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Yamareco

記録ID: 184624
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

弥山・八経ヶ岳(トンネル西口)

2012年04月24日(火) 〜 2012年04月25日(水)
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:42
距離
14.7km
登り
1,232m
下り
1,194m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

(4/24)
12:50登山口-13:45奥駈出合13:50-14:15弁天の森-14:35聖宝ノ宿14:40-弥山15:40

(4/25)
7:15弥山-8:00八経ヶ岳8:30-弥山9:05-9:30聖宝ノ宿-10:00弁天の森-10:20奥駈出合-11:10登山口


※GPSログはiPhoneアプリFieldAccessで記録
 所々不明瞭なログありますが…
天候 4/24 晴れ時々曇

4/25 晴れ時々薄曇(黄砂)
過去天気図(気象庁) 2012年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
トンネル西口駐車
コース状況/
危険箇所等
弥山側は聖宝八丁木階段辺り〜山頂まで所々根雪の為、踏み抜きに注意
八経側も一つ目の鹿柵〜山頂まで根雪の為こちらも踏み抜きに注意

シャーベットなのでアイゼンは不必要
2〜3日で登山道は融けると思います

ただ、昨年の台風の影響で弁天の森からは登山道への倒木が目立ちます
伐採していただいてありますが、やむを得ずルートを外す場合は植生へのインパクトを極力回避するよう心掛けて下さい
奥駈出合からすぐ上です
奥駈出合からすぐ上です
弁天の森が乾いてしまう…
弁天の森が乾いてしまう…
聖宝ノ宿はこの根雪だけです
聖宝ノ宿はこの根雪だけです
木階段取り付き寸前
木階段取り付き寸前
最後の鉄階段手前
踏み抜き後多数…
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最後の鉄階段手前
踏み抜き後多数…
八経ヶ岳も谷筋にそっては微かに雪が残ってます
去年のGWと同じ感じになりそうです
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八経ヶ岳も谷筋にそっては微かに雪が残ってます
去年のGWと同じ感じになりそうです
鹿柵2つ目
雪の重みでネットちぎれてました…
鹿柵2つ目
雪の重みでネットちぎれてました…
星景1 小屋前
星景2 鳥居のそばより陽の沈んだ後の西の空
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星景2 鳥居のそばより陽の沈んだ後の西の空
星景3 弥山にいるフクロウです
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星景3 弥山にいるフクロウです
星景4 小屋前 右側から黄砂がジワジワ迫ってきてます…
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星景4 小屋前 右側から黄砂がジワジワ迫ってきてます…
星景5 天川村の近畿最高峰で天の川を撮るのがライフワークです。本格的に黄砂が流れこんできたので天の川も滲んでしまいました。
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星景5 天川村の近畿最高峰で天の川を撮るのがライフワークです。本格的に黄砂が流れこんできたので天の川も滲んでしまいました。

感想

今回は4/24〜25と天候が良さそうだったので、
急遽撮影兼ねての歩荷トレで登ってきました。

今年に入ってから徐々に荷重上げて来て、今回は撮影フルセットにしたら20kg超え。
当初は川合から登る予定をしていましたが、朝出遅れトンネルに変更したのが幸いしました(笑)

秋の台風被害もあって約一年ぶりのトンネル西口。
平日とあってトンネル前だけしか車も停まっていませんでした。
山頂泊という行程なので昼過ぎでも十分。
(狼平は幕営適地ですが、星撮りにとっては少々視野が狭い場所)

沢ルートから遡上しようと思いましたが、トレーニングの本文を忘れず尾根道へ。
例年より水量が多いのか、上の方の沢からも結構な流れる音がします。
下山される数組の方と挨拶を交わしながら小一時間で奥駈出合へ。

弁天の森に差し掛かると少し違和感が…。
春先の葉のつかない状態を差し引いても“明るい”。
これは、と思い段々近づくとバッコンバッコンに倒木。
今までも何本かは倒れてたけど、『これでは苔が乾きまくる。マズいんじゃない?』
幼木はあるものの、鬱蒼とするにはまた4〜50年近くは掛かると思う。
(大峰一帯の原生林は昭和30年代に製紙会社が一回刈り取ってます)

そして弁天の森ピークから聖宝ノ宿までは、所々の根雪と倒木でルートが錯綜。
一本道の稜線歩きなので迷うことはありませんが^^;

聖宝ノ宿も腰を下ろす辺りに根雪が被ってます。
理源大師像には雪なし。
聖宝八丁に差し掛かっても倒木多し。
とにかく“明るく”なってしまっています…。
木階段辺りからは残雪が増え、踏み抜きを回避しながら登りました。
シャリシャリで中はプチクレバス(笑)
浮石も多く、登られる方が増えるGWは特に要注意です!
枝と浮石を外しながら登り一時間掛けて山頂へ。

それから翌朝までは星景撮りで結局一睡もできず。
明け方に黄砂が舞ってきましたが、肝心の撮影は撮りたかったものが撮れてひとまず満足でした。

そのまま下山するのも後ろ髪を引かれたので、朝イチで八経へ。
一つ目の鹿柵を過ぎたあたりからまたまた根雪。
二つ目の鹿柵では雪の重みで扉横のネットが倒れていました。
山頂に着くと紀伊半島は黄砂の中。
弥山の奥宮からは法螺の音が響き渡ります。
もうすぐ戸開を迎えると本格的に大峰の季節です。


写真はとりあえずiPhoneで撮影した分でルート状況だけでもUPしました。
残りの容量の都合もあり、取り急ぎピックアップした星景写真数枚だけでも…。

4/25未明撮影分のTimelapseです
今回特にスローに処理したので、実際に見ている感覚に近いと思います^^;




【GWに天川山域に登られる方へ】
大阪・高槻の男性遭難か 奈良・天川
2012.4.26 19:00
 26日午前8時35分ごろ、奈良県天川村役場から「登山客が予定を過ぎても戻らない」と県警中吉野署に通報があった。同署は遭難した可能性が高いとみて、八経ケ岳(標高1915メートル)付近などを捜索している。

 同署によると、登山客は大阪府高槻市弥生が丘町の栄養士、西岡保さん(38)。「1泊の予定で天川村方面の一番高い山に登る」と言い残して24日早朝、自宅を出たが、25日夜になっても戻らず、家族が同村役場に連絡した。食料やテントなどを持参していたとみられるが、携帯電話は通じないという。


同日近くにいらっしゃったことになります…。
26日昼過ぎに中吉野警察から電話があり、その時に聞いた遭難者の特徴です。
・緑のモンベルのジャケット
・黄土色のズボン
・テン泊装備
・メガネなし
・9時頃から川合発

大川口に向けて歩いていたと思われる単独の方を追い越したので、
川合ルートで登ってないのでは…。
9時頃川合を出発し狼平で幕営か?との推測でしたが、
翌朝狼平から弥山辻へ戻り返して八経に駆ける事も考えづらいので、
朝ダラダラする僕と弥山〜八経ヶ岳間のどこかで擦れ違うはず。
12時半くらいに大川口手前でミートしたということは、川合から309に入っていれば辻褄が合うタイミング。
鉄山から取り付いたか、聖宝谷から取り付いたか、修復山辺りの破線ルート沿いか…。何より同年代ということもあり、とにかく無事であって欲しいです。

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技術レベル
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体力レベル
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行者還トンネル西口から弥山・八経ヶ岳
利用交通機関: 車・バイク
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3/5

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