三浦/森戸林道〜乳頭山・二子山
- GPS
- 03:19
- 距離
- 11.2km
- 登り
- 447m
- 下り
- 439m
コースタイム
天候 | 曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト無し。 森戸林道は二俣までは明瞭。危険個所ほぼなし(落石注意個所は1箇所あり)。 二俣から乳頭山方面は道標皆無。途中から踏み跡、分岐が多々あり。沢を歩く部分も多い。 所々の段差個所にはトラロープが張ってあったりするが余り信用しない方が良い。引くと予想以上に動くものもある。 トイレは南郷上ノ山公園にあり。 |
写真
感想
今日は午後は雨の予報だったので雨に逢わないうちに帰って来れそうな三浦に赴いてみた。
何回か来てようやく道標のどこがどこを指しているのかが解ってきた気がするけど、まだ案内がなにもない分岐が多数あって謎が多い。まだまだ歩きがいがあります。
早朝だとR134も空いていて葉山も近いのだが、南郷上ノ山公園の駐車場は8:30オープンとのこと。でも既に数台ロータリーの余地に停まっていたので同じように駐車して出掛けることにした。
公園から一旦山を下り阿部倉山を廻って森戸林道に進んで行く。人家が無くなる頃からウグイスの高らかな声が目立ってくる。
ゲートをくぐり抜けるとヤマブキがそこここに見られる。ゲートから3分程のところに落石注意個所があった。更に10分程で三浦半島中央道路が頭上を跨いで行く。堰堤を経て二俣までゲートから35分で到着した。ここまでは林道としては特に危険箇所も道迷いの元になる分岐もなく安心して歩ける。森戸林道は主要道から500m程度入っただけなのにもう深林の風情がある。早朝なので周囲は鳥の鳴き声だけ。全く別世界だ。
二俣の手前でトレイルランナーが1人追い越して行った。二俣にはバードウォッチャーのカメラマンが三脚に望遠付き一眼レフをセットしてチャンスを待っている様子。どんな鳥が居ますか?と聞くとウグイスはもちろんのこと、オオルリとかキビタキとか、夏鳥が見られますよとのこと。ちょっと手前で見たお腹が白くて背中が群青色っぽいのはオオルリだそうだ。キビタキは「ちょっとこい」と鳴くとか教えて貰った。「ちょっとこい」はもう少し渓の奥で聞くことができた。
二俣で左に行くと二子山、右に行くとすぐにまた仙元山方面と乳頭山方面に道を分ける。ただ手前には川岸が崩れているので葉山側には抜けられないとあった。乳頭山へは沢を先ず徒渉するがいきなり踏み跡レベルの道になった。何回か徒渉しながら東へと進む。いくつか沢の分岐があるが本流と思われる筋を詰めて行く。沢に沿って道があることもあるが、そうで無い所が殆どと言う感じ。滑りやすいところにはロープが張ってあったりもするのだが、実に頼りない。二俣以降稜線まで道標は一つも無いのだが、古いベンチが置いてあったりしたし、稜線の手前の急登には枕木の階段が造作されていたりと間違いは無いのだろうが、そこここに分岐があり少し不安も感じた。
稜線に出たポイントは乳頭山と茅塚の中間地点だったようだ。茅塚の方向に向かうと桜の花が一面に散りばめられた風景に出逢った。茅塚らしい所に達したもののそれらしい印が無かったので乳頭山に向かった。乳頭山は稜線の南北に鉄の階段がしつらえてあった。山頂は広く東側に開けていて空気が澄んでいたら展望も良いのだろう。でも乳頭山の印は保安林の看板にマジックで書かれたもの。
乳頭山から北へ降りると中尾根・長柄と田浦と畠山・仙元山の三方を示す道標が立っていた。中尾根に行ってみることとする。尾根上の道標からこの中尾根が森戸川源流を二つに分けている尾根のようで、南側が南沢、北側が中沢と呼ぶようだと解った。
中尾根の末端近くで中沢に降りる踏み跡を辿ると漸く二子山へと言う道標に出逢った。その手前には「この先で転落死亡事故あり。危険のため立ち入り禁止。二人で山に入るのは止めましょう。逗子市」と書かれた看板が設置されていた。中沢沿いの二子山への道は数段南沢よりも良いが、それでも途中途中で沢を歩かないといけない。右岸側に移って登り始めるとすぐに東逗子駅、二子山山頂、森戸川・長柄方面の三叉路に出合い、これを二子山に行くと無線設備保守用に整備されている稜線の道路に出た。
折角なので上ノ山まで行くとまだ朝の9:20なので山頂はガラガラ。展望台から一周眺めてすぐ降りて真っ直ぐ公園に戻った。もう開園の時間を1時間過ぎて野球にサッカーにと皆さん活発に活動してます。
三浦の山は奥が深いと再認識。もう少し枝道を彷徨ってみたい感じがします。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する