鳥海山(湯ノ台口〜行者岳)
- GPS
- 06:51
- 距離
- 14.2km
- 登り
- 1,484m
- 下り
- 1,480m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:36
- 合計
- 6:51
6:43 鳥海公園青沢線923m -> シール
※マタフリ沢→貝型雪渓で50mほど、貝型雪渓→中沢雪渓への移動で20mほど板を外してヤブ漕ぎ
(マタフリ沢→貝型雪渓間はミスしなければ3m程度で済む)
10:18-10:21 行者岳下2050m -> シートラーゲン
10:42-11:17 行者岳 -> スキー
※ドロップポイントは行者岳と伏拝岳の中間辺り
※1940m、1890m付近でちょっとだけ板を外した
11:50-11:52 中沢雪渓1533m -> シートラーゲン
※雪切れは中沢雪渓→貝型雪渓で20m、貝型雪渓→マタフリ沢で3mほど(ヤブ漕ぎ)。
貝型雪渓内は本来スキーで滑れるが、下り過ぎたためシートラーゲンのまま登り返した
12:06 マタフリ沢右岸1560m -> スキー
※車道(鳥海公園青沢線)913mのカーブ地点、荒木橋、駐車地点手前の836mのカーブでちょっとだけ板を外して歩いた
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2019年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(標高815m。荒木橋の750mほど手前) |
コース状況/ 危険箇所等 |
以下の箇所で雪切れ ・鳥海公園青沢線830m付近のカーブで200mほど。道路西側は雪が残っており、うまくショートカットすればずっと雪上を歩ける(ヤブは多い) ・鳥海公園青沢線913m付近のカーブで30mほど ・1560m付近、マタフリ沢→貝型雪渓に移る箇所で3mほど。ヤブ漕ぎ ・1580m付近、貝型雪渓→中沢雪渓に移る箇所で20mほど。中沢雪渓の縁側はヤブ漕ぎ(いつもはもっと上で移っている) その他、往路は行者岳下2050mで雪が切れた。ただしすぐ西側に外輪山まで延びている雪渓があり、写真で確認すると今回の往路とその雪渓もつながっているように見える。死角はあるが、雪がつながっていないにしても30m程度のはず。 |
その他周辺情報 | 鳥海山荘 510円 龍上海 東根店 赤湯からみそラーメン 880円 |
写真
装備
個人装備 |
[スキー板/ビンディング/靴] MADSHUS:EPOCH/Burnt Mt. Designs :Lite Spike 3pin/Scarpa: T2 '13モデル
|
---|
感想
昨日の吹浦口に続いて今日は湯ノ台口コース。早く帰りたいので外輪山の行者岳往復としました。
スタートは最終融雪地点の815m。少雪だった2016年のGWと同じ場所です。遠目に見た雪渓の具合も同じくらいに見えたので、その時と同じコース――行者岳直下の中沢雪渓を登ることにしました。マタフリ沢右岸〜貝型雪渓〜中沢雪渓と雪渓間を移動する必要はあるものの、細い筋状のハイマツ帯を越えるだけなのでたいした手間ではないだろうという判断です。
しかし雪渓のかさが減った分だけ縁のヤブが立ち上がっており、枝も固くて長い。距離は短くともひどいヤブ漕ぎになり、おまけに少しでもマシなところを通ろうと無駄に右往左往した結果、時間もえらくかかってしまいました。
中沢雪渓に出たら一安心と思いきや、外輪山まで標高差100mほど残してこの雪渓は終了。遠目には上までつながっているように見えたんですけどね。ヤブ漕ぎこそなかったものの、結局最後も板を担いで道なき道を登ることになりました。
滑走はちょっと西側に移動して伏拝岳との間の雪渓を選択。狭い雪渓ですが、ここなら稜線から滑れますし、下から確認した際、ギリギリ雪がつながっているように見えたからです。
実際、都合3箇所で雪が切れかかっているところもありましたが、ちょっと板を外せば難なく通過できる程度。狭くとも十分に楽しめました。
広い雪渓に合流してからはもちろん快適。雪渓間の移動で再び苦労しましたが、湯ノ台口駐車場まで楽しく滑ることができました。
駐車場からは車道をショートカットして新緑のブナ林の滑走。これまで新緑=芽鱗が落ちまくっていて滑りはイマイチという印象があったのですが、今日は特に問題なし。鮮やかな新緑の木漏れ日が心地よく、ヤブ漕ぎの苦労も忘れてゆったりした気分で滑れました。
最後は車道を滑って終了です。
さて今日の評価はというと、個人的にはこの手の変化のあるコースは好きだし、ヤブ漕ぎもこの程度なら構わない。しかしヤブ漕ぎに際し「もっとマシな場所があるはず」と無駄に右往左往したのは余計でした。しかも初めてのコースじゃなく、以前も似たような失敗をしているのに……。
これがなければさらに満足感の高い山行になっていたでしょう。
コメント
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miaomiaoさん、今晩は。
どうもお久しぶりです。
この時期でもまだ駐車場から湯ノ台口Pまで標高差400mを登らなければならないのですね。さすがはmiaomiaoさん、その状況にも全くめげずに標高差約1300mの行者岳(2159m)まで到達し、滑走するところが素晴らしいです。帰りのルートも雪の無い箇所をうまくかわしナイスルーファイでした。
どうもお疲れ様でした。
hareharawaiより
hareharawaiさん、こんばんは。
いえいえ、ナイスどころか雪渓をまたぐ際に無駄にウロウロしすぎ、恥ずかしいぐらいのルーファイでした。
それにhareharawaiさんの飯豊本山や石転び沢、中ノ岳なんかに比べればまったくもって何てことないですよ。
ちなみに今日のコースだと行者岳からさらに新山まで登って千蛇谷を滑り、七五三掛から稜線コースで行者岳まで登り返すというオプションもあります(2016年のGWに実行しました)。hareharawaiさんなら余裕でこなせるでしょう。
また来シーズン、お互いにいい山スキーができればいいですね。
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