多摩川水系 塩沢中甚助窪


- GPS
- 09:18
- 距離
- 15.4km
- 登り
- 2,282m
- 下り
- 2,315m
コースタイム
- 山行
- 8:58
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 9:16
天候 | 晴れ時々曇り 南風強し |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
18日 車移動 片倉橋ゲートへ |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
長袖インナー
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ハーネス
ヘルメット
確保機
カラビナ
スリング
ロープスリング
アッセンダー
ハンマーバイル
ナイフブレード
渓流シューズ
トポ
ルート図
|
---|---|
共同装備 |
ツェルト
ロープ
|
感想
2019/05/18
0535:片倉橋〜0625:入渓〜0905:奥甚助出合〜0915:中甚助出合〜0925:大滝〜10:30:ワサビ田小屋跡〜11:25:登山道〜11:40:奥多摩小屋後
大休憩〜14:15:ヨモギ尾根取付き〜15:15:片倉橋
2019シーズン 沢はじめという事で行って来ました。今回は過去に温めていた沢を友人が提案をしてくれた事もあり、
少し長い距離ではありますが、日も長い事から 塩沢甚助窪というなかなか渋いネーミングの沢に行って来ました。
塩沢は、奥甚助・中甚助・甚助となっており、今回は中甚助へ。遡行図などでは甚助遡行が多い為、再訪必須の沢になります。
ネットに紹介されている記録などを確認すると、殆どが下山が遅い時間で、中には20時近くなっている記録などもあり、ドキドキです。
その為、なるべく早く行動すべく早朝から出発しました。
片倉橋に車を置いて、塩沢橋まで歩きます。途中新片倉橋は、とてもきれいな堰堤と橋がかかっております。
塩沢橋はヨモギ尾根(鉢焼場尾根)の取付きになっており、明瞭な取付きです。ここで準備を行い入渓
しばらくは、林道沿いに歩くのですが、単調な遡行になる為、省いても良いかもしれません。
しばらくは単調な沢が続く。初心者の足慣らしには良い所。
今回は、まだ時期が早い事もあり、少し深めの釜などは巻いたりヘツったりしましたが、暖かくなる時期には泳いで釜に取付いてそのまま滝を登るなどが出来そうです。
遡行図通りに忠実に遡行出来ます。初盤の10m滝は左岸に緑色のFIXありとの記載がありますが、こちらはトラロープ程度のものになります。またそのすぐ先のフィックスも右岸を巻きますが、沢床に戻る所は、少し悪いので念為にロープを出して懸垂を行いました。
(ロープを出したのはこの箇所のみ)
大きく深い釜は左岸上部にトラロープがある為、それを伝って越えます。
右手から諸左衛門沢を見て2条の滝が現れます。途中にウオータースライダーみたいな所もあり、暖かくなったらここでスライダーで遊ぶのも良さそう!。
幅広の滝は、右岸を念の為ショルダーで。足元が少しぬめりが強いので、お助けを出してもらうと良いです。
トポにウオータークライムと書いてある滝は、下部は下から巻き上部は積極的に水線を狙えます。あまり水線沿いに行くと濡れるので少し左に逃げるとそれほど濡れません(ふっとポイントもありこっちの方が安全?)
この滝を越えると、すぐ奥甚助の出合に到着します。出合は細く明瞭です。
ナメ滝を越えると右岸から中甚助窪が出てきます。
今回、下山を奥多摩小屋経由のヨモギ尾根にしている事と中甚助には25mの4段の大滝があり、最上段のみ遡行は出来ないがそれ以外は簡単との事で、当初は甚助窪に行く予定であったが、中甚助へ行き奥多摩小屋への道を稼ごうという話になり、中甚助を遡行する事とした。
中甚助に入り少し歩くと、滝が見えてきます。大滝です。確かに最上段は難しそうです。
2段目がシャワーになっており、ここは急いで登る必要がありますが、焦ると危ないのでじっくりとルーファイをしてレインを着込んで取付きます。最終段は、右岸を巻いて滝上に簡単に濡れられます。
滝を越えると、ワサビ田広がります。 パートナは全身ずぶ濡れになった為、木洩れ日で、体温を回復させながら休憩を取ります。
しばらくはワサビ田を望みながら遡行を行うと、廃屋が。少し前まで使われていた感じです。
また、小屋のすぐ後ろには、大木が立っております。
本流を忠実に遡行していくと水が枯れた辺りに二俣が。右俣を登り少しきつめの詰めを上がると踏み跡が。
そこまで来ると頭上には登山道らしき道が見て取れます。
最後は広く明るく開けた登山道に飛び出します。
私が登っている時は、誰も道上には登山者はおりませんでしたが、私が登ったら沢山の登山者が道を行き交います。
パートナが登る姿を沢山の人が見守ります。
登山道に出ると5分も歩かないところに、奥多摩小屋に到着します。
沢山の登山者がここで休憩をしておりました。小屋へ折口には、進入禁止線がはられており、閉鎖の看板が立っておりました。
テン場後で装備を解除して、大休憩を取ります。
今度は、ヨモギ尾根を下ります。
ヨモギ尾根の取付きは明瞭ですが、少し下ると踏み跡が消えていますが、尾根を降りていくと眼下に立派な橋が出てきます。
そのまま降りるのは難しそうな為、安全を期して懸垂を行います。
30mロープ一杯で丁度降りれました。
木道を渡り明瞭な踏み跡を下って行きます。 途中に道標もあり迷いようが無いですが、道標が壊れている所があるので、
そこに気を取られないように注意が必要です。
ヨモギ尾根は、ブナ林になっており、とても気持ちの良い尾根になっております。かつては奥多摩小屋への歩荷道になっていたのでしょうか。とても整備されて歩きやすい道です。今後奥多摩小屋の閉鎖に伴いこの道を歩く人が減り、道が荒れていくのが残念です。
小屋から2時間程の歩きでシオ沢に戻って来れます。
後は林道を戻り無事帰還です。
お疲れ様でした!
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