返すと林道が横切る。972ピークへの急登でキックステップを切っていると先の女性が追いついてくる。失礼だが自分よりやや目上とお見受けするのにお元気だ。話すとこの付近には冬も来られるとか。私よりずっと山経験豊富のようだ。972ピークより先は痩せ尾根では右手側に雪庇が残っている。ガスが巻き始め、広い尾根ではところどころ残っている数日ぐらい前と見受けるスノーシュー(かわかん)の跡を辿る。稜線に出てもガスで、縦走路のトレースも皆無。天気と調子がければ中面白ピストンとも思っていたが、あっさりあきらめ面白山頂へ。山頂には天童高原から2人組が先着していた。
山頂でガスが晴れるのをしばし待つが、上空が明るいのはわかるが吹き込む東風でガスが沸いている。容易には取れそうもないので、あきらめて下山開始。頂稜の東斜面側は巨大な雪庇が残り、一瞬ガスが薄れ下が見下ろせたが、すぐガスが濃くなる。三沢山への下降は急坂だが、雪は緩んでおりつぼ足で不安なし。下るとガスが切れ展望が広がりはじめる。三沢山を見下ろしながら下るが、三沢山のすぐ奥にこぎれいな小ピークがあり、三沢山は双耳峰に見える。三沢山までの雪庇はぼろぼろ崩れはじめており、北面の沢底にはところどころ崩れた雪塊が散乱している。
三沢山から振り返ると、山頂部のガスは取れないようだ。下るとき気になった三沢山のすぐ北東隣のピークに行ってみる。誰も踏み込んでいないが、東側に雪庇をつけた稜線は高低差もなく辿ること7分程。ピークも雪庇の上で、しばし展望独占を楽しんで三沢山に戻る。
三沢山に戻ると先の女性がいて、この辺りの山の話を聞きながら(ありがとうございます)一緒に下る。夏道ではなく尾根上を戻るが、来週あたりは下半部の雪は消えて笹薮がたってきそう。天童高原に出ると、西に月山、葉山、遠く鳥海も遠望できる。軽く腹を満たした後、面白山高原駅に下る。この下りではもう道に雪は皆無で、道脇に春の花を探しながら下るもこれも皆無。唯一見られたのは、550m地点付近でこちらに驚いて斜面を駆け下る黒い塊(100%熊でした)。小生にとって初の熊との接近遭遇は最接近距離5m位。後になって考えると、カメラぶら下げてたんだから適当でいいからシャッター切ればよかったかな。
電車の待ち時間に駅周辺をぶらぶらしたが、フキノトウ以外春の花は見つからない。登りで見かけたイワウチワをちゃんと撮っておけばよかった。
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