記録ID: 1848082
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ハイキング
御在所・鎌ヶ岳
50年ぶりの釈迦ヶ岳 庵座の滝、ヒロ沢出合に会いに
2019年05月13日(月) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:28
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,343m
- 下り
- 1,323m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 6:19
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 7:27
16:06
ゴール地点
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道から庵座の滝の滝つぼには、慎重に降りたい。山頂近くの大蔭のガレの通過は、滑りやすいので、慎重に歩く必要がある。 |
写真
撮影機器:
感想
高校2年以来の釈迦が岳。
5月に友人に連れられて羽鳥峰峠からヒロ沢の出合に遊び、遠足の日に中抜けして庵座の滝から釈迦が岳を周回した。山の魅力を垣間見て山岳部に入部したものの、何も知らぬほど恐ろしいものはない。
同月の定例山行は、菰野の千草から歩き、松尾尾根を登って山頂を越え、中峠で初キャンプ。次の日は、雨の中を道なき道をカシラコ沢を下って愛知川の仙香谷出合へ。白滝谷出合、ヒロ沢出合まで遡行して羽鳥峰峠から朝明渓谷にでた。あろうことか先輩の登山靴を借りて靴づれをおこし、まるで苦行僧の姿で歩いた。今思うと、初めて行く山のコースではない。
というわけで、半世紀ぶりに庵座の滝から釈迦岳周回。少し時間があったので、羽鳥峰峠から思い出のヒロ沢の出合まで足を延ばしてみた。
愛知川の水は清く、河原はどこまでも白く、谷は新緑に包みこまれていた。自然というのはほんとに変わらない。
センチメンタルジャーニーならぬ、センチメンタル山行である。
(追記)鈴鹿山系ヒロ沢テントサイト再生プロジェクトについて
出合までおりてくると、神崎川の右岸のテントサイトに適した場所に出た。峠への戻りがけに、気になって観察してみると、建物らしき土台も残っている。記憶にはないが、山小屋でもあったのかと気になって後日調べてみたところ、2014年にテントサイトとして再生するプロジェクトが「スズカワンダリングクラブ」によりなされていたことを知った。感謝申し上げます。
https://camp-fire.jp/projects/view/962
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fengsan さん はじめまして
50年ぶりの山をじっくりと味わった様で良かったですね。
釈迦ヶ岳と愛知川の良さが伝わってきます。昔も今も素晴らしい所を歩けて羨ましい限りです。私の50年前の山は何処だったのかな?と考えながら読ませて頂きました。
びっくりしたのは写真にヨハネス・デ・レーケの名前が出てきたことです。三重県の山奥に足跡を残していたのを初めて知りました。やはり凄い人だったんですね。
思い出深い登山お疲れ様でした。
コメント、ありがとうございます。
私は、ヨハネス・デ・レーケの事跡については何も知らなかったのですが、お雇い外国人が日本の近代化に大きな役割を担ったことは、いろいろ見聞してきて、関心を持っていました。
砂防施設は、現在国の重要文化財(建造物)が2件、国の登録有形文化財(建造物)が191件あるそうです。多分これらの施設は今なお現役ではないでしょうか。この点、先人の労苦を的確に評価し、しっかり継承する必要がありますね。
若い時から山に登ってきて、災害の起きるたびに砂防施設が強化されているのを実感しています。今回行った庵座谷も平成の時代に大きな被害を出して、この山行記録にも写真登載したように若い時見なかったような砂防堰堤が出現していました。
利水、治水は、古代から21世紀の今日まで、人類の大きな課題です。令和の時代が良きものであることを祈りたいものです。
なお、初めての山・釈迦が岳に関して、思い出話をヤマレコ日記に載せていますので、お時間あればご覧ください。
「はじめての山 鈴鹿・釈迦が岳 〜経験がないとは、恐ろしいの巻〜」
https://www.yamareco.com/modules/diary/356744-detail-186225
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